このリリース・ノートでは、Oracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に関する既知の問題と対処方法について説明しています。このリリース・ノートの内容は次のとおりです。
このリリース・ノートは、新しい情報が入手可能になった時点で定期的に更新されます。最新バージョンのリリース・ノートを参照できるように、次のサイトでOracle Business Intelligence Applicationsのドキュメント・セットをチェックしてください。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/bi-foundation/documentation/index.html
DACに関連する既知の問題と対処方法の詳細は、『Oracle Business Intelligenceデータ・ウェアハウス管理コンソール・リリース・ノート』も参照してください。
この項では、Oracle Business Intelligence Applications製品に関する一般的な問題とその対処方法について説明します。この項の内容は次のとおりです。
第1.2.2項「BI Serverリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdの新しいパスワード」
第1.2.4項「Oracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.6.2のドキュメント」
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
この製品ドキュメントには、次のソース・システムとデータベース・プラットフォームに関する記述が含まれている可能性があります。
ソース・システム:
Siebel 7.7、7.8
PeopleSoft 8.8
データベース・プラットフォーム:
Teradata v2R6.x、v12
IBM DB2 for z/OS 8.2、9.1
Microsoft SQL Server 2000、2005
これらのソース・システムとデータベース・プラットフォームは、このリリースのOracle Business Intelligence Applicationsではサポートされていません。この製品ドキュメント内のこれらに関する記述はすべて無視してください。Oracle Business Intelligence Applicationsでサポートされているデータベースとソース・システムの最新情報については、最新版の『Oracle Business Intelligence Applicationsシステム要件およびサポートされるプラットフォーム』を参照してください(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/bi-foundation/documentation/index.html
から入手可能)。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | いいえ | はい |
Oracle BI Administration ToolでOracleBIAnalyticsApps.rpdファイルを開くには、Administrator\Admin123という資格証明を指定する必要があります。
対処方法
OracleBIAnalyticsApps.rpdファイルを開くには、Admin123というパスワードを使用してAdministratorとしてログインします。
動作要件の詳細は、『Oracle Business Intelligence Applicationsシステム要件およびサポートされるプラットフォーム』を参照してください。このマニュアルは、Oracle Business Intelligence Applicationsのドキュメント・セットにあります。次の場所にあるMy Oracle Supportの「動作保証」タブからも入手できます。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | いいえ | はい |
Oracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.6.2については、7.9.6.1用の各ドキュメントを参照してください。ただし、Oracle Business Intelligence Applicationsアップグレード・ガイドはリリース7.9.6.2用に更新されており、『Oracle Business Intelligence Applications新機能ガイド』はリリース7.9.6.2のために新規発行されています。
対処方法
対象外です。
この項では、Oracle Business Intelligence Applicationsのインストールおよびアップグレードに関するリリース・ノートについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
第1.2.5.6項「アップグレード時に796_UPGRADE_POST_SCRIPT.sqlによって索引を削除できない」
第1.2.5.7項「インストーラによってOracle Pharma Sales Analytics(Disconnected)の無効なRPDファイルが生成される」
第1.2.5.9項「アップグレード時にタスクSDE_PSFT_PROJECTDIMENSION_UPG796が正常に実行されない」
第1.2.5.11項「JDEのアップグレード - JDEのパラメータが7961_UPG_PARAMS.TXTから欠落している」
第1.2.5.12項「7951から7961へのアップグレード: W_DTL_FCST_F.OWNER_POSTN_DH_WIDの違い」
第1.2.5.13項「796から7961へのアップグレード時にGLOBAL1_TAX_AMOUNTSにNULL値が入力される」
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | いいえ | はい |
Oracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.6.2は、パッチ10052370が適用されたOracle Business Intelligence Data Warehouse Administration Console(DAC)プラットフォーム・リリース10.1.3.4.1でサポートされており、この条件を満たすプラットフォームを必要とします。
対処方法
次のOTNサイトまたはedelivery.oracle.comから、Oracle Business Intelligence Data Warehouse Administration Consoleリリース10.1.3.4.1をダウンロードしてインストールします。
次に、Oracle Business Intelligence Data Warehouse Administration Console(DAC)プラットフォーム・リリース10.1.3.4.1のパッチ10052370を適用します。
パッチ10052370は、My Oracle Support(http://support.oracle.com)のパッチおよびアップデートタブからダウンロードできます。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | いいえ | はい |
Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイドは、リリース7.9.6.2に合わせて更新されていません。必ず『システム要件およびサポートされるプラットフォーム』ガイドを参照し、Hotfix 11が適用されたInformatica PowerCenter 8.6.1の要件を含めて、リリース7.9.6.2の最新要件を確認してください。『システム要件およびサポートされるプラットフォーム』ガイドを参照するには、Oracle Technology Networkで、Oracle Business Intelligence Applicationsドキュメント・ライブラリ・リリース7.9.6.1および7.9.6.2の「スタート・ガイド」タブにアクセスしてください。このライブラリは次の場所にあります。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/bi-foundation/documentation/bi-apps-098545.html
対処方法
対象外です。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
Oracle Business Intelligence Applicationsのインストールの過程で、OracleBIとOracleBIDataというデフォルト名が付けられたOBIEEプラットフォームのディレクトリが作成されます。これらのデフォルト名のかわりに、別の名前をこれらのディレクトリに付けることができます。ただし、ピリオド(.)やアンダースコア(_)をこれらのディレクトリ名に使用すると、Oracle Business Intelligence Applicationsのインストール・プロセスではエラーが発生します(これらの文字はMS Windowsのディレクトリ名には使用可能です)。
対処方法
デフォルトのディレクトリ名(OracleBIとOracleBIData)を使用することをお薦めします。デフォルトのディレクトリ名を使用しない場合は、ピリオドとアンダースコアをディレクトリ名に使用することは避けてください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
この項が該当するのは、Oracle BI Applicationsリリース7.9.6にアップグレードし、かつDACのアップグレード/マージ・ウィザードのベースのリフレッシュオプションを使用して既存のDACリポジトリのアップグレードを実行する場合です。DACのアップグレード/マージ・ウィザードでは、「差分」レポートの「説明の変更」列に様々なタイプのオブジェクトが表示されます(例: added-source、modified、cloned-target)。これらのタイプ間でフィルタ処理するには、変更対象オブジェクトのレコード・リストの上にあるドロップダウン・リストを使用します。変更タイプに応じて、オブジェクトは、ソースの受入れが選択されている場合や非アクティブのままになっている場合があります。
次の2つのタイプが特に重要です。
deleted-sourceオブジェクト。これらは、以前のリリース(ターゲット側)では存在していたが新しいリリース(ソース側)では削除されたオブジェクトです。
added-target。これはピアツーピア・アップグレード用の正規タイプです。これは、以前のリリース(ターゲット側)で追加されたオブジェクトを示します。ただし、新しいリリース(ソース側)から削除された一部のオブジェクトは、そのようなものとして検知されないことがあり、かわりにadded-targetとして分類されます。
これらのオブジェクト・タイプについては、ソースを確定するとターゲット・オブジェクトはソース上に存在しなくなるため削除されます。ソースを却下すると、ターゲット・オブジェクトは保持されますが、その所有権がカスタム・コンテナに移譲されます。ユーザーが明示的に削除を認可していないのにオブジェクトが失われることを防ぐために、ソースの受入れフラグは、デフォルトで選択解除されています。ただし、状態を可能なかぎり新しいリリースに近づけることがアップグレード要件である場合は、すべてのオブジェクト・タイプについて(上位の親タブ上だけでなく下位の子タブ上でも)ソースの受入れフラグをチェックする必要があります。一括更新とフラット・ビューの場合はこのことが簡単になりますが、これらの場合でも、変更は一度につき子オブジェクト・タイプ1つずつに加える必要があります。
対処方法
次のSQL文によって、前述の2つのオブジェクト・タイプについてソースの受入れフラグをyesに設定します。
UPDATE W_ETL_MERGEDATA SET ACCEPT_FLG='Y' WHERE DIS_CHANGE_TYPE IN ('added-target', 'deleted-source').
