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Oracle VM Server for SPARC 2.0 管理ガイド
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアの概要

2.  ソフトウェアのインストールおよび有効化

3.  セキュリティー

4.  サービスおよび制御ドメインの設定

5.  ゲストドメインの設定

6.  I/O ドメインの設定

7.  仮想ディスクの使用

8.  仮想ネットワークの使用

9.  ドメインの移行

10.  リソースの管理

11.  構成の管理

12.  その他の管理タスクの実行

A.  Oracle VM Server for SPARC 物理から仮想への変換ツール

B.  Oracle VM Server for SPARC Configuration Assistant

C.  Logical Domains Manager の検出

Logical Domains Manager を実行しているシステムの検出

マルチキャスト通信

メッセージ形式

サブネット上で実行している Logical Domains Manager の検出

D.  Logical Domains Manager での XML インタフェースの使用

E.  Logical Domains Manager XML スキーマ

用語集

索引

サブネット上で実行している Logical Domains Manager の検出

  1. マルチキャストソケットを開きます。

    「マルチキャスト通信」 に示すポートおよびグループの情報を使用していることを確認してください。

  2. ソケット経由で multicast_msg_t メッセージを送信します。

    メッセージには次の内容を含めるようにしてください。

    • version_no の有効な値 (MAC_MULTI_VERSION によって定義されている 1)

    • magic_no の有効な値 (MAC_MULTI_MAGIC_NO によって定義されている 92792004)

    • LDMD_DISC_SENDmsg_type

  3. マルチキャストソケットで Logical Domains Manager からの応答を待機します。

    応答は、次の値が含まれる multicast_msg_t メッセージである必要があります。

    • version_no の有効な値

    • magic_no の有効な値

    • LDMD_DISC_RESP に設定された msg_type

    • 次の情報が含まれる、ldmd_discovery_t 構造で構成されたペイロード

      • ldmd_version システム上で実行されている Logical Domains Manager のバージョン

      • hostname システムのホスト名

      • ip_address システムの IP アドレス

      • port_no Logical Domains Manager によって通信に使用されているポート番号で、XMPP ポート 6482 にする

    Logical Domains Manager からの応答を待機する場合、自動割り当て MAC 衝突検出パケットが破棄されていることを確認してください。