2.1. 変更点

Sun Ray Software 5.2.5 リリースのアップデートで修正されたバグの一覧については、付録A 変更ログを参照してください。

2.1.1. より高速な USB 外部ストレージパフォーマンスと、より豊富な USB 周辺機器の選択肢

改善には次のものが含まれています。

  • 外部ストレージの読み取り/書き込み速度が、以前の Oracle Virtual Desktop Infrastructure および Sun Ray 3 シリーズクライアントの Sun Ray Software リリースより 5 倍まで速くなります。

  • いままでにない広範な USB デバイスへのアクセス。テスト済みのデバイスには、USB プリンタ、スキャナ、ストレージデバイス、セキュアなフラッシュドライブ、バイオメトリックデバイス、およびヘッドセットが含まれます。

    テスト済みのデバイスの一覧については、http://www.oracle.com/technetwork/server-storage/sunrayproducts/docs/index.html を参照してください。

  • ネットワークの待機時間を最小化するためにチューニングおよび最適化された USB およびネットワークスタック。

2.1.2. Windows セッションのための個別のセッションロケール設定およびキーボードレイアウト設定

新しい 2 つのオプションが uttsc コマンドに追加されました。-G オプションがセッションの言語/ロケールを指定し、-Y オプションがキーボード入力の処理に使用されるキーボードレイアウトを指定します。たとえば、次のように Nl-NL オランダ語のロケールと国際 US 英語キーボードレイアウトを指定できます: uttsc -G nl-NL -Y en-US:INT

詳細については、uttsc のマニュアルページを参照してください。-l オプションを使用して言語/ロケールとキーボードレイアウトの両方を設定することもできます。