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ABC分類(ABC Classification) 年間ドル換算取扱高や会社の取引履歴など、重要度の高いものから品目を分類する方法。
ANSI (ANSI) 米国における国際標準規格を制定している米国規格協会。X12の母体であり、ISO(国際標準化機構)の北アメリカ代表も務めています。
ASCII(ASCII) 情報交換用米国標準コード。転送や保管に使用されるファイルの標準フォーマット。ASCII は7ビット・コードで、8ビット目をパリティ・チェックに使用します。
ATP(Available-To-Promise: ATP) 使用可能な在庫、計画済生産数、および資材に基づき、顧客受注に対して製品を生産する能力。
ATPの計算 (Calculate ATP) 計画処理で使用する品目属性の1つ。この属性を使用して「計画詳細レポート」上で品目の有効在庫数量 (ATP) を計算します。次の計算式でATPが計算されます。 ATP = 計画生産量 - 引当済み需要量
BOM品目タイプ (BOM Item Type) 部品構成表(BOM)上の構成部品として使用できる品目を決定する品目分類。 BOM品目タイプには、標準、モデル、オプション区分および計画品目があります。
DRP(DRP) 物流所要量計画(DRP)(Distribution Resource Planning: DRP) を参照。
EDI(EDI) 電子データ交換(EDI) を参照。
Min-Max方式(Min-Max Planning) ユーザー入力の固定値である最小在庫レベルと最大在庫レベルに応じて、発注日時と発注数量を決定する在庫計画方法。
圧縮日数 (Compression Days) 計画処理で提示される日数で、オーダーを短縮する(つまり、開始日から納期までの時間を短縮する)日数。
後入先出原価計算 (LIFO Costing) 最後の受入品目を最初に取引することを想定した原価計算方法。
後入先出法(LIFO)(Last-In-First-Out: LIFO) 在庫査定に使用される原価フロー手法。各取引が順次原価計算された後に、在庫残高および在庫価値が断続的に更新されます。この手法では、最も新しく受入または生産された在庫単位が最初に使用または出荷されることを想定します。最終の在庫は、最も古い購買または完了において調達された古い物品で構成されます。
後処理リード・タイム(Postprocessing Lead Time) 仕入先での最初の受入から購買品目を入庫するまでの所要時間。たとえば、受入ドックから最終的な受入先にオーダーを搬送するために必要な時間などです。
アラート(Alert) Oracle Alertで定義される特定条件。検出された情報に基づいてデータベースをチェックし、処理を実行します。
アラート出力(Alert Output) Oracle Alertによるアラート条件のチェック結果に応じて変更される値。Oracle Alertでは、メッセージ形式で受信者にアラート出力を送信します。受信者は、アラート・メッセージのすべての出力を表示する必要はありません。
アラート処理(Alert Action) Oracle Qualityでは、指定した処理ルール条件が満たされた場合、Eメール・メッセージ、OSスクリプト、SQLスクリプト、または現在のプログラムによってアラート処理の起動が要求されます。
アラート入力(Alert Input) アラート条件の定義を設定するパラメータ。アラート入力は、アラートの送信日時や送信先に応じて別の値を設定できます。たとえば、ユーザーがパスワードを変更したかどうかをテストするアラートでは、パスワードの変更後、次に変更するまでの日数をアラート入力として使用します。Oracle Alertでアラートを定義するとき、アラート入力は必須ではありません。
安全在庫 (Safety Stock) 需要または供給の変動に対応できるように、在庫に確保しておく数量。
依存需要(Dependent Demand) 他の品目に対する需要に直接関連または派生して生じる品目の需要。
委託事業所 (Consigned Location) 製造業者との委託契約を通じて買い手と売り手の所有権が保持される物理的な事業所。
移動中在庫 (Intransit Inventory) 在庫組織間で現在出荷中の品目。品目の移動中に、到着日や運送料などを表示したり更新できます。
受入 (Receipt) 多数の発注に多数の品目を含めることができる単独の仕入先からの出荷。
受入予定レポート (Expected Receipts Report) 指定した期間と事業所に予定されているすべての受入の印刷レポート。
売上原価勘定(Cost of Goods Sold Account) 在庫品目の受入れおよび出庫、納入の影響を受ける総勘定元帳勘定科目番号。Oracle Order Managementでは、Oracle Workflowの「OE勘定科目ジェネレータ」品目タイプを使用して出荷を記録できるように、この勘定科目番号を動的に作成できます。 関連項目: 勘定科目ジェネレータ
運送業者 (Freight Carrier) ある所在地から別の所在地に品目を出荷するために使用される民間企業。
エンティティ (Entity) アプリケーションに関する情報を含むデータ・オブジェクト。
会計期間(Accounting Period) カレンダ月や会計年度など、会社が財務結果の報告に使用する会計期間。
会計フレックスフィールド(Accounting Flexfield) 会計配分の勘定科目コードを決定するために使用される機能。この構成は、たとえば会社や予算勘定科目、プロジェクト勘定科目の数と対応する可能性があります。InventoryとOracle Manufacturingでは、勘定科目という用語を使用して会計フレックスフィールドを参照します。
会計フレックスフィールド制限(Accounting Flexfield Limit) 特定範囲の会計フレックスフィールドに対して従業員に与える承認権限の最高金額。
改訂 (Revision) 品目、部品構成表または工順の特定バージョン。
改訂管理 (Revision Control) 在庫を品目改訂別に追跡する在庫管理オプション。このオプションを使用する場合は、各資材取引に対して改訂を指定する必要があります。
改訂品目 (Revised Item) 設計変更で変更する品目。 購買品目、半組立品、完成品を改訂品目とすることができます。
確定計画オーダー(Firm Planned Order) プランナ・ワークベンチを使用して確定したMRP計画オーダー。確定計画オーダーにより、計画担当はショップ型製造オーダーまたは購買依頼を作成しなくても、資材計画の各部分を確定できます。確定オーダーとは異なり、MRP確定計画オーダーは、品目に対して自然タイム・フェンスを作成しません。
確定原価 (Frozen Costs) 工程、処理または品目(生産資源、資材、間接費など)の費用として現在使用している原価。標準原価計算では、原価取引に確定原価を使用します。
カテゴリ (Category) プラスチック、金属またはガラス品目など、同じ特性で品目をグループ化するために使用するコード。
カテゴリ・セット (Category Set) Oracle Inventoryでユーザーが独自のカテゴリ・グループを定義するための機能。代表的なカテゴリ・セットとして、購買、資材、原価計算、計画があります。
稼動日カレンダ(Workday Calendar) 1つ以上の組織の有効稼動日を識別するカレンダ。基準計画/MRP、在庫管理、工程管理、生産能力計画および計画活動は、カレンダの有効稼動日に基づいています。
稼働日例外セット (Workday Exception Set) 相互排他的な稼動日例外セットを定義するエンティティ。組織ごとに、稼動日カレンダと例外セットを指定できます。
可変リード・タイム(Variable Lead Time) 組立品を1単位余分に生産するのに必要な時間。品目のリード・タイム合計を計算するには、可変リード・タイムにオーダー数量を乗算し、それに品目の固定リード・タイムを加算します。
カレンダ・タイプ (Calendar Type) 製造カレンダを定義するときに使用する期間パターン。
簡易受入 (Express Receipt) 1つのキー操作で発注または包括購買契約リリースをすべて受け入れることができるサイト・オプション。
