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Oracle Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteクイック・インストレーション・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B55914-02
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Oracle Fusion Middleware

Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteクイック・インストレーション・ガイド

11g リリース(11.1.1)

B55914-02(原本部品番号:E14318-03)

2010年4月

このマニュアルでは、Oracle SOA Suiteのインストール方法について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

1 インストールの概要

このマニュアルには、単一ホスト上でのOracle SOA Suiteのインストールと構成(すべてデフォルト値を使用)に関する手順が記載されています。インストールされる製品は次のとおりです。

図1は、この手順の最後でシステム上に作成されるトポロジを示しています。また、特定の作業の実行に必要な順序も示しています。

図1 インストール・トポロジと作業の順序

図1の説明は、図の下にあります。
「図1 インストール・トポロジと作業の順序」の説明

2 インストールの準備

この項では、Oracle SOA Suiteをインストールする前に読むべき重要事項について説明します。この項の内容は次のとおりです。

2.1 システム要件と動作保証の確認

システム要件と動作保証の詳細は、Oracle Technology Network(OTN)で入手可能な次のドキュメントを参照してください。

2.2 データベースのインストールと構成

Oracle SOA Suiteのインストールでは、データベースが使用できる必要があります。ドキュメントに記載されているシナリオではOracle BAMが必要なため、動作保証されたOracleデータベースのみがサポートされます。Oracle BAMのスキーマは、Oracleデータベースで作成する必要があります。

動作保証されたデータベースかどうかを確認するには、次のURLにあるOracle Fusion Middlewareの動作保証に関するドキュメントを参照してください。

http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.html

このOracleデータベースは稼働している必要がありますが、製品のインストール先と同じシステム上にある必要はありません。データベースは、Oracle SOA SuiteおよびOracle BAMに必要なスキーマの作成に使用するRepository Creation Utility(RCU)との互換性も必要です。


注意:

RCUは、LinuxプラットフォームとWindowsプラットフォーム上でのみ使用できます。Linux RCUとWindows RCUのどちらを使用しても、サポートされている任意のデータベース・プラットフォーム上にスキーマを作成できます。

データベースをインストールしたら、システム要件と仕様に関するドキュメントのRepository Creation Utilityの要件に関する項を参照して、データベースが正しく構成されていることを確認します。

http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_requirements.htm

2.3 国際化とローカライゼーションの準備

国際化とローカライゼーションのため、Oracle BAMでは次の条件を満たす必要があります。

  • OracleデータベースでUTF-8キャラクタ・セットを使用する。

  • インストール後に、ブラウザの地域も適切なロケールに設定する。

サポートされるブラウザとOracle BAMでサポートされる言語の詳細は、次のURLにあるOracle Fusion Middlewareの動作保証に関するドキュメントを参照してください。

http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.html

2.4 Oracle SOA SuiteとOracle BAMのスキーマの作成

Oracle SOA SuiteおよびOracle BAMでは、インストールの前にOracleデータベースに特定のスキーマが存在している必要があります。データベースにスキーマを作成するには、Repository Creation Utility(RCU)を実行する必要があります。

まず、RCUの最新バージョンを入手してください。それには、Oracle Technology NetworkにあるOracle Fusion Middleware 11gR1ソフトウェアのダウンロード・ページにアクセスします。

http://www.oracle.com/technology/software/products/middleware/htdocs/111110_fmw.html

「Required Additional Software」の表でRepository Creation Utilityを探します。.zipファイルのダウンロード後、選択したディレクトリにコンテンツを解凍します。このディレクトリがRCU_HOMEディレクトリになります。


注意:

Windowsオペレーティング・システムの場合、名前にスペースが含まれるディレクトリにはRCUの.zipファイルを解凍できません。

次の手順に従ってRCUを起動し、スキーマを作成します。

  1. RCU_HOME/binディレクトリ(Linuxオペレーティング・システムの場合)またはRCU_HOME\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)からRCUを起動します。

    Linuxオペレーティング・システムの場合:

    ./rcu
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    rcu.bat
    
  2. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  3. 「リポジトリの作成」画面

    作成」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  4. 「データベース接続の詳細」画面

    「データベース・タイプ」フィールドで「Oracle Database」を選択し、次の資格証明を指定して接続します。

    • ホスト名: host.domain.comの形式でデータベースが存在するマシンの名前を指定します。

      Oracle RACデータベースの場合は、仮想IP名またはいずれかのノード名をホスト名として指定します。次に例を示します。

      ora-node1-vip.mycompany.com
      
    • ポート: データベースのリスナーのポート番号を指定します。Oracleデータベースのデフォルトのポート番号は1521です。

      データベースのリスニング・ポート番号がわからない場合は、次のディレクトリにあるportlist.iniファイルをチェックしてください。このファイルは、データベースが配置されているマシンのORACLE_HOME/installディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはORACLE_HOME\installディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)にあります。

    • データベース名: データベースのサービス名を指定します。通常、サービス名はグローバル・データベース名と同じです。

      データベースのサービス名が不明な場合は、データベースの初期化パラメータ・ファイルのSERVICE_NAMESパラメータから取得できます。初期化パラメータ・ファイルにSERVICE_NAMESパラメータが含まれていない場合は、サービス名はDB_NAMEDB_DOMAINパラメータに指定されているグローバル・データベース名と同じです。

      Oracle RACデータベースの場合は、このフィールドにいずれかのノードのサービス名を指定します。例: sales.mydomain.com

    • ユーザー名: DBAまたはSYSDBA権限を持つユーザーの名前を指定します。SYSDBA権限を持つデフォルトのユーザー名はSYSです。

    • パスワード: データベース・ユーザーのパスワードを指定します。

    • ロール: ドロップダウン・リストからデータベース・ユーザーのロールを選択します。SYSユーザーには、SYSDBAロールが必要です。

    次へ」をクリックします。「前提条件チェック」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「データベース接続の詳細」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    チェックがエラーなしで完了したら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  5. 「コンポーネントの選択」画面

    画面の上部で、「接頭辞の新規作成」を選択します。データベース・インスタンスに他のユーザーが存在しない場合は、デフォルトの接頭辞のDEVを使用できます。他のOracle Fusion Middlewareユーザーとデータベース・インスタンスを共有している場合、カスタム接頭辞の作成と使用の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』のカスタム・スキーマおよび表領域の作成に関する項を参照してください。

    使用可能なコンポーネントが示された表で、「SOAおよびBPMインフラストラクチャ」を選択します。すべての依存スキーマを含めて、このコンポーネント内のすべての製品スキーマが自動的に選択されます。

    表1は、Oracleデータベース上のOracle SOA Suiteに必要なスキーマと依存スキーマを示しています。

    表1 Oracleデータベース上のOracle SOA Suiteに必要なスキーマ

    コンポーネント スキーマ所有者 依存スキーマ

    SOAインフラストラクチャ

    prefix_SOAINFRA

    prefix_MDS(Metadata Services)

    prefix_ORASDPM(ユーザー・メッセージング)

