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Oracle Solaris Studio 12.2 リリースの新機能
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  Oracle Solaris Studio 12.2 リリースの概要

2.  コンパイラ

3.  ライブラリ

4.  パフォーマンス解析ツール

パフォーマンスアナライザ

実験形式の変更

パフォーマンスアナライザツールの変更

新しい「呼び出しツリー」タブ

「呼び出し側-呼び出し先」タブの拡張

新しい実験比較機能

その他の拡張機能

er_print コマンド

新しいデータ収集機能

dbx collector の新機能

er_kernel に対する変更

新しい er_generic コマンド

en_desc に対する変更

スレッドアナライザ

5.  デバッグツール

6.  Solaris Studio IDE

7.  その他のツール

8.  このリリースでの既知の問題、制限事項、および回避策

索引

スレッドアナライザ

スレッドアナライザは、ソースレベルまたはバイナリレベルで計装されているコードのデータ競合の検出をサポートするようになりました。ソースレベルの計装はこのリリースでは変更されていません。

プログラムのバイナリコードを計装するには、discover ツールを使用する必要があります。このツールは、Oracle Solaris Studio に組み込まれており、discover(1) のマニュアルページで説明されています。『Oracle Solaris Studio 12.2 Discover および Uncover ユーザーズガイド』も参照してください。

データの競合を検出するためにプログラムのバイナリコードを計装するには、discover ツールの入力バイナリを次の条件でコンパイルする必要があります。

バイナリがコンパイラオプション -xbinopt=prepare を指定してコンパイルされている場合、SPARC ベースのシステムで実行している以前のバージョンの Solaris でも discover ツールを使用できる場合があります。このコンパイラオプションについては、cc(1)、CC(1)、または f95(1) のマニュアルページを参照してください。

バイナリの名前が a.out である場合、次のコマンドで a.out_i という名前の計装されたバイナリを作成できます。

% discover -i datarace -o a.out_i a.out

詳細は、『Oracle Solaris Studio 12.2: スレッドアナライザユーザーズガイド』または tha(1) のマニュアルページを参照してください。