簡易購買依頼 (Express Requisitions) 事前定義された購買依頼テンプレートから、迅速に購買依頼を作成すること。会計フレックスフィールドと数量さえわかれば、一般に購買される品目の購買依頼を作成できます。
簡易搬送 (Express Delivery) 納入ごとに、または配分ごとに数量を入力せずに、受入の全数量を搬送できるオプション。
換算(Conversion) 外貨取引を元帳通貨に換算すること。
換算先基準単位 (Destination Base Unit) 区分間換算の定義に使用する換算後の単位。換算後の基準単位は、ある単位区分の基準単位です。
換算式 (Conversion Formula) ソース基準単位のうち1単位の数量によって乗算されると、区分間換算で搬送先基準単位のうち1単位の数量が与えられる数値。この数値は、標準区分間の単位換算や品目特有単位間の換算にも適用されます。
勘定科目(Account) 会計フレックスフィールド(Accounting Flexfield) を参照。
勘定科目別名(Account Alias) その他取引の記帳先勘定科目を表す、容易に識別可能な名称またはラベル。勘定科目別名を使用して表示、レポート作成、引当を行うことができます。
完成品(Finished Good) 受注または需要予測の対象となる品目。
完成品保管場所(Completion Subinventory) 仕掛から完成した組立品を受け入れる生産ラインの最終地点の在庫保管棚。その多くは、半組立品の供給保管場所か、または最終組立品の完成品在庫です。
間接材料費(Material Overhead) 一般に品目の合計材料費に基づいて、品目の原価に割り当てるレートまたは金額。通常、原材料取扱費、仕入費用、運送費などが含まれます。また、組立完了や受注受入に関する間接材料費を品目別またはロット別の固定金額として貸方記入したり、活動原価の基準にすることもできます。
間接材料費レート(Material Overhead Rate) 間接材料費を配賦する目的で品目に適用する品目原価の比率。たとえば、製造設備の間接労務費を、品目値と品目使用箇所の割合に基づいて品目に割り当てることができます。
完了組立品(Completed Assembly) ショップ型製造オーダーまたはライン型製造オーダーで製造して入庫した組立品。
完了スケジュール(Completed Schedule) 計画組立品数が、実際に完成した組立品数と等しいライン型製造オーダー。
完了製造オーダー(Completed Job) 計画数量が、実際に完成した組立品数と等しいショップ型製造オーダー。
完了日(Completion Date) ショップ型製造オーダーにおける組立品の生産完了予定日。
完了保管棚(Completion Locator) 仕掛から完成した組立品を受け入れる完成品保管場所内の在庫保管棚。
関連品目 (Related Item) ユーザーが品目に対して定義する受入可能な代替品目。元の発注品目を仕入先が出荷できない場合は、この品目を受け入れることができます。
外注加工 (Outside Processing) 仕入先から供給される生産資源を使用して、ショップ型製造オーダーまたはライン型製造オーダーに対する作業を行うこと。
期限日 (Cutoff Date) 計画または計画範囲に含められる最後の日付。
基準計画(Master Schedule) 基準生産計画または基準需要計画を指します。
基準需要計画(Master Demand Schedule) レートまたは個別数量と日付に関する予測需要計画。
基準生産計画(Master Production Schedule) レートまたは個別数量と日付に関する予測生産計画。
基準単位 (Base Unit) 1つの区分中ですべての単位を変える基本となる単位。基準単位は、その区分内の最小単位、または最も一般的に使用される単位です。たとえば、ミリメートルは「長さ」区分の基準単位です。基準単位は、単位区分を作成するときに設定します。
基準単位(Primary Unit Of Measure) 特定組織における品目の保管単位。
記帳(Booking) オーダーが確定オーダーとなりオーダー・サイクルで処理されるために必要なすべての情報を記録する処理。
キット(Kit) 品目のオーダーを処理するときに出荷する構成部品(または展開品目)の標準リストを持つ品目。キットは、出荷可能な構成部品が定義されているがオプションは指定されていないという点で、受注ピック・モデルと似ています。キットは、製品構成選択画面を使用せず、品目番号で直接発注します。
基本モデル (Base Model) 構成品目が作成されたときに、その基準となったモデル品目。
許容減少率(Acceptable Rate Decrease) 計画処理で使用する品目属性の1つ。この属性で、計画タイム・フェンス内の品目の現在の日産レートの減少率を決定します。計画処理では、現在の日産レートから許容減少率を引いた値よりも小さい新規日産レートを提示しません。この属性に値を定義しない場合、計画処理では、計画タイム・フェンス内の品目について提示可能な新規日産レートに下限がないとみなします。この属性をゼロに設定した場合、計画処理では、計画タイム・フェンス内の現在の日産レートよりも小さい値を提示できないとみなします。在庫管理では、この属性値にデフォルトでゼロを設定します。この属性は、短期レート増減値を制限することで、製造現場スケジュールに対する短期間の中断を最小化します。この属性は、ライン型計画品目のみに適用されます。
許容早期日数(Acceptable Early Days) 計画処理で使用する品目属性の1つ。この属性で、品目の再計画オーダーを早期日に提示する時点を決定します。計画処理では、オーダーの入庫予定が許容早期日よりも前である場合のみ、品目の再計画オーダーを提示します。この属性は、オーダーを再計画するよりも短期間余剰在庫をかかえている方が経済的な場合に使用されます。この属性はショップ型製造計画品目についてのみ適用されます。ライン型製造計画品目について対応する属性は、超過率(Overrun Percentage) です。
許容増加率(Acceptable Rate Increase) 計画処理で使用する品目属性の1つ。この属性で、計画タイム・フェンス内の品目の現在の日産レートの増加率を決定します。計画処理では、現在の日産レートに許容増加率を加えた値よりも大きい新規日産レートを提示しません。この属性に値を定義しない場合、計画処理では、計画タイム・フェンス内の品目について提示可能な新規日産レートに上限がないとみなします。この属性をゼロに設定した場合、計画処理では、計画タイム・フェンス内の現在の日産レートよりも大きい値を提示できないとみなします。在庫管理では、この属性値にデフォルトでゼロを設定します。この属性は、短期レート増減値を制限することで、製造現場スケジュールに対する短期間の中断を最小化します。この属性は、ライン型計画品目のみに適用されます。
組立完了取引 (Assembly Completion Transaction) 組立製造の完了時に、組立品をショップ型またはライン型製造オーダーから在庫に受け入れる資材取引。
組立完了プル取引(Assembly Completion Pull Transaction) 構成部品を消費する工程が完了したときに、在庫から仕掛工程に対してバックフラッシュする資材取引。工程完了プル取引(Operation Completion Pull Transaction) を参照。
組立品(Assembly) 部品構成表を持つ品目。組立品は購買または製造することができます。受注組立(Assemble-To-Order)、部品構成表(Bill Of Material) を参照。
組立品移動完了取引(Assembly Move Completion Transaction) 組立品を完了して在庫に移動する取引。
組立品単位品目(Assembly UOM Item) 組立品の表示単位を使用して購入する外部生産資源に関連付けられた購買品目。組立品の単位は、購買品目の単位と同一である必要があります。
組立品廃棄取引(Assembly Scrap Transaction) 廃棄勘定科目にチャージし、組立品を「廃棄」工程内ステップに移動する取引。この取引により、ショップ型製造オーダーの価額が減少します。
計画発注(Planned Purchase Order) 商品およびサービスを、特定の日に特定の場所へ実際に納入するよう依頼する前に発行する発注の1タイプ。通常、発注する品目および納入希望時期を指定するために計画発注を入力します。その後、その品目を実際に注文するときに、計画発注に対して出荷リリースを入力します。