    Business Activity Monitoring

    prefix_ORABAM

    prefix_MDS(Metadata Services)

    prefix_ORASDPM(ユーザー・メッセージング)

    ユーザー・メッセージング・サービス

    prefix_ORASDPM

    prefix_MDS(Metadata Services)



    注意:

    この画面で指定したスキーマ名とその接頭辞の値を覚えておくか、記録しておいてください。これらは、後で製品を構成するときに必要になります。スキーマ名は、prefix_schemanameという形式で指定する必要があります。

    次へ」をクリックします。「前提条件チェック」画面が表示されます。エラーが発生すると、エラーに関する詳細が画面の下に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    チェックがエラーなしで完了したら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  6. 「スキーマ・パスワード」画面

    画面の上部で、「すべてのスキーマに同じパスワードを使用」を選択します。

    パスワード」フィールドに、使用するパスワードを入力します。「パスワードの確認」フィールドにもう一度パスワードを入力します。


    注意:

    この画面で指定したスキーマ・パスワードを覚えておくか、記録しておいてください。これらは、後で製品を構成するときに必要になります。

    次へ」をクリックします。

  7. 「表領域のマップ」画面

    次へ」をクリックします。「表領域の作成」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「表領域のマップ」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    表領域がエラーなしで作成されたら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  8. 「サマリー」画面

    作成」をクリックします。「作成」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「サマリー」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    スキーマがエラーなしで作成されたら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  9. 「完了サマリー」画面

    閉じる」をクリックします。

Repository Creation Utilityの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Repository Creation Utilityユーザーズ・ガイド』を参照してください。

2.5 Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成

Oracle SOA Suiteでは、システム上にOracle WebLogic Serverが必要です。まだインストールされていない場合は、この項の手順に従ってOracle WebLogic Serverをインストールしてください。

  1. 次のURLから最新バージョンのOracle WebLogic Serverをダウンロードします。

    http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/htdocs/wls_main.html 
    

    次の実行可能ファイルを探します。

    • wls_1033_linux32.bin(32ビットLinuxオペレーティング・システムの場合)

    • wls_1033_solaris32.exe(32ビットSolarisオペレーティング・システムの場合)

    • wls_1033_win32.exe(32ビットWindowsオペレーティング・システムの場合)

    • wls_1033_generic.jar(すべての64ビット・オペレーティング・システムの場合)

    32ビットの実行可能ファイルは、該当するJDKバージョンにバンドルされています。64ビットのインストーラを使用する場合は、そのプラットフォームでサポートされているJDKとともにインストーラを起動する必要があります。Oracle WebLogic Serverをインストールする前に、このJDKがシステムにインストールされている必要があります。各プラットフォームでサポートされているJDKの一覧については、次のURLでOracle Fusion Middlewareの動作保証のドキュメントを参照してください。

    http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.html
    
  2. ダウンロードしたインストーラを実行します。インストーラの実行については、次のような注意点があります。

    • インストーラを実行する前に、システムにDISPLAY環境変数を設定します。

    • JAVA_HOMEを、使用するプラットフォームにインストールしたサポート対象のJDKのインストール場所に置き換えます。

    • 64ビット・プラットフォーム上に64ビットのOracle WebLogic Serverをインストールする場合、32/64ビット・ハイブリッドJDK(HP-UX用のHP JDKやSolaris SPARC用のSUN JDKなど)を使用する際には、-d64フラグを使用してください。

      JAVA_HOME/bin/java -version(または、32/64ビット・ハイブリッドJDKの場合はJAVA_HOME/bin/java -d64 -version)を実行して、JAVA_HOMEが64ビットのJDKを参照していることを確認します。

    32ビットLinuxオペレーティング・システムでインストーラを実行するには:

    ./wls_1033_linux32.bin
    

    32ビットWindowsオペレーティング・システムでインストーラを実行するには:

    wls_1033_win32.exe
    

    64ビットUNIXオペレーティング・システムでインストーラを実行するには:

    JAVA_HOME/bin/java -jar wls_1033_generic.jar
    

    または

    JAVA_HOME/bin/java -d64 -jar wls_1033_generic.jar
    

    64ビットWindowsオペレーティング・システムでインストーラを実行するには:

    JAVA_HOME\bin\java -jar wls_1033_generic.jar
    
  3. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  4. 「ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの選択」画面

    新しいミドルウェア・ホームを作成する」を選択します。

    新しいミドルウェア・ホーム・ディレクトリとして使用する場所を指定します。このディレクトリがすでにシステム上に存在している場合は、空のディレクトリである必要があります。まだ存在していない場合は、このディレクトリが作成されます。


    注意:

    この場所を覚えておくか、記録しておいてください。後でOracle SOA Suiteをインストールするときに必要になります。

    ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のミドルウェア・ホームおよびWebLogicホーム・ディレクトリに関する項を参照してください。

    次へ」をクリックします。

  5. 「セキュリティ更新のための登録」画面

    最新の製品およびセキュリティ更新を受け取るかどうかを選択します。何も受け取らないことを選択すると、続行する前に、その選択を確認するよう求められます。

    次へ」をクリックします。

  6. 「インストール・タイプの選択」画面

    標準」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  7. 「製品インストール・ディレクトリの選択」画面

    使用するWebLogic Serverホーム・ディレクトリの場所を指定します。

    WebLogicホーム・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』でミドルウェア・ホームおよびWebLogicホーム・ディレクトリに関する項を参照してください。

    次へ」をクリックします。

  8. 「ショートカットの場所の選択」画面(Windowsのみ)

    Windowsシステムへのインストールの場合は、Oracle製品へのショートカットを作成するWindows上の場所を指定するよう求められます。

    次へ」をクリックします。

  9. 「インストール・サマリー」画面

    次へ」をクリックします。

  10. 「インストールの進行状況」画面

    この画面での操作は必要ありません。インストールが完了すると、インストーラは自動的に次の画面に進みます。

  11. 「インストール完了」画面

    Quickstartの実行」を選択解除します。

    完了」をクリックします。

WebLogic Serverのインストールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド』を参照してください。

2.6 Java Access Bridgeのインストールと構成(Windowsのみ)

Windowsマシンへのインストールの場合は、第508条のアクセシビリティに対応するJava Access Bridgeをインストールして構成することもできます。これは、第508条のアクセシビリティ機能が必要な場合にのみ必要です。

  1. 次のURLからJava Access Bridgeをダウンロードします。

    http://java.sun.com/javase/technologies/accessibility/accessbridge/
    
  2. Java Access Bridgeをインストールします。

  3. インストールの場所からaccess-bridge.jarjaccess-1_4.jarjre\lib\extディレクトリにコピーします。

  4. インストールの場所からWindowsAccessBridge.dll, JavaAccessBridge.dll、およびJAWTAccessBridge.dllの各ファイルをjre\binディレクトリにコピーします。

