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Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - 構成
リリース11i(2005年6月)
部品番号: B15956-01
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概要

このマニュアルの概要

システム管理者の職務には、Oracle Applicationsインストールの設定、アクセス権の制御、順調で継続的な動作の保証などが含まれます。これらの職務に必要なタスクについては、次の3分冊で構成される『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド』で説明しています。

「構成」の分冊では、Oracle Applicationsの設定と構成に必要なタスクについて説明します。これらのタスクには、インストール後に一度行うタスクや、プリンタの設定やオンライン・ヘルプ・ファイルのカスタマイズのように、必要時に行うタスクもあります。

Rapid Install実行後のOracle Applicationsの構成

ここでは、リリース11iのApplication Object Libraryに対する推奨の手動設定ステップの一部について説明します。ここでは、Oracle Applicationsインストールを保守するための参照資料としても使用できます。新規インストールの設定方法の詳細は、『Oracle Applicationsのインストール』を参照してください。

Oracle Applications表領域モデルと表領域移行ユーティリティ

新しいOracle Applications表領域モデル(OATM)には、統合された少数の表領域(一時、システムおよびUNDOセグメントの3つのシステム表領域も含めて12個)があります。ローカル管理の表領域もサポートされています。

表領域移行ユーティリティはメニュー・ベースのPerlプログラムです。このユーティリティを使用して表領域に対する将来の領域要件を見積り、ApplicationsのデータベースをOATMに移行できます。

システム管理者の設定タスク

ここでは、共通するシステム管理者の設定タスクの一部について説明します。これらのタスクは通常、Oracle Applicationsユーザー・インタフェースを介して実行します。

Oracle Applications Managerの概要

ここでは、Oracle Applications Managerフレームワークの概要を説明します。Oracle Applications Managerには、Oracle Applicationsシステムのすべての側面を管理できる一連の強力な機能が用意されています。構成の変更、インフラストラクチャの使用状況、パフォーマンス、必要な保守活動、セキュリティに関する潜在的な問題、診断テストの結果など、システムに関する包括的な概要が示されます。また、Oracle Workflow、パッチ適用処理、構成ユーティリティおよびコンカレント処理の管理に役立つユーティリティも含まれています。

コンカレント処理とコンカレント・マネージャの設定

コンカレント・マネージャは、サーバー・マシンのバックグラウンドで複数のプロセス(コンカレント・プロセス)を実行します。Oracle Applications製品を使用するには、その前に各製品グループにコンカレント・マネージャを設定して起動する必要があります。

コンカレント・プログラムおよびレポートの定義

ここでは、複数のコンカレント・プログラムを定義し、それらのプログラムをグループやセットにまとめる方法について説明します。また、コンカレント・プログラムの定義を変更する方法、プログラムが参照するパラメータの動作を変更する方法、および異なるプログラム間で非互換性ルールを定義する方法についても説明します。

プリンタの設定

ここでは、Oracle Applicationsでのプリンタと印刷の設定方法について説明します。

Oracle Applicationsオンライン・ヘルプ

ここでは、Oracle Applicationsのオンライン・ヘルプ・ファイルをカスタマイズする方法について説明します。

Oracle Applications DBAの職務

ここでは、データベース管理者が明示的に実行する必要がある、または前提条件タスクの実行を通じて支援する必要がある、Oracle Applicationsのタスクについて説明します。

Oracle Applicationsのコスト・ベース最適化

Oracle Applicationsでは、SQL文に対する最も効率的な実行計画を選択するために、コスト・ベース・オプティマイザ(CBO)が使用されます。この方法を使用して、オプティマイザは、SQLでアクセスされるスキーマ・オブジェクトに関する統計に基づいて、使用可能なアクセス・パスのコストを計算し、情報を分析することによって、最適な実行計画を決定します。

Oracle ApplicationsとReal Application Clusters

ここでは、Real Application Clusters(RAC)を使用する環境にOracle Applicationsをインストールするために必要なステップについて説明します。

文書連番

ここでは、Oracle Applicationsで作成した文書に一意の番号を割り当てる方法について説明します。

プロセス・ナビゲーションの管理

プロセス・ナビゲータは、ビジネス・プロセス全体および各プロセスの個々のステップに関するダイアグラムをユーザーに提供します。また、プロセスの各ステップに関連付けられたフォームへの直接アクセスも提供します。

国際化の管理

ここでは、Oracle Applicationsの国際化サポートの一部の機能について説明します。ユーザー・セッションに対する言語値、複数言語外部文書などが含まれます。

開発者ツール

ここでは、フォームのパーソナライズ機能と作業ディレクトリ機能について説明します。この機能を使用すると、システム管理者や開発者は、カスタム・フォームを作成してデバッグできます。

ローダー

Oracle Applicationsには、データベース表現とテキスト・ファイル表現との間でOracle Applicationsデータを移動できるローダー・プログラムが用意されています。

Oracle9i Applications ServerとOracle Applications

Oracle9i Application Serverは、業界で最も高速かつ完成度の高い、J2EE認可の統合アプリケーション・サーバーです。ここでは、Oracle9i Application Serverを使用してOracle Applicationsを構成する方法について説明します。

Oracle Discoverer 4iとOracle Applications

Oracle9i Application Serverの統合ビジネス・インテリジェンス・ソリューションの1コンポーネントであるOracle Discoverer 4iは、直観的な非定型の問合せ、レポート作成、分析およびWeb公開を可能にするツールです。これによって、組織のあらゆるレベルのビジネス・ユーザーが、データ・マート、データ・ウェアハウスおよびオンライン取引処理システムの情報に即時にアクセスできます。ここでは、Discoverer 4iを既存のOracle E-Business Suite環境にインストールする方法を説明します。

Oracle Applicationsシステム管理 - メンテナンス

『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - メンテナンス』では、システムの監視、コンカレント要求の確認、プロファイル・オプションの設定など、頻繁に実行するタスクについて説明します。このマニュアルでは、次の領域を扱います。

Oracle Applicationsシステム管理 - セキュリティ

『Oracle Applicationsシステム管理者ガイド - セキュリティ』では、セキュリティの概念、設定タスク、および次の領域で実行する保守タスクについて説明します。