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Oracle Fusion Middlewareリリース・ノート
11gリリース1(11.1.1) for Microsoft Windows(32-Bit)
B55923-02
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29 Oracle Complex Event Processing

この章では、Oracle Complex Event Processing(Oracle CEP)に関連する問題について説明します。内容は次のとおりです。

29.1 一般的な問題および回避方法

この項では、一般的な問題および回避方法について説明します。内容は次のとおりです。

29.1.1 非推奨のAPIおよびスキーマ

表29-1に、11gリリース1(11.1.1)で非推奨のJava APIとその代替API(存在する場合)を示します。

表29-1 非推奨のJava API

非推奨のAPI 代替API

com.bea.wlevs.ede.api.Stream

com.bea.wlevs.ede.api.EventChannel

com.bea.wlevs.ede.api.EventSender

com.bea.wlevs.ede.api.RelationSender

com.bea.wlevs.ede.api.StreamSender

com.bea.wlevs.ede.api.EventSink

com.bea.wlevs.ede.api.RelationSink

com.bea.wlevs.ede.api.StreamSink

com.bea.wlevs.ede.api.EventSource

com.bea.wlevs.ede.api.RelationSource

com.bea.wlevs.ede.api.StreamSource

イベントの記録および再生に関連するcom.bea.wlevs.management.configuration.StageMBeanのメソッド

com.bea.wlevs.management.configuration.RecordPlaybackMBean

RecordPlaybackMBeanを返すcom.bea.wlevs.management.configuration.StageMBeanのメソッドgetRecordPlaybackMBean


表29-2に、11gリリース1(11.1.1)で非推奨のOracle CEPスキーマとその代替スキーマ(存在する場合)を示します。

表29-2 非推奨のOracle CEPスキーマ

非推奨のスキーマ アセンブリ・ファイルで非推奨か コンポーネント構成ファイルで非推奨か 代替スキーマ

wlevs:stream

はい

はい

wlevs:channel

wlevs:metadata

はい

N/A

wlevs:property

wlevs:functionの属性epl-name

はい

N/A

wlevs:functionの属性function-name

wlevs:adapterの属性manageable

はい

N/A

なし。

wlevs:channelの属性manageable

はい

N/A

なし。

wlevs:adapterの属性monitoring

N/A

はい

なし。

wlevs:channelの属性monitoring

N/A

はい

なし。

wlevs:processorの属性monitoring

N/A

はい

なし。


29.1.2 アダプタの変更

アダプタのプログラミング・モデルの変更箇所は、次のとおりです。

アウトバウンド・アダプタ

以前はインバウンド・アダプタのみでしたが、現在はアウトバウンド・アダプタもあります。

アダプタのライフサイクル・コールバック・メソッド

アダプタのSpringタグには、現在、EPNアセンブリ・ファイルを通じてライフサイクル・コールバック・メソッドを設定するための属性が含まれます。

実行可能アダプタ

スレッドで実行するアダプタでは、現在、そのJavaクラスでcom.bea.wlevs.ede.api.RunnableBeanを実装する必要があります。

アダプタ・ファクトリ

プログラマは、アダプタの作成時にアダプタ・ファクトリを作成する必要がなくなりました。アダプタ・ファクトリを作成する必要があるのは、アプリケーション間でアダプタを共有する場合のみです。

アダプタ・プロバイダの公開

アダプタ・プロバイダは、OSGiサービス・レジストリを通じて公開されるアダプタのファクトリです。

以前は、アダプタ・プロバイダを公開する唯一の方法は、次のようにSpring-DMを使用することでした。

<osgi:service interface="com.bea.wlevs.ede.api.AdapterFactory" ref="myBean">
    <osgi:service-properties>
        <entry key="type" value="SocketAdapterType"/>
    </osgi:service-properties>
</osgi:service>

ただし、Spring-DMでは同じアプリケーションでのOSGiサービスのエクスポートとインポートがサポートされないため、前述の方法は非推奨です。

現在は、次のようにwlevs:factoryタグを使用してプロバイダを宣言する必要があります。

<wlevs:factory provider-name="SocketAdapterType" ref="myBean">

この方法は、アダプタが同じアプリケーションに存在するかどうかにかかわらず、動作します。

現在、アダプタとプロバイダが同一の場所に(両方とも同じアプリケーションに)存在する場合、プロバイダの使用はオプションです。アダプタは、直接インスタンス化できるためです。

この変更に従わないと、アプリケーションが起動せず、最終的にタイムアウトする可能性があります。

OracleStockTickに置き換えられたStockTickイベント・タイプ

loadgenアダプタを使用する場合、StockTickイベントの名前がOracleStockTickになったことに注意してください。

29.1.3 デプロイヤ・ツールの新規および非推奨のオプション

このリリースでは、デプロイヤ・ツールの次の点が変更されています。

詳細は、Oracle CEP管理者ガイドのデプロイヤのコマンドライン・リファレンスに関する項を参照してください。

29.1.3.1 一時停止および再開のコマンド

デプロイヤ・ツールには、-suspendおよび-resumeという2つの新規オプションがあります。現在実行中のアプリケーションを一時停止する場合には-suspendを使用し、アプリケーションの実行を再開する場合には-resumeを使用してください。