  5. accessibility.propertiesファイルをjre\libディレクトリにコピーします。

Java Access Bridgeの詳細は、Oracle Fusion Middlewareの管理者ガイドのJava Access Bridgeのインストールと構成(Windowsのみ)に関する項を参照してください。

2.7 Unicodeサポートの有効化

オペレーティング・システムの構成がOracle SOA Suiteでサポートされる文字の動作に影響を与えることがあります。

UNIXオペレーティング・システムでは、LANGLC_Allの各環境変数をUTF-8キャラクタ・セットを使用したロケールに設定し、Unicodeサポートを有効化することをお薦めします。これにより、オペレーティング・システムではどの文字でもUnicodeで処理されるようになります。SOAの技術はUnicodeに基づいています。

オペレーティング・システムがUTF-8以外のエンコーディングを使用するように構成されている場合は、SOAコンポーネントが予期せぬ動作をする可能性があります。たとえば、ASCII以外のファイル名を使用すると、そのファイルにアクセスできず、エラーが発生する可能性があります。Oracleは、オペレーティング・システムの制約が原因で発生する問題をサポートしません。

2.8 DHCPホストへのインストール

DHCPホストにOracle SOA Suiteをインストールする場合は、この項の使用プラットフォームに対応する構成手順に従う必要があります。

2.8.1 Linux x86プラットフォームの場合

Linux x86オペレーティング・システムでは、次のエントリを含むように/etc/hostsファイルを変更し、ホスト名をループバックIPアドレスへ解決するようにホストを構成します。

127.0.0.1 hostname.domainname hostname
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost

この手順を実行したら、次のコマンドを入力して、ホスト名がループバックIPアドレスに解決されていることを確認してください。

/bin/ping hostname.domainname

2.8.2 Windows x86プラットフォームの場合

Windowsシステムでは、DHCPサーバーにループバック・アダプタをインストールします(第2.8.3項「ループバック・アダプタのインストール(Windowsのみ)」を参照)。これにより、ローカルIPアドレスがコンピュータに割り当てられます。

アダプタをインストールしたら、%SYSTEMROOT%\system32\drivers\etc\hostsファイルのlocalhost行の直後に次の形式で行を追加します。

IP_address   hostname.domainname   hostname

IP_addressは、ループバック・アダプタのローカルIPアドレスに置き換えます。

2.8.3 ループバック・アダプタのインストール(Windowsのみ)

Windows 2003またはWindows XPにループバック・アダプタをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Windowsの「コントロール パネル」を開きます。

    Windows 2003: 「スタート」→「コントロール パネル」→「ハードウェアの追加」を選択します。

    Windows XP: 「スタート」→「コントロール パネル」を選択し、「ハードウェアの追加」をダブルクリックします。

  2. 開始ウィンドウで、「次へ」をクリックします。

  3. 「ハードウェアは接続されていますか?」ウィンドウで、「はい、ハードウェアを接続しています」を選択し、「次へ」をクリックします。

  4. 「次のハードウェアは既にコンピュータ上にインストールされています」ウィンドウのインストールされているハードウェアの一覧で、「新しいハードウェア デバイスの追加」を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 「ウィザードで、ほかのハードウェアをインストールできます」ウィンドウで、「一覧から選択したハードウェアをインストールする」を選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「次の一覧からインストールするハードウェアの種類を選択してください」ウィンドウで、「ネットワーク アダプタ」を選択し、「次へ」をクリックします。

  7. 「ネットワーク アダプタの選択」ウィンドウで、次のものを選択します。

    • 製造元: Microsoft

    • ネットワーク アダプタ: Microsoft Loopback Adapter

  8. 次へ」をクリックします。

  9. 「ハードウェアをインストールする準備ができました」ウィンドウで、「次へ」をクリックします。

  10. 「ハードウェアの追加ウィザードの完了」ウィンドウで、「完了」をクリックします。

  11. Windows 2003を使用している場合は、コンピュータを再起動します。

  12. デスクトップで「マイ ネットワーク」を右クリックし、「プロパティ」を選択します。「ネットワーク接続」コントロール パネルが表示されます。

  13. 作成した接続を右クリックします。これは通常、「ローカル エリア接続 2」という名前です。「プロパティ」を選択します。

  14. 「全般」タブで、「インターネット プロトコル (TCP/IP)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。

  15. 「インターネット プロトコル (TCP/IP) のプロパティ」ダイアログ・ボックスで、「次の IP アドレスを使う」をクリックし、次の手順を実行します。

    1. IP アドレス: ループバック・アダプタのルーティング不可能なIPを入力します。次のルーティング不可能なアドレスをお薦めします。

      192.168.x.x (x is any value between 1 and 255)
      10.10.10.10
      
    2. サブネット マスク: 255.255.255.0と入力します。

    3. 入力した値を記録しておいてください。この値は、この後の手順で必要になります。

    4. 他のフィールドは空白のままにします。

    5. OK」をクリックします。

  16. 「ローカル エリア接続 2 のプロパティ」ダイアログで、「OK」をクリックします。

  17. 「ネットワーク接続」を閉じます。

  18. コンピュータを再起動します。

2.8.4 ループバック・アダプタの削除(Windowsのみ)

Windows 2003またはWindows XPでループバック・アダプタを削除するには、次の手順を実行します。

  1. システム コントロール パネルを開きます。

    Windows 2003: 「スタート」→「コントロール パネル」→「システム」を選択します。

    Windows XP: 「スタート」→「コントロール パネル」を選択し、「システム」をダブルクリックします。

  2. 「ハードウェア」タブで、「デバイス マネージャ」をクリックします。

  3. 「デバイス マネージャ」ウィンドウで、「ネットワーク アダプタ」を開きます。「Microsoft Loopback Adapter」が見つかるはずです。

  4. Microsoft Loopback Adapter」を右クリックし、「アンインストール」を選択します。

  5. OK」をクリックします。

2.9 非ネットワーク・コンピュータへのインストール

ラップトップなどの非ネットワーク・コンピュータにOracle SOA Suiteをインストールできます。非ネットワーク・コンピュータは他のコンピュータにアクセスしないため、そのコンピュータに必要なすべてのコンポーネントをインストールする必要があります。

さらに、第2.8項「DHCPホストへのインストール」で説明されている手順に従って、ループバック・アダプタをインストールし、システム上のhostsファイルを変更する必要があります。

2.10 マルチホーム・コンピュータへのインストール

Oracle SOA Suiteをマルチホーム・コンピュータにインストールできます。マルチホーム・コンピュータは、複数のIPアドレスに関連付けられています。これは通常、コンピュータに複数のネットワーク・カードがあることによって実現されます。各IPアドレスは、ホスト名に関連付けられています。各ホスト名に対して別名を設定することも可能です。

