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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.3
B56062-01
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backup-level

説明

backup-levelプレースホルダは、backupコマンドで作成されるバックアップのレベルを指定します。

構文

backup-level::=
full | incr_level | incr | offsite
incr_level::=
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9

意味

full

最後にバックアップした日時に関係なく、データセットで定義されたすべてのファイルがバックアップされるように指定します。このオプションはレベル0に相当し、デフォルト値です。

incr_level

1から9までの増分レベルを指定し、最後のバックアップ後に変更されたファイルのみを、指定した増分レベルより下位のレベルにおいてバックアップします。

incr

同位またはより下位のレベルで最後の増分バックアップ後に変更されたファイルがバックアップされるように指定します。incrオプションは、レベル10に相当します。このレベルは、プラットフォーム依存であり、Netapp FilerのData ONTAPなど、一部のクライアント・オペレーティング・システムと互換性がありません。

offsite

全体バックアップ(レベル0)に相当します。ただし、全体または増分のバックアップ・スケジュールに影響しない方法でこのバックアップが記録されます。このオプションは、増分バックアップのスケジュールを妨げることなく、オフサイト保管のバックアップ・イメージを作成するときに使用すると便利です。