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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.3
B56062-01
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lscheckpoint

用途

lscheckpointコマンドは、現行チェックポイントのアイデンティティと属性をリストする場合に使用します。


関連項目:

関連コマンドについては、「チェックポイント用コマンド」を参照してください。

前提条件

lscheckpointコマンドを使用するには、デバイス情報の問合せおよび表示(query and display information about devices)権を備えている必要があります。

構文

lscheckpoint::=

lscheckpoint [ --short/-s | --long/-l ] [ --host/-h hostname[,hostname]... ]...
[ job-id ]...

意味

--short/-s

チェックポイントのあるジョブのIDのみを表示します。

--long/-l

エントリごとに複数の行を表示します。そこでは、各チェックポイントのユーザー可視情報がすべて記述されています。

--host/-h hostname

hostnameによって指定されたホストのチェックポイントのみをリストします。

job-id

チェックポイント情報を表示する、Oracle Secure Backupで割り当てられたジョブIDを指定します。このオプションを指定しない場合は、すべてのチェックポイントか、または--host/-hオプションで指定された名前を持つホストに対するすべてのチェックポイントが表示されます。

出力

表2-5で、lscheckpointコマンドの出力について説明します。

表2-5 lscheckpointの出力

ラベル 意味

Job ID

スケジュールされたバックアップ・ジョブまたはリストア・ジョブの一意のID。Oracle Secure Backupによって割り当てられます。

Host

ホストの名前。

Operation

実行される操作のタイプ。

Checkpoint created

チェックポイントが作成された日時。

Restartable

バックアップ・ジョブを再開する機能。設定はyesまたはnoです。

Current context ID

現在アクティブなチェックポイントのID。


lscheckpointでレポートされる日付が6か月より前の過去の場合は、yyyy/mm/ddの書式でレポートされます。日付が6か月以内の過去の場合は、mm/dd.hh:mmの書式でレポートされます。

例2-49 チェックポイント情報のリスト

この例では、ジョブadmin/8.1のジョブ情報を表示してから、このジョブのチェックポイント情報を表示しています。

ob> lsjob --long admin/8.1
admin/8.1:
    Type:                   backup br_filer
    Level:                  full
    Family:                 (null)
    Restartable:            yes
    Scheduled time:         none
    State:                  running since 2008/05/18.17:45
    Priority:               100
    Privileged op:          no
    Run on host:            (administrative server)
    Attempts:               1
ob> lscheckpoint --long admin/8.1
Job ID:             admin/8.1
    Host:               br_filer
    Operation:          backup
    Checkpoint created: 05/18.17:48
    Restartable:        yes
    Current context ID: 18