この章では、コマンドラインを使用して、サイレント・モードでOracle Fusion Middleware環境をインストールおよびアンインストールする方法について説明します。
この章は、次の項で構成されています。
サイレント・インストールでは、グラフィック出力がなく、ユーザー入力も要求されないため、製品のインストールを監視する必要がありません。
Oracle Fusion Middleware製品のサイレント・インストールは、インストーラの起動時に、コマンドラインで-silent
フラグを使用して実行します。ほとんどの場合、特定の変数値やパラメータ値(インストール場所など)を含むファイルの場所と名前を指定する必要があります。これらは、グラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用する通常のインストールでも要求される値です。
Oracle Fusion Middleware製品では、このファイルは通常、レスポンス・ファイルと呼ばれています。詳細は、第4.2項「レスポンス・ファイル」を参照してください。
注意: UNIXユーザーが初めてOracle製品をインストールする場合、開始前にoraInst.loc ファイルを作成する必要があります。詳細は、第4.3.1項「UNIXユーザー対象: oraInst.loc ファイルの作成」を参照してください。
製品のインストールが終了したら、 |
注意: Windowsユーザーが初めてOracle製品をインストールする場合、開始前にレジストリ・キーを作成する必要があります。レジストリ・キーの作成については、第4.3.2項「Windowsユーザー対象: レジストリ・キーの作成」を参照してください。 |
サイレント・インストールを実行する前に、レスポンス・ファイルでインストール固有の情報を指定する必要があります。正しく構成されていないレスポンス・ファイルを使用してインストールを実行しようとすると、インストーラは失敗します。レスポンス・ファイルは、テキスト・エディタで作成または編集可能なテキスト・ファイルです。
次の方法でレスポンス・ファイルを作成することをお薦めします。
製品のインストール・ガイドの説明に従って、製品のグラフィカル・インストーラを実行します。
「インストール・サマリー」画面で「保存」をクリックし、インストール・パラメータをレスポンス・ファイルに保存します。
このレスポンス・ファイルの名前と作成場所を入力するように求められます。作成されたら、そのファイルを使用して、まったく同じインストールを他のシステムにレプリケートしたり、必要に応じてファイルを修正したりできます。
レスポンス・ファイルのサンプルは、インストールCD-ROMのDisk1/stage/Response
ディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはDisk1\stage\Response
ディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)にあらかじめ用意されています。
各製品に付属されるインストールおよびアンインストールのレスポンス・ファイルのサンプルについては、その製品のインストール・ガイドを参照してください。
この項では、サイレント・インストールの実行前に必要となる可能性のある事前タスクについて説明します。
この項の内容は次のとおりです。
oraInst.loc
ファイルの作成Oracleインベントリ・ディレクトリは、コンピュータにインストールされているすべてのOracle製品を記録するためにインストーラによって使用されます。このインベントリ・ディレクトリは、oraInst.loc
というファイルに格納されています。このファイルがシステムにない場合は、サイレント・インストールを開始する前に作成する必要があります。このファイルは、インストーラで使用されます。
root
ユーザーとしてログインします。
prompt> su
viやemacsなどのテキスト・エディタを使用して、任意のディレクトリにoraInst.loc
ファイルを作成します。このファイルは、次の2行で構成されています。
inventory_loc=oui_inventory_directory inst_group=oui_install_group
oui_inventory_directory
を、インベントリ・ディレクトリの作成先ディレクトリのフルパスに置き換えます。次に、oui_install_group
を、このディレクトリへの書込み権限を持つメンバーのグループ名に置き換えます。
root
ユーザーからログアウトします。
# exit
コンピュータにまだOracle SOA Suiteがインストールされていない場合は、次のレジストリ・キーと値を作成する必要があります。
HKEY_LOCAL_MACHINE / SOFTWARE / Oracle / inst_loc = [inventory_directory]
Inventory_Directory
を、インストーラ・ファイルへのフルパスに置き換えます。次に例を示します。
C:Program Files\Oracle\Inventory
Oracle Fusion Middleware製品にデータベース・スキーマが必要な場合は、まずデータベースにスキーマを作成してから、製品のインストールと構成を実行する必要があります。
サイレント・モードでのスキーマの作成方法については、『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』のコマンドラインからのリポジトリ作成ユーティリティ(RCU)の実行に関する項を参照してください。
すべてのOracle Fusion Middleware製品において、インストール時にOracle Middlewareホーム・ディレクトリが存在している必要があります。このディレクトリは、Oracle WebLogic Serverのインストール時に作成できます。
Oracle WebLogic Serverをサイレント・モードでインストールするには、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド』のサイレント・モードでのインストール・プログラムの実行に関する項を参照してください。
Oracle Fusion Middleware製品をサイレント・モードでインストールするには、コマンドラインで-silent
モードを使用します。UNIXオペレーティング・システムでは、コマンドラインからインストーラを実行する場合の完全な構文は次のようになります。
runInstaller [-mode] [-options] [(<CommandLinevariable=Value>)*]
Windowsオペレーティング・システムでは次のようになります。
setup.exe [-mode] [-options] [(<CommandLinevariable=Value>)*]
表4-1は、サイレント・インストールに用意されている有効なコマンドライン・パラメータの一覧です。
表4-1 インストーラのコマンドライン・パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
インストール・モード: 指定できるモードは1つのみ |
