A Proxy Server 4.0 の以前のリリースでの諸機能および拡張機能

4.0.14 より前の Oracle iPlanet Web Proxy Server 4.0 リリースの機能および拡張機能については、各リリースに固有のリリースノートで説明されています。これらは次の場所から入手できます。

http://download.oracle.com/docs/cd/E19438-01/

この付録では、Oracle iPlanet Web Proxy Server リリース 4.0.14 および 4.0.15 で提供される次の重要な諸機能および拡張機能を一覧表示します。

A.1 4.0.15 の諸機能および拡張機能

時間間隔を使用することで、特定のクライアントから受け取った要求についてディレクティブの実行を制限できるように、<Client> タグに日付/時刻パラメータが追加されました。詳細については、Section 3.2.8, "<Client> タグの日付と時刻のパラメータ."を参照してください。
特定の JavaScript 変数で JavaScript 変数書き換えを抑制するための disable-javascript-rewrite パラメータが、um-define-junction SAF に追加されました。詳細については、Section 3.2.4, "um-define-junction SAF の新しいパラメータ."を参照してください。
obj.conf へのほかのファイルのインクルードをサポートするための <Include> タグが、obj.conf ファイルの構文に追加されました。詳細については、Section 3.2.10, "obj.conf ファイルの <Include> タグ."を参照してください。
IPv6、IPv4 のどちらのアドレスを先に検索するかを制御するための lookup-ipv6-first パラメータが、dns-config SAF に追加されました。詳細については、Section 3.2.11, "dns-config SAF の lookup-ipv6-first パラメータ."を参照してください。
status-code および status-desc パラメータが send-error SAF に追加されました。詳細については、Section 3.2.13, "send-error SAF の status-code および status-desc パラメータ."を参照してください。
オフラインとしてマークされたゲートウェイの健全性を Proxy Server が検査する頻度を設定するための RouteOfflineCheckInterval ディレクティブが、magnus.conf ファイルに追加されました。詳細については、Section 3.2.14, "magnus.conf ファイルの新しいディレクティブ."を参照してください。
Proxy Server でサポートされる NSS のバージョンが 3.12.6 に更新され、NSPR のバージョンが 4.8.4 に更新されました。
管理 GUI に「Enter ACL List Cache Size」フィールドが追加され、この値のインタラクティブな指定がサポートされました。
Proxy Server を再起動しないで監視対象の値をリセットするための「Reset Status」ボタンが、管理 GUI の「Proxy-instance」⇒「Server Status」⇒「Monitor Current Activity」ページに追加されました。

このリリースでは次のマニュアルの問題に対処しています。

問題 ID	説明
6294290	Proxy 4: `admin.conf` に関するドキュメントがありません。参照先 Section 3.2.7, "admin.conf ファイルに関する情報."
6962675	Proxy 4 ドキュメント RFE - regexp-redirect 関数についての記述を WPS ドキュメント/マニュアルに多少追加する必要があります。参照先 Section 3.2.12, "NameTrans ディレクティブの regexp-redirect 関数."
6965246	DOCS: WPS4.0.14 で、http-client-config 関数に新しいパラメータが導入されています。参照先 Section 3.2.9, "http-client-config SAF の forward-unread-request-body パラメータ."

A.2 Proxy Server 4.0.14 の諸機能および拡張機能

magnus.conf ファイルに ChannelPoolValidate ディレクティブが追加されました。このディレクティブは、チャネルプールの期限切れの接続または閉じられた接続を積極的に確認するかどうかを制御します。
magnus.conf ファイルに ChannelPoolMonitorInterval ディレクティブが追加されました。このディレクティブは、チャネルプールの期限切れの接続または閉じられた接続を確認する頻度を指定します。
magnus.conf ファイルに ChannelReuseValidate ディレクティブが追加されました。このディレクティブは、持続的接続を、再利用する前に検証するかどうかを制御します。
http-client-config SAF に always-retry-stale-keep-alive パラメータが追加されました。このディレクティブは、期限切れの持続的接続のために要求が失敗したときに、再試行の数が 0 に設定されている場合でも HTTP クライアントが失敗した要求を再試行するかどうかを制御します。