ヘッダーをスキップ
Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.3
B56062-01
  目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

preauth-spec

説明

preauth-specプレースホルダは、Oracle Secure Backupへのアクセスを事前認可されるオペレーティング・システム・ユーザーを定義します。

構文

preauth-spec::=
hostname[:os-username[:windows-domain]]+preauth-attr[+preauth-attr]...

意味

hostname

このプレースホルダでは、Oracle Secure Backupへの事前認可アクセスを付与されるオペレーティング・システム・ユーザーのホストを指定します。アスタリスク文字(*)をワイルドカードとして使用すると、管理ドメイン内のすべてのホストを指定できます。

os-username

このプレースホルダでは、指定のオペレーティング・システムによって事前認可されるOracle Secure Backupへのアクセスを付与します。os-usernameをWindowsアカウント名として指定する場合は、windows-domain名をワイルドカードまたは特定の名前で明示的に指定する必要があります。アスタリスク文字(*)をワイルドカードとして使用すると、ホスト上のすべてのオペレーティング・システム・ユーザーを指定できます。デフォルトでは、指定したホスト上のすべてのユーザーが事前認可されます。

windows-domain

このプレースホルダでは、hostnameのWindowsドメインを指定します。Windowsホストから事前認可されたログインに対してのみ適用できます。アスタリスク文字(*)をワイルドカードとして使用すると、すべてのWindowsドメインを指定できます。デフォルトでは、すべてのWindowsドメインに対して、指定ホスト上での事前認可アクセスが許可されます。

preauth-attr

事前認可済のオペレーティング・システム・ユーザーがアクセスできるOracle Secure Backupリソースを定義します。次の値を指定できます。

  • rman

    この値を指定すると、Recovery Manager(RMAN)を使用したOracle Database SBTバックアップが事前認可されます。指定のSBTリクエストについて一致する事前認可が見つからない場合は、そのリクエストは失敗します。

  • cmdline

    この値を指定すると、ユーザーが起動したOracle Secure Backupコマンドライン・ユーティリティを介したログインが事前認可されます。

例3-7 preauth-spec

obhost1+rman
obhost2:jblogg+rman+cmdline
obhost2:*:Win-domain+rman
*:jblogg:*+cmdline