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インストーラをGUIモードで起動します。これはデフォルトのモードです。コマンドラインでモードが指定されていない場合に使用されます。 |
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サイレント・モードでインストールします。レスポンス・ファイルまたはコマンドライン変数値の組合せをインストーラに渡す必要があります。 |
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削除を実行するインストーラをGUIモードで起動します。 注意: このオプションは、 |
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インストーラをGUIモードで起動しますが、前提条件のみチェックします。ソフトウェアはインストールしません。 |
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インストーラをGUIモードで起動して、前提条件チェックと妥当性チェックをすべて実行しますが、ソフトウェアはインストールしません。 |
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前提条件チェックと妥当性チェックをすべてサイレント・モードで実行します。レスポンス・ファイルまたは一連のコマンドライン変数値の組合せをインストーラに渡す必要があります。 |
インストール・オプション |
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インベントリの場所ファイルへのポインタ。ファイルには、 |
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レスポンス・ファイルへのポインタ。ファイルには、レスポンス・ファイルのフルパスと名前を代入します。 レスポンス・ファイルの作成については、第4.2項「レスポンス・ファイル」を参照してください。 |
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Java Runtime Environment(JRE)のインストール場所へのポインタ。場所には、JREのインストール先となる |
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インストーラによって実行されるロギングのレベルを指定します。指定したレベルよりも優先度の低いメッセージはすべて記録されます。有効なレベルは次のとおりです。
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インストーラからデバッグ情報を取得します。 |
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空ではないディレクトリでサイレント・インストールを続行できます。 |
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ディスク使用量に関するデバッグ情報をログに記録します。 |
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メモリー使用量に関するデバッグ情報をログに記録します。 |
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時間の使用に関するデバッグ情報をログに記録します。このコマンドを使用すると、 |
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Windowsのみ: インストーラはJavaエンジンを作成して終了するのではなく、完了するまで待機します。 |
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コンソール・ウィンドウにメッセージを表示しません。 |
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システムの前提条件チェックの結果を無視してインストールを続行します。 |
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システムの前提条件チェックのみを実行して終了します。 |
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インストーラで実行される妥当性チェックをすべて無効にします。 |
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GUIインストールでは、情報やデフォルト値が事前に移入されている画面がいくつかあります。このオプションを指定すると、この動作が無効になるため、情報や値は事前に移入されません。 |
コマンドライン変数 |
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インストーラ変数 |
インストーラ変数は、 ORACLE_HOME=/home/Oracle/Middleware/as_1 Windowsオペレーティング・システムでは次のようになります。 ORACLE_HOME=C:\products\Oracle\Middleware\as_1 |
セッション変数 |
セッション変数は、 |
コンポーネント変数 |
コンポーネント変数は、 |
システムで初めてインストールを行う(つまり、Oracleインベントリの場所がまだ作成されていない)場合、UNIXシステムでは次のコマンドを使用してサイレント・インストールを実行します。
./runInstaller -silent -response file -invPtrLoc file
Windowsシステムでは次のようになります。
setup.exe -silent -response file -invPtrLoc file
このコマンドの詳細な使用例は、UNIXシステムでは次のようになります。
./runInstaller -silent -response /home/Oracle/response/devSOA.rsp -invPtrLoc /home/jdoe/oraInst.loc
Windowsオペレーティング・システムでは次のようになります。
setup.exe -silent -response C:\home\Oracle\response\devSOA.rsp -invPtrLoc c:\home\Oracle\oraInst.loc
すでにOracle製品がシステムにインストールされていて、インベントリの場所を指定する必要がない場合、UNIXシステムでは次のようなコマンドを使用できます。
./runInstaller -silent -response file
Windowsシステムでは次のようになります。
setup.exe -silent -response file
このコマンドの詳細な使用例は、UNIXシステムでは次のようになります。