計画範囲 (Planning Horizon) 基準計画の対象に含まれる将来までの期間。
計画品目 (Planning Item) 部品構成表に品目と計画比率のリストが含まれている製品ファミリまたは需要チャネルを表す品目タイプ。
原価グループ (Cost Group) 在庫組織より下位レベルで品目の単価を保持できるようにするプロジェクトの属性。組織内では、品目が複数の原価グループに属する場合に、複数の原価を割り当てることができます。各プロジェクトが別の原価グループを持つ場合は、1プロジェクトに固有の品目原価計算を使用し、プロジェクト・グループ内のすべてのプロジェクトが同じ原価グループに割り当てられている場合は、そのプロジェクト・グループに固有の品目原価計算を使用することができます。
原価差異 (Cost Variance) 実際の原価と予測原価の差異。 Oracle ManufacturingおよびOracle Payablesは、請求書価格、生産資源レート、標準原価差異という原価差異をサポートしています。
原価タイプ (Cost Type) 品目、活動、生産資源、外注加工および間接費の原価セット。各組織に対して必要な数だけ原価タイプを定義できますが、原価取引を記録するには原価タイプを1つだけ使用します。確定標準原価タイプは標準原価計算に使用し、平均原価タイプは平均原価計算に使用します。その他にも、シミュレーションや一時的な目的のために定義できます。
原価取引 (Cost Transaction) 直接材料費、生産資源費、間接費、製造オーダーおよび期間のクローズ、原価更新の各活動に影響を与える会計処理。たとえば、各材料の数量取引に複数の原価会計仕訳が発生することがあり、それぞれの会計仕訳が原価取引となります。
原価要素差異 (Elemental Variance) 組立品の標準賦課と、原価要素別に賦課された標準製造オーダーまたはライン型製造オーダーへの実際賦課との仕掛品差異。
現在手持数量(Current On-Hand Quantity) 取引を処理する前の手持品目の合計数量。
現在日(Current Date) 現在のシステム日付。
現在平均原価(Current Average Cost) 取引が処理される前の品目の単位当たりの現行の加重平均原価。関連項目: 新規平均原価
現在予測手持数量(Current Projected On-Hand) 計画受入が再計画または取り消されず、新規の計画オーダーも計画処理の提示どおりには作成されない状態のときの、将来投入可能な手持在庫数量。計画処理で次のように計算されます。現在供給数量: (引当可能在庫数量 + 計画受入) - 総所要量。予測在庫の総所要量には、計画オーダーから導かれる需要が含まれない点、また計画処理では、需要を下位レベルに展開するときに、提示された納期ではなく現在の納期が使用される点に注意してください。
原材料(Raw Material) 製造処理で構成部品や製品に加工された購買品目または抽出資材。
工順 (Routing) 組立品を製造するときに実行する一連の製造工程。 工順は、品目、一連の工程、工程連番および工程有効日からなっています。
構成 (Configuration) 基本モデルとオプションのリストを選択して顧客が発注する製品。セット(キット)または組立品(構成品目)として個別に出荷できます。
構成品目 (Configuration Item) 基本モデルと特定のオプション・リストに対応する品目。Oracle Bills of Materialでは、受注組立モデルの構成品目が作成されます。
構成部品(Component) 別のサービス可能品目の部品または一部を構成するサービス可能品目。このタイプのサービス可能品目は、顧客が直接サービス要求することはできません。構成部品は、実際の最終品目タイプのサービス可能品目または製品に対するサービス要求を入力するときに参照できます。たとえば、A、B、Cの3つの在庫品目を定義するときに、AとBは製品(最終品目タイプのサービス可能品目)で、CはAの構成部品(最終品目タイプのサービス可能品目ではない)だとすると、AとBに対してはサービス要求を直接入力できますが、Cに対しては入力できません。CはAの構成部品なので、製品Aに対するサービス要求の入力時に、Cを参照することはできます。標準構成部品(Standard Component) も参照。
構成部品需要 (Component Demand) 親組立品から下ろされてくる構成部品の需要。
構成部品品目 (Component Item) 部品構成表上で親品目に関連付けられている品目。
構成部品歩留 (Component Yield) 組立品の組立に出庫する構成部品のうち、実際にその組立品を構成する部品として使用される構成部品の量の割合。すなわち、組立に必要な構成部品の量から、組立作業中に喪失または廃棄する構成部品の量を減算したものです。たとえば、歩留ファクタ0.90は、構成表上の使用数量の90パーセントのみが、実際の完成品の部品になることを意味します。
購買価格差異(Purchase Price Variance) 在庫サービスや仕入先サービスの品目を仕掛に受け入れるときに記録する差異。この差異は、品目やサービスの標準単価と、受入数量を掛け合わせた購買単価との差額です。購買価格差異は、組織の購買価格差異勘定に記録します。標準原価は計画原価であるため、標準原価と発注価格の間に差異が発生する可能性があります。
購買担当 (Buyer) 仕入先に品目の再供給を発注し、仕入先との契約交渉を担当する人。
購買品目(Purchased Item) 購入および受け入れた品目。この品目が在庫品目でもある場合は、保管することもできます。
顧客サイト (Customer Site) ビルやビルのフロアなど、顧客所在地の特定の区画または場所。顧客所在地には、1つ以上の関連顧客サイトを割り当てることができます。
顧客所在地(Customer Address) 顧客の連絡先事業所。複数の所在地を持つ顧客もあります。各所在地に使用目的登録を関連付けることもできます。顧客事業所ともいいます。顧客サイト(Customer Site) も参照。
顧客事業所(Customer Location) 顧客所在地(Customer Address) を参照。
顧客/品目モデル(Customer/Item model) 顧客/品目モデルを使用すると、顧客区分、顧客および出荷先/請求先事業所ごとに特定の品目属性を定義できます。この属性の例には、積載順序の前送りと戻し(逆または非逆)があります。
固定供給日数(Fixed Days Supply) 計画プロセスで、品目の計画発注数量のサイズとタイミングを修正する際に使用される品目属性。ここで入力した値で定義される期間の正味所要量を満たす計画発注数量が提示されます。期間ごとに1回の予定発注が提示されます。この属性は、たとえば計画プロセスによってライン型計画品目のショップ型計画構成部品について生成される計画オーダーの数を削減するために使用します。
固定発注数量(Fixed Order Quantity) 計画処理で、品目の計画発注数量またはライン型日産レートのサイズを変更するときに使用される品目属性。正味所要量が固定発注数量を下回ると、計画処理では固定発注数量が提示されます。品目の正味所要量が固定発注数量を超えると、固定発注数量の倍数オーダーが提示されます。ショップ型計画品目では、この属性を使用して品目の固定生産数量または固定購買数量を定義します。ライン型計画品目では、この属性を使用して品目の固定生産率を定義します。たとえば、仕入先からトラックの最大積載量だけ品目が供給される場合は、最大積載数量を品目の固定発注数量として入力します。
固定リード・タイム(Fixed Lead Time) 組立品の所要製造時間の中で、受注数量に依存しない部分(設定時間や分解時間など)。
固定ロット・サイズ乗数(Fixed Lot Size Multiplier) 品目の計画済発注数量またはライン型日産レートのサイズを変更するために、計画処理で使用される品目属性。ショップ型計画品目の場合、所要量が固定ロット・サイズ乗数による数量を下回ると、計画処理では固定ロット・サイズ乗数による数量分の1件のオーダーが提示されます。その品目の正味所要量が固定ロット・サイズ乗数による数量を超えると、固定ロット・サイズ乗数による数量の倍数である発注数量を指定して、1件のオーダーが提示されます。ライン型計画品目の場合は、ライン型計画期間に対する平均日当り需要によって固定ロード・サイズ乗数による数量が不足すると、固定ロット・サイズ乗数による数量と等しいライン型日産レートが提示されます。ライン型計画期間の平均日当り需要が固定ロット・サイズ乗数による数量を超えると、固定ロット・サイズ乗数による数量の倍数であるライン型日産レートが提示されます。