「差分」レポートの生成後、マージ・プロセスを開始する前に、このSQL文をDACリポジトリ上で実行します。ただしこの場合でも、マージ前に個別のオブジェクトについてソースの受入れの選択を変更できます。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
問題1: zipファイル解凍時のパスワードの要求
Informatica PowerCenterのメディア・ファイルの解凍にパスワードを要求された場合、zipファイルを解凍する正しいソフトウェアを使用しません。Microsoft Windows内部のzip解凍ユーティリティを使用するとこの問題が発生します。Oracle BI Applicationsのメディア・パックに含まれているzipファイルはパスワードで保護されていません。
対処方法
WinZipを使用してzipファイルを解凍します。
問題2: WinZipで解凍できない
WinZipを使用してInformatica PowerCenterメディア・ファイルを解凍できない場合は、完全ファイル・パスがWindowsの標準最大長を超えているため、WinZipがファイルをインスタンス化できないことが原因です。
対処方法
短いフォルダ名が付けられたフォルダにzipファイルを解凍します。たとえば、マイドキュメント(Windowsでは<drive>:\Documents and Settings\<Windows username>\My Documents\に相当)のような長い名前のフォルダではなく、<drive>:\tmpのようなフォルダに解凍します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
796_UPGRADE_POST_SCRIPT.sqlスクリプトによって次の索引を削除できません。
W_SRVREQ_F61
W_ASSET_F_F70
W_AGREEITEM_F_F27
W_MCAL_DAY_D_RB1
W_MCAL_DAY_D_RB2
W_MCAL_DAY_D_RB3
対処方法
796_UPGRADE_POST_SCRIPT.sqlスクリプトの実行前にこの問題が明らかになった場合は、このスクリプトを実行する前に、このファイルからCREATE INDEXスクリプトを削除します。
796_UPGRADE_POST_SCRIPT.sqlスクリプトの実行後にこの問題が明らかになった場合は、増分ETLプロセスを実行する前に、これらの索引を手動で削除します。
これと関連する問題として、第1.3.31項「アップグレード後のETL時に報告される索引エラー・メッセージ」を参照してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
Oracle Business Intelligence Applicationsをインストールして、Pharma Sales Analytics(Disconnected)Fusion Editionのオプションを選択すると、生成される(サイズが2KBの)OracleBIAnalyticsApps.rpdが無効です。
インストーラは、Pharma Disconnectedのコンテンツを%:\OracleBIData\disconnected\pharma\Applicationフォルダにインストールし、rpdの名前はPharmaDisconnect.rpdです。%:\OracleBI\server\repository内に生成されるOracleBIAnalyticsApps.rpdは、サイズがわずか2KBであり、削除してかまいません。
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
『Oracle Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのためのアップグレード・ガイド』のOracle BIリポジトリのアップグレードに関する項に記載されている、Oracle Business Intelligence Applicationsのアップグレード・プロセスでは、\OracleBI\Upgradeフォルダ内の旧バージョンのRPDファイルと比較する必要があります。いくつかのファイルが欠落しており、具体的なファイル名は次のとおりです。
EnterpriseBusinessAnalytics_794.rpd
EnterpriseBusinessAnalytics_795.rpd
rename79x-796.map
対処方法
必要なファイルがパッチとしてARUに組み込まれました。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
7.9.5.1から7.9.6へのアップグレードの実行時に、サブクエリーに複数のレコードを返すことを要求するSQL文が原因で、SDE_PSFT_Projectディメンションが正常に機能しません。この問題を修正するには、UPGRADE_7951_to_796_PSFT90のアダプタで変更を加える必要があります。
対処方法
Informatica PowerCenter Designerで、<PeopleSoft Adaptor>\Mappletsフォルダを開きます。
Mapplet Designerツールを使用して、マップレットmplt_BC_PSFT_ProjectDimensionを開きます。
ルックアップlkp_ProjectLocationを編集して「Edit Transformations」ダイアログを表示します。
「Properties」タブを表示します。
「Lookup SQL Override」という名前の「Transformation Attribute」をクリックして、最後から2行目の末尾に<AND PL2.SETID = L1.SETID>を追加します。
編集後に、SQL文は次のような内容になります。
SELECT L1.POSTAL AS POSTAL, L1.COUNTRY AS COUNTRY , L1.CITY AS CITY , L1.STATE AS STATE , L.BUSINESS_UNIT AS BUSINESS_UNIT , L.PROJECT_ID AS PROJECT_ID FROM PS_PROJECT P, PS_PROJ_LOCATION L, PS_LOCATION_TBL L1 WHERE L1.LOCATION = L.LOCATION AND L.BUSINESS_UNIT = P.BUSINESS_UNIT AND L.PROJECT_ID = P.PROJECT_ID AND P.SET_OVERRIDE = L1.SETID AND L.EFFDT = (SELECT MAX(EFFDT) FROM PS_PROJ_LOCATION PL1 WHERE PL1.EFFDT <= '$$$SessStartTime' AND PL1.BUSINESS_UNIT = L.BUSINESS_UNIT AND PL1.PROJECT_ID = L.PROJECT_ID GROUP BY PL1.BUSINESS_UNIT, PL1.PROJECT_ID) AND L.EFFSEQ = (SELECT MAX(EFFSEQ) FROM PS_PROJ_LOCATION PL2 WHERE PL2.BUSINESS_UNIT = L.BUSINESS_UNIT AND PL2.PROJECT_ID = L.PROJECT_ID GROUP BY PL2.BUSINESS_UNIT, PL2.PROJECT_ID) AND L1.EFFDT = (SELECT MAX(EFFDT) FROM PS_LOCATION_TBL PL2 WHERE PL2.EFFDT <= '$$$SessStartTime' AND PL2.LOCATION = L1.LOCATION AND PL2.SETID = L1.SETID GROUP BY PL2.SETID,PL2.LOCATION)
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | はい | いいえ |
Siebelリポジトリをリリース7.9.5.1からリリース7.9.6へアップグレードする場合は、SIL_PartyOrganizationDimension_Customer_UPG796を更新してPROSPECT_FLG = 'N'に設定する必要があります。
対処方法
次の手順に従って、「Expression transformation」でPROSPECT_FLGフラグを'N'に設定してから、ターゲット・テーブルW_PARTY_ORG_Dにリンクします。
Informatica PowerCenter Designerで、UPGRADE_7951_796_SBLというUPGRADEリポジトリを開いて、Mappingsフォルダを開きます。
Mapping DesignerツールでSIL_PartyOrganizationDimension_Customer_UPG796マッピングを編集します。
「Expression Transformation」(EXPTRANS)内で、PROSPECT_FLGに移動して「Expression」に'N'を入力します。
PROSPECT_FLGが存在しない場合は、次のようにPROSPECT_FLGを作成します。
リンクが存在しない場合は、EXPTRANS内のPROSPECT_FLGをターゲットW_PARTY_ORG_D.PROSPECT_FLGにリンクします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | はい | いいえ |
JD Edwardsをアップグレードする場合、いくつかの必須パラメータが7961_UPG_PARAMS.TXTファイルから欠落しています。
対処方法
次のOracleサポート・ノートの指示に従ってください。
OBI7961: JDEdwards 812/811SP1およびJDEdwards 9.0の7961_UPG_PARMS.txtからJDEパラメータが欠落している(ドキュメントID: 949011.1)
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
この問題は、7.9.5.1から7.9.6、7.9.6.1または7.9.6.2にアップグレードする際のSiebel CRM Forecastモジュールにのみ該当します。W_DTL_FCST_F内およびW_SUM_FCST_F内のW_POSITION_DHとW_PARTY_Dへの外部キーは、次の場所では正しくアップグレードされません。
フォルダ: UPGRADE_7951_to_796_SBL
ワークフロー: UPGRADE_FACTS
対処方法
アップグレードを実行する前に、次の手順に従ってマッピングとワークフローをインポートします。
Informatica PowerCenter Designerにログオンして、「Mapping Designer」を選択します。
UPGRADE_7951_to_796_SBLフォルダを開きます。
SIL_DtlForecastFact_UPG796とSIL_SumForecastFact_UPG796というマッピングをインポートして、このフォルダを保存します。
提供されている対応するセッションをWorkflow Designer内の同じUPGRADE_7951_to_796_SBLフォルダにインポートします。
必要に応じて、これらのセッションを、先ほどDesignerに追加した対応するマッピングにマップして、このフォルダを保存します。
ワークレットSales_Fact_UPG796を開きます。
インポートされる2つの新しいセッションを別個のフローとしてこのワークレットに追加して、このワークレットを保存します。
OBIのインストール場所にあるUpgradeフォルダにナビゲートします。
Dbscriptsフォルダを開いて、使用されている適切なデータベース・プラットフォームを選択します。
796_UPGRADE_PRE_DIMENSION_SCRIPT.SQLファイルを開いて、このリリース・ノートの一部として提供されているスクリプト・ファイルに含まれているスクリプトを追加します(データベース・プラットフォームに基づいて必ず適切なSQLを選択してください)。
ファイルを保存します。
これでアップグレード手順を開始できます。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | はい | いいえ |
Oracle Service Analyticsリリース7.9.6を使用しているSiebel Serviceのユーザーは、Oracle Service Analyticsリリース7.9.6.1にアップグレードする前に、いくつかの変更を加える必要があります。これらの変更は、アップグレード後にOracle BIリポジトリ内の指標GLOBAL1_TAX_AMOUNTSに非NULL値が移入されるようにするために必要です。
対処方法
リリース7.9.6.1にアップグレードする前に、次の手順を実行します。
My Oracle SupportからUPG_FINAL.XMLファイル(ドキュメントID: 123456.7)をダウンロードします。
このファイルには、マッピング、セッション、ワークレットおよびワークフローの定義が含まれています。
Informatica PowerCenter Repository Managerで、次の操作を実行します。
「Upgrade repository」に接続します。
UPG_FINAL.XMLファイルをUPGRADE_796_to_7961_SBLフォルダにインポートします。
競合がある場合は、「Reuse」オプションを選択します。
ファイル・システムの、<Upgrade>\DBScripts\フォルダ(例: <drive>:\OracleBI\dwrep\Upgrade\DbScripts)内の各データベース固有フォルダについて、次のように7961_UPGRADE_PRE_DIMENSION_SCRIPT.sqlファイルを更新してバックアップ・テーブルを追加します。
DB2の場合:
CREATE TABLE W_AGREE_F_7961 LIKE W_AGREE_F; INSERT INTO W_AGREE_F_7961 SELECT * FROM W_AGREE_F;
Oracleの場合:
CREATE TABLE W_AGREE_F_7961 AS SELECT * FROM W_AGREE_F;
SQL Serverの場合:
SELECT * INTO W_AGREE_F_7961 FROM W_AGREE_F;
<Upgrade>\Informatica\ParameterFiles\フォルダ(例: <drive>:\OracleBI\dwrep\Upgrade\Informatica\ParameterFiles)内の7961_UPG_PARAMS.txtファイルを編集して、次の文を挿入します。
[UPGRADE_796_to_7961_SBL.WF:UPGRADE_FACTS.WT:Service_Fact_UPG7961] $DBConnection_OLAP=PARAM_OLAP [UPGRADE_796_to_7961_SBL.WF:UPGRADE_DIMENSIONS.WT:Common_TransactionType_Dimension_UPG7961] $DBConnection_OLAP=PARAM_OLAP [UPGRADE_796_to_7961_SBL.WF:UPGRADE_DIMENSIONS.WT:Marketing_Dimension_UPG7961] $DBConnection_OLAP=PARAM_OLAP
これでアップグレードを開始できます。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
JD Edwards EnterpriseOneとJD Edwards Worldの各ソース・システムについては、次のシナリオを参照して、Informatica PowerCenterのインストール先となる適切なオペレーティング・システムを決定してください。
JDE Worldを使用している場合、またはJDE Worldからアップグレードした後にデータベース構造を変更することなくDB2 for IBMi上でJDE EnterpriseOneを使用している場合は、InformaticaをWindows OSプラットフォーム上で実行し、ODBCを使用してDB2 on IBMiソース・データベースに接続する必要があります。
