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Oracle Application Expressリリース・ノート
リリース3.2
B53792-01
 

 

Oracle® Application Express

リリース・ノート

リリース3.2

部品番号: B53792-01

2009年4月

このリリース・ノートでは、Oracle Application Expressのドキュメントに記載されていない重要な情報を示します。最新の情報については、次のWebサイトにあるこのリリース・ノートの最新版を参照してください。

http://www.oracle.com/technology/documentation/

リリース3.2での新機能の詳細は、『Oracle Database Application Expressユーザーズ・ガイド』の「Oracle Application Expressの新機能」を参照してください。

このリリース・ノートでは、次の項目について説明します。

1 mod_plsqlを介して起動されるプロシージャの制限

基礎となるデータベース・キャラクタ・セットにかかわらず、mod_plsqlデータベース・アクセス記述子(DAD)の構成におけるPlsqlNLSLanguageのキャラクタ・セット部分の値は、AL32UTF8に設定されている必要があります。

現在、データベース・アクセス記述子には、PlsqlRequestValidationFunction用のパラメータが含まれています。このパラメータは、mod_plsqlによって起動可能なプロシージャの数を制限するために使用されます。デフォルトでは、起動可能なプロシージャはOracle Application Expressのパブリック・エントリ・ポイントのみです。これは、Oracle Application Expressに付属の検証機能を使用して拡張できます。詳細は、『Oracle Database Application Expressユーザーズ・ガイド』のデータベース・アクセス記述子(DAD)によるOracle Application Expressへのアクセスの制限に関するを参照してください。

データベース・アクセス記述子に対してPlsqlRequestValidationFunctionを有効にすると、パブリックに実行可能なプロシージャに依存している既存のアプリケーションで障害が発生します。データベース・アクセス記述子の定義からPlsqlRequestValidationFunctionを省略するか、または推奨される方法(提供されている検証機能の拡張)を実行できます。

2 リリース3.2から3.1へのダウングレードに必要な追加の手順

『Oracle Application Expressインストレーション・ガイド』の「A.3.1 アップグレード・インストール失敗後の旧リリースへの復旧」に従って3.2から3.1へのダウングレードを実行する場合は、正常にダウングレードを完了させるために追加のステップを実行する必要があります。

  1. 作業ディレクトリを3.1バージョンのソースが含まれるファイル・システム上のapexディレクトリに変更します。

  2. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  3. 次のコマンドを実行します。

    @apexvalidate x x FLOWS_030100
    
  4. 作業ディレクトリを3.1ソースのapex/coreに変更します。

  5. SQL*Plusを起動し、Oracle Application Expressがインストールされているデータベースに、SYSDBAロールが指定されているSYSとして接続します。

    Windowsの場合:

    SYSTEM_DRIVE:\ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    

    UNIXおよびLinuxの場合:

    $ sqlplus /nolog
    SQL> SQL> CONNECT SYS as SYSDBA
    Enter password: SYS_password
    
  6. 次のコマンドを実行します。

    @wwv_flow_val.plb
    @wwv_dbms_sql.sql
    @wwv_dbms_sql.plb
    

3 サポートされないコンポーネントおよび機能

次のコンポーネントおよび機能は、Oracle Application Expressリリース3.2ではサポートされません。

3.1 サポートされないWebブラウザ

次のWebブラウザはサポートされません。

  • Netscape Communicator 7.2以上

  • Mozilla 1.7以上

  • Google Chrome 1.0以上

3.2 EBCDICキャラクタ・セットでの実行の非サポート

Oracle Application Expressでは、EBCDICキャラクタ・セットをサポートしていません。基礎となるデータベース・キャラクタ・セットにかかわらず、mod_plsqlデータベース・アクセス記述子(DAD)の構成におけるキャラクタ・セットの値は、AL32UTF8に設定されている必要があります。

4 オープン・バグおよび既知の問題

このセクションでは、Oracle Application Expressのバグおよび既知の問題について説明します。

4.1 移行エクスポート・ファイル検証時のアクセス拒否

「プロジェクトの作成」ウィザードの最初のステップで、「移行エクスポート・ファイル」フィールドに無効なテキストを入力すると、アクセスが拒否されたことを示すエラーが表示され、プログレス・バーは処理の継続を示したままになります。この問題は、Windows XPでInternet Explorer 6.0を使用している場合に発生します。

