ページ・パラメータは、ページの値を受け入れ、格納します。これは、ページのコール元やページを表示しているユーザーに応じてページ情報が異なることを意味します。
Oracle Portalでは、ページとPortalテンプレートにページ・パラメータを追加できます。ページ用のPortalテンプレートにページ・パラメータを追加すると、そのPortalテンプレートに基づくすべてのページにパラメータが継承されます。ページ設計者は、テンプレートの編集時にテンプレートのページ・パラメータを編集できますが、このテンプレートに基づくページの編集時には、パラメータを変更できません。アイテム用のPortalテンプレートにパラメータを追加すると、そのPortalテンプレートに置かれているすべてのポートレットでパラメータ値を使用できるようになります。詳細は、12.1.1項「Portalテンプレートとは」を参照してください
ページまたはPortalテンプレートにパラメータを追加するには、次のようにします。
パラメータを追加するぺージまたはテンプレートに移動します。
編集モードに切り替えます。
ページ・ツールバーの「ページ」(または「テンプレート」)の横にある「プロパティ」リンクをクリックします。
ページ・グループではなくページ(またはテンプレート)のリンクをクリックしてください。
「プロパティ」ページで、「パラメータ」タブをクリックして前面に表示します。
ページ・グループでは、パラメータとイベントはデフォルトで有効になります。「パラメータ」タブが表示されない場合は、「パラメータおよびイベントを有効にする」ページ・グループ設定が無効になっています。詳細は、第4章「ページ・グループの使用」を参照してください。
「パラメータ名」フィールドに、パラメータの名前を入力します。
名前では大文字と小文字が区別されます。また、ページ(またはテンプレート)内で一意にする必要があります。名前は、最大200文字です。名前には、英数字(A〜Z、a〜z、0〜9)とアンダースコア(_)のみを使用できます。空白やその他の特殊文字は使用できません。
「追加」をクリックします。
パラメータがページ(またはテンプレート)に追加され、そのプロパティを「ページ・パラメータのプロパティ」セクションで編集できます。
「表示名」フィールドに、パラメータを表す名前を入力します。
スペースを含む任意の文字で4000文字まで入力できます。
(オプション)「デフォルト値」フィールドに、他の値が指定されない場合にパラメータに割り当てる値を入力します。
このフィールドは、標準およびモバイル・ページ、「標準」ページ・タイプに基づくカスタム・タイプのページにのみ使用できます。
(オプション)ページ(またはこのテンプレートに基づく任意のページ)をパーソナライズするユーザーがパラメータに独自の値を指定できるようにする場合は、「パーソナライズ可能」を選択します。
このフィールドは、標準およびモバイル・ページ、「標準」ページ・タイプに基づくカスタム・タイプのページにのみ使用できます。
このオプションは、アイテム用のPortalテンプレートには使用できません。
(オプション)「説明」フィールドに、パラメータの説明を入力します。
ユーザーがこのページ・パラメータの値をパーソナライズできる(「パーソナライズ可能」チェック・ボックスが選択されている)場合、パラメータに指定できる値の種類に関するヒントや例を入力します。説明は、最大4000文字です。
このオプションは、アイテム用のPortalテンプレートには使用できません。
変更を保存して、別のパラメータを作成する場合は、「適用」をクリックします。変更を保存して、ページまたはテンプレートに戻る場合は、「OK」をクリックします。
注意: このページを離れる前に別のパラメータを追加する場合は、次のパラメータを作成する前に「適用」をクリックしてください。このボタンをクリックしないと、最初のパラメータのプロパティに加えた変更が失われます。 |