./runInstaller -silent -response /home/Oracle/response/devSOA.rsp
Windowsオペレーティング・システムでは次のようになります。
setup.exe -silent -response c:\home\Oracle\response\devSOA.rsp
次のサンプルは、sampleResponse.rsp
テンプレートを使用してOracle SOA Suiteのサイレント・インストールを実行した場合の出力を示しています。
$ ./runInstaller -jreLoc /home/Oracle/Middleware/jdk160_14_R27.6.4-18/ -silent -response /home/Oracle/response/sampleResponse.rsp Platform is Linux X86 32 bit Starting Oracle Universal Installer... Checking if CPU speed is above 300 MHz. Actual 2999 MHz Passed Checking Temp space: must be greater than 150 MB. Actual 69669 MB Passed Checking swap space: must be greater than 512 MB. Actual 1395 MB Passed Preparing to launch Oracle Universal Installer from /tmp/OraInstall2009-04-03_10-49-20PM. Please wait ...[jdoe@dadvmn0789 Disk1]$ Log: /home/Oracle/oraInventory/logs/install2009-04-03_10-49-20PM.log Copyright © 1999, 2009, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. Reading response file.. Expected result: One of enterprise-4,enterprise-5,redhat-4,redhat-5,SuSE-10 Actual Result: enterprise-4 Check complete. The overall result of this check is: Passed CertifiedVersions Check: Success. Checking for gcc-3.4.3-22.1; found gcc-3.4.6-10.0.1-i386. Passed Checking for gcc-c++-3.4.3-22.1; found gcc-c++-3.4.6-10.0.1-i386. Passed Checking for openmotif21-2.1.30-11.RHEL4.4 ; found openmotif21-2.1.30-11.0.1.RHEL4.6-i386. Passed Checking for setarch-1.6-1; found setarch-1.6-1-i386. Passed Checking for pdksh-5.2.14-30; found pdksh-5.2.14-30.6-i386. Passed Checking for sysstat-5.0.5-1; found sysstat-5.0.5-19.el4-i386. Passed Checking for gnome-libs-1:1.4.1.2.90-44.1; found gnome-libs-1:1.4.1.2.90-44.2-i386. Passed Checking for libstdc++-3.4.3-22.1 ; found libstdc++-3.4.6-10.0.1-i386. Passed Checking for libstdc++-devel-3.4.3-22.1; found libstdc++-devel-3.4.6-10.0.1-i386. Passed Checking for compat-libstdc++-296-2.96-132.7.2; found compat-libstdc++-296-2.96-132.7.2-i386. Passed Checking for compat-db-4.1.25-9; found compat-db-4.1.25-9-i386. Passed Checking for control-center-2.8.0-12; found control-center-1:2.8.0-12.rhel4.5-i386. Passed Checking for glibc-common-2.3.4-2.9; found glibc-common-2.3.4-2.41-i386. Passed Checking for binutils-2.15.92.0.2-13; found binutils-2.15.92.0.2-25-i386. Passed Checking for make-1:3.80-5; found make-1:3.80-7.EL4-i386. Passed Checking for xscreensaver-4.18-5.rhel4.2; found xscreensaver-1:4.18-5.rhel4.14.0.1-i386. Passed Check complete. The overall result of this check is: Passed Packages Check: Success. Checking for VERSION=2.6.9; found VERSION=2.6.9-78.0.0.0.1.ELxenU. Passed Checking for hardnofiles=4096; found hardnofiles=4096. Passed Checking for softnofiles=4096; found softnofiles=4096. Passed Check complete. The overall result of this check is: Passed Kernel Check: Success. Expected result: ATLEAST=2.3.4-2.19 Actual Result: 2.3.4-2.41 Check complete. The overall result of this check is: Passed GLIBC Check: Success. Expected result: 922MB Actual Result: 4000MB Check complete. The overall result of this check is: Passed TotalMemory Check: Success. Verifying data...... Copying Files... -----------20%----------40%----------60%----------80%--------100% The installation of Oracle SOA Suite 11g completed successfully.
