Oracle Applicationsユーザーズ・ガイド リリース12 E05391-02 | ![]() 目次 | ![]() 前へ |
Oracle Applications Professionalのユーザー・インタフェースは、Oracleルック・アンド・フィールまたは一般ルック・アンド・フィールのいずれかで実行できます。Oracleルック・アンド・フィールは、各アイテムに対する新しいルック・アンド・フィールと、事前定義された一連のカラー・スキームにより構成されます。一般ルック・アンド・フィールは、現行のオペレーティング・システムのネイティブ・インタフェースとカラー・スキームに準拠します。ルック・アンド・フィールの選択は、アクセシビリティ機能に影響します。一般に、Oracleルック・アンド・フィールの方がアクセシビリティに優れています。視覚に障害のあるユーザーのみ、一般ルック・アンド・フィールの使用が必要となります。
ルック・アンド・フィールを指定するには、プロファイル・オプション「Javaルック・アンド・フィール」を、「一般」または「Oracle」に設定します。Oracleルック・アンド・フィールが使用されている場合、プロファイル・オプション「Javaカラー・スキーマ」を、「青」、「カーキ」、「オリーブ」、「紫」、「赤」、「スワン」(デフォルト)、「青緑」、または「チタン」に設定できます。
注意: 「Javaルック・アンド・フィール」が「一般」に設定されている場合、「Javaカラー・スキーマ」プロファイル・オプションの効果はありません。
重要: 「Javaカラー・スキーマ」プロファイル・オプションを「スワン」以外の値に設定すると、システム応答時間が増大する可能性があります。
視覚に障害のあるユーザーが、コントラストを強めるかまたは弱めるために、アプリケーションの色全体を制御しなければならない場合があります。オペレーティング・システムが提供するスキームを使用して希望の色を設定し、その後、「Javaルック・アンド・フィール」プロファイル・オプションで「一般」を指定すると、Oracle Applicationsでそれらの色を使用できます。
Oracle Applicationsでは、デフォルトで、必須フィールドを黄色、入力問合せモードのとき問合せ可能フィールドを他の色、そして更新できないフィールド(読取り専用フィールド)をグレーで表示します。Oracle Applications Professionalユーザー・インタフェースの実行中にこれらの機能をオフにする場合は、プロファイル「FND: インディケータ・カラー」を「No」に設定します。
Oracle Applicationsには、現行の画面を圧縮されたテキストのみの形式にする機能があります。[F9]キー機能を起動すると、現行のウィンドウにあるすべてのアイテムのプロンプトおよび値(複数行ブロックの現在の行のみ)は、テキストのみの形式でポップアップ・ウィンドウに表示されます。各行を、スクリーン・リーダーによって読み上げることができます。このリストには表示アイテムまたは無効アイテムが含まれますが、これらはキーボードによるナビゲートでないため、この機能を使用しない場合、スクリーン・リーダーによって容易に認識されません。
同様に、[F8]キー機能は、ウィンドウ内のすべてのボタンおよびそのアクセス・キーのリストを表示します。この機能を使用しない場合は、ナビゲートの容易性がなければ、これらを取得することはできません。
注意: [F8]キーおよび[F9]キー機能が、ご使用のシステムで、対応の機能にマッピングされていない場合があります。「キー」ウィンドウ(「ヘルプ)」 > 「キーボード・ヘルプ」または[Ctrl]を押しながら[K]キーを押します)を使用して、ご使用のシステムの現行のマッピングを確認してください。
タブ・ページのリスト機能(一般に[F2])を使用して、キーボードからOracle Applicationsのタブへの切替えができます。
Oracle Applicationsには、LOVを持つ各フィールドの横にアイコン・ボタンを表示する機能があります。また、「値リスト」アクセス・キー(一般に[Ctrl]+[l])をクリックして、キーボードからLOVを起動できます。
「キー」ウィンドウには、「次ブロック」や「レコードの消去」など、通常のアプリケーション操作を達成するためのキーストロークが表示されます。このウィンドウは、[Ctrl]キーを押しながら[K]キーを押すと、いつでも表示できます。
Oracle Applicationsは、カスタマイズされたキーボード・マッピング・ファイルをProfessionalユーザー・インタフェースで使用できるようにするための、「フォーム・キーボード・マッピング・ファイル」プロファイル・オプションを提供しています。キーボード・マッピングを、次のようにカスタマイズできます。
Oracle Formsリソース・ファイルを、一般にfmrweb.resと呼ばれる中間層に配置します。
注意: このステップは、一般に、システム管理者により実行されます。
ファイルをコピーし、適切な名称に変更して、これを元のディレクトリと同じディレクトリに配置します。
任意のテキスト・エディタで新規ファイルを開き、キーストローク・マッピングの必要な変更を作成します。
ヒント: ファイル上部のコメントは、マッピングがどのように実行されるかを説明します。
この新規マッピング・ファイルを実行するには、プロファイル「フォーム・キーボード・マッピング・ファイル」で、ファイル名および完全パスを指定します。
「セルフサービス・アクセシビリティ機能」プロファイル・オプションは、HTMLベース・アプリケーションでのアクセシビリティ・サポートのレベルを決定します。