EnterpriseOneを使用してデータベースを作成(SQLで構築)した後に、DB2 for IBMi上でEnterpriseOneを使用している場合は、Informaticaを任意のLUW OSプラットフォーム上で実行でき、ODBC(Windows)またはDB2 Connect(Unix/Aix/Linux)を使用してDB2 on IBMiソース・データベースに接続できます。
対処方法
対象外です。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | はい | はい |
この問題が該当するのは、いずれかのバージョンのOracle EBSをソース・システムとして使用しており、Informatica PowerCenter 8.6.1 Hot Fix 10が適用されたOracle BI Applications 7.9.6.1または7.9.6.2をOracle 11gR2データベースまたはOracle Exadata R2データベースにデプロイしている場合です。
対処方法
セッションSDE_ORA_PurchaseCostFact_Fullの両方のターゲット・テーブルの「Target Load Type」プロパティを「Bulk」から「Normal」に変更する必要があります。
Informatica Workflow Managerで、SDE_ORAxxx_Adaptorフォルダを開き(xxxはOracle EBSのバージョン)、sessionsフォルダを開きます。
SDE_ORA_PurchaseCostFact_Fullを右クリックします。
右クリック・メニューから、「Versioning」→「Check Out」を選択します。
セッションをウィンドウ右側の「Task Developer」パネルにドラッグします。
セッションをダブルクリックします。
「Edit Tasks」ダイアログ・ボックスで、「Mapping」タブをクリックします。
ターゲット・テーブルW_PURCH_COST_FSをクリックします。
「Target Load Type」プロパティの値を「Normal」に変更します。
「Save」をクリックします。
この手順をターゲット・テーブルW_PURCH_COST_FS_TMPについて繰り返します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
いいえ | はい | いいえ |
この問題が該当するのは、いずれかのバージョンのOracle EBSをソース・システムとして使用しており、Informatica PowerCenter 8.6.1 Hot Fix 10が適用されたOracle BI Applications 7.9.6.1をOracle 11gR2データベースまたはOracle Exadata R2データベースにデプロイしている場合です。
対処方法
セッションPLP_SALESBACKLOGLINESFACT_LOAD_SCHEDULELINESの両方のターゲット・テーブルの「Target Load Type」プロパティを「Bulk」から「Normal」に変更する必要があります。
Informatica Workflow Managerで、SDE_ORAxxx_Adaptorフォルダを開き(xxxはOracle EBSのバージョン)、sessionsフォルダを開きます。
PLP_SALESBACKLOGLINESFACT_LOAD_SCHEDULELINESを右クリックします。
右クリック・メニューから、「Versioning」→「Check Out」を選択します。
セッションをウィンドウ右側の「Task Developer」パネルにドラッグします。
セッションをダブルクリックします。
「Edit Tasks」ダイアログ・ボックスで、「Mapping」タブをクリックします。
ターゲット・テーブルW_SALES_BACKLOG_LINE_Fをクリックします。
「Target Load Type」プロパティの値を「Normal」に変更します。
「Save」をクリックします。
この手順をターゲット・テーブルW_SALES_BACKLOG_LINE_F1について繰り返します。
この項では、Oracle Business Intelligence Applicationsの各ドキュメントの修正事項について説明します。この項の内容は次のとおりです。
第1.2.6.2項「Oracle Business Intelligence Applications Informatica PowerCenterユーザーのための構成ガイドの修正事項」
第1.2.6.4項「『Oracle Business Intelligenceデータ・ウェアハウス管理コンソール・ガイド』の修正事項」
第1.2.6.5項「Oracle Business Analytics Warehouseデータ・モデル・リファレンスの修正事項」
第1.2.6.6項「Oracle Business Intelligence Applicationsセキュリティ・ガイドの修正事項」
次の修正事項を確認してください。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
Teradataデータベースの必須JDBCドライバのインストールに関する項で、次の段落を追加する必要があります。
Oracle Business Intelligence Data Warehouse Administration Console(DAC)には、データベース接続のためのJDBCドライバが必要です。使用するJDBCドライバは、サポートされているデータベース用である必要があります。JDBCドライバにはデータベースのバージョンごとに差異があるため、該当するデータベースに付属していたドライバを使用するか、該当するデータベース・バージョン用として動作保証されていることがわかっているドライバをデータベース・ベンダー・サイトからダウンロードして使用する必要があります。現在、データベース用のサード・パーティ製JDBCドライバはサポートされていません。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
Oracle Business Intelligence Applicationsのトポロジに関する項で、図4-1には、Oracle Business Intelligence Applications用の有効なインフラストラクチャ・オプションとして、Oracle BI SE One(Oracle Business Intelligence Standard Edition One)が誤って含まれています。Oracle Business Intelligence Infrastructureは、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionである必要があります。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
DACリポジトリへのメタデータのインポートに関する項で、手順4を無視し、手順3の後に次の2つの新しい手順を挿入してください。
4. Truncate Repository Tablesチェック・ボックスを選択します。
注意: DACメタデータを初めてインポートする場合は、Truncate Repository Tablesチェック・ボックスを選択する必要があります。DACメタデータのインポート先となるリポジトリにすでにメタデータが含まれている場合は、現在のリポジトリを空のフォルダにエクスポートすることで、そのリポジトリをバックアップする必要があります(空のフォルダを選択するにはChange import/export directoryボタンを使用します)。次に、Truncate Repository Tablesチェック・ボックスとEnable Batch Modeチェック・ボックスを選択します。Change import/export directoryボタンを使用して\DAC\export\ディレクトリを選択し、新しいDACメタデータをインポートします。最後に、バックアップしたメタデータをインポートする必要があります。
5. Enable Batch Modeチェック・ボックスを選択します。
注意: Oracle 9iリリース2データベースを使用している場合は、Oracle 9iのJDBCドライバでは配列挿入やバルク挿入が処理されないため、バッチ・モードを使用できません。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
DACデータベース接続用のJDBCドライバのインストールに関する項で、JDBCドライバを\dac\libディレクトリにインストールする手順の最初の箇条書き項目を次のように読み替えてください。
Oracle:
Oracle Database 11gを使用している場合は、Oracleのインストール先ディレクトリを探します。jdbc\libディレクトリ内のojdbc6.jarというファイルを\dac\libディレクトリにコピーします。
Oracle Database 9.xまたは10xを使用している場合は、Oracleのインストール先ディレクトリを探します。jdbc\libディレクトリ内のojdbc14.jarというファイルを\dac\libディレクトリにコピーします。
Oracle 8.xを使用している場合は、classes12.zipというファイルをOracleBI\DAC\libディレクトリにコピーします。また、config.batファイル内のORACLELIBの設定を次のように編集します。
set ORACLELIB=%DAC_HOME%\lib\classes12.zip
この問題は、リリース7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
リレーショナル接続の構成方法に関する項で、タスクの末尾にある注意に、SQL Serverデータベースに関する次の箇条書き項目が含まれています。
ターゲット・データベースがSQL Serverである場合は、次の設定を使用してください。
「New」をクリックして、タイプとして「SQL Server」を選択し、「OK」をクリックします。
この箇条書き項目は次のように読み替えてください。
ターゲット・データベースがSQL Serverである場合は、次の設定を使用してください。
「New」をクリックして、タイプとして「ODBC」を選択し、「OK」をクリックします。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
Informatica PowerCenterとDACクライアント間の通信の有効化に関する項で、3つ目の段落では、「DACインストーラを使用してDACをインストールすると、pmrepプログラムとpmcmdプログラムがインストールされます」と記述されていますが、これは正しくありません。DACインストーラは、pmrepとpmcmdをインストールしません。このため、この項に記載されている3つの対処方法のいずれかに従って、pmrepとpmcmdの実行可能ファイルをDACクライアント・マシン上のINFA PowerCenter Client\binディレクトリにコピーする必要があります。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
付録D「インタラクティブ・ダッシュボードと業務アプリケーション・データの統合」で、業務アプリケーションのブラウザ設定の構成に関する第D.2.10項および、第D.2.8項での第D.2.10項に関する記述を無視してください。
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
PowerCenter統合サービスの緩和コード・ページ検証の設定に関する項で、手順を次のように読み替えてください。
Informatica PowerCenter管理コンソールにログインします。
セッションを実行している統合サービスを選択します。
「Properties」タブを選択します。
「OperatingMode Configuration」領域で、「OperatingMode」プロパティを「Safe」に変更します。
a. 「Edit」をクリックします。
b. ドロップダウン・リストから「Safe」を選択します。
c. 「OK」をクリックします。
注意: 「OperatingMode」が「Normal」の場合は、手順5で操作する「ValidateDataCodePages」チェック・ボックスがグレー表示される可能性があります。
「Configuration Properties」領域で、「ValidateDataCodePages」プロパティを「No」に変更します。
a. 「Edit」をクリックします。
b. 「ValidateDataCodePages」チェック・ボックスの選択を解除します。
c. 「OK」をクリックします。
「OperatingMode Configuration」領域で、「Operating Mode」プロパティを「Normal」に変更します。
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
第11章「Oracle Service Analyticsの構成」で、Siebel CRMソース・システムを使用したOracle Service AnalyticsのDACパラメータの構成に関する項を無視してください。表11-4に示されたDACパラメータはOracle Service Analyticsには適用されません。
この問題は、リリース7.9.6.2にのみ該当します。
WindowsでのOracle BI Applicationsインストーラの実行に関する項で、末尾の注意で示されているAdministratorのパスワードSADMINは正しくはAdmin123です。詳細は、第1.2.2項「BI Serverリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdの新しいパスワード」を参照してください。
次の修正事項を確認してください。
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
第3章「共通の領域とディメンションの構成」で、データソースおよび関連するDATASOURCE_NUM_ID値に関する表3-5に、次のエントリを追加する必要があります。
JDE_8_11_SP1_CTRL 15
JDE_8_11_SP1_DATA 15
JDE_8_11_SP1_SYS 15
JDE_8_11_SP1_DD 15
JDE_8.12_CTRL 25
JDE_8.12_DATA 25
JDE_8.12_SYS 25
JDE_8.12_DD 25
JDE_9.0_CTRL 35
JDE_9.0_DATA 35
JDE_9.0_SYS 35
JDE_9.0_DD 35
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第3章「共通の領域とディメンションの構成」の第3.3.2.2項には、PeopleSoft Resource Management 8.8 PeopleBookというドキュメントを参照する文章が含まれています。PeopleSoft 8.8はこのリリースのOracle Business Intelligence Applicationsではサポートされていないため、この文章を無視してください。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第3章「共通の領域とディメンションの構成」の国名の構成方法に関する項で、mplt_SA_ORA_SupplierDimensionへの参照は、mplt_SA_ORA_SupplierAccountDimensionへの参照として読み替えてください。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第4章「Oracle Procurement and Spend Analyticsの構成」で、購入サイクル明細集計表の構成方法に関する項には、手順3の4つ目の箇条書き項目として無効なマッピング名が含まれています。4つ目の箇条書き項目は次のように読み替えてください。
PLP_PurchaseCycleLinesAggregate_Load $$GRAIN 'MONTH'
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第5章「Oracle Financial Analyticsの構成」で、次の2つの項では、実行計画の選択例としてFinancials_PeopleSoft 8.8が誤って言及されています。