29.1.3.2 起動および停止のコマンドは非推奨

デプロイヤ・ツールの-startおよび-stopコマンドは、非推奨になりました。

-installコマンドを使用してアプリケーションをインストールすると、Oracle CEPにより、すべての内部初期化タスクの完了後にそのアプリケーションが自動的に起動されます。その後、Oracle CEPサーバー・インスタンスを停止および起動すると、アプリケーションはそれに応じて自動的に停止および起動します。

29.1.3.3 パスワード引数は非推奨

-passwordは非推奨になったため、今後のリリースで削除される可能性があります。この引数を使用しないことをお薦めします。

29.1.4 管理、監視およびJMXの変更

Oracle CEPの管理フレームワークは、今回のリリースで修正されました。

Oracle CEPでは、JRMPプロトコルがサポートされなくなりました。かわりに、JMXクライアントでは、Oracle CEP JMXサーバーにローカルおよびリモートからアクセスするために、よりセキュアなMSAプロトコルを使用する必要があります。localhost上またはリモート・ホスト上で稼働するOracle CEP JMXサーバーに接続する場合、常にMSAコネクタを使用するように、必ずJMX URL service:jmx:msarmi://HOST-NAME:PORT/jndi/jmxconnectorを使用する必要があります(HOST-NAMElocalhostまたはリモート・ホスト名で、PORTはOracle CEPサーバーのJNDIポートです)。

詳細は、次を参照してください。

  • 『Oracle CEP Administrator's Guide』のOracle CEP JMXサーバーへのアクセスに関する項

  • 『Oracle CEP Administrator's Guide』のJMXの構成に関する項

29.1.5 同じホストに存在する複数のサーバーでのstopwlevs.cmdの使用

同じホストで2つのサーバーを起動する環境について検討します。たとえば、ポート9002でリスニングするサーバー1と、ポート9022でリスニングするサーバー2があるとします。このとき、サーバー1のドメイン・ディレクトリでstopwlevs.cmdを使用すると、ポート9002でリスニングするサーバーは停止します。その後、サーバー2のドメイン・ディレクトリでstopwlevs.cmdを使用すると、接続リセット・エラーのために停止操作に失敗します。

回避方法: stopwlevs.cmdコマンドラインの引数-urlまたは-listenPortを使用して、9002以外のポートを指定します。

29.1.6 アプリケーション・タイムスタンプ・チャネルの待機時間が過少に見積られる

監視サービスは、アプリケーション・タイムスタンプ・チャネルが使用されており、is-totally-orderedが有効化されていない場合、CQLプロセッサを通じて処理されているイベントの待機時間を過少に見積る可能性があります。

29.1.7 JConsole接続によって無害なNULLポインタ例外がスローされる

Oracle Bug#8515145に従って記載されています。

wlevsjconsole.cmdスクリプトの有無にかかわらず)JConsoleを使用してOracle CEPサーバーに接続すると、JConsoleでjava.lang.NullPointerExceptionがスローされることがあります。

回避方法: 例外のダイアログ・ボックスで「OK」をクリックし、操作を続けます。この例外は、JMX接続やOracle CEPサーバーに影響しません。

29.1.8 サポートされない可変期間の非イベント検出

固定期間の非イベント・パターン検出は、11gリリース1(11.1.1)でサポートされます。固定期間の非イベント検出用の問合せを作成する場合、定数値と時間単位(DURATION 5 SECONDSなど)または定数値のみ(DURATION 5など)を含むDURATION句を使用できます。

可変期間の非イベント・パターン検出は、11gリリース1(11.1.1)でサポートされません。つまり、DURATION c1+4などの任意の演算式を含むDURATION句は、使用できません

繰返しの非イベント・パターン検出は、11gリリース1(11.1.1)でサポートされますが、固定期間のみが対象です。つまり、MULTIPLES OF句を含むDURATION句は、使用できますが、定数値の期間のみが対象です。

29.1.9 新規接続、ユーザーおよびパスワード用のJMSAdapterMBeanメソッド

Oracle Bug#8584664に従って記載されています。

次のメソッドがcom.bea.wlevs.management.configuration.JMSAdapterMBeanに追加されました。

  • getConnectionUser

  • getConnectionPassword

  • getConnectionEncryptedPassword

次の属性がwlevs_application_config.xsdの要素jms-adapterに追加されました。

  • connection-user

  • connection-password

  • connection-encrypted-password

Oracle CEPでJNDI InitialContextを取得する場合、userおよびpassword(またはencrypted-password)設定を使用します。

