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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Application Adapterベスト・プラクティス・ガイド
11g リリース1(11.1.1.3.0)
B61420-01
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3 Oracle Application Adapter for Siebelのベスト・プラクティス

この章では、Oracle Application Adapter for SAP R/3に固有のベスト・プラクティスについて説明します。内容は次のとおりです。

Siebelのベスト・プラクティス

この項では、Oracle Application Adapter for SAP R/3のベスト・プラクティスについて説明します。

Siebelの接続プーリングの構成

Siebelの接続プーリングを構成するには、Oracle Application Adapter for SAP R/3で使用するsiebel.propertiesファイルを作成する必要があります。このファイルを使用すると、Java Data Bean (JDB) APIを使用してSiebelに接続するアプリケーションにデフォルトのパラメータを指定できます。このsiebel.propertiesファイルをシステム・クラスパスに追加する必要があります。

次の表に、siebel.propertiesファイルに追加できるプロパティ値を示します。

プロパティ・タイプ プロパティ 説明
リクエスト・タイムアウト siebel.conmgr.txtimeout サーバー側のトランザクション・タイムアウトを秒数で指定します。

デフォルトは、2700秒です。

プールサイズ siebel.conmgr.poolsize 接続プール・サイズを指定します。接続プールは、特定のサーバー・プロセスへの接続セットを維持します。

デフォルトは2で、最大値は500です。

セッション・タイムアウト siebel.conmgr.sesstimeout クライアント側のトランザクション・タイムアウトを秒数で指定します。

デフォルトは、600秒です。

暗号化 siebel.conmgr.jce Java暗号化拡張機能(JCE)を使用するかどうかを指定します。

1の値を設定するとJCEが有効になり、0の値を設定するとJCEが無効になります。

ブール siebel.user.encrypted com.siebel.extra.MangleStringを使用してユーザー名とパスワードを暗号化するかどうかを指定します。