総勘定元帳チャートフィールド階層抽出のカスタマイズに関する項
内部組織階層抽出のカスタマイズに関する項
正しくはFinancials_PeopleSoft 9.0です。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第5章「Oracle Financial Analyticsの構成」で、内部組織階層抽出のカスタマイズに関する項に記述されているタスクは実行しないでください。このタスクは内容が古いため、リリース7.9.6には適用されません。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第6章「Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsの構成」で、オーダー明細および予約表内の予約済オーダーと未予約オーダーの処理に関する項では、手順2に無効なマッピング名が含まれています。手順2は次のように読み替えてください。
2. Mapplet Designerで、mplt_BC_ORA_SalesOrderLinesFactマップレットを開きます。
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
第6章「Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsの構成」で、部品表(BOM展開)の構成に関する指示には次の修正事項があります。
BOMを展開するためのOracle EBSでのオブジェクトのデプロイ方法に関する項で、手順6は次のように読み替えてください。
6. 各自のビジネス要件に基づいてBOMを展開するためのオプションを構成することもできます。
詳細は、部品表展開オプションの構成方法に関する項を参照してください。
部品表展開オプションの構成方法に関する項で、BOMPEXPL_WRAPPER_OBIAという記述はOPI_OBIA_BOMPEXPL_KPGと読み替えてください。
部品表展開オプションの構成方法に関する項で、BOM展開を「すべて」オプションに構成するタスクと、BOM展開を現在および将来オプションに構成するタスクで、手順6を次のように読み替えてください。
6. BOM展開パラメータを構成するタスクの指示に従って、DAC内でパラメータを検索します。
部品表(BOM)展開を構成する場合、Oracle Business Intelligence Applications Informaticaユーザーのための構成ガイドの第6章には、DACを使用してBOM展開の詳細を構成するための手順が記載されていません。第1.3.45項「Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsの部品表展開の構成」に記載されている追加手順を実行する必要があります。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第6章「Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsの構成」で、製品取引集計表の構成方法に関する項に記載された手順3を次のように読み替えてください。
3. PLP_ProductTransactionAggregateという名前のタスクを探して、「Parameters」サブタブを表示し、次の3つのパラメータがこのとおりに設定されていることを確認します。
$$REFRESH_PERIOD = 'MONTH'
$$GRAIN = 'MONTH'
$$NUM_OF_PERIOD = 3
注意: 3つのパラメータのいずれかが存在しない場合は、そのパラメータを前述の値が指定された、データ型 = テキストという形式で作成してください。
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
リリース7.9.6.1で、第6章「Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsの構成」の部品表展開オプションの構成方法に関する第6.3.2.15項の手順7を次のように読み替えてください。
7. EXPLODE_OPTIONの値を3に変更して、変更内容を保存します。
注意: リリース7.9.6では、この項の番号は6.3.2.16です。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第7章「Oracle Human Resources Analyticsの構成」で、住所タイプの構成方法に関する項と電話タイプの構成方法に関する項を次のように読み替えてください。
(7.2.2.20) 住所タイプを構成するには:
Informatica PowerCenter Designerで、SDE_ORA<Version>_Adaptorディレクトリを開きます。
Mapplet Designerで、mplt_SA_ORA_EmployeeDimensionマップレットを開きます。
Lkp_Work_Address、Lkp_Mail_Address、Lkp_Perm_Addressの各ルックアップ・プロシージャについて、次の操作を実行します。
a. ルックアップ・プロシージャをダブルクリックして、「Edit Transformations」ダイアログを表示します。
b. 「Properties」タブを表示します。
c. 「Lookup Sql Override」属性の値を次のように変更します。
SELECT W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.STREET_ADDRESS as STREET_ADDRESS, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.TOWN_OR_CITY as TOWN_OR_CITY, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.STATE as STATE, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.REGION as REGION, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.COUNTRY as COUNTRY, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.POSTAL_CODE as POSTAL_CODE, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.DATE_FROM as DATE_FROM, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.ADDRESS_ID as ADDRESS_ID, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.PERSON_ID as PERSON_ID, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.DATASOURCE_NUM_ID as DATASOURCE_NUM_ID, W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP.DATE_FROM as EFFECTIVE_START_DATE FROM W_EMPLOYEE_D_ADDRESSES_TMP WHERE PRIMARY_FLAG = 'Y' AND ADDRESS_TYPE ='W'
これら3つの住所ルックアップの出力は、式Exp_SA_Employee_Addressesで評価されます。EXT_MAIL_ST_ADDRESS、EXT_MAIL_CITY、EXT_MAIL_STATE_CODE、EXT_MAIL_STATE_NAME、EXT_MAIL_STATE_REGION、EXT_MAIL_COUNTRYなどのポートは、郵送先住所列がNULLである場合にそれぞれの自宅住所列を使用する論理を備えています。郵送先住所が不明なときに、郵送先住所(M)が自宅住所(H)と同じであると想定しない場合は、EXT_MAIL_ST_ADDRESS、MAIL_CITY、MAIL_STATE_CODE、MAIL_STATE_NAME、MAIL_STATE_REGION、MAIL_COUNTRYなどの送信ポート内の論理を次のように変更します。
変更前:
IIF(ISNULL(LKP_MAIL_ADDRESS_ID),LKP_PERM_STREET_ADDRESS,LKP_MAIL_STREET_ADDRES S)
変更後:
MAIL_STREET_ADDRESS
注意: 上の例はEXT_MAIL_ST_ADDRESSポートにのみ該当します。EXT_MAIL_CITYやEXT_MAIL_STATE_CODEなどについては、正しいポート名と正しいADDRESS_ID列を使用して同じ操作を繰り返してください。
リポジトリへの変更内容を確認して保存します。
Informatica Repositoryに対してバージョン管理を使用している場合は、変更内容をチェックインしてください。
(7.2.2.21) 電話タイプを構成するには:
Informatica PowerCenter Designerで、SDE_ORA<Version>_Adaptorディレクトリを開きます。
Mapplet Designerで、mplt_SA_ORA_EmployeeDimensionマップレットを開きます。
Lkp_Work_Phone、Lkp_Pager_Phone、Lkp_Mobile_Phone、Lkp_Fax_Phoneの各ルックアップ・プロシージャについて、次の操作を実行します。
ルックアップ・プロシージャをダブルクリックして、「Edit Transformations」ダイアログを表示します。
「Properties」タブを表示します。
「Lookup Sql Override」属性の値を編集します。
たとえば、1次勤務先電話(WP)の特定の電話タイプがある場合は、ルックアップLkp_Work_Phone内のSQLオーバーライドの式を次のように変更します。
変更前:
SELECT W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.PHONE_NUMBER as PHONE_NUMBER, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.PARENT_ID as PARENT_ID, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.PHONE_TYPE as PHONE_TYPE, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.DATASOURCE_NUM_ID as DATASOURCE_NUM_ID, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.DATE_FROM as DATE_FROM FROM W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP WHERE PHONE_TYPE='W1'
変更後:
SELECT W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.PHONE_NUMBER as PHONE_NUMBER, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.PARENT_ID as PARENT_ID, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.PHONE_TYPE as PHONE_TYPE, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.DATASOURCE_NUM_ID as DATASOURCE_NUM_ID, W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP.DATE_FROM as DATE_FROM FROM W_EMPLOYEE_D_PHONES_TMP WHERE PHONE_TYPE='WP'
リポジトリへの変更内容を確認して保存します。Informatica Repositoryに対してバージョン管理を使用している場合は、変更内容をチェックインしてください。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第7章「Oracle Human Resources Analyticsの構成」で、domainValues_AbsenceEvent_Status_ora<ver>.csvの構成方法に関する項は、Oracle EBS R12のみを対象としています。Oracle EBS 11.5.10のソースについては、このCSVファイルを構成する必要はありません。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第13章「Oracle Loyalty Analyticsの構成」で、次の項に登場するSELECT文には、FROM句の前にある最後の列名の後ろに無効なカンマが含まれています。
domainValues_Loyalty_Statement_Type.csvの構成方法の項
domainValues_Member_Status.csvの構成方法の項
domainValues_Transaction_Status_Types.csvの構成方法の項
domainValues_Loyalty_Tier_movement_Type.csvの構成方法の項
この問題を回避するには、このSQLを入力する際に、FROM句の前にある無効なカンマを除外します。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第13章「Oracle Loyalty Analyticsの構成」で、domainValues_Transaction_Status_Types.csvの構成方法に関する項の最後のSELECT文に、TYPE句内に必須の開始引用符が欠落しています。この問題を回避するには、このSQLを入力する際に、TYPE = 'LOY_REDEMPTION_TYPE_CD'のように欠落している開始引用符を追加します。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
第8章で、Siebel 7.5.3アプリケーションと組み合せたUsage Acceleratorの使用に関する項を無視してください。オラクル社のSiebel 7.5.3製品は、Oracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.6ではサポートされていません。
この問題は、リリース7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
第4.1項で、「従業員経費」ダッシュボードについて説明している最後の箇条書き項目では、リリース7.9.6.1のPeopleSoftソースについてはこのダッシュボードには移入されないと記載されています。この記載は正しくないため削除される必要があります。Oracle BI Applications 7.9.6.1のPeopleSoftソースについて、「従業員経費」ダッシュボードには移入されます。
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
カレンダーの構成に関する注意事項を示した項で、構成表W_MCAL_CONFIG_G内の列に関する表3-2には、次のエントリが追加される必要があります。
列名: REFERENCE_DATE
列の説明: MMDD形式で表記した会計年度の終了日(例: 1月31日は「0131」)。前の会計年度の終了日は、REFERENCE_DATEで指定された日付±3日間の範囲に含まれている必要があります。たとえば、REFERENCE_DATEが1月31日の場合は、前の会計年度の終了日は1月29日(REFERENCE_DATE - 3)から2月3日(REFERENCE_DATE + 3)の範囲に含まれている必要があります。