Oracle CEPでjavax.jms.ConnectionFactorycreateConnectionメソッドをコールしてJMS宛先(JMSキューまたはトピック)に対する接続を作成する場合、connection-userおよびconnection-password(またはconnection-encrypted-password)設定を使用します(構成されている場合)。それ以外の場合、Oracle CEPではuserおよびpassword(またはencrypted-password)設定を使用します。

1つのセキュリティ・プロバイダがJNDIアクセスに使用されており、もう1つのセキュリティ・プロバイダがJMSアクセスに使用されているアプリケーションでは、connection-userおよびconnection-password(またはconnection-encrypted-password)設定を使用できます。

29.2 構成の問題および回避方法

この項では、構成に関する問題およびその回避方法について説明します。内容は次のとおりです。

29.2.1 Firefoxバージョン3.0によるシグナル生成ダッシュボードへのアクセス

WindowsでFirefoxブラウザ・バージョン3.0を使用してシグナル生成サンプル・ダッシュボード(URL http://localhost:9002/signalgeneration/dashboard.html)にアクセスすると、「開始」のクリック時にエラーが発生します。

回避方法: Internet Explorerバージョン7を使用してシグナル生成サンプル・ダッシュボードにアクセスします。

29.2.2 VPNソフトウェアとマルチキャスト・トラフィック

アクティブなVPNソフトウェアは、マルチキャスト・トラフィックにおいて予期しない動作をすることが知られています。また、Cisco VPNとNortel VPNの両方をインストールすると、マルチキャスト・トラフィックに障害が発生します。

29.2.3 FirefoxでのOracle CEP Visualizerの起動

Firefoxブラウザ(バージョン3.0、SSLおよびJDK 1.6)でOracle CEP Visualizerを使用すると、Oracle CEP Visualizerのページに最初にアクセスしたときに、レンダリングに時間がかかります(最大30秒かかることもあります)。

29.2.4 Oracle CEP Visualizer、FirefoxおよびSSLを使用したファイルのアップロード

Oracle CEP Visualizerの使用時に、FirefoxブラウザとSSLを使用してファイルをアップロードしようとすると、エラーが発生することがあります。

これは、Oracle CEP Visualizerに影響するAdobe Flexの既知の問題です(http://bugs.adobe.com/jira/browse/FP-226)。

29.2.5 外部ステージ・チャネルをOracle CQLプロセッサに接続できない

チャネルがOracle CQLプロセッサに接続されている場合、そのチャネルに外部ステージは使用できません。

29.2.6 FireFoxでOracle CEP Visualizerを使用する場合にスローされる例外

FireFoxでOracle CEP Visualizerを使用する場合:

  • Jettyスクラッチ・ディレクトリに空白を含んだパスを設定しないでください。設定すると、FileNotFoundExceptionが発生します。

  • サーバー側でスローされるEOFExceptionは無視してください。これらの例外により、クライアント側で障害が発生することはありません。

29.2.7 loadgenでサポートされないマルチバイト・キャラクタ

loadgenユーティリティでは、ASCII文字のみがサポートされます。マルチバイト・キャラクタ・セットはサポートされません。

29.2.8 キーストアと秘密鍵のパスワードが異なる場合にOracle CEPサーバーを起動できない

キーストアのパスワードとSSL秘密鍵の別名は、同じである必要があります。異なる場合、Oracle CEPサーバーは起動しません。

29.2.9 Sun JVMを使用するためのOracle CEPサーバーの構成

通常、Oracle CEPサーバーのインストール時には、バンドルされているJRockit SDK 1.6.0_05を使用するためにOracle CEPサーバーを構成します。この他に、Sun Microsystems JDKを使用するためにOracle CEPサーバーを構成することもできます。

Sun JVMを使用するためにOracle CEPサーバーを構成するには、次の手順を行います。

  1. 適切なSun JDKをインストールします。

    詳細は、次を参照してください。

  2. 任意のエディタを使用して、影響を受けるOracle CEPサーバーのsetDomainEnv.shまたはsetDomainEnv.cmdスクリプトを開きます。

    このスクリプトは、メイン・ドメイン・ディレクトリ内のサーバー・ディレクトリにあります。たとえば、HelloWorldドメインのデフォルト・サーバー・ディレクトリの場所は、ORACLE_CEP_HOME/ocep_11.1/samples/domains/helloworld_domain/defaultserverです(ORACLE_CEP_HOMEは、/oracle_cepなどのメインのOracle CEPインストール・ディレクトリを示します)。

