Oracle E-Business Suite リリース11iから12.2へのアップグレード・ガイド E51767-01 | ![]() 目次 | ![]() 前へ | ![]() 次へ |
『Oracle E-Business Suiteリリース11iから12.2へのアップグレード・ガイド』へようこそ。
このマニュアルでは、既存のOracle E-Business Suiteリリース11iシステム (11.5.10CU2) をリリース12.2にアップグレードする手順を説明します。11iシステムの以前のアップグレード (ある11iリリース・レベルから別のリリース・レベルへの移行) には、My Oracle SupportからダウンロードしたOracle E-Business Suite Maintenance Packドライバを使用していました。このアップグレードでは、Rapid Installを実行して11iシステムをアップグレードする準備を行います。Rapid Installには、テクノロジ・スタックと製品をリリース12.2にアップグレードする際に使用する統合ドライバが付属しています。
このマニュアルは、Oracle E-Business Suiteリリース12.2へのアップグレードを担当するデータベース管理者とアプリケーション担当者を対象としています。
Oracle Applications製品の詳細は、 「関連情報ソース」 を参照してください。
オラクル社のアクセシビリティに対する対応については、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト (http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc) を参照してください。
オラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子サポートにアクセスできます。聴覚に障害があるお客様は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoまたはhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。
この付録では、アップグレードが既存のFinancialsおよびProcurement製品に及ぼす影響を、機能変更が日常業務に及ぼす影響に重点を置いて説明します。この付録はFinancialsおよびProcurement製品ファミリの製品名のアルファベット順に構成されています。
この付録では、アップグレードが既存のCustomer Relationship Management (CRM) 製品に及ぼす影響を、機能変更が日常業務に及ぼす影響に重点を置いて説明します。この付録はCustomer Relationship Management製品ファミリの製品名のアルファベット順に構成されています。
この付録では、アップグレードが既存のOracle Human Resource Management System (HRMS) 製品に及ぼす影響を、機能変更が日常業務に及ぼす影響に重点を置いて説明します。この付録はHRMS製品ファミリの製品のアルファベット順に構成されています。
この付録では、アップグレードが既存のOracle Projects製品に及ぼす影響を、機能変更が日常業務に及ぼす影響に重点を置いて説明します。この付録はProjects製品ファミリの製品名のアルファベット順に構成されています。
この付録では、アップグレードが既存のSupply Chain Management製品に及ぼす影響を、機能変更が日常業務に及ぼす影響に重点を置いて説明します。この付録はSupply Chain Management製品ファミリの製品名のアルファベット順に構成されています。
この付録では、アップグレード前に実行できるタスクを説明します。実際にアップグレードする前にこれらのオプション・タスクを完了しておくと、アップグレード・プロセス中にシステムがオフライン化されている期間を大幅に短縮できる可能性があります。
この付録では、取引データが予期したとおりにアップグレードされたことを確認するために実行できるオプション・タスクを説明します。
この付録では、要求時アップグレードのオプションを説明します。要求時アップグレードは、初期アップグレード・プロセス (重大な停止期間ウィンドウ) から省略された履歴データをアップグレードする方法です。たとえば、すべての財務会計データを停止時間中にアップグレードするかわりに、最終会計年度のみをアップグレード対象に含めることができます。他の会計年度 (数か月後または数年後でも) のアップグレードが必要になった場合は、アップグレード後にいつでも実行できます。
この付録では、技術上のアップグレードと機能上のアップグレードの両面からアップグレード・プロセスの詳細が記載されている参照マニュアルをリストします。
この付録では、リリース12.2の事前アップグレード・ステップとして必要なパッチを一覧形式で示します。
このマニュアルには、公開時点で最新の内容が記載されています。また、リリース12.2のソフトウェア・バンドルに付属するOracle E-Business Suite Document Libraryに収録されています。リリース間で大幅な変更があり再発行されたマニュアルの新バージョンは、次のURLで入手できます。
http://www.oracle.com/technology/documentation/applications.html
全マニュアルのリストは、My Oracle Supportでも公開されています。Oracle E-Business Suite Documentation Resources, Release 12.2を参照してください。アップグレードする前にマニュアルの基本的なサブセットを理解する必要があります。これらは次のとおりです。
必要な情報 | 参照先マニュアル |
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システム設定および手順 | Oracle E-Business Suite Concepts Oracle E-Business Suite Setup Guide Oracle E-Business Suite Maintenance Guide Oracle E-Business Suite Security Guide Oracle Workflow Administrator’s Guide Oracle XML Gateway User’s Guide |
インストールおよびアップグレード | Oracle E-Business Suiteインストレーション・ガイド: Rapid Installの使用方法 Oracle E-Business Suiteリリース11iから12.2へのアップグレード・ガイド Oracle E-Business Suite Installation and Upgrade Notes* Oracle E-Business Suite Release Notes* Oracle E-Business Suite NLS Release Notes* |
製品固有の機能 | Electronic Technical Reference Manual (eTRM)* Release Content Documents (RCDs)* 製品固有のインプリメンテーションおよびアップグレード・ガイド |
RDBMS | Oracle Database 11gリリース2マニュアル・セット Database Preparation Guidelines for an Oracle E-Business Suite Release 12.2 Upgrade* Interoperability Notes: Oracle E-Business Suite Release 11i with Oracle Database 11g Release 2 (11.2.0)* |
* My Oracle Supportでのみ提供されています。
パッチのREADMEファイルにも、その他の推奨マニュアルに関する情報が含まれている場合があります。
特に指示がないかぎり、SQL*Plus、Oracle Data Browser、データベース・トリガーまたは他の任意のツールを使用してOracle E-Business Suiteデータを変更しないことをお薦めします。
Oracleデータベース内の情報を作成、格納、変更、取得および保守するために強力なツールが用意されています。しかし、SQL*PlusなどのOracleツールを使用してOracle E-Business Suiteデータを変更すると、データの整合性が損なわれる危険があり、データに対する変更を監査する機能が失われます。
Oracle E-Business Suiteの各表は相互に関連しているため、Oracle E-Business Suiteフォームを使用して行う変更により、多くの表が一度に更新される可能性があります。ただし、Oracle E-Business Suite以外を使用してOracle E-Business Suiteデータを変更すると、関連する表内で対応する変更を行わずに1つの表内の行を変更してしまう可能性があります。各表が互いに同期しなくなると、誤った情報を取得したり、Oracle E-Business Suite全体にわたって予期しない結果が発生する危険があります。
Oracle E-Business Suiteを使用してデータを変更すると、変更が有効であるかどうかが自動的に確認されます。また、情報を変更するユーザーも追跡されます。データベース・ツールを使用してデータベース表に情報を入力すると、無効な情報が格納される可能性があります。また、SQL*Plusや他のデータベース・ツールでは変更が記録されないため、情報を変更したユーザーを追跡する機能も失われます。
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