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
プロジェクト保持ファクトの構成に関する項で、注意に記載されている1831692000という番号のPeopleSoft Enterpriseフィックスは無効です。
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
BOMを展開するためのOracle EBSでのオブジェクトのデプロイ方法に関する項は、次のように読み替えてください。
BOMを展開するためのOracle EBSでのオブジェクトのデプロイ方法に関する項
BOMを展開するためにOracle EBSでオブジェクトをデプロイするには:
EBSソース環境でパッチ適用システムを使用してパッチを適用します。パッチ情報:
- EbizバージョンR12を使用している場合は10040767を適用する必要があります。
- EbizバージョンR12.0.xまたはOPIパッチ・セットAを使用している場合は10040767:R12.OPI.Aを適用する必要があります。
- EbizバージョンR12.1.xまたはOPIパッチ・セットBを使用している場合は10040767:R12.OPI.Bを適用する必要があります。
- EBS 11iを使用している場合は9883630を適用する必要があります。
詳細は、部品表展開オプションの構成方法に関する項を参照してください。
注意: パッチを適用すると、パッケージOPI_OBIA_BOMPEXPL_WRAPPER_PKGがAPPSスキーマに作成され、APPSスキーマの別名表とともに次の表がOPIスキーマに作成されます。
OPI_OBIA_W_BOM_HEADER_DS
OPI_OBIA_BOM_EXPLOSION
OPI_OBIA_BOM_EXPLOSION_S
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
部品表展開オプションの構成方法に関する項で、BOM展開を「すべて」オプションに構成するタスクの手順6、7および8を次のように読み替えてください。
6. DACで、Designビューを表示して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
7. Tasksタブを表示します。
8. タスクSDE_ORA_BOMItemFactに対するクエリーを実行して、parametersサブタブを表示します。
9. パラメータ$$EXPLODE_OPTIONを選択して、Valueフィールドの値を1に変更して保存します。
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
部品表展開オプションの構成方法に関する項で、BOM展開をCurrent and Futureオプションに構成するタスクの手順6、7および8を次のように読み替えてください。
6. DACで、Designビューを表示して、適切なカスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
7. Tasksタブを表示します。
8. タスクSDE_ORA_BOMItemFactに対するクエリーを実行して、parametersサブタブを表示します。
9. パラメータ$$EXPLODE_OPTIONを選択して、Valueフィールドの値を3に変更して保存します。
この問題は、リリース7.9.6および7.9.6.1に該当します。
この修正事項は第6.3.2.2項に適用されますが、この項には次のようなタイトルが付けられています。
リリース7.9.6では、この項のタイトルは、オーダー明細および予約表内の予約済オーダーと未予約オーダーの処理に関するものです。
リリース7.9.6.1では、この項のタイトルは、販売オーダー明細表内の未予約オーダーの組込み方法に関するものです。
これらの項には次の修正事項が適用されます。
手順7には、セッションSDE_ORA_SalesOrderLinesFact_Fullが含まれていません。手順7は次のように読み替えてください。
7. SDE_ORA_SalesOrderLinesFact_FullセッションとSDE_ORA_SalesOrderLinesFact_Primaryマッピングの両方について、手順3〜5を繰り返します。SDE_ORA_SalesOrderLinesFact_Fullセッションについては、このセッションをInformatica PowerCenter Workflow Managerで開いた後に、このセッションの「Mapping」タブで手順3〜5を繰り返します。SDE_ORA_SalesOrderLinesFact_Primaryマッピングについては、Informatica PowerCenter Designerで手順3〜5を繰り返します。
手順8には、構成を実行する必要のある場所であるSql Queryが含まれていません。手順8は次のように読み替えてください。
8. 次のマッピングについて、W_SALES_ORDER_LINE_F.BOOKING_FLG = 'Y'(既存のフィルタがある場合はこれに加えてAND)を「Source Qualifier transformation」内の「Sql Query」フィールドまたは「Source Filter」フィールドに追加します。
- SIL_SalesBookingLinesFact_Load_OrderLine_Credit
- SIL_SalesBookingLinesFact_Load_OrderLine_Debit
「Sql Query」フィールドが空白の場合は、フィルタを「Source Filter」にのみ追加します。「Sql Query」フィールドが空白でない場合は、フィルタを「Sql Query」と「Source Filter」の両方に追加します。
手順9はこの構成については実行不要なため、無視してください。
この修正事項は第6.3.2.4項に適用されますが、この項には次のようなタイトルが付けられています。
リリース7.9.6では、この項のタイトルは、販売スケジュール明細表内の予約済オーダーと未予約オーダーの処理に関するものです。
リリース7.9.6.1では、この項のタイトルは、販売スケジュール明細表内の未予約オーダーの組込み方法に関するものです。
これらの項には次の修正事項が適用されます。
手順7には、セッションSDE_ORA_SalesScheduleLinesFact_Fullが含まれていません。手順7は次のように読み替えてください。
7. SDE_ORA_SalesScheduleLinesFact_FullセッションとSDE_ORA_SalesScheduleLinesFact_Primaryマッピングの両方について、手順3〜5を繰り返します。SDE_ORA_SalesScheduleLinesFact_Fullセッションについては、このセッションをInformatica PowerCenter Workflow Managerで開いた後に、このセッションの「Mapping」タブで手順3〜5を繰り返します。SDE_ORA_SalesScheduleLinesFact_Primaryマッピングについては、Informatica PowerCenter Designerで手順3〜5を繰り返します。注意: SDE_ORA_SalesScheduleLinesFact_Primaryの「SQL」ボックスに「AND OE_ORDER_LINES_ALL.BOOKED_FLAG='Y'」というフィルタが含まれていない場合は、これらの手順を繰り返さないでください。
第6.3.2.4項で手順8が欠落しています。次の手順8を追加してください。
8. 次のマッピングについて、W_SALES_SCHEDULE_LINE_F.BOOKING_FLG = 'Y'(既存のフィルタがある場合はこれに加えてAND)を「Source Qualifier transformation」内の「Sql Query」フィールドまたは「Source Filter」フィールドに追加します。
- SIL_SalesBookingLinesFact_Load_ScheduleLine_Credit
- SIL_SalesBookingLinesFact_Load_ScheduleLine_Debit
「Sql Query」フィールドが空白の場合は、フィルタを「Source Filter」にのみ追加します。「Sql Query」フィールドが空白でない場合は、フィルタを「Sql Query」と「Source Filter」の両方に追加します。
この問題は、リリース7.9.6.2にのみ該当します。
第6章「Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsの構成」で、販売オーダー明細表内の未予約オーダーの組込み方法に関する第6.3.2.2項と、販売スケジュール明細表内の未予約オーダーの組込み方法に関する第6.3.2.4項には、次の修正事項が適用されます。
第6.3.2.2項のタイトルは、販売オーダー明細表および販売スケジュール明細表内の未予約オーダーの組込み方法に関するものに変更する必要があります。
第6.3.2.2項の手順7には、セッションSDE_ORA_SalesOrderLinesFact_Fullが含まれていません。手順7は次のように読み替えてください。
7. SDE_ORA_SalesOrderLinesFact_FullセッションとSDE_ORA_SalesOrderLinesFact_Primaryマッピングの両方について、手順3〜5を繰り返します。SDE_ORA_SalesOrderLinesFact_Fullセッションについては、このセッションをInformatica PowerCenter Workflow Managerで開いた後に、このセッションの「Mapping」タブで手順3〜5を繰り返します。SDE_ORA_SalesOrderLinesFact_Primaryマッピングについては、Informatica PowerCenter Designerで手順3〜5を繰り返します。
第6.3.2.2項の手順8には、構成を実行する必要のある場所であるSql Queryが含まれていません。手順8は次のように読み替えてください。
8. 次のマッピングについて、W_SALES_ORDER_LINE_F.BOOKING_FLG = 'Y'(既存のフィルタがある場合はこれに加えてAND)を「Source Qualifier transformation」内の「Sql Query」フィールドまたは「Source Filter」フィールドに追加します。
- SIL_SalesBookingLinesFact_Load_OrderLine_Credit
- SIL_SalesBookingLinesFact_Load_OrderLine_Debit
「Sql Query」フィールドが空白の場合は、フィルタを「Source Filter」にのみ追加します。「Sql Query」フィールドが空白でない場合は、フィルタを「Sql Query」と「Source Filter」の両方に追加します。
販売スケジュール明細表内の未予約オーダーの組込み方法に関する第6.3.2.4項は内容が古くなったため、無視してください。
次の修正事項を確認してください。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
Dim - Security Dimensionのすべての記述は、Dim - Position Securityと読み替えてください。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
付録Dの第D.1項の表D-2で、Informatica Serverアドレスの設定を「Informatica Serverのホスト・アドレスを入力します。」と読み替えてください。
この問題は、リリース7.9.6.1にのみ該当します。
第7.7.5.2項の手順10と第7.7.6.2項の手順6を次のように読み替えてください。
PeopleSoftバージョン8.9を使用している場合、Informatica Workflow Managerで、UPGRADE_796_to_7961_PSFT90フォルダにナビゲートし、まずUPGRADE_DIMENSIONSワークフローを実行してから、UPGRADE_FACTSワークフローを実行します。
この問題は、リリース7.9.6.1にのみ該当します。
第4.8項で、手順1の後に追加の手順を挿入する必要があります。この新しい手順2は次のとおりです。2. 次の手順に従って790_UPGRADE_PRE_CTL_SCRIPT.sqlスクリプトを実行します。
a. データベース・タイプに対応するSQLクライアントを起動します。
b. OracleBI\dwrep\Upgrade\DbScripts\<database type>フォルダにナビゲートします。
c. 790_UPGRADE_PRE_CTL_SCRIPT.sqlファイルを開いて、その内容をSQLクライアントにコピーしてから、このスクリプトを実行します。
この手順に続いて、残りの手順をドキュメントに記載されたとおりに実行する必要があります。
この問題は、リリース7.9.6.1にのみ該当します。
Teradataデータベースを使用し、Oracle BI Applicationsリリース7.9.6.1にアップグレードする場合は、7961_UPGRADE_POST_SCRIPT.sqlスクリプトを実行しません。したがって、Teradataデータベースを使用している場合は、次の手順は適用されないため無視してください。
第4.16.4項の手順18
第5.9.4項の手順18
第6.8.5項の手順17
第7.8.4項の手順17
この問題は、リリース7.9.6および7.9.6.1にのみ該当します。
reset_infa_seq_gen.batファイルを使用して、ベースInformatica Repository上での増分実行のためにInformatica Sequence Generatorを初期化する前に、次の手順に従ってROW_WIDを取得する必要があります。
アップグレード・ガイドのリリース7.9.6では、これらの手順が記載された項として、reset_infa_seq_gen.batファイルのデータベース固有パラメータ設定に関する第D.1項が追加されています。
アップグレード・ガイドのリリース7.9.6.1では、これらの手順が記載された項として、reset_infa_seq_gen.batファイルの実行に関する第C.1項が追加されています。
ROW_WIDをW_ORG_Dから取得するには:
次の手順に従って、最大ROW_WID値をW_ORG_Dから取得します。
reset_infa_seq_gen.batファイルで、ファイルの末尾に移動して次のようなセクションを探します。
IF %INFA_REP%==UPGRADE echo pmrep Updateseqgenvals -f"UPGRADE_7951_to_796_SBL" -t Seq_W_PARTY_D_Wid -c 1234567 >>sequence_gen_update.bat.
上のコード例で、1234567
という値に注目してください。この後の手順でこの値を置換します。
データ・ウェアハウス上で、次のSQL文を実行します。
SELECT MAX(ROW_WID)+1 FROM W_ORG_D
reset_infa_seq_gen.batファイルで、1234567
という値をこのSQL文によって返された値に置き換えます。
reset_infa_seq_gen.batを実行します。
この問題は、リリース7.9.6および7.9.6.1にのみ該当します。
Siebelトランザクション・データベースへの新規スキーマ定義のインポートに関する第3.10項、第4.9項および第5.7項で、次の注記を手順1bの後に追加してください。
注意: 特定のオブジェクトがデータベース内にすでに存在していることを示すエラー・メッセージが表示された場合は、DDLimpコマンドでDDLimp Merge引数(/M Y)を使用してこのエラーを解決してください。
この問題は、リリース7.9.6および7.9.6.1にのみ該当します。
アップグレード・ガイドのリリース7.9.6.1のreset_infa_seq_gen.batファイルの実行に関する項の表C-1、表C-2および表C-3では、アップグレード・リポジトリとベース・リポジトリ(Oracle_BI_DW_Base.rep)の両方で、reset_infa_seq_gen.batの実行時にUpgradeという値を入力するように指示されています。この記載は正しくありません。Upgradeという値を入力するのは、アップグレード・リポジトリの場合のみです。