  3. このスクリプトを次のように編集して、JAVA_HOME変数を、使用するJDK 1.6.0_11インストールに設定します。

    JAVA_HOME=/scratch/jdk/jdk_1.6.0_11
    
  4. スクリプトを保存して閉じます。

  5. 任意のエディタを使用して、影響を受けるOracle CEPサーバーのstartwlevs.shまたはstartwlevs.cmdスクリプトを開きます。

    このサーバー起動スクリプトは、メイン・ドメイン・ディレクトリ内のサーバー・ディレクトリにあります。たとえば、HelloWorldドメインのデフォルト・サーバー・ディレクトリの場所は、ORACLE_CEP_HOME/ocep_11.1/samples/domains/helloworld_domain/defaultserverです(ORACLE_CEP_HOMEは、/oracle_cepなどのメインのOracle CEPインストール・ディレクトリを示します)。

  6. このスクリプトを編集して、JVM_ARGS変数に次のプロパティを追加します。

    ...
    JVM_ARGS=-XX:+UnlockDiagnosticVMOptions -XX:+UnsyncloadClass -Xms512m
    ...
    
  7. スクリプトを保存して閉じます。

  8. 変更したstartwlevs.shまたはstartwlevs.cmdスクリプトを使用して、影響を受けるOracle CEPサーバーを起動します。

29.2.10 Red Hat Linux 5.3上でEclipse 3.3の起動に失敗する

Red Hat Linux 5.3上ではEclipse 3.3の起動は失敗します。

この問題を回避するには、eclipse.iniファイルに次の行を追加します。

 -Dorg.eclipse.swt.browser.XULRunnerPath=/usr/lib/xulrunner-1.9

Eclipse 3.4以上ではこの問題は発生しません。

29.2.11 Oracle CEPアプリケーションをWebサービス・プロバイダとして構成するにはJDK 1.6.0_14以上が必要

Oracle CEPアプリケーションをWebサービス・プロバイダとして構成するには、DK 1.6.0_14以上を使用する必要があります。

29.2.12 Oracle高可用性の使用時に2次サーバーの障害が同時に起こるとデッドロックが発生する

2台の2次サーバーで同時に障害が発生することはまれですが、そのような場合は、Oracle Coherenceでデッドロックが発生し、Oracle高可用性フェイルオーバーが正常に実行されません。

回避方法:

  1. Oracle高可用性デプロイメント・グループ内のすべてのサーバーを停止します。

    これによってOracle Coherenceも停止します。

  2. Oracle高可用性デプロイメント・グループ内のすべてのサーバーを再起動します。

    これによってOracle Coherenceも再起動します。

29.2.13 本番Oracle CEPサーバーのログ・レベルをNOTICE以上に設定する必要がある

セキュリティとパフォーマンスの両面から、本番システムでは必ずログ・レベルをNOTICE以上(NOTICEWARNINGERRORCRITICALALERTまたはEMERGENCY)に設定してください。

詳細は、Oracle CEP管理者ガイドの、ログの重大度の使用に関する項を参照してください。

29.2.14 インストール後のデフォルト・ユーザー名およびパスワードの変更

インストーラによるインストール・プロセスの一部として、ORACLE_CEP_HOME/user_projects/domains内にocep_domainという名前のデフォルト・ドメインが作成されます。インストールの完了後に、このドメインのデフォルト・ユーザー名およびパスワードを変更することをお薦めします。

詳細は、Oracle CEP Visualizerユーザーズ・ガイドのユーザー・パスワードの変更方法に関する項を参照してください。

29.2.15 Oracle CEP Visualizerのcom.bea.wlevs.visualizer.helpバンドルの起動に失敗する

Oracle CEPサーバーを初めて起動する際に、Oracle CEP Visualizerのcom.bea.wlevs.visualizer.helpバンドルのデプロイメントがタイムアウトになり、失敗して次のようなサーバー・ログ・エラーが表示されます。

Critical error in OHW configuration. Config URL: null 

回避方法:

  1. Oracle CEPサーバーを停止します。

  2. ORACLE_CEP_HOME/user_projects/domains/ocep_domain/SERVER_NAME/Jettyディレクトリおよびその内容を削除します。

  3. Oracle CEPサーバーを起動します。

29.2.16 アプリケーションのドメイン・パスにスペースが含まれる場合に、Windows上のOracle CEP Visualizerによるアプリケーションの更新が失敗する

Oracle Bug#9599748に従って記載されています。

Windows上でOracle CEP Visualizerを使用してアプリケーションを更新する場合、そのアプリケーションのドメイン・パスにスペースが含まれていると、更新の操作に失敗します。

回避方法: Windows上のOracle CEP Visualizerを使用してOracle CEPアプリケーションのデプロイおよび更新を行う場合は、ドメイン・パスにスペースを含めないようにします。