コンカレント・キュー (Concurrent Queue) コンカレント・マネージャによる完了を待つコンカレント要求のリスト。各コンカレント・マネージャには実行の順番を待つ要求のキューがあります。システム管理者により、同時キューが設定されている場合は、複数のキューで実行を待つことができます。
コンカレント・プロセス (Concurrent Process) 処理を完了するタスクの1つ。タスクを発行するたびに、新規のコンカレント・プロセスが生成されます。コンカレント・プロセスは、他の複数のコンカレント・プロセスやユーザーのコンピュータでの活動と同時に実行されるため、端末を中断せずに複数のタスクを一度で完了できます。
コンカレント・マネージャ (Concurrent Manager) アプリケーションのコンカレント処理機能のうち、時間がかかるタスクを端末と連結しないでモニターし、実行するコンポーネント。レポートの実行などの要求を発行すると、コンカレント・マネージャによって処理が実行されるため、同時に多数のタスクを実行できます。
コンカレント要求 (Concurrent Request) ユーザーにかわってタスクを完了する要求。レポートの実行などのタスクを実行依頼するときに要求します。タスクを実行依頼すると、コンカレント・マネージャが自動的にその要求を受け取って処理するので、それ以上操作したり、作業を中断する必要はありません。コンカレント・マネージャでは、実行依頼した日時と、割り当てる優先順位に従って要求が処理されます。要求に優先順位を割り当てなければ、アプリケーションによって優先順位が設定されます。
コンテナ (Container) 出荷品目が梱包される容器(ボックス、タンクなど)。
サービス資材(Service Material) 組立製品の修理や保守に使用される資材。
サービス・レベル(Service Level) 有効在庫によってただちに補充可能な需要の割合。安全在庫として保管される在庫量の決定に使用されます。
最終組立ペギング (End Assembly Pegging) 計画処理で使用するペギング品目属性のオプション。この属性で、品目の最終組立品を割り出し、「計画詳細レポート」に出力する時点を決定します。このオプションを選択しなくても、オンラインでその品目の最終組立品を割り出して表示できます。
最小発注数量(Minimum Order Quantity) 計画処理で、品目の計画済発注数量またはライン型日産レートのサイズを変更するときに使用される品目属性。ショップ型計画品目の場合、正味所要量が最小発注数量を下回ると、最小発注数量が提示されます。ライン型計画品目の場合、ライン型発注計画期間に対する平均日当り需要が最小発注数量を下回ると、ライン型日産レートにおける最小発注数量が提示されます。この属性を使用して、たとえば品目を製造して利益を上げるために最低限必要な発注数量を定義します。
最大発注数量(Maximum Order Quantity) 計画処理で、品目の計画済発注数量またはライン型日産レートのサイズを変更するときに使用される品目属性。ショップ型計画品目の場合、正味所要量が最大発注数量を超えると、最大発注数量が提示されます。ライン型計画品目の場合、ライン型計画期間に対する平均日当り需要が最大発注数量を超えると、ライン型日産レートにおける最大発注数量が提示されます。この属性を使用して、たとえば品目を製造する生産能力が最大限となる発注数量を定義します。
再発注点計画(Reorder Point Planning) 顧客サービス・レベル、安全在庫、保管費、オーダー原価、リード・タイム、および平均需要に応じて、発注日時と発注量を決定する在庫計画方法。
先入先出原価計算(FIFO Costing) 最も受入の早かった品目を最初に取引することを想定した原価計算方法。
先入先出法(First-In-First-Out Costing Method: FIFO) 在庫査定に使用される原価フロー手法。各取引が順次原価計算された後に、在庫残高および在庫価値が断続的に更新されます。この手法では、最初に受入または生産された在庫単位が最初に使用または出荷されることを想定します。結果的に、最終の在庫は最も新しく調達された物品で構成されます。FIFO原価フローは在庫の実質フローと一致する必要はありません。
作業手配レポート (Dispatch Report) 計画されている生産作業を工程の計画された日時に基づいて優先順位を付けたレポート。
削除の制約 (Deletion Constraint) 削除可能なエンティティを制限するビジネス・ルール。削除の制約は、品目、構成表または工順を削除する前に合格する必要のあるテストです。
在庫管理(Inventory Controls) Oracle Inventoryの機能を制御するパラメータ設定。
在庫パラメータ (Inventory Parameters) Oracle Inventoryの機能を決定する管理、デフォルト・オプションおよびデフォルト勘定科目番号のセット。
在庫引当(Reservation) 特定の受注に対して保証される製品の配分。保留は、品目数量の一部が、特定のチャージ・エンティティに対して取引される特定日付に利用可能であることを保証する特別な用語です。引き当てられた製品は、別の受注に割り当てたり、在庫管理内で転送することはできません。Oracle Order Managementでは、在庫引当が試みられると引当可能数量(ATR)をチェックして検証します。
在庫品目 (Inventory Item) 在庫に保管中の品目。在庫品目を数量別および金額別に管理します。通常、在庫品目を消し込むまで、在庫品目は資産として存在します。在庫品目を消し込むか販売するときは、在庫品目の原価を費用原価として処理します。一般に、品目の標準原価に手持在庫数量を乗算して、品目の在庫金額を計算します。
仕入先 (Supplier) 商品またはサービスの提供業者。
仕入先への返品 (Return To Supplier) 完全または部分的に受け入れられた発注品目を仕入先に返品し、その品目のクレジット(支払猶予期間)を受けられるようにする取引。
仕掛 (Work In Process) 製造工場の様々な生産段階にある品目。これには、在庫に受け入れられる準備のできた最終組立処理待ちの原資材が含まれます。
資産品目(Asset Item) 構成部品または半組立品、完成品、供給品など、製造または購買、販売する品目で、原価があるもの。資産保管場所で評価されます。
資産保管場所(Asset Subinventory) 組織の下位区分の1つで、物理的な領域または品目の論理グループのいずれかを表します。たとえば、すべての品目の数量バランスと資産品目の数量値が管理されるストアルームなどがあります。
資材所要量計画(Material Requirements Planning: MRP) 部品構成表情報、基準計画、および現在在庫情報を利用して資材の正味所要量を計算する処理。
資材取引 (Material Transaction) 在庫組織、保管場所または保管棚の間で行われる在庫移動、出庫、受入または調整。製造オーダーから完成品を受け入れること。在庫管理から工程管理への構成部品品目の出庫。
支出 (Expenditure) 支出期間中に従業員または組織が計上する支出項目のグループ。典型的な支出には、タイムカードや経費精算書が含まれます。
失効日 (Disable Date) Oracle Manufacturingの機能が使用不可になる期日。たとえば、部品構成表上の構成部品または工順の工程が無効になる日付、あるいは需要予測または基準計画が無効になる日付が考えられます。
詳細日程計画法 (Detailed Scheduling) 生産の日程計画を作成する1方法で、使用可能な生産資源の分刻みの情報、および工順の正確な生産資源所要量が計画作成の中で計算されます。
詳細メッセージ処理 (Detailed Message Action) 1つの例外を表示するメッセージ。Oracle Alertにより、例外値がメッセージのテキストに挿入されます。
承認済仕入先リスト(Approved Suppliers List: ASL) このリストで、承認済仕入先、サイト、品目を設定できます。