注意: アップグレード・ガイドのリリース7.9.6では、これらの手順が記載された項として、reset_infa_seq_gen.batファイルのデータベース固有パラメータ設定に関する同等の第D.1項が追加されています。
ベース・リポジトリの場合は、次の操作を実行します。
Siebel Industry Applicationsを除くすべてのソース・システムについて、HORという値を入力します。
Siebel Industry Applicationsについては、reset_infa_seq_gen.batを2回実行する必要があります。
1回目の実行では、VERTという値を入力します。2回目の実行では、HORという値を入力します。
この問題は、リリース7.9.6.1にのみ該当します。
リリース7.9.5.1から7.9.6.1にアップグレードする際は、次のことに注意してください。
- Oracle Databaseを使用している場合は、796_UPGRADE_DROP_INDEXES.sqlスクリプトを実行する必要があります。
- SQL ServerまたはDB2データベースを使用している場合は、7961_UPGRADE_DROP_INDEXES.sqlスクリプトを実行する必要があります。
このガイドの次の項で、手順1に上に示した情報を追加する必要があります。
- 第3章の第3.15.1項
- 第4章の第4.14.1項
- 第6章の第6.7.6.1項
- 第7章の第7.7.5.1項
この問題は、リリース7.9.6.1および7.9.6.2にのみ該当します。
Oracle BI Applicationsをリリース7.9.6から7.9.6.1にアップグレードするフェーズについては、7961_UPGRADE_DROP_INDEXES.sqlスクリプトを実行する必要はありません。したがって、次の項では手順1を無視してください。
- 3.16.1
- 4.15.1
- 5.8.5.1
- 6.7.7.1
- 7.7.6.1
この問題は、リリース7.9.6.1および7.9.6.2にのみ該当します。
DACのリフレッシュ日をNULLにリセットすることに関するドキュメントに対して、修正が必要です。
データ・ウェアハウス・スキーマをアップグレードしてデータを移行するプロセスはフェーズ単位で実行されます。Oracle BI Applicationsリリース7.9.5.1を7.9.6.1にアップグレードするフェーズには、特定の表でDACのリフレッシュ日をNULLにリセットする手順が含まれています。この手順に対しては、複数手順の修正が必要です。修正内容は、どのようなソース・システムを使用しているのか、およびTeradataデータベースを使用しているかどうかによって異なります。この修正内容は、My Oracle Supportでアラート1244906.1として公開されています。
実行しようとしているアップグレードで、リリース7.9.5.1から7.9.6.1にアップグレードするフェーズを完了する必要がある場合は、アラート1244906.1に記載された使用している環境に対応する修正後の手順に従ってください。
Oracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.6には該当しません。
次の修正事項を確認してください。
この問題は、リリース7.9.6、7.9.6.1および7.9.6.2に該当します。
Order Management and Fulfillment Analyticsのステータス・ディメンション・クラス・ドメイン値に関する項で、ステータス・ドメイン値(W_STATUS_D)に関する表3–53に、SALES_ORDER_PROCESSドメインのW_STATUS_CODE値として示されているBEING PROCESSED、BLOCKED、BOOKED、CANCELLED、CLOSED、ENTEREDは正しくは小文字です。
次の修正事項を確認してください。
この問題は、リリース7.9.6にのみ該当します。
Dim - Security Dimensionのすべての記述は、Dim - Position Securityと読み替えてください。
この項では、Oracle Business Intelligence Applications全般に関するリリース・ノートについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
第1.3.6項「Oracle Business Intelligence Interactive Dashboardsのあいさつで不適切なユーザー名が表示される」
第1.3.10項「Oracle Application Serverのアドバンスト・セキュリティ・オプションに起因するインストール・エラー」
第1.3.16項「Oracle Marketing Analyticsを使用したキャンペーン履歴ファクトと「業種」ディメンションの結合」
第1.3.19項「Oracle HR Analyticsで休暇タイプと組み合せたときに従業員数についてNULLが返される」
第1.3.21項「増分ロードのSEBL811:W_MKTG_LEAD_F.ACTL_COST_GLOBAL1_AMT計算問題」
第1.3.24項「PeopleSoft GL Standard Budgetsについて実際と予算の比較がサポートされていない」
第1.3.27項「Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsのリポジトリ(RPD)内の一貫性のないメタデータ」
第1.3.28項「Oracle EBSユーザーがOracle BI Applications 7.9.6にアップグレードするための追加手順」
第1.3.30項「Oracle eBusiness Suite 11.5.10と組み合せたOracle Project Analyticsの実装」
第1.3.32項「SDE_JDEE1_90_ADAPTOR: W_MCAL_PERIOD_D - 会計期間名が正しくない」
第1.3.37項「Oracle Human Resource Analyticsで「学習コース」「学習活動」を選択する際の学習エラー」
第1.3.40項「Oracle Procurement and Spend AnalyticsでOracle EBSとともに使用しているDACでのSQLエラーORA-00923」
第1.3.41項「Oracle Financial AnalyticsでJDE向けにサブジェクト・エリアをアセンブルした場合にタスクが自動生成されない」
第1.3.42項「Oracle Financial Analyticsに対してJD Edwardsで複数通貨処理が無効化されているときのDACパラメータの構成」
第1.3.43項「Oracle Loyalty Analytics用の非OracleデータベースでPLP_LoyMemberTierMovementQtrAggrが正常に実行されない」
第1.3.44項「Oracle Financial AnalyticsでARサブジェクト・エリアの指標が正しく表示されない」
第1.3.45項「Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsの部品表展開の構成」
第1.3.46項「TeradataリポジトリでSDE_OPTYSTGFACT内のFIND_AUDIT_VALUES変換が欠落している」
第1.3.47項「GL_Accounting_Period_WIDを使用する売上前指標がOracle Project Analytics内のPSFTでサポートされない」
第1.3.48項「Oracle Project Analyticsで資金サブジェクト・エリア内で複数通貨オプションを使用した場合の売上値の変更」
第1.3.49項「Oracle Project AnalyticsでW_XACT_TYPE_D内のACTIVE_FLG列の値が正しく移入されない」
第1.3.51項「休暇ETLマッピングSDE_ORA_ABSENCEEVENT_FULLに関する潜在的なパフォーマンス問題」
第1.3.59項「Oracle Procurement and Spend Analyticsの購入サイクル明細サブジェクト・エリアで「期日前受領済みの割合 (%)」が正しく計算されない」
第1.3.60項「Oracle Marketing Analyticsでセグメント・ディメンションW_SEGMENT_D内のTREE_FLAG属性が正しく導出されない」
第1.3.61項「Oracle Marketing Analyticsでマーケティング - 実際の費用指標が誤ったソース・フィールドにマップされている」
第1.3.63項「SQL Server 2005の使用時に増分ロードでSIL_EmployeeDimension_SCDUpdateがハングする」
第1.3.65項「BIリポジトリRPDでDIM - CUSTOMER"."HIERARCHY BASED LOGIN"が正しく定義されていない」
第1.3.67項「Oracle E-Business Suiteリリース11.5.10に対する増分ETLが正常に実行されない」
第1.3.70項「Oracle Project Analyticsでレポートをプロジェクト組織名でフィルタ処理する際にレコードが欠落する」
第1.3.71項「Teradataデータベース使用時のPLP_INVENTORYMONTHLYBALANCEでのETLエラー」
第1.3.75項「平均費用計算組織のW_INVENTORY_DAILY_BAL_Fで「販売可能在庫価値」がNULLになる」
第1.3.77項「Oracle Procurement and Spend Analyticsの購入契約で通貨換算が行われない」
第1.3.78項「DIM_W_CHNL_TYPE_D_SALESおよびFACT_W_SALES_ORDER_LINE_Fでの物理結合条件」
第1.3.79項「W_PRODUCT_D内のProd_HierX_CodesとProd_HierX_Namesが廃止されている」
第1.3.86項「データ型の不一致が原因でSDE_PSFT_GLJournals_Extract_Fullが正常に実行されない」
第1.3.87項「DB2でSIL_GLAccountDimension_HierarchyUpdateタスクが正常に実行されない」
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
Oracle BI DeliversのiBotでは、SAシステムのサブジェクトエリアに対して事前定義済クエリーを実行して、iBotの受信者グループに関連付けられたアプリケーション・ユーザーの一覧を取得します。iBotを実行すると、ユーザー設定でタイムゾーンが指定されていないユーザーは無効であるとみなされ、iBotが配信されません。
この問題は、SAシステムのビジネスモデルにあるS_USER論理テーブルソースのS_TIMEZONE結合で、結合タイプが右の外部結合ではなく、内部結合として定義されているために発生します。
対処方法
この問題を回避するには、次の手順を実行します。
Oracle BI Administration Toolで、Oracle BIリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
Business Model and Mappingレイヤーで、SAシステムのビジネスモデルとUSER論理テーブルを開きます。
USER Logical TableのSourcesで、S_USER論理テーブルソースをダブルクリックします。
Logical Table Source - S_USERダイアログ・ボックスにあるGeneralタブのJoinsセクションで、S_TIMEZONE結合の結合タイプをINNERからRIGHT OUTERに変更します。
SAシステムのサブジェクトエリアについては、『Oracle Business Intelligence Server管理ガイド』を参照してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | はい |
Oracle Business Intelligence Applicationsおよびデータ・ウェアハウス内での複数通貨に対する現在の設計とサポートでは、トランザクション・システム(またはOLTPシステム)によって、為替レートとそれらを格納するテーブル構造が提供されることを前提としています。
OLTPシステムで、「取引通貨」から選択した「1つ以上のデータ・ウェアハウス通貨」への為替レートが提供されないと、要素テーブルの「取引」通貨から「グローバル1」通貨への為替レートがNULLになります。そのため、これらの取引ではグローバル通貨に基づく分析ができなくなります。また、複数の集計テーブルに格納されているデータの正確性にも影響します。この問題は、サポートされている他の2つの通貨(グローバル2とグローバル3)にも影響を与えます。
対処方法
この問題を回避するには、選択した3つのデータ・ウェアハウス通貨として追加する前に、OLTPシステムにおける全取引通貨に対応する為替レートをすべて用意してください。この処理を行ってないため為替レートの問題が発生する場合は、OLTPシステムでその問題を解決してから、全トランザクションを再実行できます。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
地域次元テーブルにマッピングされている「キャンペーン担当者セグメント分析」カタログの「コンタクト地域」次元属性が、キャンペーン履歴要素テーブルに適切に結合されていません。そのため、この次元を使用すると、Oracle Business Intelligence Serverで適切なナビゲーション・パスを見つけることができません。
対処方法
この問題を回避するには、「キャンペーン担当者セグメント分析」カタログから地域次元を削除します。この次元を使用する際には、「顧客プロファイルセグメント分析」など、この次元を持つ別のサブジェクトエリアに切り替えてから、そこで参照してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
DACのデプロイ手順によって、ETLにおけるシーケンス・ジェネレータの変換がリセットされ、1から再度開始されます。そのため、様々なアプリケーションとアダプタのソース独立ロード(Source Independent Load: SIL)マッピングを同時に実行すると問題が発生する場合があります。これらのSILマッピングは同時に実行できません。
この制限については、同時に実行できないETL操作を示す次の2つの例で説明します。
Siebel VerticalアダプタとOracle EBSアダプタを使用する場合。SiebelアダプタではSIL_VertフォルダのSILマッピングが、Oracle EBSアダプタではSILOSフォルダのSILマッピングがそれぞれ使用されます。SIL_Vertフォルダのシーケンス・ジェネレータは新しい値に更新されますが、SILOSフォルダの対応するシーケンス・ジェネレータは更新されません。そのため、共通次元(従業員、為替レートなど)に対するSILOSマッピングはすべて失敗します。
SILOSフォルダとPLPフォルダにあるマッピングから同じ次元表がロードされる場合。前述と同じ問題が発生するため、マッピングの実行に失敗します。
対処方法
この問題を回避するには、一方のフォルダのシーケンス・ジェネレータ値を1〜1,000,000,000のように、上限に十分大きな有限値を設定してから、SILOSフォルダのシーケンス・ジェネレータ値を1,000,000,001〜2,000,000,000(最大値)に設定します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
Siebel 8.0に事前インストールされている電子メールのパーソナライズ・フォーマットでは、生成済リストがトリートメントIDによって制約されません。そのため、キャンペーン開始時に、所定のトリートメントのリストファイルを生成するSOAPコールが発行されると、そのキャンペーンの該当者全員がリストで返されてしまいます。たとえば、2つの異なるキャンペーン・メンバー・セットに割り当てられた2件の電子メール・トリートメントがある場合、この問題が原因でキャンペーン・メンバー全員に両方のトリートメントが送信されます。
対処方法