次に例を示します。

ORACLE_CEP_HOME\user_projects\domains\my domain\defaultserver

このドメイン・パスを使用している場合は、次のように変更します。

ORACLE_CEP_HOME\user_projects\domains\mydomain\defaultserver

ORACLE_CEP_HOMEは、Oracle CEPがインストールされているディレクトリです。

29.2.17 build.xmlファイルを使用してビルドしたOracle CQLサンプルのデプロイに失敗する

ORACLE_CEP_HOME\ocep_11.1\samples\source\applications\cql\build.xmlファイルを使用してOracle CQLサンプルをビルドし、ORACLE_CEP_HOME\ocep_11.1\samples\source\applications\cql\dist\com.bea.wlevs.example.cql_11.1.1.1_0.jarファイルをデプロイしようとすると、デプロイメントは失敗します。

回避方法: 例29-1に示すように、ORACLE_CEP_HOME\ocep_11.1\samples\source\applications\cql\build.xmlファイルを編集して、ターゲットcopyfilesの61行目のincludes属性をincludes="**/*"のように変更します。

例29-1 Oracle CQLサンプルのbuild.xml

...
    <target name="copyfiles">
        <mkdir dir="${output.dir}/META-INF/spring" />
        <copy todir="${output.dir}/META-INF/spring">
            <fileset dir="META-INF/spring" includes="*" />
        </copy>
        <mkdir dir="${output.dir}/META-INF/wlevs" />
        <copy todir="${output.dir}/META-INF/wlevs">
            <fileset dir="META-INF/wlevs/" includes="**/*" />
        </copy>
    </target>
...

29.2.18 セキュリティを無効化するとユーザー構成ドメインでサーバーを起動できない

Oracle Bug#9604646に従って記載されています。

サーバー起動コマンドラインに-disablesecurityを追加してセキュリティを無効化した場合は、構成ウィザードを使用して独自のドメイン(ORACLE_CEP_HOME\my_projects\my_domains\mydomain\myserverなど)を作成する際に、Oracle CEPサーバーを起動できません。

回避方法: セキュリティを無効化した状態でサーバーを起動するには、例29-2に示すように、startwlevs.cmdファイルを編集して-disablesecurity引数を追加します。

例29-2 startwlevs.cmdファイルへの-disablesecurity引数の追加

"%JAVA_HOME%\bin\java" %JVM_ARGS% %DGC% %DEBUG% -Dwlevs.home="%USER_INSTALL_DIR%" -Dbea.home="%BEA_HOME%" -jar "%USER_INSTALL_DIR%\bin\wlevs.jar" -disablesecurity %1 %2 %3 %4 %5 %6

詳細は、Oracle CEP管理者ガイドのグラフィカル・モードの構成ウィザードを使用したOracle CEPスタンドアロン・サーバー・ドメインの作成に関する項を参照してください。

29.2.19 新規ドメインのフルパス名の最後にファイル・セパレータを使用しない

Oracle Bug#9649029に従って記載されています。

構成ウィザードを使用して新規ドメインを作成する際に、新規ドメインのフルパス名の入力を求められますが、パス名の最後にWindowsのファイル・セパレータ文字(\)を使用しないでください。

次に正しい例を示します。

D:\cep\user_projects\domains

次のように入力しないでください。

D:\cep\user_projects\domains\

29.2.20 Windows 2008 R2(64ビット)上のOracle CEPのアンインストール

Oracle Bug#9740105に従って記載されています。

Windows 2008 R2(64ビット)上でORACLE_CEP_HOME/ocep_11.1/uninstall/unintsall.cmdを実行すると失敗します。

アンインストールを正常に行うには、次の手順を手動で行う必要があります。

  1. ORACLE_CEP_HOMEフォルダ内のすべてのファイルおよびフォルダを削除します。

  2. 空のORACLE_CEP_HOMEフォルダを削除します。

  3. コマンド・プロンプトを開きます。

  4. regedit.exeと入力して[Enter]を押します。

    「レジストリ エディタ」ウィンドウが表示されます。

  5. 「編集」「検索」の順に選択します。

    「検索」ダイアログが表示されます。

  6. 「検索する値」フィールドに、ORACLE_CEP_HOMEフォルダの完全修飾ファイル・パスを入力します。

    たとえば、Oracle CEPをC:\ocep\wlevsにインストールした場合は、「検索する値」フィールドにC:\ocep\wlevsと入力します。

  7. 「次を検索」をクリックします。

    レジストリ・エディタによって、このパスのREG_SZエントリが検出されます。

  8. REG_SZエントリを選択して、「編集」「削除」の順に選択します。

  9. 「ファイル」→「レジストリ エディタの終了」の順に選択してレジストリ・エディタを終了します。

29.2.21 構成履歴管理の有効化および無効化

Oracle Bug#9828236に従って記載されています。

Oracle CEP Visualizerユーザーズ・ガイドの構成履歴管理に関する項で説明されているように、Oracle CEPでは、リソースおよびアプリケーションの構成履歴管理がデフォルトで提供されます。

