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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-RPC Webサービス・スタート・ガイド
11g リリース1(10.3.3)
B61647-01
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1 概要

このドキュメントでは、Java API for XML-based RPC (JAX-RPC)(https://jax-rpc.dev.java.netを参照)を使用してWebLogic Webサービスをプログラミングする方法について説明します。JAX-RPCは、XMLベースのリモート・プロシージャ呼出し(RPC)を行うためのJava APIを定義したSunの仕様です。特に、これらのAPIは、SOAP 1.1(分散型環境で情報を交換するためのXMLベースのプロトコル)を使用してWebサービスを呼び出したり、Webサービスからレスポンスを取得したりするのに使用されます。


注意:

JAX-WSは、WebサービスおよびWebアプリケーション内でJAX-RPCに取ってかわるものとして設計されています。JAX-WSおよびJAX-RPCに対してサポートされている機能を比較するには、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server Webサービスの紹介』の「JAX-WSまたはJAX-RPCのいずれかを選択する際の判断基準」を参照してください。

次の表に、このガイドの内容をまとめます。

表1-1 内容のまとめ

内容

第2章「ユース・ケースとサンプル」


一般的なユース・ケースとサンプルを確認および実行します。

第3章「WebLogic Webサービスの開発」


WebLogic開発環境でのWebサービスの開発。

第4章「JWSファイルのプログラミング」


Webサービスを実装するJWSファイルのプログラミング。

第5章「データ・バインディングについて」


Java Architecture for XML Binding (JAXB)データ・バインディングを使用します。

第6章「Webサービスの呼出し」


スタンドアロン・クライアントまたは別のWebサービスからのWebサービスの呼出し。

第8章「WebLogic Webサービスの旧リリースから10.3.xへのアップグレード」


前のリリースからのWebサービスのアップグレード。

第7章「Webサービスの管理」


管理コンソールを使用したWebLogic Webサービスの管理。



注意:

Oracle WebLogic ServerのJAX-WS実装は、JAX-WS参照実装(RI)から拡張されて、Glassfish Communityによって開発されます(https://jax-ws.dev.java.net/を参照)。JAX-WS仕様(JSR-224)で定義されたすべての機能は、Oracle WebLogic Serverによって完全にサポートされます。

また、JAX-WS RIにはGlassfish寄稿者によって提供された様々な拡張があります。特にドキュメントされた限り、Oracle WebLogic Serverで使用するためのJAX-WS RI拡張はサポートされません。


WebLogic Webサービスの概要、標準、サンプルおよび関連ドキュメントについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの紹介』を参照してください。

WebLogic Webサービスのセキュリティについては、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護』を参照してください。