インストーラは、/etc/hostsファイル(UNIXオペレーティング・システムの場合)または%SYSTEMROOT%\system32\drivers\etc\hostsファイル(Windowsオペレーティング・システムの場合)の最初のエントリから完全修飾ドメイン名を取得します。したがって、次のようなファイルの場合は、

127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
10.222.333.444 myhost1.mycompany.com myhost1
20.222.333.444 devhost2.mycompany.com devhost2

myhost1.mycompany.comが構成用に選択されます。

システム・コンポーネント固有のネットワーク構成については、個々のコンポーネントの構成ドキュメントを参照してください。

3 Oracle SOA Suiteのインストール

インストーラを起動すると、Oracle SOA Suiteランタイム・コンポーネントであるOracle SOA SuiteとOracle BAMの両方がデフォルトでシステムにインストールされます。インストールが完了した後で構成ウィザードを起動すると、これらのランタイム・コンポーネントのいずれか一方を構成するか、または両方を構成するかを選択できます。


注意:

Oracle SOA Suiteをインストールする前に、WebLogicサーバー管理コンソールにログインしていないことを確認してください。

Oracle JDeveloperのインストール、およびOracle JDeveloperへのOracle SOA Suite拡張のインストールについては、第8項「Oracle SOA Suite Design-Time Componentsのインストール」を参照してください。これらの拡張には、SOAコンポジット・アプリケーションを設計するための機能とオンライン・マニュアルが提供されます。

3.1 インストーラの起動

UNIXオペレーティング・システムでインストーラを起動するには:

./runInstaller -jreLoc JRE_LOCATION

注意:

rootユーザーでのインストーラの起動はサポートされていません。

Windowsオペレーティング・システムでインストーラを起動するには:

setup.exe -jreLoc JRE_LOCATION

インストーラでは、システム上のJava Runtime Environment(JRE)の場所のフルパスを指定する必要があります。Oracle WebLogic Serverのインストール時(第2.5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」)に、システムにはJREがインストールされています。この場所(jreディレクトリの場所)を使用してインストーラを起動できます。JREのデフォルトの場所は、MW_HOME/jdk160_18(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME\jdk160_18(Windowsオペレーティング・システムの場合)です。ここで、MW_HOMEはミドルウェア・ホーム・ディレクトリを指します。

64ビット・プラットフォームでは、JREの場所はJAVA_HOME(Oracle WebLogic Serverのインストールに使用した場所)です。詳細は、第2.5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」を参照してください。

3.2 インストール画面

Oracle SOA SuiteおよびOracle BAMをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  2. 「前提条件のチェック」画面

    前提条件のチェックがエラーなしで終了したら、「次へ」をクリックします。

  3. 「インストール場所の指定」画面

    Oracleミドルウェア・ホーム: WebLogic Serverがインストールされている場所を指定します。

    Oracleホーム・ディレクトリ: ソフトウェアをインストールする場所を指定します。

    • 既存のディレクトリを指定する場合は、それが空のディレクトリで、Oracle Middlewareホーム内に存在する必要があります。

    • 存在しないディレクトリを指定する場合は、Oracle Middlewareホーム内にそのディレクトリが作成されます。

    このディレクトリがOracleホーム・ディレクトリになります。ランタイム・コンポーネントからこのディレクトリに書き込むことはできません。


    注意:

    このドキュメントでは、以降、このディレクトリをSOA Oracleホームと呼びます。これは、他のOracle Fusion Middleware製品のOracleホーム・ディレクトリとの混同を避けるためです。

    Middlewareホーム・ディレクトリおよびOracleホーム・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のOracle Fusion Middlewareディレクトリ構造に関する項を参照してください。

  4. 「インストール・サマリー」画面

    インストール」をクリックします。

  5. 「インストールの進行状況」画面

    インストールが完了したら「次へ」をクリックします。

  6. 「インストール完了」画面

    終了」をクリックします。

4 Oracle SOA Suiteソフトウェアのパッチ適用

次の手順では、Oracle SOA Suite用Patch Setインストーラを実行してパッチを適用し、ソフトウェアを最新パージョンに更新します。Oracle SOA Suite用Patch SetインストーラによってOracle Business Process Management Suiteもインストールされます。

既存のインストールにパッチを適用する手順は次のとおりです。

  1. CD-ROMを挿入します。

  2. Patch Setインストーラを起動します。


    注意:

    rootユーザーでのインストーラの起動はサポートされていません。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    ./runInstaller
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    setup.exe
    

    インストーラでは、システム上のJava Runtime Environment(JRE)の場所のフルパスを指定する必要があります。Oracle WebLogic Serverのインストール時(第2.5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」)に、システムにはJREがインストールされています。この場所(jreディレクトリの場所)を使用してインストーラを起動できます。JREのデフォルトの場所は、MW_HOME/jdk160_18(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME\jdk160_18(Windowsオペレーティング・システムの場合)です。ここで、MW_HOMEはミドルウェア・ホーム・ディレクトリを指します。

    64ビット・プラットフォームでは、JREの場所はJAVA_HOME(Oracle WebLogic Serverのインストールに使用した場所)です。詳細は、第2.5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」を参照してください。

  3. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  4. 「インストール場所の指定」画面

    • Oracleミドルウェア・ホーム: SOA_ORACLE_HOMEを含む既存のミドルウェア・ホーム・ディレクトリを指定します。

    • Oracleホーム・ディレクトリ: 既存のSOA_ORACLE_HOMEディレクトリを指定します。

    次へ」をクリックします。

  5. 「インストール・サマリー」画面

    インストール」をクリックします。

  6. 「インストールの進行状況」画面

    インストールが100%完了したら、「次へ」をクリックします。

  7. 「インストール完了」画面

    終了」をクリックします。

5 Oracle SOA Suiteの構成とWebLogicドメインの作成

ソフトウェアのインストールに成功したら、Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用して、Oracle SOA Suiteを構成できます。この構成ウィザードは、SOA_ORACLE_HOME/common/binディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはSOA_ORACLE_HOME\common\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)にあります。

  1. 構成ウィザードを起動します。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    ./config.sh
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    config.cmd
    

    32ビット・オペレーティング・システムを使用している場合は、Oracle WebLogicをインストールする際にOracle JRockit SDKもインストールされます(第2.5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」を参照)。これは、構成ウィザードがデフォルトで使用するJDKです。Sun JDKを使用して構成ウィザードを起動するには、構成ウィザードを起動する前に次の手順を実行します。

    1. JAVA_HOME環境変数をSun JDKの場所に設定します。たとえば、その環境変数を、MW_HOME/jdk160_18ディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME\jdk160_18ディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)の中にOracle WebLogic ServerとともにインストールされたSun JDKに設定できます。

    2. JAVA_VENDOR環境変数を「Sun」に設定します。

  2. 「ようこそ」画面

    新しいWebLogicドメインの作成」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  3. 「ドメイン・ソースの選択」画面