この機能はオプションとして無効化できます。これを行うには、ORACLE-CEP-HOME\user_projects\domains\ocep_domain\SERVER\startwlevs.cmdファイルを編集して、最終行に次のようにcom.oracle.ocep.config.version.enabledシステム・プロパティを追加します。

"%JAVA_HOME%\bin\java" %JVM_ARGS% %DGC% %DEBUG% -Dwlevs.home="%USER_INSTALL_DIR%" -Dcom.oracle.ocep.config.version.enabled=false -Dbea.home="%BEA_HOME%" -jar "%USER_INSTALL_DIR%\bin\wlevs.jar"  %ARGS%

この機能を無効化した場合、Oracle CEPは、マルチサーバー・ドメイン内のOracle CEPサーバー間でルールを伝播できません。そのため、ルール変更を伝播させるために、マルチサーバー・ドメインのすべてのサーバーでルールを手動で更新する必要があります。

この機能を無効化した後で再び有効化するには、次の手順を行う必要があります。

  1. Oracle CEPアプリケーションをアンデプロイします。

  2. Oracle CEPサーバーを停止します。

  3. startwlevs.cmdファイルを編集して、-Dcom.oracle.ocep.config.version.enabledシステム・プロパティを削除するか、trueに設定します。

  4. Oracle CEPサーバーを起動します。

  5. Oracle CEPアプリケーションをデプロイします。

この手順が正常に実行されていない場合、マルチサーバー・ドメインでのルール伝播が失敗したり、マルチサーバー・ドメイン内のOracle CEPサーバーでの表示の一貫性をOracle CEP Visualizerが維持できなくなる可能性があります。

および最終行の-Dcom.oracle.ocep.config.version.enabled=falseへのcom.oracle.ocep.config.version.enabledシステム・プロパティの追加。

29.2.22 Oracle CQL問合せのアップグレードまたは追加後にOracle CEP Visualizerを手動でリフレッシュする

Oracle CEPアプリケーションをアップグレードする前に、開いているすべてのパネルを必ず閉じてください。閉じなかったパネルは、無効な状態のままになります。

Oracle CEP Visualizerを使用して、Oracle CQL問合せ、またはマルチサーバー・ドメイン内にデプロイされたOracle CEPアプリケーションのビューを追加または削除した場合、Oracle CEP VisualizerのOracle「CQLルール」タブに変更を表示するために、「ビュー」または「問合せ」ラジオ・ボタンを選択して「すべてのルール」ラジオ・ボタンを選択する必要があります。

29.2.23 クラスタ内の複数のサーバーからの同時更新はサポートされていない

マルチサーバー・ドメインでは、複数のOracle CEPサーバーから同時に更新を発行しないでください。

たとえば、1つのサーバーでOracle CQLルールを変更すると同時に別のサーバーでOracle CQLルールを変更することはできません。

これは、ルール、高可用性アダプタの変更などのすべての構成管理操作に適用されます。

29.3 ドキュメントの訂正箇所

この項では、ドキュメントの訂正箇所を示します。内容は次のとおりです。

29.3.1 Oracle CQLの例にdata-aggre.propではなくorderData.propを使用する

Oracle CEPスタート・ガイドの欠落しているイベント問合せのテスト手順の手順3を、次のように修正する必要があります。

  1. ...

  2. ...

  3. orderData.propプロパティ・ファイルを使用して、ロード・ジェネレータを実行します。

    1. Windowsの場合:

      prompt> runloadgen.cmd orderData.prop
      
    2. UNIXの場合:

      prompt> runloadgen.sh orderData.prop
      

29.3.2 イベントの記録および再生の例でデフォルトのBerkeleyデータベースを使用する

Oracle CEPスタート・ガイドのイベントの記録および再生の例の1段落目を、次のように修正する必要があります。

「記録および再生の例では、イベント・ストアにイベントを記録するためのコンポーネントの構成方法、さらにそのイベント・ストアからイベントを再生するためのネットワーク内の別のコンポーネントの構成方法を示します。この例では、イベントの格納に、Oracle CEP提供のデフォルトのBerkeleyデータベースを使用します。また、HTTP Pub-Subパブリッシュ・アダプタをイベント処理ネットワーク内のノードとして構成する方法も示します。」

Oracle CEPスタート・ガイドの例3-11 recplayアプリケーション構成ファイルconfig.xml: adapter要素を、次のように修正する必要があります。

<adapter>
      <name>simpleEventSource</name>
      <record-parameters>
        <dataset-name>recplay_sample</dataset-name>
        <event-type-list>
            <event-type>SimpleEvent</event-type>
        </event-type-list>
        <batch-size>1</batch-size>
        <batch-time-out>10</batch-time-out>
      </record-parameters>
</adapter>

Oracle CEPスタート・ガイドの次の段落、および例3-12 recplay Oracle CEPサーバー構成ファイルconfig.xml: data-sourceおよびrdbms-event-store-provider要素を削除する必要があります。

