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Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Managementインストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B55911-02
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20.6 OIM、OAM、OAAMおよびOINのあるドメインにおけるOAPMの構成

このトピックでは、Oracle Identity Manager(OIM)、Oracle Access Manager(OAM)、Oracle Adaptive Access Manager(OAAM)およびOracle Identity Navigator(OIN)がある既存のOracle Identity ManagementドメインにOracle Authorization Policy Manager(OAPM)を構成する方法を説明します。

内容は次のとおりです。

20.6.1 適切なデプロイメント環境

Oracle Identity Manager、Oracle Access Manager、Oracle Adaptive Access ManagerおよびOracle Identity Navigatorがインストールおよび構成されている環境にOracle Authorization Policy Managerをインストールする場合、このトピックの構成を実行してください。

20.6.2 デプロイされるコンポーネント

この項の構成を実行すると、Oracle Authorization Policy Managerアプリケーションが既存のWebLogic Administration Serverにデプロイされます。

20.6.3 依存関係

この項の構成は、次のものに依存しています。

20.6.4 手順

Oracle Identity Manager、Oracle Access Manager、Oracle Adaptive Access ManagerおよびOracle Identity Navigatorが構成されている既存のWebLogicドメインにOracle Authorization Policy Managerを構成するには、次の手順を実行します。

  1. 「前提条件」に記載されているすべての前提条件が満たされていることを確認します。さらに、「開始前の重要な注意点」も参照してください。

  2. <Oracle_IDM2>/common/bin/config.shスクリプトを実行します(UNIXの場合)。(Windowsでは<Oracle_IDM2>\common\bin\config.cmd)。Oracle Fusion Middleware構成ウィザードが表示されます。

  3. Oracle Identity Manager、Oracle Access Manager、Oracle Adaptive Access ManagerおよびOracle Identity Navigatorをサポートする新しいWebLogicドメインを作成します。詳細は、「OIN、OAPM、OAAM、OAMおよびOIMの同時構成」を参照してください。


    注意:

    「ドメイン・ソースの選択」画面で、Oracle Authorization Policy Manager - 11.1.1.3.0 [Oracle_IDM2]オプションを選択しないでください。

  4. Oracle Identity Manager、Oracle Access Manager、Oracle Adaptive Access ManagerおよびOracle Identity NavigatorのあるWebLogicドメインが正しく構成されていることを確認します。ドメインの構成が完了した後、「ドメインの作成中」画面で「完了」をクリックしてOracle Fusion Middleware構成ウィザードを終了します。

    Oracle Identity Manager、Oracle Access Manager、Oracle Adaptive Access ManagerおよびOracle Identity Navigatorをサポートする新しいWebLogicドメインが<Middleware_Home>\user_projects\domainsディレクトリに作成されます(Windowsの場合)。UNIXの場合、ドメインは<Middleware_Home>/user_projects/domainsディレクトリに作成されます。

  5. <Oracle_IDM2>/common/bin/config.shスクリプトを実行します(UNIXの場合)。(Windowsでは<Oracle_IDM2>\common\bin\config.cmd)。Oracle Fusion Middleware構成ウィザードが表示されます。

  6. 「ようこそ」画面で、「既存のWebLogicドメインの拡張」オプションを選択します。「次へ」をクリックします。

  7. 「WebLogicドメイン・ディレクトリの選択」画面で、Oracle Identity Manager、Oracle Access Manager、Oracle Adaptive Access ManagerおよびOracle Identity Navigatorがあるドメインを作成した<Middleware_Home>/user_projects/domainsディレクトリに移動します。「次へ」をクリックします。

    「拡張ソースの選択」画面が表示されます。

  8. 「拡張ソースの選択」画面で、次の製品をサポートするために、自動的にドメインを拡張する:というオプションを選択していることを確認します。Oracle Application Authorization Policy Manager - 11.1.1.3.0 [Oracle_IDM2]を選択します。「次へ」をクリックします。「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」画面が表示されます。

  9. 「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」画面で、変更するコンポーネント・スキーマを選択します。

    画面には次のコンポーネント・スキーマが表示されます。

    • SOAインフラストラクチャ

    • OAAM管理スキーマ

    • OAAMサーバー・スキーマ

    • ユーザー・メッセージ・サービス

    • APM MDSスキーマ

    • APMスキーマ

    • OAAM管理MDSスキーマ

    • OIM MDSスキーマ

    • OWSM MDSスキーマ

    • SOA MDSスキーマ

    • OIMスキーマ

    「スキーマ所有者」、「スキーマ・パスワード」、「データベース」および「サービス」、「ホスト名」、および「ポート」の値を設定できます。「次へ」をクリックします。JDBCコンポーネント・スキーマのテスト画面が表示されます。テストが成功した後、「オプションの構成を選択」画面が表示されます。

  10. 「オプションの構成を選択」画面で、「管理対象サーバー」、「クラスタ」、および「マシン」「デプロイメントとサービス」、および「JMSファイル・ストア」を構成できます。該当するチェック・ボックスを選択し、「次へ」をクリックします。

    • オプション: 必要に応じて管理対象サーバーを構成します。

    • オプション: 必要に応じてクラスタを構成します。

      Oracle Identity Management製品のクラスタを構成する方法の詳細は、マニュアル『Oracle Fusion Middleware高可用性ガイド』のIdentity Managementコンポーネントの高可用性の構成に関する項を参照してください。

    • オプション: 必要に応じて管理対象サーバーをクラスタに割り当てます。

    • オプション: 必要に応じてマシンを構成します。1台のマシンで管理サーバーを実行し、別の物理的マシンで管理対象サーバーを実行する場合、この手順を実行します。


      ヒント:

      マシンを構成する前に、pingコマンドを使用して、マシンまたはホスト名がアクセス可能かどうかを検証します。

    • オプション: 管理サーバーをマシンに割り当てます。

    • オプション: アプリケーションおよびライブラリなどのデプロイメントおよびサービスを選択し、特定のクラスタまたはoam_server1(デフォルト値)などのサーバーにターゲット指定します。

    • オプション: 必要に応じてJMSファイル・ストアを構成します。

  11. 「構成のサマリー」画面でドメイン構成を確認し、「拡張」をクリックして、Oracle Identity Manager、Oracle Access Manager、Oracle Adaptive Access ManagerおよびOracle Identity Navigatorが含まれる既存のドメインがOracle Authorization Policy Managerをサポートするよう、拡張を開始します。