対処方法:

「参照」オプションを使用するか、または完全パスを手動で入力します。このフィールドには、必ず有効なSQLスクリプトおよびパスを入力してください。

4.2 サポートされているWebブラウザ

Oracle Application Expressアプリケーションを表示または開発するには、WebブラウザでJavaScriptおよびHTML 4.0およびCSS 1.0規格がサポートされている必要があります。この要件を満たすブラウザは次のとおりです。

  • Microsoft Internet Explorer 6.0以上(Windowsのみ)

  • Firefox 1.0以上

4.3 先頭行にマルチバイト文字があるスクリプトの編集

先頭行にマルチバイト文字を含むSQLスクリプトは、SQLスクリプト・エディタでは編集できません。この問題は、Internet Explorer 7.0およびFirefox 1.5.0以上では発生しないことに注意してください。

対処方法:

この問題は、スクリプトの先頭行にマルチバイト文字が含まれる場合に発生します。マルチバイト以外の文字(たとえば、2つのハイフン(--))を含む新しい行を追加して、マルチバイト文字を含む行を2行目にすると、この問題を解決できます。

4.4 SVGチャートでの問題

SVGチャートで問題が発生した場合は、Flashチャートに移行してみてください。

SVGチャートをFlashに移行するには、次のステップを実行します。

  1. 該当する「ページ定義」に移動します。

  2. 「リージョン」で、リージョン名をクリックします。SVGチャートの左側にリージョン名が表示されます。

  3. 「リージョン定義」の「タスク」リストで、「SVGチャートのFlashチャートへの移行」をクリックします。

  4. 「移行」をクリックします。


参照:

『Oracle Database Application Expressユーザーズ・ガイド』のチャートの作成に関する項を参照してください。

4.5 バインド変数および2つのダッシュを含む文字列を指定した問合せの問題

2つのダッシュを含む文字列を指定した問合せに基づいてレポート・リージョンを作成すると、アイテムのバインド変数の参照に対するApplication Expressエンジンの処理能力が低下します。次に例を示します。

SELECT ename, job, sal, comm, deptno
FROM   emp
WHERE instr ('-'||'-dash-'||'-','uu') = 0
AND deptno = :P18_X
AND 1 = 1

対処方法:

この動作は、バインド変数の書式を変更すると修正できます。たとえば、前述の例でこの問題を解決するには、:P18_Xv('P18_X')に変更します。

4.6 引用符を含むスプレッドシート・データのインポート

コピー・アンド・ペーストでスプレッドシート・データをインポートする場合に、列値に二重引用符が含まれていると、データは正しくインポートされません(54" Plasma Flat Screenなど)。この問題を回避するには、次の2つの方法があります。

  • オプション1:

    1. データを区切りフォーマット(カンマ区切り(.csv)またはタブ区切り)で保存します。

    2. 保存したファイルを、「テキスト・データのインポート」ウィザードを使用してアップロードおよびインポートします。

  • オプション2:

    1. 二重引用符を、次に示すように2つの二重引用符に置き換えます。

      54"" Plasma Flat Screen
      
    2. 「スプレッドシート・データのインポート」ウィザードを使用して、ファイルをインポートします。

4.7 マルチバイト文字でのアイテムの作成

ウィザードを使用して表またはビューにフォームを作成する際に、そこに含まれる列の名前にマルチバイト文字があると、その新しいアイテムの名前にマルチバイト文字が含まれます。

この問題は、Oracle Bug#3393090で追跡されます。

対処方法:

この問題を修正するには、「ページ定義」で新しいアイテムを作成する際に、アイテム名に英数字(AからZ、0から9および「_」)を使用します。また、変更をアイテムに適用する前に、アイテム名を英数字に変更する必要がある場合もあります。

4.8 以前のリリースからインポートされたアプリケーションでの実行時エラー

Oracle Application Expressの以前のリリースのアプリケーションをエクスポートし、アプリケーション・ビルダーのインストール・ページでそのアプリケーションをインポートおよびインストールした場合、まれにアプリケーションのインストール後に実行時エラーが発生する場合があります。