「例3-12に示すように、「プロバイダ名」には、data-sourceの子要素nameに対応する、rdbms-event-store-providerの子要素nameの値が含まれます。」

provider-name要素はオプションです。この要素を省略すると、Oracle CEPではOracle CEP提供のデフォルトのBerkeleyデータベース構成が使用されます。デフォルトのBerkeleyデータベース構成を使用することをお薦めします。

29.3.3 グループへのデプロイメントはマルチサーバー・ドメインのみでサポートされる

Oracle Bug#9581829に従って記載されています。

Oracle CEPターゲット・サーバーがマルチサーバー・ドメインの一部(つまり、クラスタリングが有効)の場合のみ、グループへのデプロイを行えます。Oracle CEPターゲット・サーバーがスタンドアロン・サーバー・ドメインの一部(つまり、クラスタリングが無効)の場合は、グループへのデプロイを行えません。詳細は、Oracle CEP管理者ガイドのOracle CEPマルチサーバー・ドメイン管理の概要に関する項を参照してください。

このグループのデプロイメントの制限に関する注意を、次のドキュメントに含める必要があります。

  • Oracle CEP管理者ガイドの表B-3 デプロイメント・コマンド。

  • Oracle CEP開発者ガイド for Eclipseのデプロイ・ユーティリティを使用したOracle CEPアプリケーションのデプロイ手順の手順5。

  • Oracle CEP Visualizerユーザーズ・ガイドのスタンドアロン・サーバー・ドメインでのアプリケーションのデプロイに関する項。

  • Oracle CEP Visualizerユーザーズ・ガイドのマルチサーバー・ドメインでのアプリケーションのデプロイに関する項。

29.3.4 Oracle CEP Java型の[Cおよび[Bをchar[]およびbyte[]にする必要がある

Oracle Bug#9588615に従って記載されています。

Oracle CEP開発者ガイド for Eclipseの例9-9 表のEPNアセンブリ・ファイルのevent-type要素を、次のように修正する必要があります。

<wlevs:event-type-repository>
    ...
    <wlevs:event-type type-name="StockEvent">
        <wlevs:properties>
            <wlevs:property name="symbol" type="char[]" length="16" />
            <wlevs:property name="exchange" type="char[]" length="16" />
        </wlevs:properties>
    </wlevs:event-type>
    ...
</wlevs:event-type-repository>

Oracle CEP開発者ガイド for Eclipseの表9-2 EPNアセンブリ・ファイルのevent-type要素のプロパティ属性で、属性typeの行を次のように修正する必要があります。

「列のSQLデータ型に対応する表10-3のOracle CEP Java型。例10-4の場合、列記号の型値はchar[]です。」

Oracle CEP開発者ガイド for Eclipseの表9-3 SQL列タイプとOracle CEPタイプの等価を、次のように修正する必要があります。

  • [Cという表記をすべてchar[]にする。

  • [Bという表記をすべてbyte[]にする。

29.3.5 Oracle CEPでのIPv4およびIPv6のサポート

Oracle Bug#9645664に従って記載されています。

Oracle CEP管理者ガイドには、Oracle CEPでPv6がサポートされないことが記述されていません。正しくは次のとおりです。

29.3.5.1 IPv4およびIPv6のサポート

Oracle CEPサーバーでの使用に関して動作が保証されているのは、IPv4のみ、またはIPv4/IPv6デュアルスタックです。

Oracle CEPではIPv6はサポートされていません。

IPv6の詳細は、RFC 2460『Internet Protocol, Version 6(IPv6)Specification』(http://www.ietf.org/rfc/rfc2460.txt)を参照してください。

29.3.6 WindowsでのOracle CEPサーバーの停止

Oracle Bug#9778526に従って記載されています。

Windowsでは、Oracle CEPサーバーを起動したコマンド・プロンプトの「閉じる」ボタンをクリックしてOracle CEPサーバーを停止しないでください。Oracle CEPサーバーを停止する際には、常にstopwlevs.cmdスクリプトまたは[Ctrl]+[C]を使用してください。

29.3.7 チャネルでのEventPartitionerの構成

Oracle Bug#9778607に従って記載されています。

Oracle CEP開発者ガイド for Eclipseのイベント・パーティション化チャネルに関する項の2段落目と3段落目を、次のように修正する必要があります。

「デフォルトのEventPartitionerを使用するためにチャネルを構成する場合は、チャネルによるイベントのパーティション化の基準となるイベント・プロパティの名前を指定します。デフォルトのEventPartitionerでは、イベント・プロパティ値のObject.hashCode()を内部ハッシュ関数への入力として使用して、ハッシュ・キーが計算されます。hashkey % number-of-listenersを使用して、イベントを受信するリスナーが計算されます。このアルゴリズムは、新規項目の配置先バケットを計算するためにHashMapで使用されるものと同じアルゴリズムに基づきます。実際には、同じイベント・プロパティ値を持つイベントが同じリスナーに送信されることを意味します。