この項ではこの問題への対処方法を説明します。
この項では、Oracle BI Administration Toolでリポジトリを更新する方法について説明します。
Oracle BI Administration Toolで、Oracle BIリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
Physicalレイヤーで、物理カラムDCP_IDをMarketing OLTPデータベースのCampaign Promotion物理テーブルに追加してから、Physical Columnダイアログで次の値を指定します。
Name: DCP_ID
Type: VARCHAR
Length: 15
Nullable: yes
Business Model and Mappingレイヤーで、論理カラムTreatment IdをMarketing Contact ListビジネスモデルのOLTP Campaign Promotion論理テーブルに追加してから、Logical Columnダイアログで次の値を指定します。
Name: Treatment Id
Logical Table Source: S_CAMP_CON
Mapped as: "Marketing OLTP".dbo."Campaign Promotion".DCP_ID
Business Model and Mappingレイヤーで、論理カラムTreatment IdをMarketing Account ListビジネスモデルのOLTP Campaign Promotion論理テーブルに追加してから、Logical Columnダイアログで次の値を指定します。
名前: トリートメントID
論理表ソース: S_CAMP_CON
マップ: "Marketing OLTP".dbo."Campaign Promotion".DCP_ID
Presentationレイヤーで、プレゼンテーションカラムTreatment IdをMarketing Contact ListプレゼンテーションカタログのCampaign History(トランザクションデータベース)プレゼンテーションテーブルに追加してから、Presentation Columnダイアログで次の値を指定します。
名前: トリートメントID
Logical Column: "Marketing Contact List"."OLTP Campaign Promotion"."Treatment Id"
Presentationレイヤーで、プレゼンテーションカラムTreatment IdをMarketing Account ListプレゼンテーションカタログのCampaign History(トランザクションデータベース)プレゼンテーションテーブルに追加してから、Presentation Columnダイアログで次の値を指定します。
名前: トリートメントID
Logical Column: "Marketing Account List"."OLTP Campaign Promotion"."Treatment Id"
この項では、Siebel Marketingの「キャンペーンロードフォーマット」と電子メールサーバーフォーマットを更新する方法について説明します。
Siebel Marketingにログインします。
「キャンペーン担当者」統合コンポーネントに「トリートメント ID」を追加し、「カラム式の編集」ダイアログで次の値を指定します。
テーブルの見出し: キャンペーン担当者
カラムの見出し: トリートメント ID
カラム式: '@{treatmentID}{0}'
「トリートメント ID」カラムに基づいて出力を制約するフィルターを追加し、「フィルターの作成と編集」ダイアログで次の値を指定します。
演算子: 等しい/存在する
式: '@{treatmentID}{0}'
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | はい |
ソース・システムがOracle E-Business Suite(EBS)またはOracle PeopleSoftの場合、Oracle Business Intelligence Interactive Dashboardsのあいさつでユーザー名が正しく表示されません。ダッシュボードヘッダーのあいさつで使用される変数DISPLAY_NAMEは、LOGINプロパティという初期化ブロックを介してポピュレートされます。出荷時の設定では、この初期化ブロックで使用される接続プールとSQL文はSiebel OLTPを指しています。Oracle Business Intelligence Applicationsを実行する際にソース・システムがOracle EBSまたはPeopleSoftの場合、初期化ブロック: LOGINプロパティの接続プールとデータソースSQLを次のように変更する必要があります。
対処方法
この問題への対処方法は次のとおりです。
Oracle BI Administration Toolで、Oracle BIリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
Manage→Variablesにナビゲートし、Variables Managerを開きます。
「セッション」→「初期化ブロック」で、LOGINプロパティ初期化ブロックを選択します。
ダブルクリックして、プロパティ・ダイアログ・ボックスを開きます。
Edit Data Sourceボタンをクリックします。
Browseボタンをクリックします。
ご使用のOLTPシステムに応じて、Select Connection Poolウィンドウで、Oracle EBS OLTP接続プールまたはPeopleSoft OLTP接続プールのいずれかを選択します。
セッション変数初期化ブロック・データソース - LOGINプロパティウィンドウの「デフォルトの初期化文字列」ボックスで、ソース・システム・アプリケーションと実行中のデータベース・プラットフォームに応じて適切なSQLを入力します。
表1-1 ソース・システム・アプリケーションとデータベースの各組合せで必要なSQL文字列
ソース・システム・アプリケーション(データベース・プラットフォーム) | デフォルトの初期化文字列に必要なSQL |
---|---|
Oracle EBS(Oracle RDBMS) |
Select PER.FULL_NAME, 0 from PER_ALL_PEOPLE_F PER, FND_USER USR WHERE USR.USER_NAME= ':USER' AND USR.EMPLOYEE_ID=PER.PERSON_ID AND (SYSDATE <= USR.END_DATE OR USR.END_DATE IS NULL) AND PER.EFFECTIVE_START_DATE <= USR.START_DATE AND (USR.START_DATE < PER.EFFECTIVE_END_DATE OR PER.EFFECTIVE_END_DATE IS NULL) |
PeopleSoft(Oracle RDBMS) |
SELECT CASE WHEN EMPLOYEE_NAME_TODAY.EMPLID IS NULL THEN USR.OPRDEFNDESC ELSE EMPLOYEE_NAME_TODAY.NAME END DISPLAY_NAME, 0 FROM PSOPRDEFN USR LEFT OUTER JOIN (SELECT B.EMPLID, B.NAME FROM PS_NAMES B, (SELECT EMPLID, MAX(EFFDT) EFFDT FROM PS_NAMES WHERE NAME_TYPE = 'PRI' AND EFFDT <= SYSDATE GROUP BY EMPLID) C WHERE B.EMPLID = C.EMPLID AND B.EFFDT = C.EFFDT AND B.NAME_TYPE = 'PRI') EMPLOYEE_NAME_TODAY ON USR.EMPLID = EMPLOYEE_NAME_TODAY.EMPLID WHERE USR.OPRID=':USER' |
PeopleSoft(MSSQL RDBMS) |
SELECT CASE WHEN EMPLOYEE_NAME_TODAY.EMPLID IS NULL THEN USR.OPRDEFNDESC ELSE EMPLOYEE_NAME_TODAY.NAME END DISPLAY_NAME, 0 FROM PSOPRDEFN USR LEFT OUTER JOIN (SELECT B.EMPLID, B.NAME FROM PS_NAMES B, (SELECT EMPLID, MAX(EFFDT) EFFDT FROM PS_NAMES WHERE NAME_TYPE = 'PRI' AND EFFDT <= GETDATE() GROUP BY EMPLID) C WHERE B.EMPLID = C.EMPLID AND B.EFFDT = C.EFFDT AND B.NAME_TYPE = 'PRI' ) EMPLOYEE_NAME_TODAY ON USR.EMPLID = EMPLOYEE_NAME_TODAY.EMPLID WHERE USR.OPRID=':USER' |
PeopleSoft(DB2 RDBMS) |
SELECT CASE WHEN EMPLOYEE_NAME_TODAY.EMPLID IS NULL THEN USR.OPRDEFNDESC ELSE EMPLOYEE_NAME_TODAY.NAME END DISPLAY_NAME, 0 FROM PSOPRDEFN USR LEFT OUTER JOIN (SELECT B.EMPLID, B.NAME FROM PS_NAMES B, (SELECT EMPLID, MAX(EFFDT) EFFDT FROM PS_NAMES WHERE NAME_TYPE = 'PRI' AND EFFDT <= CURRENT TIMESTAMP GROUP BY EMPLID) C WHERE B.EMPLID = C.EMPLID AND B.EFFDT = C.EFFDT AND B.NAME_TYPE = 'PRI' ) EMPLOYEE_NAME_TODAY ON USR.EMPLID = EMPLOYEE_NAME_TODAY.EMPLID WHERE USR.OPRID=':USER' |
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | いいえ | いいえ |
次の言語フォルダは、%:\oraclebidata\disconnected\pharma\messagesから欠落しています。
l_ar: アラビア語
l_el: ギリシャ語
l_hu: ハンガリー語
l_iw: ヘブライ語
l_no: ノルウェー語
l_pl: ポーランド語
l_ro: ルーマニア語
l_ru: ロシア語
l_sk: スロバキア語
l_th: タイ語
l_tr: トルコ語
対処方法
%:\oraclebidata\disconnected\pharma\messages\に移動し、次のフォルダを追加します。
l_ar
l_el
l_hu
l_iw
l_no
l_pl
l_ro
l_ru
l_sk
l_th
l_tr
対応する_iBotsCaptions.xmlファイルとPharmaCaptions.xmlファイルを、%:\oraclebidata\web\res\l_XX\Captions\から%:\oraclebidata\disconnected\pharma\messages\l_XX\へコピーします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | はい |
この問題が発生するのは、「商談担当者セグメント分析」サブジェクト・エリアにある「商談」からすべての属性を選択することでレポートを作成する場合です。この条件でレポートを作成する場合は、システムによって次のODBCエラーが報告されます。
Odbc driver returned an error (SQLExecDirectW) Error Details Error Codes: OPR4ONWY:U9IM8TAC:OI2DL65P State: HY000. Code: 10058. [NQODBC] [SQL_STATE: HY000] [nQSError: 10058] A general error has occurred. [nQSError: 14026] Unable to navigate requested expression: Fact - Marketing - Segmentation Opportunity Contact.Implicit Fact Column. Please fix the metadata consistency warnings. (HY000) SQL Issued: SELECT Opportunity."Opportunity Name" saw_0, Opportunity."Opportunity Account Name" saw_1, Opportunity."Opty Status" saw_2, Opportunity."Lead Quality" saw_3, Opportunity."Lead Age Category" saw_4, Opportunity."Deal Size" saw_5, Opportunity."Primary Competitor" saw_6, Opportunity."Sales Stage Name" saw_7, Opportunity."Sales Method" saw_8, Opportunity."Targeted Opportunity Flag" saw_9, Opportunity."Reason Won or Lost" saw_10, Opportunity."Competitor ROW_ID" saw_11, Opportunity.ROW_ID saw_12 FROM "Opportunity Contact_segmentation" ORDER BY saw_0, saw_1, saw_2, saw_3, saw_4, saw_5, saw_6, saw_7, saw_8, saw_9, saw_10, saw_11, saw_12 "
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | はい |
この項が該当するのは、データ・ウェアハウスをTeradataデータベース内で実行している場合のみです。TPump外部ローダーの使用の詳細は、InformaticaのドキュメントとTeradataのドキュメントを参照してください。
TPumpコマンドの使用時に、次のエラー・メッセージ(または類似するエラー・メッセージ)が表示された場合は、その後に示すパラメータを設定していることを確認してください。
TRANSF_1_1_1> DBG_21216 Finished transformations for Source Qualifier [Sq_W_POSITION_DS]. Total errors [0] WRITER_1_*_1> WRT_8047 Error: External loader process [2192] exited with error [12] WRITER_1_*_1> CMN_1761 Timestamp Event: [Mon Apr 28 14:39:54 2008] WRITER_1_*_1> WRT_8004 Writer initialization failed [Error opening session output file [\\.\pipe\w_XXXX_d1.out] [error=]]. Writer terminating. WRITER_1_*_1> CMN_1761 Timestamp Event: [Mon Apr 28 14:39:54 2008] WRITER_1_*_1> WRT_8047 Error: External loader process [2192] exited with error [12] WRITER_1_*_1> CMN_1761 Timestamp Event: [Mon Apr 28 14:39:54 2008] WRITER_1_*_1> WRT_8088 Writer run terminated. [External loader error.]
