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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server タイプ4 JDBCドライバ
11g リリース1(10.3.3)
B61001-01
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1 概要とロードマップ

この章では、『WebLogic タイプ4 JDBCドライバ』の内容と構成について説明します。

ドキュメントのスコープと対象読者

このドキュメントは、Java Database Connectivity (JDBC) APIを使用するアプリケーションの開発とサポートを行うソフトウェア開発者およびシステム管理者向けに書かれています。また、WebLogic Serverを評価するビジネス・アナリストやシステム設計者にとって有用な情報も掲載しています。このドキュメントのトピックは、ソフトウェア・プロジェクトの評価、設計、開発、本番前、およびプ本番段階に関連しています。

このドキュメントは、Java EEおよびEJBの概念に精通している読者を対象としています。このドキュメントでは、WebLogic Server EJBが提供する付加価値機能と、EJBアプリケーションを実行するWebLogic Server機能の使い方に関する主要な情報が重点的に扱われています。

このドキュメントの手引き

関連ドキュメント

このドキュメントでは、JDBC固有のドライバに関する情報を取扱います。

WebLogic Serverアプリケーションを開発、デプロイ、およびモニターするための包括的なガイドラインについては、以下のドキュメントを参照してください。

JDBCサンプルとチュートリアル

このドキュメントの他にも、様々なJDBCコード・サンプルとチュートリアルが用意されています。これらのサンプルとチュートリアルでは、JDBCの構成とAPIの使い方、および主要なJDBC開発タスクを実行する実際的な手順が示されています。

Avitek Medical Recordsアプリケーション(MedRec)とチュートリアル

MedRecはWebLogic Serverに付属したエンドツーエンドのサンプルJava EEアプリケーションであり、一元的で独立した医療記録管理システムをシミュレートします。MedRecアプリケーションには、患者、医師、および管理者に対して、様々なクライアントを使用して患者のデータを管理するフレームワークが用意されています。

MedRecはWebLogic ServerとJava EEの機能を例示し、Oracle推奨のベスト・プラクティスを重要点として示します。MedRecはWebLogic Server配布キットに含まれており、Windowsマシンの「スタート」メニューからアクセスできます。Linuxなどのプラットフォームでは、WL_HOME\samples\domains\medrecディレクトリからMedRecを起動します。WL_HOMEは、WebLogic Serverの最上位インストール・ディレクトリです。

WebLogic Server配布キットのJDBCサンプル

WebLogic Serverでは、任意でAPIコード・サンプルをWL_HOME\samples\server\examples\src\examplesにインストールできます。WL_HOMEは、WebLogic Serverのインストール先の最上位ディレクトリです。WebLogic Serverのスタート・メニューからサンプル・サーバーを起動して、サンプルとその実行手順に関する情報を確認できます。

このリリースでのJDBCの新機能と変更点

このリリースで導入された新しいWebLogic Server機能の包括的なリストは、「Oracle WebLogic Serverの新機能」を参照してください。