Oracle Solaris Cluster ハードウェア構成の記録
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構成されているリソースタイプ、リソースグループ、リソースを表示する
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2. Oracle Solaris Cluster と RBAC
5. グローバルデバイス、ディスクパス監視、およびクラスタファイルシステムの管理
7. クラスタインターコネクトとパブリックネットワークの管理
11. Oracle Solaris Cluster ソフトウェアとファームウェアのパッチ
この章では、グローバルクラスタとゾーンクラスタの管理に関する次の情報と、Oracle Solaris Cluster 管理ツールの使用手順について説明します。
このマニュアル内の手順はすべて、Oracle Solaris 10 OS で使用するためのものです。
グローバルクラスタは、1 つ以上のグローバルクラスタ投票ノードのみで構成されますが、オプションで 0 個以上のグローバルクラスタ非投票ノードを含むこともできます。グローバルクラスタには、オプションで、LINUX OS、またはネイティブブランドの非大域ゾーン (ノードではなく高可用性コンテナ) をリソースとして含めることもできます。ゾーンクラスタには、グローバルクラスタが必須です。ゾーンクラスタの概要については、『Oracle Solaris Cluster Concepts Guide』を参照してください。
ゾーンクラスタは、クラスタブランドの 1 つ以上の投票ノードのみで構成されます。ゾーンクラスタは、グローバルクラスタに依存しており、したがって、グローバルクラスタを必要とします。グローバルクラスタはゾーンクラスタを含みません。ゾーンクラスタは、グローバルクラスタなしでは構成できません。ゾーンクラスタが同じマシン上に含むことができるのは、多い場合でも 1 つのゾーンクラスタのみです。ゾーンクラスタノードは、同じマシン上のグローバルクラスタ投票ノードが動作している場合にのみ動作します。あるマシンのグローバルクラスタ投票ノードで障害が発生すると、同じマシン上のすべてのゾーンクラスタノードも動作しなくなります。