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Oracle Solaris Studio 12.2 Discover および Uncover ユーザーズガイド
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  概要

2.  Sun メモリエラー探索ツール (Discover)

3.  コードカバレッジツール (Uncover)

Uncover を使用するための要件

Uncover の使用法

バイナリの計測

計測済みバイナリの実行

カバレージレポートの生成と表示

パフォーマンスアナライザのカバレージレポートを理解する

「関数」タブ

「カバレージ外 (Uncoverage)」カウンタ

「関数カウント (Function Count)」カウンタ

「命令の実行 (Instr Exec)」カウンタ

「カバーされているブロックの割合 (%) (Block Covered %)」カウンタ

「カバーされている命令の割合 (%) (Instr Covered %)」カウンタ

「ソース」タブ

「逆アセンブリ」タブ

「命令頻度」タブ

ASCII カバレージレポートを理解する

HTML カバレージレポートを理解する

Uncover 使用時の制限事項

注釈付きコードのみ計測可能

機械命令はソースコードと異なる場合がある

索引

Uncover 使用時の制限事項

注釈付きコードのみ計測可能

Uncover は 「Uncover を使用するための要件」の説明に従って準備されているコードのみを計測できます。注釈の付いていないコードは、バイナリにリンクされているアセンブリ言語コード、またはそのセクションに示されてるものより古いコンパイラまたはオペレーティングシステムでコンパイルされたモジュールから来ている場合があります。

準備から特別に除外されているのは、asm 文または .il テンプレートを含むアセンブリ言語モジュールおよび関数です。

機械命令はソースコードと異なる場合がある

Uncover は機械コード上で動作します。Uncover は機械命令のカバレージを検出し、このカバレージをソースコードと関連付けます。一部のソースコード文は関連した機械命令を持たないため、Uncover はそのような文のカバレージを報告しないと思われる場合があります。たとえば、次のコードフラグメントを考えみましょう:

#define A 100
#define B 200
...
   if (A>B) {
        ...
   }

Uncover が if 文の 0 以外の実行数を報告することを期待しても、コンパイラはこのコードを削除する可能性があるため、Uncover は計測中にそれを表示しません。そのため、これらの命令に対してカバレージは報告されません。