承認済数量(Accepted Quantity) 顧客への返金を行う返品承認に基づく、顧客から受け入れた在庫品目の数量。受入数量(Received Quantity) も参照。
初期化 (Initialization) 既存のABC集計に基づいて、循環棚卸区分と循環棚卸品目を定義すること。
直接出荷 (Drop Shipment) 受注に対し、製品の取扱い、貯蔵または搬送を手掛けることなく、製品を販売する方法。販売会社が仕入先から購入した製品が、仕入先から直接顧客に出荷されます。
ショップ型製造 (Discrete Manufacturing) ショップ型またはバッチ方式で組立品を製造する環境。ライン型製造環境とは異なります。ライン型製造環境では、日産レートの生産ラインまたは組立ライン上で組立品を製造します。
ショップ型製造オーダー(Discrete Job) 一定期間内で特定の資材と生産資源を使用して、特定(個別)数量の組立品を製造する製造オーダー。ショップ型製造オーダーでは生産の原価が収集されるので、原価(差異を含む)を製造オーダー別に報告できます。作業指示または組立オーダーと同義。
処分 (Disposition) 設計変更の影響を受ける在庫の処分方法を記述する指示。Oracle Engineeringでは、設変処理は参照のためにのみ使用されます。
シリアル単位 (Serialized Unit) シリアル番号と在庫品目の他と重複しない組合せ。
シリアル番号 (Serial Number) 明細の各単位に割り当てられる番号。明細を管理するために使用します。
シリアル番号管理 (Serial Number Control) 資材取引時にシリアル番号の使用を強制する製造テクニック。
新規手持数量(New On-Hand Quantity) 取引が実行され、保存された直後の手持数量。現在の在庫数量に合計数量を加えた数量と等しくなります。
事前定義シリアル番号(Predefined Serial Number) シリアル番号を品目に割り当てる前に、シリアル番号の英数字プリフィクスと開始番号を定義すること。事前設定シリアル番号は、受入取引および出荷取引中に検証されます。
実際在庫不足(Actual Shortage) 有効数量が需要数量よりも少ない場合に、実際在庫不足となります。在庫が増加するときに実際在庫不足について確認され、実際在庫不足している場合のみアラートと通知が生成されます。
実際資材不足(Actual Material Shortage) 資材の受入れ時に、有効数量が需要数量よりも少ないこと。
実地棚卸(Physical Inventory) 品目数量をシステム上の手持数量と定期的に照合すること。
実地棚卸現品票(Physical Tags) 特定の所在地に存在する特定品目の在庫数量を記録するツール。現品票は、品目の事業所で転記される最も一般的な伝票です。
実需(Actual Demand) 予測需要を含まない、実際受注による需要。
受注組立 (ATO) (Assemble-To-Order (ATO)) 顧客から受注した品目を組み立てるために最終組立品目オーダーをオープンする環境。受注組立は、標準、モデルおよびオプション区分の品目にも適用できる品目属性です。
受注組立(ATO)品目 (Assemble-To-Order (ATO) item) 顧客からの受注に応じて製造する品目。
受注組立(ATO)モデル (Assemble-To-Order (ATO) Model) オプション品目を含む顧客からの受注に応じて製造する構成。
受注構成 (Configure-To-Order) 基本モデルを選択し、選択リストからオプションを選択して顧客からの受注を入力できる環境。
受注生産(Make-To-Order) 他と重複しない製品構成を顧客から受注する環境。複数のショップ型製造オーダーまたは最終組立品オーダー(あるいはその両方)を使用して製造される必要があります。この環境では、あるショップ型製造オーダーの製品を、別のショップ型製造オーダーの構成部品として使用する必要があります。Oracle Manufacturingは、受注組立製造で提供しているサポート以外に、この環境で特別なサポートは提供していません。
需要(Demand) 品目に関する予想在庫出庫取引。Oracle Order Managementでは、現在または将来における製品製造の必要性の予測に使用される処理です。
需要インタフェース (Demand Interface) 全受注需要と予約に関する情報を収集/格納するデータ収集ポイント。
需要管理(Demand Management) 基準計画担当が把握できるように、製品のすべての需要を認識して管理する機能。この機能には、需要予測および受注管理、受注予約(有効在庫数量)、事業所の倉庫所要量、他の需要ソースが含まれます。
需要区分 (Demand Class) 需要の分類。基準計画担当は、この分類によって様々なタイプの需要の把握と消込ができます。需要区分は、政府や商用顧客など、特定の顧客グループを表すことができます。また、小売、通信販売および卸売のように異なる需要ソースを表すこともできます。
需要タイム・フェンス (Demand Time Fence) 品目属性の1つ。所要量を計算するときに、この属性で将来のある一時期を決定します。その期間内で品目の総所要量を計算するときは、計画処理では予測需要が無視され、受注需要だけが計算の対象となります。この属性は、あるタイム・フェンス内では受注需要分に対する組立だけを行い、余剰在庫の危険を減らしたい場合に使用します。「累積製造リード・タイム」を入力値とした場合、品目の需要タイム・フェンスは、計画日 (計画が非稼動日に作成された場合は翌稼働日) にその品目の累積製造リード・タイムを加えて計算されます。「累計合計リード・タイム」を入力値とした場合、品目の需要タイム・フェンスは、計画日 (計画が非稼働日に作成された場合は翌稼働日) にその品目の合計製造リード・タイムを加えて計算されます。「合計リード・タイム」を入力値とした場合、品目の需要タイム・フェンスは、計画日 (計画が非稼働日に作成された場合は翌稼働日) にその品目の合計リード・タイムを加えて計算されます。「ユーザー定義タイム・フェンス」を入力値とした場合、品目の需要タイム・フェンスは、計画日 (計画が非稼働日に作成された場合は翌稼働日) にその品目に対してユーザーが入力した計画タイム・フェンス日数を加えて計算されます。
需要タイム・フェンス日数(Demand Time Fence Days) 「計画タイム・フェンス」属性を「ユーザー定義タイム・フェンス」に設定する場合に使用する品目属性。品目の需要タイム・フェンスは、計画日(計画が非稼働日に作成された場合は翌稼働日)にここで入力した値を加算して計算されます。
需要予測 (forecast) 在庫品目に対する将来の需要を見積もること。 需要予測には、 (消込前後の) 元の需要予測数量と現在の需要予測数量に関する情報、および確定度要因、特定の顧客情報が含まれています。 任意の数の在庫品目を需要予測に割り当てることができ、同じ在庫品目を複数の需要予測で使用できます。 在庫品目ごとに、任意の数の需要予測入力を指定します。
需要予測消込 (Forecast Consumption) 予測した需要から受注で生じる需要を引いて、計画期間内で需要を2回数えないようにするプロセス。
需要予測最終日 (Forecast End Date) 需要予測日からこの日付までの毎日、毎週または各期間に対して、同じ数量が計画されることを示す日付。需要予測最終日が指定されていない場合は、バケット・サイズに応じて、特定の日、週または期間に対する数量になります。
需要予測セット (Forecast Set) 補足的な需要予測のグループ。それぞれの需要予測セットに対して、需要予測レベル、消込の使用、更新タイム・フェンス日数、特殊更新比率、失効日、期間と需要区分のデフォルトを指定します。需要予測セットには1つ以上の需要予測を含めることができます。
需要予測展開(Forecast Explosion) 計画部品構成表とモデル部品構成表の需要予測を展開すること。計画部品構成表またはモデル部品構成表の予測需要を使用して、その構成部品の予測需要を作成します。需要予測をロードするときに需要予測の展開を選択できます。
需要予測入力 (Forecast Entry) 日付、およびオプションのレート終了日、数量データで構成される在庫品目の需要予測。
需要予測レベル(Forecast Level) 需要予測が定義されるレベル。需要予測を消し込むレベルでもあります。需要予測レベルの例として、品目、顧客、顧客請求先、顧客納入先事業所があります。
