このマニュアルでは、Oracle Connect、Oracle Application Server CDCアダプタおよびOracle Studioをインストールする方法を説明します。
この項の内容は次のとおりです。
CDCアダプタは、Oracle Application Serverを統合し、レガシーおよびメインフレーム・データ・ソースに加えられた変更を取得して配信します。CDCアダプタには、OracleAS CDC Adapter for Adabas、OracleAS CDC Adapter for DB2、OracleAS CDC Adapter for IMS/DB、OracleAS CDC Adapter for SQL ServerおよびOracleAS CDC Adapter for VSAMがあります。
表1-1は、CDCアダプタの説明です。これらのアダプタは、インストール時にOracle WebLogicコンテナにJ2CA 1.5リソース・アダプタとしてデプロイされます。
表1-1 Oracle Application Server CDCアダプタ
アダプタ | 説明 |
---|---|
OracleAS CDC Adapter for Adabas |
Adabasデータ・ソース内のデータに加えられた変更内容(挿入操作、更新操作、削除操作など)を取得して配信します。 |
OracleAS CDC Adapter for DB2 |
DB2データ・ソース内のデータに加えられた変更内容(挿入操作、更新操作、削除操作など)を取得して配信します。 |
OracleAS CDC Adapter for IMS/DB |
IMS/DBデータ・ソース内のデータに加えられた変更内容(挿入操作、更新操作、削除操作など)を取得して配信します。 |
OracleAS CDC Adapter for SQL Server |
SQL Serverデータ・ソース内のデータに加えられた変更内容(挿入操作、更新操作、削除操作など)を取得して配信します。 |
OracleAS CDC Adapter for VSAM |
VSAMデータ・ソース内のデータに加えられた変更内容(挿入操作、更新操作、削除操作など)を取得して配信します。 |
OracleAS Adapters for CICSをインストールする前に、使用しているコンピュータが次の要件を満たしていることを確認してください。
この項では、IBM z/OSプラットフォームでOracle Connectをインストールするための次の要件について説明します。
次の表に、Oracle Connectのソフトウェア要件のサマリーを示します。
表1-3 Oracle Connectのソフトウェア要件
ソフトウェア・コンポーネント | 要件 |
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IBM z/OS |
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CICS TPモニター |
V4R1以上(CICS V6R1以上の使用をお薦めします) CICS EXCIサポートがインストールされており、IRC (Inter Region Communication)が開始されるように、CICS初期パラメータで コマンド |
TCP/IP |
インターネットを使用するために、オペレーティング・システムでTCP/IPプロトコルが使用できる必要があります。 |
Cランタイム・ライブラリ |
Cランタイム・ライブラリには標準のCランタイム・プログラムがすべて含まれています。 |
Oracle Application Server 11g(11.1.1.2)。 |
この項では、UNIXプラットフォームでOracle Connectをインストールするための次の要件について説明します。
次の表に、Oracle Connectのソフトウェア要件のサマリーを示します。
この項では、OracleAS Adapters for TuxedoがWindowsプラットフォームで動作する場合に、Oracle Connectをインストールするための次の要件について説明します。
次の表に、WindowsでOracle Connectをインストールするためのソフトウェア要件のサマリーを示します。
表1-7 WindowsでのOracle Connectのソフトウェア要件
ソフトウェア・コンポーネント | 要件 |
---|---|
Microsoft Windows 2000 Service Pack 3以上(32ビット) Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2(32ビット) Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2(32ビットおよび64ビット) Microsoft Windows Server 2008(32ビットおよび64ビット) |
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Microsoft Windowsに付属するネットワーク・トランスポート・プロトコル・ソフトウェア(TCP/IP) |
Oracle Studioのハードウェア要件は次のとおりです。
プロセッサ: Pentiumプロセッサに基づく、Intelまたは完全互換のコンピュータ
メモリー: 256 MB
ディスク領域: 120 MBの空きディスク領域
Oracle Studioは、次のオペレーティング・システムにインストールできます。
Windows 2000 Service Pack 4以上
Windows XP Professional Service Pack 2以上
Windows Server 2003 Service Pack 2以上
Windows Server 2008
Windows Vista
次のLinuxオペレーティング・システムおよびGTK
Red Hat Linux EL 4
Red Hat Linux 5.x
Oracle Enterprise Linux 4
Oracle Enterprise Linux 5.x
Linux SUSE 10
PS2アダプタのユーザーは、Oracle Connectを使用する前に、Oracleからのパッチを1つ以上インストールする必要があります。パッチは次のサイトからダウンロードできます。
さらにサポートが必要な場合は、Oracleサポートに連絡してください。
http://www.oracle.com/support/contact.html
SOAユーザーは、パッチ番号9654566をダウンロードおよびインストールしてください。
OSBユーザーは、パッチ番号10208806と10065292をダウンロードおよびインストールしてください。