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Oracle Secure Backupリファレンス
リリース10.3
B56062-01
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wwn

説明

wwnプレースホルダは、テープ・デバイスのWorld Wide Name(WWN)を表します。WWNは、ファイバ・チャネル・ネットワークのテープ・デバイスを一意に識別するために使用される64ビット・アドレスです。WWNは、通常、テープ・デバイスの製造業者によってテープ・デバイスに割り当てられますが、ネットワーク・ユーザーが後で変更することもできます。

制限と使用方法

Oracle Secure Backupでは、オペレーティング・システムを再起動するたびにオペレーティング・システムによって割り当てられる論理名が変わるテープ・デバイスがサポートされています。ネットワーク接続ストレージ(NAS)デバイスに接続し、ファイバ・チャネル接続されたテープ・ドライブとテープ・ライブラリが、このカテゴリに属します。これらのテープ・デバイスを参照するには、nrst0aなどの論理名ではなく、nr.WWN[2:000:0090a5:0003f7].aなどのWWNを使用します。論理名とは異なり、WWNは、再起動しても変わりません。

文字列$WWNである、添付ファイルのRAWデバイス名の部分文字列が、デバイスが開くたびにwwnの値で置き換えられます。たとえば、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)に接続されたNetwork Appliance Filerで使用可能なRAWデバイス名はnr.$WWN.aです。この名前は、巻戻しなしの最高圧縮テープ・デバイスで、--wwn/-Wオプションを使用して指定するWorld Wide Name(たとえば、--wwn WWN[2:000:0090a5:0003f7])が付いています。

構文

wwn::=
wwn

意味

wwn

World Wide Nameを指定します。