需要予測ロード (Forecast Load) 1つ以上の需要予測データを別の1つの需要予測データにコピーする処理。需要予測をコピーするときには、コピー先需要予測のすべてまたは一部の既存データを上書きするかどうかを選択し、コピー元需要予測を展開するかどうか、および消し込むかどうかを指定できます。変更率を指定してコピー元需要予測を変更するかどうか、または指定した先送り日数分だけコピー元需要予測を前倒しまたは先送りするかどうかを選択できます。集計した統計とフォーカス需要予測をOracle Inventoryからロードしたり、需要予測インタフェース表を使用して需要予測を外部ソースからOracle Master Scheduling/MRPにロードすることもできます。
需要履歴(Demand History) 品目の出庫取引履歴。
受理(Acceptance) 仕入先による発注の確認。仕入先が発注条件に同意し承認したことを示します。
循環棚卸 (Cycle Counting) 年に1回だけでなく定期的に在庫棚卸を実施する在庫精度分析手法。
数量差異許容範囲(Hit/Miss Tolerance) 在庫数量と実際の循環棚卸数量の差に対してユーザーが定義する制限。プラスとマイナスの差異許容範囲を、手持数量に対する比率として定義します。
数量差異許容範囲(Quantity Variance Tolerance) 手持数量と実際の循環棚卸数量の差異に対してユーザーが定義する制限。プラスとマイナスの数量差異許容範囲を、手持数量に対する比率で指定します。
生産資源 (Resource) 製品を製造し、原価計算し、日程計画を立てるために必要な、資材と現金以外の価値のある任意の対象。生産資源には、人員、工具、機械、仕入先から購入した労働力および物理的なスペースなどが含まれます。
製造原材料(Manufacturing Material) 原材料と仕掛資材。
製品(Product) 販売する完成品目。
設計品目 (Engineering Item) まだ生産にリリースしてないプロトタイプ部品、資材、半組立品、組立品または製品。設計品目は受注、保管および製造できます。
総勘定元帳転送(General Ledger Transfer) ある特定の期間について合計した在庫/製造活動から、総勘定元帳に転記できるバッチを作成する処理。Oracle General Ledgerの「仕訳インポート」を使用して、総勘定元帳に転記可能なバッチ・データを作成します。仕訳インポートを実行した後に、総勘定元帳転記処理を使用して仕訳を転記できます。
組織(Organization) 工場、倉庫、部署および部門などのビジネス単位。Oracle Order Managementのすべての受注管理に関するウィンドウとレポートでは、組織とは倉庫のことを指します。
組織間移動(Inter-Organization Transfer) 在庫組織間で品目を移動すること。運送経費および移動費用集計勘定と組織間在庫移動を関連付けることができます。品目を直接出荷するか、移動中在庫勘定を介して出荷するかを選択できます。
組織特定レベル属性(Organization Specific Level Attribute) 組織レベルで管理する品目属性。
タイム・フェンス (Time Fence) 作業手順に関する様々な制約や変更が加えられる箇所を示す指針または指標。計画処理では、計画タイム・フェンス内のオーダーは作成も再計画もできません。このため、計画担当は計画を安定化させ、それによってシステムの過剰反応を最小限度に抑えることができます。
単位(Unit Of Measure) 品目の数量を表す単位。
単位換算 (Unit Of Measure Conversions) 品目を基準単位以外の単位で取引できるようにする数値ファクタ。
単位区分(Unit Of Measure Class) 単位とその対応する基準単位のグループ。標準単位区分は長さ、重量、容積、面積、時間、および梱包です。
代替単位 (Alternate Unit Of Measure) 品目に対して定義されている基準単位以外のすべての単位。
代替品目(Substitute Item) 構成部品のかわりに使用できる品目。代替品目はOracle Master Scheduling/MRPの一部のレポートで提示されます。
調整許容範囲(Adjustment Tolerance) 在庫管理で循環棚卸調整を実行しないタイミングを設定します。在庫管理では、実地棚卸と手持在庫数量の差異が指定した許容範囲よりも小さい場合、調整を行いません。調整許容範囲は、品目を定義するときに設定します。
直接受入 (Direct Receipt) 品目をその最終搬送先(品目を要求した個人または最終在庫管理事業所へ)に直接納入すること。これは、2つの異なる取引で受入と搬送が行われる標準受入とは異なり、1つの取引で受入事業所への受入と搬送が行われます。
手持数量 (On-Hand Quantity) 在庫に保管中の品目の物理的数量。
手持数量(Quantity On Hand) 現在、在庫に保管中の品目の数量。
デフォルト間接材料費(Material Overhead Default) 間接材料費として設定するデフォルト値。品目を定義する際に使用されます。デフォルト間接材料費は、組織内のすべての品目や特定カテゴリに対して適用できます。
デポ修理(Depot Repair) 顧客が修理または交換するために返品した品目の追跡に使用される処理。
電子データ交換 (EDI) (Electronic Data Interchange (EDI)) 取引先がビジネス文書を電信で交換すること。EDIは、これらの電子取引を各種規格の規定に従って実施するために標準フォーマットに加入しています。
統計的需要予測 (Statistical Forecasting) 過去の取引履歴、前回需要予測数量、またはユーザーが予定需要を決定するために指定した情報を、数学的に分析すること。
取引可能数量(ATT) (Available To Transact (ATT)) 品目の手持在庫数量からすべての予約(在庫内での移動と在庫から外部への出庫)を差し引いた数量。
取引原価 (Transaction Cost) 取引数量を評価するときの単位当りの原価。
取引数量(Transaction Quantity) 取引の数量。
取引マネージャ (Transaction Manager) 製造取引を管理するコンカレント・プログラム。
動的定義シリアル番号 (Dynamically Defined Serial Number) あらかじめ作成しておいたシリアル番号を割り当てるのではなく、必要に応じてシリアル番号を作成し割り当てること。
動的リード・タイム・オフセット (Dynamic Lead Time Offsetting) 受注、工程または生産資源の開始日を手早く見積もるための計画方法。動的リード・タイム・オフセット機能では、組織の稼働日カレンダを使用して計画が作成されます。
荷受証 (Bill Of Lading) ある事業所から別の事業所に輸送される商品の運送業者の契約と受入れ。
年間保管費 (Annual Carrying Cost) 年間の在庫費用に対する比率で定義する在庫保管コスト。
納期 (Due Date) 計画受入数量が在庫として使用可能になる日。
納入予定日 (Dock Date) 現時点で発注を受け入れることになっている日。
配布リスト (Distribution List) Oracle Qualityでメール・メッセージのアラート処理を定義するときに、個々のメールID(「至」、「写し」および「控え」)を入力しないで使用できるEメールIDの事前定義済リスト。
配分勘定科目 (Distribution Account) ショップ型製造オーダーまたはライン型組立品で発生する、直接材料費、間接材料費、生産資源費、外注加工費および間接費などのチャージを記録する勘定科目。標準原価システムでは、この勘定科目に標準原価を記録します。
発注(Purchase Order) 日付と所在地を指定して商品またはサービスの搬送を要求するときに発行する発注タイプ。それぞれの計画発注または標準発注で、複数の品目を発注できます。各発注明細に複数の出荷を含めることができ、複数の勘定科目にそれぞれの出荷を配分できます。
発注予算引当 (purchase order encumbrance) 法的に拘束力のある発注引当を表す処理。Oracle Purchasingでは、発注を承認すると引当後残余予算額から発注予算引当額が減算されます。発注を取り消すと、総勘定元帳に適切な逆仕訳入力データが作成されます。負債、引当、担保ともいいます。