多くの場合、これらのエラーは、アプリケーション・コンポーネントに埋め込まれたPL/SQLコードのブロックに関連するPL/SQLパーサー・エラーまたは実行エラーです。インストール・プロセスによって、200文字を超える文字列が複数の行に分割される場合があります。たとえば、行がPL/SQLキーワードとPL/SQLキーワードの間、または解析エラーの原因となる箇所で分割される場合があります。

対処方法:

これらのタイプのエラーが発生し、インストール・プロセスによって長い文字列が分割された疑いがある場合、次のステップを実行します。

  1. エラーが発生したページをアプリケーション・ビルダーで編集して、アプリケーション内の問題がある疑いのあるPL/SQLを含む、エラーが発生したコンポーネントを隔離します。

  2. 不適切に分割されたコードのブロックの場所を検索します。

  3. コードのブロックをより適切な箇所で分割するか、または実行時エラーが発生しなくなるまで行に空白を挿入します。

  4. アプリケーションをエクスポートし、エクスポート・ファイルをインポートして再インストールします。

  5. 新しいエクスポート・ファイルを永続バックアップ・コピーとして保持します。

4.9 Oracle Database 11gにおけるネットワーク・サービスの有効化

Oracle Database 11g リリース1(11.1)では、ネットワーク・サービスとの通信機能が、デフォルトで無効化されています。そのため、Oracle Application ExpressとOracle Database 11gリリース1(11.1)を実行する場合は、新しいDBMS_NETWORK_ACL_ADMINパッケージを使用して、APEX_030200データベース・ユーザーに対し、任意のホストへの接続権限を付与する必要があります。これらの権限の付与に失敗すると、次の場合に問題が発生します。

  • Oracle Application Expressにおけるアウトバウンド・メールの送信

    ユーザーは、APEX_MAILパッケージのメソッドをコールできますが、アウトバウンド電子メールの送信時に問題が発生します。

  • Oracle Application ExpressにおけるWebサービスの使用

  • PDF/レポートの印刷

  • オンライン・ヘルプのコンテンツ検索(検索リンクの使用)

このセクションでは、次の項目について説明します。


ヒント:

このセクションで示されている例を実行するには、データベースのcompatible初期化パラメータが11.1.0.0.0以上に設定されている必要があります。デフォルトでは、11gデータベースのパラメータは事前に適切に設定されていますが、以前のリリースから11gにアップグレードされたデータベースのパラメータは適切に設定されていない場合があります。データベース初期化パラメータの変更については、『Oracle Database管理者ガイド』の「Oracle Databaseの作成および構成」を参照してください。

4.9.1 ホストへの接続権限の付与

次の例は、APEX_030200データベース・ユーザーに対して、任意のホストへの接続権限を付与する方法を示しています。

DECLARE
  ACL_PATH  VARCHAR2(4000);
  ACL_ID    RAW(16);
BEGIN
  -- Look for the ACL currently assigned to '*' and give APEX_030200
  -- the "connect" privilege if APEX_030200 does not have the privilege yet.

  SELECT ACL INTO ACL_PATH FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;

  -- Before checking the privilege, make sure that the ACL is valid
  -- (for example, does not contain stale references to dropped users).
  -- If it does, the following exception will be raised:
  --
  -- ORA-44416: Invalid ACL: Unresolved principal 'APEX_030200'
  -- ORA-06512: at "XDB.DBMS_XDBZ", line ...
  --
  SELECT SYS_OP_R2O(extractValue(P.RES, '/Resource/XMLRef')) INTO ACL_ID
    FROM XDB.XDB$ACL A, PATH_VIEW P
   WHERE extractValue(P.RES, '/Resource/XMLRef') = REF(A) AND
         EQUALS_PATH(P.RES, ACL_PATH) = 1;

  DBMS_XDBZ.ValidateACL(ACL_ID);
   IF DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CHECK_PRIVILEGE(ACL_PATH, 'APEX_030200',
     'connect') IS NULL THEN
      DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ADD_PRIVILEGE(ACL_PATH,
     'APEX_030200', TRUE, 'connect');
  END IF;

