B Oracle Authorization Policy Managerのトラブルシューティング

この付録では、Authorization Policy Managerを構成および使用する際に発生する一般的な問題およびその解決方法について説明します。

B.1 ログインの失敗

この項では、Authorization Policy Managerへのログインが失敗する原因の1つについて説明します。

問題

Authorization Policy Manager のログインが失敗し、次のような行を含むメッセージが出力されます。

Cannot obtain connection: driverURL = jdbc:weblogic:pool:mds-ApplicationMDSDB,
props = {EmulateTwoPhaseCommit=false, connectionPoolID=mds-ApplicationMDSDB,
jdbcTxDataSource=true, LoggingLastResource=false,
dataSourceName=mds-ApplicationMDSDB}.

診断

前述のメッセージは、Authorization Policy Managerがデータベースmds-ApplicationMDSBDとの接続を確立できないことを示しています。このデータベースが存在していないと、Authorization Policy Managerのログインは成功しません。

APMに必要なデータベースのリストについては、1.1項「対象ユーザーおよび前提条件」を参照してください。

解決策

示されたデータベースが稼働中で使用可能になっていることを確認し、ログインを再試行してください。

B.2 追加情報

これ以外の解決策は、http://myoraclesupport.oracle.comにあるMy Oracle Support（旧名称はMetaLink）に記載されています。問題に対する解決策が見つからない場合は、サービス・リクエストを記録してください。