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Oracle® WebLogic Communication Services インストール ガイド
11g リリース 1 (11.1.1)
B55507-01
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6 インストール後の手順

この章では、Oracle WebLogic Communication Services (OWLCS) のインストール後の手順について説明します。この章は以下の節で構成されています。

6.1 example.com からのレルムの変更

用意されているサンプルのレルム (example.com) は、実行するデプロイメントのレルムまたはドメインを反映するように変更する必要があります。以下の変更をレルムまたはドメインに対して行ってください。

6.2 Third Party Call Control を有効にするための Third-Party Call Control (TPCC) ユーザのプロビジョニング

Third Party Call Control で開始された INVITE 要求の認証は、Third Party Call Control アプリケーションで P アサートされた ID ヘッダをその要求に挿入することによって行われます。デフォルトでは、PAssertedIdentityURIsip:tpcc.user@example.com に設定されます。認証を成功させるには、対応する TPCC ユーザを作成してプロビジョニングする必要があります。ユーザを作成してプロビジョニングするには :

  1. Sash を使用して次のコマンドを実行します。

    identity add privateId=tpcc.user publicId=sip:tpcc.user@example.com realm=example.com role="Location Service"
    
  2. プロンプトが表示されたら、選択したパスワードを入力します (このパスワードは TPCC コンフィグレーションの一部ではないため、実際の値がいずれかの場所で使用されることはありません)。

  3. example.com をインストール用のレルムまたはドメインに置き換えます。上記のユーザが作成およびプロビジョニングされていない場合、Third Party Call Control は機能しません。


注意 :

ユーザのプロビジョニングと Sash の使用の詳細については、『Oracle WebLogic Communication Services 管理ガイド』を参照してください。