EXCEPTION
  -- When no ACL has been assigned to '*'.
  WHEN NO_DATA_FOUND THEN
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CREATE_ACL('power_users.xml',
    'ACL that lets power users to connect to everywhere',
    'APEX_030200', TRUE, 'connect');
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ASSIGN_ACL('power_users.xml','*');
END;
/
COMMIT;

4.9.2 ローカル・ホストへの接続権限の付与

次の例は、ローカル・ホストのリソースにアクセスする場合に、より少ない権限で行う方法を示しています。この例では、Oracle Application Expressオンライン・ヘルプを索引付けできます。また、対象サーバーもローカル・ホスト上に存在する場合は、電子メールおよびPDFへの出力を行うことができる場合があります。

DECLARE
  ACL_PATH  VARCHAR2(4000);
  ACL_ID    RAW(16);
BEGIN
  -- Look for the ACL currently assigned to 'localhost' and give APEX_030200
  -- the "connect" privilege if APEX_030200 does not have the privilege yet.
  SELECT ACL INTO ACL_PATH FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = 'localhost' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;

  -- Before checking the privilege, make sure that the ACL is valid
  -- (for example, does not contain stale references to dropped users).
  -- If it does, the following exception will be raised:
  --
  -- ORA-44416: Invalid ACL: Unresolved principal 'APEX_030200'
  -- ORA-06512: at "XDB.DBMS_XDBZ", line ...
  --

  SELECT SYS_OP_R2O(extractValue(P.RES, '/Resource/XMLRef')) INTO ACL_ID
    FROM XDB.XDB$ACL A, PATH_VIEW P
   WHERE extractValue(P.RES, '/Resource/XMLRef') = REF(A) AND
         EQUALS_PATH(P.RES, ACL_PATH) = 1;

  DBMS_XDBZ.ValidateACL(ACL_ID);
   IF DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CHECK_PRIVILEGE(ACL_PATH, 'APEX_030200',
     'connect') IS NULL THEN
      DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ADD_PRIVILEGE(ACL_PATH,
     'APEX_030200', TRUE, 'connect');
  END IF;

EXCEPTION
  -- When no ACL has been assigned to 'localhost'.
  WHEN NO_DATA_FOUND THEN
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.CREATE_ACL('local-access-users.xml',
    'ACL that lets power users to connect to everywhere',
    'APEX_030200', TRUE, 'connect');
  DBMS_NETWORK_ACL_ADMIN.ASSIGN_ACL('local-access-users.xml','localhost');
END;
/
COMMIT;

4.9.3 無効なACLエラーのトラブルシューティング

前述のスクリプトを実行した後にORA-44416: 無効なACLのエラーが表示された場合は、次の問合せを使用して、無効なACLを特定します。

REM Show the dangling references to dropped users in the ACL that is assigned
REM to '*'.

SELECT ACL, PRINCIPAL
  FROM DBA_NETWORK_ACLS NACL, XDS_ACE ACE
 WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL AND
       NACL.ACLID = ACE.ACLID AND
       NOT EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS WHERE USERNAME = PRINCIPAL);

次に、次のコードを実行してACLを修正します。

DECLARE
  ACL_ID   RAW(16);
  CNT      NUMBER;
BEGIN
  -- Look for the object ID of the ACL currently assigned to '*'
  SELECT ACLID INTO ACL_ID FROM DBA_NETWORK_ACLS
   WHERE HOST = '*' AND LOWER_PORT IS NULL AND UPPER_PORT IS NULL;

  -- If just some users referenced in the ACL are invalid, remove just those
  -- users in the ACL. Otherwise, drop the ACL completely.
  SELECT COUNT(PRINCIPAL) INTO CNT FROM XDS_ACE
   WHERE ACLID = ACL_ID AND
         EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS WHERE USERNAME = PRINCIPAL);

  IF (CNT > 0) THEN

    FOR R IN (SELECT PRINCIPAL FROM XDS_ACE
               WHERE ACLID = ACL_ID AND
                     NOT EXISTS (SELECT NULL FROM ALL_USERS
                                  WHERE USERNAME = PRINCIPAL)) LOOP
      UPDATE XDB.XDB$ACL
         SET OBJECT_VALUE =
               DELETEXML(OBJECT_VALUE,
                         '/ACL/ACE[PRINCIPAL="'||R.PRINCIPAL||'"]')
       WHERE OBJECT_ID = ACL_ID;
    END LOOP;

  ELSE
    DELETE FROM XDB.XDB$ACL WHERE OBJECT_ID = ACL_ID;
  END IF;

END;
/

REM commit the changes.