注意:

デフォルトのイベント・プロパティに基づくEventPartitionerでは、ディスパッチはラウンド・ロビン方式では行われません。

イベント・パーティション化チャネルを使用し、ロード・バランシングを実行する場合は、各リスナーを同一にする必要があります。

それ以外の場合は、リスナーを同一にする必要はありません。」

Oracle CEP開発者ガイド for Eclipseのイベント・パーティション化チャネルを使用したスケーラビリティの構成方法の手順4を、次のように修正する必要があります。

「EPNアセンブリ・ファイルを編集して、partitionByEventPropertyインスタンス・プロパティをchannel要素に追加します。

このinstance-propertyvalueは、チャネルによるイベントのパーティション化の基準になるイベント・プロパティの名前です。

この例では、イベント・プロパティsymbolを基準にして、チャネルによってイベントがパーティション化されます。」

また、例19-2 チャネルのeventPartionerインスタンス・プロパティを、次のように修正する必要があります。

...
    <wlevs:channel id="EventPartitionerChannel" event-type="PriceEvent">
        <wlevs:instance-property name="partitionByEventProperty" value="symbol" />
        <wlevs:listener ref="processor1" />
        <wlevs:listener ref="processor2" />
        <wlevs:listener ref="processor3" />
        <wlevs:source ref="inbound" />
    </wlevs:channel>
...

29.3.8 イベント処理ネットワーク・エディタの画面キャプチャにサポートされていない「イベント・タイプ」タブが表示される

Oracle Bug#9758690に従って記載されています。

イベント処理ネットワーク(EPN)エディタの画面キャプチャには、「イベント・タイプ」タブが表示されています。このタブは、このリリースではサポートされていないため、実際のOracle CEP IDE for Eclipseには表示されません。

29.3.9 Oracle Spatialデータ・カートリッジのネームスペース構成

Oracle Bug#9888784に従って記載されています。

Oracle CEP開発者ガイド for EclipseのOracle Spatialデータ・カートリッジ・アプリケーション・コンテキストの構成方法の手順2以降を、次のように修正する必要があります。

「次の例のようにEPNファイルを編集して、必要なネームスペースおよびスキーマの場所のエントリを追加します。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<beans xmlns="http://www.springframework.org/schema/beans"
       xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
       xmlns:osgi="http://www.springframework.org/schema/osgi"
       xmlns:wlevs="http://www.bea.com/ns/wlevs/spring"
       xmlns:spatial="http://www.oracle.com/ns/ocep/spatial"
       xsi:schemaLocation="
  http://www.springframework.org/schema/beans
  http://www.springframework.org/schema/beans/spring-beans.xsd
  http://www.springframework.org/schema/osgi
  http://www.springframework.org/schema/osgi/spring-osgi.xsd
  http://www.bea.com/ns/wlevs/spring
  http://www.bea.com/ns/wlevs/spring/spring-wlevs-v11_1_1_3.xsd"
  http://www.oracle.com/ns/ocep/spatial
  http://www.oracle.com/ns/ocep/spatial/ocep-spatial.xsd">

"

Oracle CEP CQLランゲージ・リファレンスのOracle Spatialデータ・カートリッジ・アプリケーション・コンテキストの1段落目を、次のように修正する必要があります。

「Oracle Spatialデータ・カートリッジのインスタンスのアプリケーション・コンテキストを定義して、このアプリケーション・コンテキストを実行時に伝播できます。これにより、特定のOracle Spatialアプリケーションのデフォルト(SDO_SRIDなど)を特定のOracle Spatialデータ・カートリッジ・インスタンスに関連付けることができます。

Oracle Spatialデータ・カートリッジ・アプリケーション・コンテキストを定義するには、まず、Oracle CEPアプリケーションのEPNアセンブリ・ファイルを編集して、必要なネームスペースおよびスキーマの場所のエントリを、次の例のように追加する必要があります。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<beans xmlns="http://www.springframework.org/schema/beans"
       xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
       xmlns:osgi="http://www.springframework.org/schema/osgi"
       xmlns:wlevs="http://www.bea.com/ns/wlevs/spring"
       xmlns:spatial="http://www.oracle.com/ns/ocep/spatial"
       xsi:schemaLocation="
  http://www.springframework.org/schema/beans
  http://www.springframework.org/schema/beans/spring-beans.xsd
  http://www.springframework.org/schema/osgi
  http://www.springframework.org/schema/osgi/spring-osgi.xsd
  http://www.bea.com/ns/wlevs/spring
  http://www.bea.com/ns/wlevs/spring/spring-wlevs-v11_1_1_3.xsd"
  http://www.oracle.com/ns/ocep/spatial
  http://www.oracle.com/ns/ocep/spatial/ocep-spatial.xsd">

"