    以下の製品をサポートするために、自動的に構成されたドメインを生成する」を選択し、このドメイン内に構成する製品を選択します。Oracle SOA Suiteのインストールでは次を選択します。

    • Oracle SOA Suite - 11.1.1.0 [SOA_ORACLE_HOME]

    • Oracle Enterprise Manager - 11.1.1.0 [oracle_common]

    • Oracle WSM Policy Manager - 11.1.1.0 [oracle_common]

    • Oracle JRF WebServices Asynchronous services - 11.1.1.0 [oracle_common]

    • Oracle JRF - 11.1.1.0 [oracle_common]

    • WebLogic Advanced Web Services Extension - 10.3.2.0 [WebLogic_Home]

    すでにOracle Fusion Middleware製品がシステムにインストールされている場合は、この画面上に重複した製品が表示されることがあります。SOA_ORACLE_HOMEと関連する製品のみ選択してください。

    次へ」をクリックします。

  4. 「ドメイン名と場所の指定」画面

    次のドメイン情報を指定します。

    • ドメイン名: 作成するドメインの名前。デフォルトの名前はbase_domainです。

    • ドメインの場所: このドメインが作成されるディレクトリへの絶対パス。デフォルトの場所は、MW_HOME/user_projects/domains(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME\user_projects\domains(Windowsオペレーティング・システムの場合)です。

    • アプリケーションの場所: このドメインで作成されたアプリケーションが存在するディレクトリへの絶対パス。デフォルトの場所は、MW_HOME/user_projects/applications(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME\user_projects\applications(Windowsオペレーティング・システムの場合)です。

    次へ」をクリックします。

  5. 「管理者ユーザー名およびパスワードの構成」画面

    管理者に次の資格証明を指定します。

    • User name: このドメインの管理者の名前。デフォルトの名前はweblogicです。

    • User password: 管理者のパスワード。

    • Confirm user password: 管理者のパスワードを再入力します。

    • 説明: このユーザーに関する説明を入力するか、デフォルトの説明のままにします。このフィールドはオプションです。

    次へ」をクリックします。

  6. 「サーバーの起動モードおよびJDKの構成」画面

    画面の「WebLogicドメインの起動モード」の部分で、「開発モード」を選択します。

    画面の「JDKの選択」の部分で、「開発モード」の中のユーザー・プラットフォームに推奨されるJDKを選択します。このテキストは、「WebLogicドメインの起動モード」セクションの「開発モード」の直下にあります。たとえば、Linuxシステムでは、使用可能なJDKの一覧から「Sun SDK 1.6.0_18」を選択するように要求されます。

    次へ」をクリックします。

  7. 「JDBCコンポーネント・スキーマの構成」画面

    この画面に一覧表示されるデータソースごとに、スキーマ情報を構成します。この画面のいずれかのフィールドに変更を加える場合、その変更は選択したデータソースのみに適用されます。すべてのデータソースに共通するフィールド(たとえば、すべてのデータソースが同じデータベースに存在する場合)には、すべてのデータソースを選択し、変更する必要があります。入力すると変更は自動的に保存されます。

    全データソースに共通の情報をすべて指定したら、個々のデータソースまたは小さなグループのデータソースを選択し、それぞれに固有の情報(スキーマ・オーナーなど)を入力する必要があります。

    この画面の表を確認し、変更が必要なフィールドを特定します。

    • ベンダー: ドロップダウン・リストからデータベースのベンダーを選択します。

    • ドライバ: ドロップダウン・リストからドライバ・タイプを選択します。

    • スキーマ・オーナー: スキーマのオーナーを指定します。これは次の形式で指定されたこのコンポーネントのスキーマの名前です。

      prefix_schema-name
      

      この情報は、RCUを使用してスキーマを作成した際に「コンポーネントの選択」画面で指定した情報です。詳細は、第2.4項「Oracle SOA SuiteとOracle BAMのスキーマの作成」を参照してください。

    • パスワード: スキーマのパスワードを指定します。このパスワードは、RCUを使用してスキーマを作成した際に「スキーマ・パスワード」画面で指定したパスワードです。詳細は、第2.4項「Oracle SOA SuiteとOracle BAMのスキーマの作成」を参照してください。

    • DBMS/サービス: データベースのサービス名を指定します。このスキーマが存在するデータベースを指定します。

    • ホスト名: データベースを実行するマシンの名前を指定します。

    • ポート: データベースのリスニング・ポート番号を指定します。

    次へ」をクリックします。

  8. 「コンポーネント・スキーマのテスト」画面

    データソースへの接続が成功していることを確認します。

    次へ」をクリックします。

  9. 「オプションの構成を選択」画面

    この画面では何も選択しません。

    次へ」をクリックします。

  10. 「構成のサマリ」画面

    この画面の情報を確認します。前の画面に戻って構成の一部を変更する場合は、左側のナビゲーション・ペインまたは「前へ」ボタンを使用します。

    すべてが正しいことを確認したら、「作成」をクリックします。

  11. 「ドメインの作成中」画面

    ドメインが正常に作成されると、プログレス・バーが100%になり、「完了」ボタンがアクティブになります。

    サマリー情報の最後の行は、管理サーバーのURLです。管理サーバーを起動した後でアクセスできるように、このURLを記録しておいてください。

    完了」をクリックして、画面を終了します。

WebLogicドメインの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用したドメインの作成』を参照してください。

6 WebLogicドメインの拡張とOracle BAMの構成

この項では、既存のWebLogicドメインを拡張してOracle BAMを含めるための手順について説明します。Oracle BAMを構成しない場合は、この項をスキップして第7項「インストール後の作業」に進んでください。

  1. 構成ウィザードを起動します。

    構成ウィザードの起動手順の詳細は、第5項「Oracle SOA Suiteの構成とWebLogicドメインの作成」を参照してください。

  2. 「ようこそ」画面

    既存のWebLogicドメインの拡張」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  3. 「拡張ソースの選択」画面

    以下の製品をサポートするために、自動的にドメインを拡張するを選択し、「Oracle Business Activity Monitoring - 11.1.1.0 [SOA_ORACLE_HOME]」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  4. 「オプションの構成を選択」画面

    この画面では何も選択しません。

    次へ」をクリックします。

  5. 「構成のサマリ」画面

    この画面の情報を確認します。前の画面に戻って構成の一部を変更する場合は、左側のナビゲーション・ペインまたは「前へ」ボタンを使用します。

    すべてが正しいことを確認したら、「拡張」をクリックします。

  6. 「ドメインの作成中」画面

    ドメインが正常に拡張されると、プログレス・バーが100%になり、「完了」ボタンがアクティブになります。

    完了」をクリックして、画面を終了します。

WebLogicドメインの構成の詳細は、『Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用したドメインの作成』を参照してください。

7 インストール後の作業

この項には、インストールと構成の確認に役立つ一般情報が含まれています。コンポーネントによっては、カスタム構成または手動構成が必要な場合があり、それに関する情報もこの項に含まれています。