搬送 (Delivery) 特定の日付に特定車両で顧客の出荷先事業所に出荷される一連の受注明細。複数の搬送を1つの出荷にグループ化できます。1つの搬送に、様々な受注からの品目を含めたり、通常の受注だけでなくバックオーダーを含めることができます。
搬送先事業所 (Deliver-to Location) 仕入先から受け入れた商品を個々の依頼元に搬送する事業所。
搬送先組織 (Destination Organization) ある特定の組織からの出荷品目を受け入れる在庫組織。
搬送明細 (delivery line) 計画プールからの出荷可能な記帳済明細で、搬送に割当済みのもの。割当済みの明細は、計画プール内で使うことができなくなります。搬送を消し込むと、搬送明細もクローズ済みとみなされます。
バケット日数 (Bucket Days) ライン型製造計画期間内の稼動日数。
バッチ・ソース (Batch Sources) 請求書活動が始まるステップを識別するためにOracle Receivables内で定義するソース。バッチ・ソースでは、請求書のデフォルト値と請求書の採番方法も管理されます。請求書バッチ・ソース と同義。
バルク所要量(Bulk Requirement) バルク品目(Bulk Items) を参照。
バルク品目 (Bulk Items) 通常はショップ型/ライン型製造オーダーとの直接取引が行われない部品構成表上の構成部品品目。バルク品目は、品目を消費する仕掛部門にチャージされるのが普通です。
引当可能数量(ATR)(Available To Reserve: ATR) 引当可能な手持在庫数量。現在手持在庫数量から引当済数量を差し引いた値です。
日付の有効性(Date Effectivity) 構成変更の有効日の確認に使用される手法。構成部品の変更は、未変更の親部品番号に関する部品構成表内の有効日によって制御されます。
標準原価計算 (Standard Costing) 事前定義の標準原価を使用して、資材、生産資源、製造間接費、期間決済、製造オーダー完了および原価更新取引を賦課し、在庫価額を評価する原価計算方法。実際原価と事前定義標準原価の違いは、差異として記録されます。
標準発注(Standard Purchase Order) 特定の日付と会社の所在地に製品またはサービスの搬送を要求する際に発行する発注タイプ。それぞれの標準発注明細に複数の出荷を含めることができ、それぞれの出荷数量を複数の勘定科目に配分することができます。
標準品目 (Standard Item) 部品構成表を持つことができる品目、または部品構成表内の構成部品になり得る品目(計画品目、オプション区分品目、モデル品目を除く)。標準品目とは、購買品目、半組立品および完成品です。
標準部品構成表 (Standard Bill Of Material) 標準品目(製造品や組立品など)の部品構成表。
費用品目 (Expense Item) 構成部品、半組立品、完成品または供給品など、製造、購買または販売する品目で、原価がないもの。非資産品目と同義。
費用保管場所 (Expense Subinventory) 組織の下位区分。物理的区画、または評価額はないが数量を継続記録できる貯蔵室など、品目を論理的に分けたグループを表します。
品目検証組織(Item Validation Organization) 品目のマスター・リストを持つ組織。受注管理の品目検証組織プロファイル・オプションを設定して定義します。
品目ステータス(Item Status) 品目の取引活動の管理に使用されるコード。
品目属性管理レベル (Item Attribute Control Level) 会社の方針に一致した品目属性管理を定義して、品目属性を品目マスター属性レベルまたは組織固有レベルで管理すること。たとえば、品目を使用する場所と関係なく、本社で品目のシリアル番号を管理する場合は、品目マスター・レベルでシリアル番号属性管理を定義して管理します。各組織がシリアル番号をローカルに管理する場合は、これらの属性を組織固有のレベルで管理します。
品目マスター・レベル属性 (Item Master Level Attribute) 組織レベルではなく品目マスター・レベルで管理する品目属性。
ピッキング・ルール(Picking Rule) Oracle Order Managementで完成品在庫から顧客に品目をピッキングするときの優先順序を決定するユーザー定義基準。ピッキング・ルールは、Oracle Inventoryで定義されます。
ピック・リスト (Pick List) 特定のショップ型製造オーダー、ライン型製造オーダーまたは生産ラインの構成部品所要量を、供給タイプ別にソートしたレポート。
フォーカス需要予測(Focus Forecasting) 過去の在庫活動パターンを調べて、将来の需要予測に最適なシミュレーションを決定する需要予測処理。
フォワード消込日数 (Forward Consumption Days) 需要予測の消込とロードを実行するときに、現在日付から先送りする日数。需要予測の消込は、現在の期間内でフォワード消込日数だけ先送りされて実行されます。フォワード消込日数が別の期間に入ると、その期間内の任意の箇所で消込が実行されます。
付加フレックスフィールド (Descriptive Flexfield) 業務に固有の情報を収集するための機能。必要な付加情報を決めたら、プログラムに手を加えなくても、付加フレックスフィールドを使用し、必要に応じてアプリケーションをカスタマイズできます。
不足分のバックワード消込 (Consume Shortage Backward) 前期間の剰余数量を使用して期間不足分を補うことによりATP情報を計算する方法。
不足分のフォワード消込 (Consume Shortage Forward) 将来のATP期間の剰余数量を使用して期間の不足分を補うことによりATP情報を計算する方法。
物流所要量計画 (DRP) (Distribution Resource Planning (DRP)) 在庫補充計算のアプリケーション。調達および配送などの搬送システムの中で、重要な生産資源を計画するときの補助となります。DRPは物流所要量計画の延長で、MRPのロジックを複数の支店倉庫における在庫補充に適用したものです。
部品構成表 (bill of material) 親品目と関連付けられた構成部品、および各構成部品と親品目の関連を示す情報を記述したリスト。 Oracle Manufacturingでは、標準、およびモデル、オプション区分、計画の各部品構成表が使用できます。 部品構成表の品目情報は、品目タイプと部品構成表タイプによって異なります。 最も一般的なタイプの部品構成表は、標準部品構成表です。 標準部品構成表には、製品または半組立品と関連付けられる構成部品がリストされます。標準部品構成表は、各構成部品の所要量の他に、工程管理、および資材計画、その他のOracle Manufacturing機能を管理するための情報が明記されています。 製品構成ともいいます。
部門 (Department) 人員、機械または仕入先で構成される組織内の領域。部門に対しては、生産資源の割当と更新ができます。
部門区分(Department Class) 部門のグループ。
文書参照 (Document Reference) 標準ノートまたは単発ノートを使用して、説明する文書または文書の一部を正確に識別するメッセージ。
文書セット (Document Sets) 「出荷の確認」ウィンドウから実行できる出荷文書のグループ。
プル取引(Pull Transaction) 組立品の移動または完成時に、構成部品を在庫から仕掛へ自動的に出庫する資材取引。後引出またはバックフラッシュともいいます。
プロジェクト (Project) 1つ以上のタスクに分割される作業単位。このプロジェクトに対して、収益および請求方式、請求フォーマット、管理組織、プロジェクト管理者、請求レート・スケジュールを指定します。プロジェクトに対しては、原価のチャージ、収益、請求、未請求売掛金、未収収益情報の設定、保守を行うことができます。
プロジェクト在庫(Project Inventory) プロジェクト保管場所およびプロジェクトWIP製造オーダーの両方におけるすべての品目と原価。
プロジェクト製造(Project Manufacturing) プロジェクト製造を使用してプロジェクト予算に対する製造関連プロジェクトの原価を追跡するプロジェクトのタイプ。