COMMIT;

ACLを修正したら、この項の最初のスクリプトを実行して、APEX_030200ユーザーにACLを適用する必要があります。詳細は、「ホストへの接続権限の付与」を参照してください。

4.10 アイテム・タイプHTMLエディタでの問題

アイテム・タイプHTMLエディタ標準および検索機能を使用すると、予期しない結果になる場合があります。アイテム・タイプHTMLエディタ標準をFirefoxブラウザで使用する場合、適切に機能するには、検索機能のテキストの先頭にカーソルを置く必要があります。特定の状況で検索機能を使用すると、テキストが見つからないことを示すレポートが誤って表示されます。

4.11 DBA認証の制限

次の制限事項が、DBA認証を必要とするOracle Application Expressの機能(「データベース監視」ページの「セッション」レポートなど)に適用されます。認証に使用するDBAアカウントには、二重引用符を使用できません。つまり、小文字で指定したり、大/小文字を組み合せて指定することはできません。

4.12 Microsoft Access用のエクスポータ・ツールのサポート

Microsoft AccessアプリケーションをOracle Application Expressアプリケーションに移行する場合は、エクスポータ・ツールを使用してMicrosoft Accessメタデータをエクスポートします。Microsoft Access用のエクスポータ・ツールでは、Microsoft Access 97、Microsoft Access 2000、Microsoft Access 2002、Microsoft Access 2003およびMicrosoft Access 2007をサポートしています。

4.13 オンライン・ヘルプの目次での問題

右ペインで表示されているトピックが目次で強調表示されないことがあります。これは、ユーザーが目次を使用してナビゲートせずに、トピック内のリンクを使用してあるヘルプ・トピックから別のヘルプ・トピックにナビゲートした場合に発生します。この問題は、Oracle Bug#8198833で追跡されます。

5 ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様を含む、すべてのお客様にオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントをご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。 オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

Oracleサポート・サービスへのTTYアクセス

AT&Tカスタマ・アシスタントに連絡するには、711または+1-800-855-2880にお電話ください。 AT&Tカスタマ・アシスタントによるお客様とOracleサポート・サービス間の情報のリレーについては、+1-800-223-1711にお電話ください。 AT&Tリレー・サービスの使用方法の詳細は、http://www.consumer.att.com/relay/tty/standard2.htmlを参照してください。 AT&Tカスタマ・アシスタントがOracleサポート・サービスに連絡した後、Oracleサポート・サービスのエンジニアは技術的な問題に対処し、Oracleサービス・リクエスト・プロセスに従ってお客様をサポートします。

6 サポートおよびサービス

次の各項に、各サービスに接続するためのURLを記載します。

Oracleサポート・サービス

オラクル製品サポートの購入方法、およびOracleサポート・サービスへの連絡方法の詳細は、次のURLを参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.html

製品マニュアル

製品のマニュアルは、次のURLにあります。

http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/index.html

研修およびトレーニング

研修に関する情報とスケジュールは、次のURLで入手できます。

http://education.oracle.com/pls/web_prod-plq-dad/db_pages.getpage?page_id=3

その他の情報

オラクル製品やサービスに関するその他の情報については、次のURLから参照してください。

http://www.oracle.com/lang/jp/index.html 
http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html 

注意:

ドキュメント内に記載されているURLや参照ドキュメントには、Oracle Corporationが提供する英語の情報も含まれています。日本語版の情報については、前述のURLを参照してください。 



Oracle Database Application Expressリリース・ノート, リリース3.2

部品番号: B53792-01

Oracle Database Application Express Release Notes, Release 3.2

原本部品番号: E13365-01

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