7.1 Oracle BAMのカスタム・ポート番号の構成

Oracle BAM管理対象サーバー(bam_server1)のデフォルト・ポート番号は9001です。構成時に構成ウィザードを使用してこのポート番号を変更するかリスニング・アドレスを指定した場合、次の変更を手動で行う必要があります。

手順の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Management Suiteインストレーション・ガイド』のOracle BAMのカスタム・ポート番号の構成に関する項を参照してください。

7.2 サーバーの起動

デプロイメントを起動し実行するには、管理サーバーおよび様々な管理対象サーバーを起動する必要があります。

  1. 管理サーバーを起動するには、新しいドメインを作成したディレクトリでstartWebLogic.shスクリプト(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはstartWebLogic.cmdスクリプト(Windowsオペレーティング・システムの場合)を実行します。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    MW_HOME/user_projects/domains/domain_name/startWebLogic.sh
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    MW_HOME\user_projects\domains\domain_name\startWebLogic.cmd
    

    ドメイン名と場所は、構成ウィザードの「ドメイン名と場所の指定」画面で入力したものです。

  2. 管理対象サーバーを起動するには、ドメインを作成したディレクトリ内にあるbinディレクトリで、startManagedWebLogic.shスクリプト(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはstartManagedWebLogic.cmdスクリプト(Windowsオペレーティング・システムの場合)を実行します。

    このコマンドでは、サーバー名の指定も必要とします。次のサーバーを起動する必要があります。

    • soa_server1(Oracle SOA Server)

    • bam_server1(Oracle BAM Server)

    たとえば、Oracle SOA ServerをUNIXオペレーティング・システムで起動するには、次のコマンドを使用します。

    ./startManagedWebLogic.sh soa_server1
    

    Windowsシステム:

    startManagedWebLogic.cmd soa_server1
    

WebLogic Serverを起動する前に、WebLogic Serverのユーザー名とパスワードの入力が求められます。これらは、構成ウィザードの「管理者ユーザー名およびパスワードの構成」画面で指定したものです。


注意:

インストールと構成の後でOracle SOA ServerとOracle BAM Serverの両方を初めて起動する場合は、Oracle BAM Serverを起動する前にOracle SOA Serverの起動が完了していることを確認する必要があります。

起動を必要とする管理対象サーバーの名前が不明な場合は、UNIXオペレーティング・システムでは次のファイルの内容を表示します。

MW_HOME/user_projects/domains/domain_name/startManagedWebLogic_readme.txt

Windowsシステム:

MW_HOME\user_projects\domains\domain_name\startManagedWebLogic_readme.txt

次のURLで管理サーバー・コンソールにアクセスすることもできます。

http://host:admin_server_port/console

構成ウィザードの「管理者ユーザー名およびパスワードの構成」画面で指定したユーザー名とパスワードを入力します。次に、「環境」→「サーバー」に移動して、管理対象サーバーの名前を確認します。

サーバーの起動と停止の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』のサーバーの起動と停止に関する項を参照してください。

7.3 ノード・マネージャの起動

管理対象サーバーをホストしているマシン上でノード・マネージャを起動すると、管理コンソールまたはコマンドラインを使用して管理対象サーバーをリモートで起動または停止できます。予期せぬエラーが発生した後、ノード・マネージャから自動的に管理対象サーバーを再起動することもできます。

ノード・マネージャを起動するには、次の手順を実行します。

  1. UNIXオペレーティング・システムの場合、MWHome/oracle_common/common/bin/setNMProps.shスクリプトを実行します。

    Windowsオペレーティング・システムの場合、MWHome\oracle_common\common\bin\setNMProps.cmdスクリプトを実行します。

    このスクリプトは、必要なプロパティをnodemanager.propertiesファイルに付加します。これらのプロパティは、手動で付加することもコマンドライン引数として指定することもできます。


    注意:

    StartScriptEnabled=trueプロパティは、管理対象サーバーが適切なクラスパスとコマンド引数を受け取るために必要です。

    このプロパティを含むファイルはnm.required.propertiesです。


  2. UNIXオペレーティング・システムの場合、MWHome/wlserver_10.3/server/bin/startNodeManager.shスクリプトを実行して、ノード・マネージャを起動します。

    Windowsオペレーティング・システムの場合、MWHome\wlserver_10.3\server\bin\startNodeManager.cmdスクリプトを実行して、ノード・マネージャを起動します。

ノード・マネージャの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Node Manager Administrator's Guide for Oracle WebLogic Server』を参照してください。

7.4 インストールの確認

ブラウザを起動して、次のURLを入力します。

8 Oracle SOA Suite Design-Time Componentsのインストール

Oracle SOA Suiteは、Oracle JDeveloperのインストール時には自動的にインストールされません。SOAアプリケーションおよびプロジェクトを作成する前に、JDeveloper用のSOA Suite拡張をインストールする必要があります。

JDeveloper用のSOA Suite拡張をインストールする手順は、『Oracle Fusion Middleware Oracle JDeveloperインストレーション・ガイド』を参照してください。

9 Oracle SOA Suiteの削除

システムからOracle SOA Suiteを削除するには、次の手順が必要です。

ソフトウェアを削除する場合は、必ずこの項で説明する手順を使用してください。ソフトウェアを手動で削除すると、後でソフトウェアを再インストールする際に問題が発生する可能性があります。この項の手順に従うことで、ソフトウェアを正しく削除できます。

9.1 Oracle Fusion Middlewareの停止

Oracle Fusion Middlewareソフトウェアのコンポーネントを削除する前に、すべてのサーバーとプロセスを停止してください。

  1. WebLogic管理対象サーバーを停止します。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    MW_HOME/user_projects/domains/domain_name/bin/stopManagedWeblogic.sh managed_server_nanme admin_url username password
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    MW_HOME\user_projects\domains\domain_name\bin\stopManagedWeblogic.cmd managed_server_nanme admin_url username password
    
  2. WebLogic管理サーバーを停止します。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    MW_HOME/user_projects/domains/domain_name/bin/stopWeblogic.sh username password admin_url
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    MW_HOME\user_projects\domains\domain_name\bin\stopWeblogic.cmd username password admin_url
    

どちらのコマンドでも、次の形式を使用してadmin_urlを指定します。

http://admin_server_host.admin_server_domain:admin_server_port

Oracle Fusion Middlewareの起動と停止の詳細は、Oracle Fusion Middlewareの管理者ガイドのOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する項を参照してください。

サーバーの起動と停止の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』のサーバーの起動と停止に関する項を参照してください。

9.2 Oracle SOA Suiteスキーマの削除

Repository Creation Utility(RCU)を実行して、データベースからOracle SOAスキーマを削除します。

9.2.1 RCUの起動

RCU_HOME/binディレクトリ(Linuxオペレーティング・システムの場合)またはRCU_HOME\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)からRCUを起動します。

Linuxオペレーティング・システムの場合:

./rcu

Windowsオペレーティング・システムの場合:

rcu.bat

9.2.2 SOA Suiteスキーマの削除手順

次の手順に従ってSOA Suiteスキーマを削除します。

  1. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  2. 「リポジトリの作成」画面

    削除」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  3. 「データベース接続の詳細」画面

    Oracleデータベースに接続するための次の資格証明を指定します。これらの資格証明は、SOA Suiteスキーマを作成した際にこの画面で指定した資格証明と同じです。詳細は、第2.4項「Oracle SOA SuiteとOracle BAMのスキーマの作成」を参照してください。

    次へ」をクリックします。「前提条件チェック」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「データベース接続の詳細」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    チェックがエラーなしで完了したら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  4. 「コンポーネントの選択」画面

    削除する接頭辞とスキーマをリポジトリから選択します。

    次へ」をクリックします。「前提条件チェック」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「コンポーネントの選択」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    チェックがエラーなしで完了したら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  5. 「サマリー」画面

    削除」をクリックします。「削除」画面が表示されます。エラーが発生した場合は、エラーに関する詳細が「サマリー」画面に表示されます。エラーを修正し、「次へ」をもう一度クリックします。

    スキーマがエラーなしで削除されたら、「OK」をクリックしてこの画面を閉じます。

  6. 「完了サマリー」画面

    閉じる」をクリックします。

9.3 Oracle SOA Suiteの削除

Oracle SOA Suiteを削除すると、SOA OracleホームとともにOracle Commonホーム・ディレクトリも削除されます。

アンインストーラによって、その起動元であるOracleホームの削除が試行されます。この手順では、作成したWebLogicドメインは削除されません。Oracleホーム内のソフトウェアのみが削除されます。

SOA Oracleホームを削除する前に、既存のドメインで使用されていないことを確認してください。また、このOracleホームを使用する実行中のプロセスをすべて停止してください。ソフトウェアを削除すると、WebLogicドメインは使用できなくなります。

9.3.1 SOA Oracleホームの削除

アンインストーラを起動するには、SOA_ORACLE_HOME/oui/binディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはSOA_ORACLE_HOME\oui\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)に移動して、アンインストーラを起動します。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

./runInstaller -deinstall

Windowsオペレーティング・システムの場合:

setup.exe -deinstall

Windowsオペレーティング・システムでは、「スタート」メニューからアンインストーラを起動することもできます。「すべてのプログラム」→「Oracle SOA 11g - Home1」→「Uninstall」を選択します。

次の手順に従ってインストールされたソフトウェアを削除します。

  1. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  2. 「Oracleホームのアンインストール」画面

    削除対象のOracleホームが正しいことを確認します。

    アンインストール」をクリックして続行します。

    警告ダイアログ・ボックスが表示されます。「はい」をクリックし、削除を進めてOracleホーム・ディレクトリを削除することを確定します。

  3. 「アンインストールの進行状況」画面

    この画面では、削除の進捗状況とステータスが表示されます。操作は必要ありません。アンインストールが完了すると、インストーラは自動的に次の画面に進みます。

  4. 「アンインストール完了」画面

    終了」をクリックします。

  5. Windowsオペレーティング・システムではOracleホーム・ディレクトリを手動で削除します(警告ダイアログ・ボックスで「はい」と答えた場合でも)。

    たとえば、Oracleホーム・ディレクトリがC:\Oracle\Middleware\Oracle_SOA1だとすると、C:\Oracle\Middlewareディレクトリに移動し、Oracle_SOA1フォルダを右クリックして「削除」を選択します。

9.3.2 Oracle Commonホームの削除

この項では、oracle_commonディレクトリの削除方法について説明します。このディレクトリでは、他のOracleホーム・ディレクトリと同様に、それ自体のアンインストーラがoui/bin(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはoui\bin(Windowsオペレーティング・システムの場合)に含まれています。

アンインストーラを起動するには、MW_HOME/oracle_common/oui/binディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME\oracle_common\oui\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)に移動して、アンインストーラを起動します。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

./runInstaller -deinstall

Windowsオペレーティング・システムの場合:

setup.exe -deinstall

アンインストーラが起動したら、次の手順に従ってOracle Commonホームを削除します。

  1. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  2. 「アンインストール・タイプの選択」画面

    Oracleホームのアンインストール」を選択します。

    次へ」をクリックします。

  3. 「Oracleホームのアンインストール」画面

    削除対象のOracleホームが正しいことを確認します。

    次へ」をクリックして続行します。

    警告ダイアログ・ボックスが表示されます。「はい」をクリックし、削除を進めてOracleホーム・ディレクトリを削除することを確定します。

  4. 「アンインストールの進行状況」画面

    この画面では、削除の進捗状況とステータスが表示されます。操作は必要ありません。アンインストールが完了すると、インストーラは自動的に次の画面に進みます。

  5. 「アンインストール完了」画面

    終了」をクリックします。

  6. Windowsオペレーティング・システムではOracle Commonホーム・ディレクトリを手動で削除します(警告ダイアログ・ボックスで「はい」と答えた場合でも)。

    たとえば、Oracle Commonホーム・ディレクトリがC:\Oracle\Middleware\oracle_commonだとすると、C:\Oracle\Middlewareディレクトリに移動し、oracle_commonフォルダを右クリックして「削除」を選択します。

9.4 Oracle WebLogic Serverの削除

Oracle WebLogic Serverの削除

  1. WebLogic_Home/uninstallディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはWebLogic_Home\uninstallディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)からアンインストーラを起動します。このWebLogicホーム・ディレクトリの場所は、第2.5項「Oracle WebLogic Serverのインストールとミドルウェア・ホームの作成」「製品インストール・ディレクトリの選択」画面で指定した場所です。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    ./uninstall.sh
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    uninstall.cmd
    

    Windowsシステムでは、アンインストーラを「スタート」メニューから起動することもできます。「すべてのプログラム」→「Oracle WebLogic」→「Uninstall Oracle WebLogic」を選択します。

  2. 「ようこそ」画面

    次へ」をクリックします。

  3. 「コンポーネントの選択」画面

    デフォルトで、すべてのコンポーネントが選択されます。

    次へ」をクリックします。

  4. 「WebLogic Platformをアンインストール中」画面

    完了」をクリックします。

  5. ミドルウェア・ホーム・ディレクトリを手動で削除します。

    たとえば、UNIXオペレーティング・システムでは、ミドルウェア・ホーム・ディレクトリが/home/Oracle/Middlewareだとすると、次のように実行します。

    > cd /home/Oracle
    > rm -rf Middleware
    

    Windowsオペレーティング・システムでは、ミドルウェア・ホーム・ディレクトリが:\Oracle\Middlewareだとすると、ファイル・マネージャ・ウィンドウを使用してC:\Oracleディレクトリに移動し、Middlewareフォルダを右クリックして「削除」を選択します。

