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Oracle Manufacturing Operations Centerユーザーズ・ガイド
リリース12.1
B66925-01
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用語集

属性
製造エンティティを定義し、動作を指定する詳細情報です。 たとえば、物理品目の属性は、品目のサイズ、形状、色を示します。
属性グループ
同種のエンティティ属性の論理的なグループを表します。 仕様の記録またはプロパティの表現に使用できる特性(属性)を収集します。
バッチ数量
生産が計画されている数量です。 MOCではプロセス製造バッチが使用されます。
コンテキスト化
製造現場のトランザクションから収集された粒度の高いタグ・データを取得し、意味のあるビジネス・データに変換する機能のことです。 コンテキスト化ルール・エンジンは、設備、作業指示、ルーティング・オペレーション、品目、シフトなどのエンティティと、ERPデータを同期します。
デバイス
この品目は、通常、MOCデータの収集手段として使用できる、センサー、カウンタ、バー・コード・リーダーなどの、PLCまたは他のタイプのデバイスに使用されます。
ETL(Extract, Transform, Load: 抽出、変換、ロード)
データベースおよびデータ・ウェアハウスでは、外部ソースからのデータの抽出、要件に従ったデータの変換、およびデータベースまたはデータ・ウェアハウスへのデータのロードが行われます。
ISA-95(Instrumentation, Systems and Automation Society)
バッチ生産、連続生産、組立型生産といったインダストリーを含むシステム統合をエンタープライズ・システムが制御するための標準です。 この標準は、Instrumentation, Systems and Automation Societyによって管理されています。 ISA-95では、用語および機能要件が定義されており、製造に関するPRM(Purdue Reference Model)が使用されています。
KPI(キー・パフォーマンス・インディケータ)
組織の重要な成功要因が反映されている定量化可能な測定値です。
MES(製造実行システム)
MESは、ERPと製造現場の間で動作する中間レベル・システムのクラスに使用されます。 通常、このようなシステムはエンタープライズ・クラスのソフトウェアに属しますが、製造現場での製造実行プロセスについてのより詳細な情報を提供します。
OBIEE(Oracle Business Intelligence Enterprise Edition)
あらゆる分析およびレポート機能を提供する包括的なエンタープライズ・ビジネス・インテリジェンス製品のスイートです。 OBIEEでは、企業のソースとアプリケーションに関するデータからの情報と分析が提供されます。
OPC(OLE for Process Control)
OPCは、MicrosoftのOLE/COMテクノロジに基づく標準インタフェースのセットです。 OPC標準インタフェースのアプリケーションを使用すると、オートメーション/制御アプリケーション、フィールド・システム/デバイスなどの間の相互運用が可能になります。
OWB(Oracle Warehouse Builder)
ETL(抽出、変換、ロード)、リレーショナルおよびディメンショナル・モデリング、データ品質、データ監査、データとメタデータの全ライフサイクル管理のための、包括的なツールです。
OEE(総合設備効率)
OEEメジャーは、総合生産製造(TPM)と呼ばれる製造改善アプローチの基本的な構成要素です。 1960年台に日本で開発されたTPMは、OEEを最大にすることを主目的とする製造現場が対象の改善プログラムです。 OEEの3つのパフォーマンス要素は、損失とも呼ばれる様々なイベントによって影響を受けます。 たとえば、可用性はブレークダウン、資材の不足、オペレータの不在などのために失われる場合があります。 これらのそれぞれが損失の一部分を占め、パーセンテージで測定できます。 損失の種類と期間の両方を把握することにより、オペレータは最大利益をもたらす部分に改善活動を集中できます。
PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)
産業用コントローラの一種です。 もともとは、産業用オートメーションは、個別のリレーとタイマーが銅線で接続されたものによって実現されており、制御システムの機能(ロジック)を変更するには、配線を変更する必要がありました。 PLCは、このような半自動工場のリレーの集合を置き換えるために開発され、特に1960年代後半から自動車工場で利用されました。 ほとんどのPLCで使用されているプログラミング方法はラダー・ロジックと呼ばれるものです。 PLCでは、すべてのポイントを常に読み取り(スキャン)、ロジックを処理し、すべてのポイントに書き込むので、スキャン・レートが重要になります。 ほとんどのPLCは独自のネットワークで動作します。
センサー
物理的な刺激(熱、光、音、圧力、動作、流れなど)に反応して、トランスデューサと呼ばれる測定可能な対応する電気信号を生成するデバイスです。
タグ
PLCで個別のデータ要素を表すために使用される用語です。 タグは構成可能でPLCプログラミング技法を使用してプログラムできます。