コマンドラインからOracle Fusion Middleware製品を構成する方法は、その製品のタイプによって異なります。
製品にシステム・コンポーネント(Oracle Web Tier、Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscoverer、またはOracle Identity Managementなど)が含まれている場合は、第4.6項「製品のサイレント・インストール」に記載されているものと同一のコマンドを使用できます。
このような製品では、インストールと構成の両方で同一のエンジンが使用されるため、実行内容(ソフトウェアのインストールのみ、既存のソフトウェアの構成のみ、またはインストールと構成の両方)は、レスポンス・ファイルの内容によって決まります。
第4.2項「レスポンス・ファイル」に記載されているように、これらのレスポンス・ファイルを作成するには、グラフィカル・インストーラを実行して、その構成内容をレスポンス・ファイルに保存する方法をお薦めします。また、各製品には使用可能なレスポンス・ファイルのサンプルも用意されています。詳細は、製品のインストレーション・ガイドを参照してください。
製品にJavaコンポーネント(Oracle SOA SuiteやOracle WebCenterなど)が含まれている場合、インストーラと構成ウィザードは基本的に別の製品であるため、製品をサイレント・モードで構成する際に同一のサイレント・インストール・コマンドは使用できません。
かわりに、Javaコンポーネントをサイレント・モードで構成するには、WebLogic Scripting Tool(WLST)コマンドを使用して実行する必要があります。
詳細は、次のドキュメントを参照してください。
Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス
『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Scripting Tool』
Oracle Fusion Middleware製品ソフトウェア(システム・コンポーネントとJavaコンポーネントの両方)をシステムからアンインストールするには、コマンドラインで-d
または-deinstall
パラメータを使用します。アンインストーラは、ORACLE_HOME
/oui/bin
ディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはORACLE_HOME
\oui\bin
ディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)から起動する必要があります。-d
または-deinstall
パラメータは、このディレクトリの場合にのみ受け入れられます。
UNIXオペレーティング・システムでは次のようになります。
./runInstaller -silent -deinstall -response file
Windowsオペレーティング・システムでは次のようになります。
setup.exe -silent -deinstall -response file
表4-2は、サイレント・アンインストールに用意されている有効なコマンドライン・パラメータの一覧です。
表4-2 アンインストーラのコマンドライン・パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
インストール・モード: 指定できるモードは1つのみ |
|
|
削除を実行するインストーラをGUIモードで起動します。 |
インストール・オプション |
|
|
|
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インベントリの場所ファイルへのポインタ。ファイルには、 |
|
レスポンス・ファイルへのポインタ。ファイルには、レスポンス・ファイルのフルパスと名前を代入します。 |
|
Java Runtime Environment(JRE)のインストール場所へのポインタ。場所には、JREのインストール先となる |
|
インストーラによって実行されるロギングのレベルを指定します。指定したレベルよりも優先度の低いメッセージはすべて記録されます。有効なレベルは次のとおりです。
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|
インストーラからデバッグ情報を取得します。 |
|
空ではないディレクトリでサイレント・インストールを続行できます。 |
|
ディスク使用量に関するデバッグ情報をログに記録します。 |
|
メモリー使用量に関するデバッグ情報をログに記録します。 |
|
時間の使用に関するデバッグ情報をログに記録します。このコマンドを使用すると、 |
|
Windowsのみ: インストーラはJavaエンジンを作成して終了するのではなく、完了するまで待機します。 |
|
コンソール・ウィンドウにメッセージを表示しません。 |
|
システムの前提条件チェックの結果を無視してインストールを続行します。 |
|
システムの前提条件チェックのみを実行して終了します。 |
|
|
|
インストーラで実行される妥当性チェックをすべて無効にします。 |
|
GUIインストールでは、情報やデフォルト値が事前に移入されている画面がいくつかあります。このオプションを指定すると、この動作が無効になるため、情報や値は事前に移入されません。 |
コマンドライン変数 |
|
インストーラ変数 |
インストーラ変数は、 ORACLE_HOME=/home/Oracle/Middleware/as_1 Windowsオペレーティング・システムでは次のようになります。 ORACLE_HOME=C:\products\Oracle\Middleware\as_1 |
セッション変数 |
セッション変数は、 |
コンポーネント変数 |
コンポーネント変数は、 |
次のサンプルは、deinstall_oh.rsp
テンプレートを使用してサイレント・インストールを実行した場合の出力を示しています。
$ ./runInstaller -silent -deinstall -jreLoc /home/Oracle/Middleware/jdk160_17_R28.0.0-655/ -response /home/Oracle/Response/deinstall_oh.rsp Starting Oracle Universal Installer... Checking swap space: must be greater than 500 MB. Actual 4047 MB Passed Preparing to launch Oracle Universal Installer from /tmp/OraInstall2010-03-26_10-01-21AM. Please wait ...[]$ Log: /home/oraInventory/logs/deinstall2010-03-26_10-01-21AM.log Reading response file.. Starting silent deinstallation... Starting Oracle Home deinstallation... Completed deinstallation of Oracle Home.