プロジェクト製造オーダー(Project Job) プロジェクト参照を持つ標準または非標準WIP製造オーダー。このタイプの製造オーダーに関連付けられた評価勘定は、プロジェクト仕掛になります。クローズ時にこのような製造オーダーに残っている残高は、差異としてレポート出力されます。
プロジェクト・タスク(Project Task) プロジェクト作業の区分。各プロジェクトは、トップ・レベルのタスク・セットと、各トップ・レベル・タスクの下のサブタスク階層を持つことができます。原価は最も低いレベルでのみタスクにチャージできます。
プロジェクト保管棚(Project Locator) プロジェクト参照、またはプロジェクトおよびタスク参照を持つ保管棚。
プロジェクト保管場所 (Project Subinventory) プロジェクト参照を持つ保管場所。品目の搬送先となったり、そこから品目の出庫や移動を行うことができます。
平均原価差異 (Average Cost Variance) 手持在庫数量がマイナス在庫で、かつ、その後の受入の単価が現行の単価と異なる場合に、生成される金額を保留するために使用される差異勘定。
平均原価法(Average Costing) 在庫管理のみの環境と 製造(在庫管理と工程管理)環境の両方で原価取引に使用できる評価方法。取引を実行するときに、システムは取引価格または原価を使用して、品目の平均単価を自動的に再計算します。
返品資材承認(Return Material Authorization: RMA) 顧客に対して品目の返品を許可すること。Receivablesでは、品目が品目マスターと価格表に含まれている限り、自身の受注と、他の販売業者や仕入先による受注の返品を許可することができます。
包括購買契約 (Blanket Purchase Agreement) 商品またはサービスの移動を実際に要求する前に発行する発注のタイプ。通常、包括購買契約は、仕入先との長期契約を文書化するために作成します。包括購買契約には、有効日と失効日、契約金額または数量を含めることができます。商品とサービスを発注する前に、合意価格と搬送日を指定するツールとして包括購買契約を使用します。
包括購買契約発注(Blanket Purchase Order) 包括購買契約(Blanket Purchase Agreement) を参照。
包括購買リリース (Blanket Release) 包括購買契約に対する、商品とサービスの実際のオーダー。包括購買契約では、品目の特徴と価格が決定されます。包括購買リリースでは、品目の実際の発注数量と発注日を指定します。包括購買リリースは、包括購買契約番号とリリース番号の組合せによって識別します。
保管期限 (Shelf Life) 使用不可能になるまで品目を在庫に保有しておける期限。
保管棚 (Locator) 列、通路、保管箱、棚など、保管場所内で資材を保管する物理的領域。
保管棚管理 (Locator Control) Oracle Manufacturingで資材取引時に保管棚の使用を実施する手法。
保管場所(Subinventory) 組織内で、品目の物理的領域または論理グループを表す区分(保管箱や受入ドックなど)。
保留原価(Pending Costs) 品目、または生産資源、活動、製造間接費の将来の原価。原価取引では使用しません。
本船渡し(Freight On Board: FOB) 商品の所有権が、売り手から買い手に移る地点または場所。
前処理リード・タイム(Preprocessing Lead Time) 発注または製造オーダーを作成するのにかかる時間。このリード・タイムを購買リード・タイムまたは製造リード・タイムに追加して、合計リード・タイムを決定します。反復品目に対してこの時間を定義しても、計画処理では無視されます。
無チェック受入(Blind Receiving) 受入担当者による受入明細の全品目の棚卸を要求するサイト・オプション。無チェック受入では、受入ウィンドウに予定受入数量が表示されません。
モデル品目 (Model Item) モデル品目の受注時に使用できるオプションとオプション区分が部品構成表に含まれる品目。
有効在庫数量(Available to Promise Quantity) ATP(Available-To-Promise: ATP) を参照。
有効在庫数量ルール (Available-To-Promise Rule) Oracle Inventoryでユーザーが様々なエンティティに対して入力するYes/Noオプションの集まり。様々なエンティティを組み合せて、有効在庫数量の計算時に考慮される需要と供給を定義します。
有効日 (Effective Date) Oracle Manufacturingの機能が使用可能になる期日。たとえば、部品構成表上の構成部品または工順の工程が有効になる日付、または改訂品目の変更が部品構成表の一部となり、設変の対象外となる日付が考えられます。
予測先 (Destination Forecast) ある需要予測を他の需要予測にコピーするときのロード先の需要予測。
予測需要 (Forecast Demand) 合計需要の一部で、実際の受注ではなく、需要予測から生じた需要。
予測日 (Forecast Date) 品目の需要予測入力の日付。品目の需要予測には、予測日と、それに関連する数量があります。
累計可否(Accumulate Available) あるATP期間から次のATP期間へ品目の有効数量を持ち越すことによりATP情報を計算する方法。
累計製造リード・タイム (Cumulative Manufacturing Lead Time) 原材料がすべて在庫にあって、すべての半組立品をレベル別に製造する必要がある場合に、品目の製造に必要な合計時間。この値はOracle Bills of Materialによって自動的に計算されます。購買品目には累計製造リード・タイムがありません。
累計リード・タイム (Cumulative Total Lead Time) 在庫が存在せず、すべての原材料を発注してすべての半組立品を製造する必要がある場合に、品目の製造に必要な合計時間。この値はOracle Bills of Materialによって自動的に計算されます。
例外 (Exception) アラート・チェック中に検出される特定の状態。たとえば、保留請求書のアラート・テストにより、5つの保留請求書が検出されたとします。この場合、各保留請求書が例外となります。
例外メッセージ (exception message) ある品目に対してあらかじめ定義された例外セットに合致する状況が発生したことを示すメッセージ。例外メッセージには、「超過引当品目」、「超過在庫品目」、「要納期後ずらしオーダー」などがあります。
例外レポート (Exception Reporting) アラートと処理セットを統合したシステム。このシステムにより、時間を争うまたは重要な情報に対する注意の喚起、対応の督促および迅速な例外結果の配布が行われます。例外レポートは、Eメール・メッセージまたは紙のレポートのどちらかで通知されます。
ロット (Lot) 番号で識別される特定の品目群。
ロット管理 (Lot Control) Oracle Manufacturingで資材取引時にロット番号の使用を実施し、入出庫全体の流れの中で品目を追跡する手法。
ロット・フォー・ロット(Lot For Lot) 各期間の正味所要量に等しい数量で計画オーダーを生成するロット・サイズ変更手法。
論理組織(Logical Organization) 会計処理目的で品目を追跡する、物理的には存在しないビジネス単位。
割当階層 (Assignment Hierarchy) ソース・ルールおよび物流構成表は、在庫組織内の単一品目および全品目に割り当てることができます。在庫組織、サイトおよび組織内の品目カテゴリに割り当てることもできます。この割当には、相対的な優先順位があります。
割当資源数 (Assigned Units) 工順の中の工程作業に割り当てられた生産資源単位数。たとえば、ある部門に利用可能な生産資源として10台の機械がある場合、工順の1工程にこの機械を10台まで割り当てることができます。Oracle Work in Processでは、台数を多く割り当てるほど、その工程の処理時間が短く計画されます。
割当セット (Assignment Set) ソース・ルールまたは物流構成表(あるいはその両方)およびそれらによって補充が管理される品目または組織(あるいはその両方)の摘要のグループ。
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