『Sun Blade X6275 M2 サーバーモジュールご使用にあたって』の概要
ハードウェア、ファームウェア、および BIOS に関する注意事項
システムを起動する前に「Power Management」の「Power Limit」のハード上限を設定しても、システム電源の制御が行われない
OL/RHEL のエラーメッセージ: PCI: BIOS Bug MCFG area at e0000000 is not E820-reserved
OL/RHEL のサウンドサーバーの情報メッセージ: Error while initializing the sound driver
SLES のエラーメッセージ: Hotpluggable processor device is not present
SLES 11 では、サポートされていないドライバをロードしようとすると、エラーが生成され、コンポーネントが起動しなくなります。また、コンポーネントがロードを行わなくなります。たとえば、InfiniBand の PCIe EM が取り付けられている場合に、openibd、opensmd、および HCA ドライバをロードしようとすると、サポートされていないドライバとして SLES によってフラグが付けられ、ドライバがロードされなくなる可能性があります。
#/etc/init.d/opensmd start OpenSM not installed #/etc/init.d/openibd start Loading eHCA driver: [FAILED] Loading HCA driver and Access Layer: [FAILED]
サポート対象のすべての Linux カーネルモジュールには、内部の「サポート対象」フラグがあります。このフラグにより、Novell で公式にサポートされているモジュールであることが示されます。SLES 11 以降では、このフラグがないモジュールは自動的にロードされません。また、手動で modprobe コマンドを実行してもロードされません。これが SLES 11 サーバーのデフォルトの設定です。ただし、設定を変更すると、サポートされていないモジュールをロードできるようになります。
SLES 11 で、サポートされていないモジュールをロードできるようにするには、etc/modprobe.d/unsupported-modules の allow_unsupported_modules 1 を設定します。
この変更を行うと、「サポート対象」フラグがないモジュールをロードできるようになります。
SLES 11 の新しいモジュールプローブのルールの詳細は、Novell のナレッジベース (http://www.novell.com/support/search.do) で、ドキュメント ID: 7002793 を検索してください。