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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.3
B56062-01
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job-type

説明

Oracle Secure Backupジョブのタイプ。

構文

job-type::=
dataset | backup | restore | orabackup | orarestore | scancontrol |
mediamovement | duplication

意味

dataset

データセット・ジョブは、指定したデータセットのバックアップです。データセット・ジョブにはIDが割り当てられます。このIDは、ログインしているOracle Secure Backupユーザーのユーザー名、スラッシュおよび一意の数値IDで構成されます。たとえば、admin/15などです。

backup

各データセット・ジョブについて、そのデータセット・ジョブに含まれるホストごとに下位のジョブが1つずつ作成されます。各バックアップ・ジョブにはIDが割り当てられます。このIDは、接頭辞である親(データセット)ジョブIDと、それに続くドット(.)および一意の小さい数値で構成されます。たとえば、admin/15.1などです。

restore

リストア操作を始めるときに読み取る必要のあるバックアップ・イメージごとに、リストア・ジョブが作成されます。Oracle Secure Backupでは、各ジョブにIDを割り当てます。このIDは、ログイン・ユーザー名、スラッシュ、一意の数値IDからなります。たとえば、admin/16などです。

orabackup

Recovery Manager (RMAN)BACKUPコマンドを使用してデータベース・ファイルをバックアップすると、Oracle Secure BackupによってOracleバックアップ・ジョブが作成されます。このジョブは、親ジョブに属しています。親ジョブのIDは、Oracle Secure Backupユーザー名、スラッシュ、数値IDで構成されます。Oracle Secure Backupユーザー名は、オペレーティング・システム・ユーザーが使用することを事前認可されたものです(mkuserコマンドの--preauthオプションを参照してください)。親ジョブのIDの例はsbt/15などです。

Oracleバックアップ・ジョブのジョブIDは、親ジョブのジョブID、ドット、下位の各ジョブを識別する一意の数値IDから構成されます。たとえば、sbt/15.1などです。

orarestore

Recovery Manager (RMAN)RESTOREコマンドを使用してバックアップ・イメージからデータベース・ファイルをリストアすると、Oracle Secure BackupによってOracleリストア・ジョブが作成されます。このジョブは、親ジョブに属しています。親ジョブのIDは、Oracle Secure Backupユーザー名、スラッシュ、数値IDで構成されます。Oracle Secure Backupユーザー名は、オペレーティング・システム・ユーザーが使用することを事前認可されたものです(mkuserコマンドの--preauthオプションを参照してください)。親ジョブのIDの例はsbt/16などです。

Oracleリストア・ジョブのジョブIDは、親ジョブのジョブID、ドット、下位の各ジョブを識別する一意の数値IDから構成されます。たとえば、sbt/16.1などです。

scancontrol

スキャン制御ジョブは、バックアップ管理者が指定した時間に実行され、ボリューム・カタログをスキャンして、メディア移動または複製ジョブの対象となるボリュームを特定します。スキャンは場所ごとに行われます。このようなメディア移動または複製ジョブは、指定されたメディア移動または複製ウィンドウ内で、リソースが使用可能なときに実行されます。

mediamovement

メディア移動ジョブは、関連付けられたローテーション・ポリシーを満たす場合または保管場所からリコールされたときに、メディアをある場所から別の場所に移動するように指定します。

duplication

複製ジョブは、関連付けられた複製ポリシーに従ってメディアを複製するように指定します。