Oracle VM は、ユーザーが仮想マシン (VM) を作成して管理できる仮想化環境プラットフォームです。これらの仮想マシンは同じ物理サーバーに存在しますが、独立した物理サーバーのように動作します。Oracle VM で作成された各仮想マシンには、独自の仮想 CPU、オペレーティングシステム、ネットワークインタフェース、およびストレージがあります。
サーバーは Oracle VM 2.2.1 に対応しています。サポートされているオペレーティングシステムの最新の一覧については、http://www.oracle.com/goto/x6275m2 を参照してください。
Oracle VM は、次のコンポーネントで構成されています。
Oracle VM Manager: 仮想マシンを作成して管理するためのユーザーインタフェースの役割を果たす Web アプリケーション。これには、仮想マシンの作成 (テンプレートを含む)、ライフサイクル管理 (配備、移行、および削除)、およびリソース管理 (ISO ファイル、テンプレート、および共有ストレージリソース) が含まれます。
Oracle VM Server: 仮想マシンと Oracle VM エージェントの実行に使用する Xen ハイパーバイザをベースとした、セキュリティー保護された軽量の仮想化環境。
Oracle VM Agent: Oracle VM Server にインストールされており、Oracle VM Manager と通信します。Oracle VM Server、サーバープール、およびリソースを管理するための Web サービス API が含まれています。
インストールの概要と詳細な手順が記載されているトピックへのリンクを次に示します。
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