11.6 タブのスタイルの定義

ポータルを特徴付ける別の方法として、タブで使用する色、フォントおよびイメージを適切に選択します。タブの色とフォントは、タブを含むリージョンで使用されるスタイルを編集して変更します。タブ・イメージの追加方法は、10.3項「タブに関する作業」を参照してください。タブにスタイルを適用する方法は、11.8.2項「リージョンへのスタイルの適用」を参照してください。

図11-10は、異なる色とフォントを設定した同じタブを示しています。

図11-10 異なる色とフォントを設定した同じタブ

「図11-10 異なる色とフォントを設定した同じタブ」の説明

スタイルの変更は、そのスタイルを使用するすべてのページ、サブページ、タブおよびアイテム・リージョンの外観に影響を及ぼすため、スタイルの編集には注意が必要です。

タブの色とフォントを変更するには、次の手順を実行します。

1. Oracle Portalにログインします。

2. 「構築」タブをクリックして、前面に表示します。

3. 「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストから、該当するスタイルを所有するページ・グループを選択します。

   デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。

   
   

   ヒント: スタイルが複数のページ・グループで使用されている場合は、「共有オブジェクト」ページ・グループにあります。

   
   

4. 「レイアウトと外観」セクションの「スタイル」で、編集するスタイルをクリックします。

   「スタイルの編集」ページの「プロパティ」タブが開きます。

5. 「スタイル要素のタイプ」セクションで、「タブ」を選択します。

6. 「スタイル要素のプロパティ」セクションで、定義するタブのスタイル要素を選択します。

   タブに関連するスタイル要素のリストおよび説明は、11.3.2項「タブ」を参照してください。

7. カラー・パレット内の色をクリックするか、「色」フィールドに16進値を入力します。

   パレット内の色をクリックすると、「色」フィールドに16進値が自動的に移入されます。

8. 「フォント飾り」で、次のいずれかを選択します。

   • <なし>: 飾りなしの場合（次の注意を参照）

   • プレーン: 飾りなしの場合（次の注意を参照）

   • 下線: 下線付きのテキストの場合

   • 取消し線: 取消し線が引かれたテキストの場合

   • 下線と取消し線:取消し線も引かれた下線付きのテキストの場合

   
   

   注意: 「プレーン」および「<なし>」を選択すると、ほとんどのアイテム・タイプで同じ効果となります。ただし、ハイパーリンクとして表示されるアイテムに適用すると、次のように効果は異なります。 「<なし>」をハイパーリンクに適用すると、ハイパーリンクの表示方法は、ユーザーのブラウザ設定によって決定されます。つまり、ユーザーのブラウザの構成方法に従って、プレーンまたは下線付きのいずれかで表示されます。 「プレーン」をハイパーリンクに適用すると、ユーザーのブラウザ設定に関係なく、ハイパーリンクは常に（下線付きではなく）プレーンとして表示されます。

   
   

9. フォントを選択します。

   「<デフォルト>」フォントを選択すると、ユーザーのブラウザで指定されたデフォルトのフォントで、テキストがレンダリングされます。

10. フォント・サイズを指定し、単位を選択します。

    • px: 固定単位（ピクセル。閲覧者のモニターが基準）

    • pt: 固定単位（ポイント）

    • em: 相対単位（最後に指定されたフォントのフォント・サイズが基準）

    • ex: 相対単位（最後に指定されたフォントのXのサイズが基準）

    • %: 相対単位（最後に指定されたフォントのフォント・サイズが基準）

11. 「フォント・スタイル」で、次のいずれかを選択します。

    • プレーン

    • 太字

    • 斜体

    • 太字と斜体

12. 「適用」をクリックします。

    「プレビュー」セクションがリフレッシュされ、選択した色とフォントが表示されます。

13. 必要に応じて、タブのスタイル要素を編集します。

    各要素を変更したら、「適用」をクリックします。

14. 「閉じる」をクリックして変更を保存し、「スタイルの編集」ページを終了します。