9.5 Oracle JDeveloperの削除

Oracle JDeveloperをシステムにインストールした場合、システムからそのソフトウェアを削除する方法については、『 Oracle Fusion Middleware Oracle JDeveloperインストレーション・ガイド』を参照してください。

9.6 プログラム・グループの削除(Windowsのみ)

また、Windowsシステムでは、Start Menu\Programsフォルダからもプログラム・グループを手動で削除する必要があります。C:\Document and Settings\All Users\Start Menu\Programsから削除するプログラム・グループの例を次にあげます(システム上のフォルダ名やプログラム・グループ名はそれぞれ異なる可能性があります)。

  • Oracle Fusion Middleware 11.1.1.3.0

  • Oracle SOA 11g - Home1

  • Oracle WebLogic

9.7 システムの再起動(Windowsのみ)

Windowsオペレーティング・システムの場合は、すべてのプログラムの削除が完了したら、コンピュータを再起動して正しく削除されたことを確認します。

10 その他の参考資料

詳細は、Oracle Fusion MiddlewareドキュメントCD-ROMに収録されている『Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suite and Oracle Business Process Management Suiteインストレーション・ガイド』を参照してください。

印刷されたドキュメントは、Oracleの代理店を通して、またはhttp://oraclestore.oracle.comにあるOracle Storeで購入できます。

リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)から、無償でダウンロードできます。OTN-Jを使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次のWebサイトから無償で行えます。http://www.oracle.com/technology/global/jp/membership/index.html

すでにOTN-Jのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN-J Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

10.1 Oracleサポート・サービス

Oracle製品サポートを購入した場合は、Oracleサポート・サービスに連絡して支援を要請できます。Oracleサポート・サービスには、電話によるサポート、バージョン更新、およびサービス製品へのアクセスがあります。電話によるサポートは、24時間365日いつでも利用できます。米国内の製品サポートの電話番号は1-800-223-1711です。

電話をする前に、CSI(CPU Support Identifier)番号を確認してください。CSI番号はOracleサポート・サービスへの鍵になるものですので、大切に保管してください。Oracle Storeで注文が処理されると、電子メール・アラートでCSI番号が送られてきます。米国のお客様でCSI番号がわからない場合は、詳細な注文情報を提供するオンラインOrder TrackerにアクセスしてCSI番号を調べることができます。Oracle Storeにアクセスして、上部ナビゲーション・バーにある「Order Tracker」をクリックしてください。

米国以外のOracleサポート・サービス地域のお客様は、最寄りのサポート・センターにサポートへのアクセス方法をお問い合せください。最寄りのサポート・センターを検索するには、http://www.oracle.com/supportにあるサポートWebセンターにアクセスしてください。

サポートWebセンターでは、Oracleサポート・サービスに関する次のような情報が提供されます。

  • 連絡先情報

  • 電子サービスへのアクセス手順

  • 有用なWebサイト

  • サポート・リソース

  • Oracleサポート・ポートフォリオ

  • Oracleサポート・サービス・ニュース

Oracle製品サポートでは、My Oracle Support(以前のOracle MetaLink)とOracleサポート・サービス・プレミアWebサポート製品に24時間いつでもアクセスできます。My Oracle Supportでは、インストール支援、製品マニュアル、およびテクニカル・ソリューション・ナレッジ・ベースにアクセスできます。

ここでは、テクニカル・フォーラムが開催されており、Oracle製品に関する質問を投稿して、Oracleテクニカル・サポート・アナリストやその他のOracleユーザーから回答を得ることができます。質問と回答は公開され、すべてのユーザーで共有されます。

My Oracle Supportオプションには次のものがあります。

  • Technical Assistance Request(TAR)へのアクセス

  • パッチのダウンロード

  • バグ・データベースへの問合せアクセス

  • 製品ライフサイクル情報

My Oracle Supportには、http://metalink.oracle.comからアクセスできます。

10.2 バージョンの更新

ライセンスが切れている場合は、http://oraclestore.oracle.comにあるOracle Storeで最新バージョンのOracle製品を購入できます。

ライセンスが有効な場合は、My Oracle SupportのiTAR機能を通して事前にバージョン更新の出荷を依頼しておくことができます。iTARタイプを米国Client Relations/Non-Technical Requestとして記録しておく必要があります。

米国内では、Client Relationsに連絡してバージョン更新の出荷を依頼することもできます。バージョン更新を依頼する場合は、次の情報をClient Relationsアナリストに提供してください。

  • CSI番号

  • 連絡先情報

  • プラットフォーム

  • 製品名

  • 送付先住所

  • 製品バージョン番号

米国以外では、最寄りのOracleサポート・センターにお問い合せください。

10.3 プレミアム・サービス

オンサイト・サポート、OracleGOLD、リモート・サービス、およびアップグレード・パッケージを含むプレミアム・サービスの詳細は、http://www.oracle.com/supportにあるサポートWebセンターにアクセスしてください。

米国のお客様は、サポート販売代理店(1-800-833-3536)に問い合せることもできます。

10.4 クイック・リファレンス

補足情報にアクセスするには、表2を参照してください。

表2 補足情報とリソースへのリンク

目的 連絡先情報またはWebサイト

米国内で追加の製品、完全使用ライセンス、バージョン更新、およびドキュメントを購入する

http://oraclestore.oracle.com

開発者向けのテクニカル・リソースにアクセスする

http://www.oracle.com/technology

インストール・マニュアルにアクセスする

http://www.oracle.com/technology/documentation

テクニカル・サポートに関する情報にアクセスする

http://www.oracle.com/support

米国以外の最寄りのOracleサポート・センターを検索する

http://www.oracle.com/support

米国以外の最寄りのOracleオフィスを検索する

http://www.oracle.com/global

米国内でClient Relationsに連絡する

1-800-223-1711

米国内の販売代理店に連絡する

1-800-ORACLE-1

米国内のテクニカル・サポートへのTTYアクセスを検索する

1-800-446-2398


11 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、オラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを、障害のあるお客様を含むすべてのお客様にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

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Oracle Fusion Middleware Oracle SOA Suiteクイック・インストレーション・ガイド 11gリリース1(11.1.1)

B55914-02

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このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

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このソフトウェアまたは関連ドキュメントが、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供される場合は、次のNoticeが適用されます。

U.S. GOVERNMENT RIGHTS Programs, software, databases, and related documentation and technical data delivered to U.S. Government customers are "commercial computer software" or "commercial technical data" pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations. As such, the use, duplication, disclosure, modification, and adaptation shall be subject to the restrictions and license terms set forth in the applicable Government contract, and, to the extent applicable by the terms of the Government contract, the additional rights set forth in FAR 52.227-19, Commercial Computer Software License (December 2007). Oracle USA, Inc., 500 Oracle Parkway, Redwood City, CA 94065.

このソフトウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、このソフトウェアを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

OracleはOracle Corporationおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

このソフトウェアおよびドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。