TPumpローダーを実行するには、次のパラメータをこの順序どおりにコマンドラインで指定する必要があります。
Database Name: Teradataデータベースの名前を入力します。
Error Database Name: Teradataデータベースの名前を入力します。
Log Table Database Name: Teradataデータベースの名前を入力します。
Error Table name: エラー表として使用する表の名前を入力します。
Log Table name: ログ表として使用する表の名前を入力します。
注意
次の属性は接続レベルで指定できます。
Database
Error Database
Log Table Database
次の属性はワークフロー・レベルで指定します。
Error Table
Log Table
対処方法
対象外です。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | いいえ |
Oracle Application Serverのアドバンスト・セキュリティ・オプションを使用してインストールされたOracle Business Intelligence Enterprise Editionインストールの最上位に、Oracle Business Intelligence Applicationsをインストールする際に、次のエラー・メッセージが表示されます。
パスワードの長さが、指定された最小値8文字未満です。
Oracle Business Intelligence Applicationsのインストールが中止されて、OracleBIAnalyticsApps.rpdファイルが壊れた状態になります。このエラーは、NQSConfig.iniファイル内のMINIMUM_PASSWORD_LENGTHの設定が、OBIEEのインストールによって8に設定されたことが原因です。
対処方法
この問題を回避するには、NQSConfig.ini内のMINIMUM_PASSWORD_LENGTHの値を0に変更して、Oracle Business Intelligence Applicationsをインストールした後に、この値を8に戻します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | いいえ |
OBI Presentation Services for HRからレポートを生成する際に、次のエラーが発生することがあります。
ODBC ERROR - END OF FILE COMMUNICATION ERROR
このエラーは、Oracle Databaseリリース10.2.0.1、10.2.0.2および10.2.0.3で発生する可能性があります。
対処方法
この問題を回避するには、Oracle Databaseをリリース10.2.0.4にアップグレードします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | はい |
この問題は、Financial Analyticsとともに使用されているOracle eBusiness Suiteアダプタにのみ該当します。
現在Oracle BI Applicationsは、統計的な総勘定元帳残高や仕訳の抽出をサポートしていません。「STAT」通貨コードを使用した勘定や取引はウェアハウスに取り込まれません。標準で用意されている既存のマッピングであるSDE_ORA_GLBalanceFactとSDE_ORA_GLJournalsには、「STAT」レコードを除外するためのフィルタが含まれています。
対処方法
「STAT」通貨をサポートするには、次のタスクを実行します。
Informatica Designerにログインします。
SDEフォルダを開きます。
マッピングSDE_ORA_GLBalanceFactを探します。
マップレットmplt_BC_ORA_GL_Balance_Factを開きます。
「AND GL_BALANCES.CURRENCY_CODE <> 'STAT'」という行をSQL修飾子から削除するかコメント・アウトします。
変更内容を保存します。
マッピングSDE_ORA_GLJournalsについても同様の手順を実行します。
Informatica Designerにログインします。
SDEフォルダを開きます。
マッピングSDE_ORA_GLJournalsを探します。
マップレットmplt_BC_ORA_GLXactsJournalsExtractを開きます。
「AND GL_JE_HEADERS.CURRENCY_CODE<>'STAT'」という行をSQL修飾子から削除するかコメント・アウトします。
変更内容を保存します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | いいえ |
人材募集の経過時間範囲は、ウェアハウス内の採用要素テーブルで計算および保管されます。ただし採用イベントが発生した場合は、これらの経過時間範囲はウェアハウス内で計算のみが行われます。したがって、オープン人材募集に採用活動が伴わない場合は、対応する経過時間範囲は欠落します。
経過時間範囲を報告可能にするために、リポジトリ(RPD)はCURRENT_DATE-QSTN_OPENED_DATE
という式を使用して人材募集経過時間を計算してから、人材募集の経過時間範囲の構成に基づいて、この人材募集経過時間を適切な経過時間範囲に割り当てます。
対処方法
対象外です。
Oracle Service Analyticsを実装している場合は、論理表Dim - Activityの一部である2つの論理表ソースを無効にして、パフォーマンスを向上させる必要があります。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | いいえ |
対処方法
次の手順を実行します。
Oracle BI Administration Toolで、Oracle BIリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
論理表Dim - Activityの論理表ソースにナビゲートします。
論理表ソースFact_W_ACTIVITY_F_Created_Dateをダブルクリックします。
「アクティブ」チェック・ボックスの選択を解除して、この論理表ソースを非アクティブにします。
「プロパティ」ポップアップ・ウィンドウを閉じます。
これらの手順を論理表ソースFact_W_ACTIVITY_F_Due_Dateについて繰り返します。
これら2つの論理表ソースを無効にすると、BI Serverはファクトとディメンションの論理表ソース間に1対1の関係を確立可能になり、W_ACTIVITY_F表での自己結合が防止されます。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | いいえ |
Usage Acceleratorの分析は、会計期間ベース分析からカレンダー期間ベース分析に戻されました。この結果として、Usage Accelerator内のすべてのデフォルト・レポートはカレンダー期間ベースとなります。
また、次のリポジトリ変数(リリース7.9.6より前で参照)は削除されます。
UA_CURRENT_FWEEK
UA_CURRENT_FMONTH
UA_CURRENT_FQUARTER
UA_CURRENT_JULIAN_MONTH
次の変数(システム内にすでに存在)がそれぞれ上の変数のかわりに使用されます。
CURRENT_WEEK
CURRENT_MONTH
CURRENT_QTR
CURRENT_JULIAN_MONTH
対処方法
対象外です。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | はい |
この問題は、Oracle Marketing Analyticsの「キャンペーン担当者セグメント分析」サブジェクト・エリアに影響を与えます。Oracle BI-EE Answersで、キャンペーン履歴ファクトを「業種」ディメンション内のいずれかのフィールドと結合するレポートを作成しようとすると、メタデータ非一貫性エラーが発生します。このエラーは、スター・スキーマ・レベルで「業種」ディメンションとW_CAMP_F表の間に結合が欠落していることが原因です。
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
この問題は、Oracle Loyalty Analyticsに影響を与えます。Oracle BI-EE Answersで、「会員」ディメンション内の「会員名」列および「会員タイプ」列と、未払いポイント数指標または「会員ポイント残高」指標が含まれたレポートを作成すると、未払いポイントの値および関連するポイント残高の計算では誤った結果が表示されます。
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
この問題は、Oracle Loyalty Analyticsでの最新購入日、購入頻度、購入金額(RFM)分析に影響を与えます。Oracle BI-EE Answersで、頻度スコアの計算に基づいたレポートを作成する場合、頻度スコアの計算値が、直前の365日間の取引数ではなく、1年前の日付までの取引数に基づいて誤って算出されます。たとえば、2009年6月1日のダッシュボードを見ると、2008年6月1日から2009年6月1日までの取引数ではなく、2008年6月1日までの取引数が表示されます。
対処方法
Oracle BI Administration Toolで、「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーのRPDファイルを編集します。「論理列」ダイアログを使用して「頻度スコア」列を編集し、YAGO関数をYTD関数に置換します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
この問題は、Oracle HR Analyticsの「休暇トレンド」ダッシュボード・ページの「労働損失日数」レポートに影響を与えます。「労働損失日数」レポートでは、次の計算式を使用して休暇を取っている従業員のパーセント値を計算します。
/* % of employees who were absent */ (COUNT(DISTINCT "Employee Attributes"."Employee Number")/"Headcount Facts"."Employee Headcount")*100
ただし、このダッシュボードが休暇カテゴリーまたは休暇タイプ(病気や出産など)によってフィルタ処理された場合は、従業員数と従業員休暇率についてNULLが返されます。
対処方法
特定の休暇タイプの従業員休暇率を計算するには、Oracle BI Administration Toolを使用してRPD内に派生指標を作成します。たとえば、病気休暇を取っている従業員のパーセント値を計算するには、次の手順を実行します。具体的な指標名は異なることがあります。
次の式を使用して、「休暇日数(病気のため)」という新しい尺度をRPDプレゼンテーション・レイヤーに追加します。
sum(case when Dim_W_ABSENCE_TYPE_RSN_D.ABSENCE_CATEGORY_CODE = 'S' then Fact_W_ABSENCE_EVENT_F_Event.DAYS_DURATION else 0 END )
Oracle BI Answersで、「休暇日数(病気のため)」/「従業員数」という式を使用して、病気休暇を取っている従業員のパーセント値を計算します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | はい |
この問題は、Oracle HR AnalyticsでのHR人員イベント・ファクト・メジャーに影響を与えます。この問題は、配信されたダッシュボード・コンテンツには影響を与えません。人員ファクトは職務レベルです。この結果として、個人レベルで自動的に計算される指標(「実績評価」や実績変更数など)は、各職務について繰り返されます。
対処方法
対処方法は、エンド・ユーザー・レベルまたは管理者レベルで適用できます。
エンド・ユーザー・レベルで対処するには、Oracle BI Answersのレポートにフィルタを追加します。たとえば、エンド・ユーザーはEmployment ->Primary Assignment Flag ='Y'というフィルタを追加できます。
管理者レベルで対処するには、Oracle BI Administration Toolを使用して、論理表ソース(年、四半期、月、日)ごとに、RPD内の従業員数と尺度を乗じます。たとえば、「実績評価変更数」を次のように変更できます。
変更前:
"Oracle Data Warehouse"."Catalog"."dbo"."Fact_W_WRKFC_EVT_MONTH_F_Event"."PFRT_CHANGE_IND"
変更後:
"Oracle Data Warehouse"."Catalog"."dbo"."Fact_W_WRKFC_EVT_MONTH_F_Event"."PFRT_CHANGE_IND" * "Oracle Data Warehouse"."Catalog"."dbo"."Fact_W_WRKFC_EVT_MONTH_F_Event"."HEADCOUNT"
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
W_MKTG_LEAD_F表のACTL_COST_GLOBAL1_AMT列の増分更新は、同じキャンペーン下の引合のサブセットが変更されると正常に完了しません。これは、このキャンペーン下のすべての引合のかわりに、変更された引合に対してのみACTL_COST_GLOBAL1_AMTが再計算されるためです。影響を受けるマッピングは、Informatica Repository内のPLPフォルダにあるPLP_MarketingLeadFact_PreCostUpdateです。
対処方法
Informatica Designerを開いて、リポジトリに接続します。
PLPフォルダを開いて、マッピングPLP_MarketingLeadFact_PreCostUpdateを作業領域にドラッグします。
「SQL Qualifier transformation」を開いて、既存のSQLを次のSQLに置換します。
SELECT SOURCE_WID, COUNT(*), TENANT_ID FROM W_MKTG_LEAD_F WHERE SOURCE_WID IN ( SELECT DISTINCT SOURCE_WID FROM W_MKTG_LEAD_F WHERE W_MKTG_LEAD_F.ETL_PROC_WID = '$$ETL_PROC_WID' AND W_MKTG_LEAD_F.SOURCE_WID > 0) GROUP BY SOURCE_WID, TENANT_ID
「OK」をクリックしてSQLエディタを閉じます。
「OK」をクリックして「SQL Qualifier transformation」を閉じます。
マッピングを保存します。
Workflow Managerを開いて、リポジトリに接続します。
PLPフォルダを開いて、セッション・リストを開きます。
PLP_MarketingLeadFact_PreCostUpdateとPLP_MarketingLeadFact_PreCostUpdate_Fullの両方を作業領域にドラッグします。
右クリックして表示されるドロップダウン・メニューから、「Refresh Mapping」→「Validate」を選択します。
両方のセッションを保存します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
Siebel 8.1.1 Adapterからコスト・リストの抽出マッピングを実行しようとすると、いずれかのワークフローが正常に実行されずに、次のエラー・メッセージが表示されます。
Session task instance [SIL_CostList_FixEndDates] : [TM_6795 The Repository Service marked the session or session instance as impacted, and the Integration Service is not configured to run impacted sessions.]
この問題の影響を受けるのは、BI Applicationsリリース7.9.6のみであり、ソース依存抽出のSiebel 8.1.1 ETL Adapterマッピングのみです。この問題は、Informatica Repository内のSDE_SBL_811_AdaptorフォルダにあるSDE_COSTLISTワークフロー内のセッションが、影響対象として誤ってマークされ、検証されなかったことが原因です。この結果として、このワークフローは実行されません。
対処方法
SDE_COSTLISTワークフロー内のすべてのセッションを検証します。このためには、Informatica Workflow Designerでこのワークフローを開きます。次に、すべてのセッションを検証してこのワークフローを保存します。Informatica Repositoryがバージョン管理されている場合は(デフォルトで用意されているリポジトリは出荷時にバージョン管理が有効になっています)、追加の手順を実行してこのワークフローをチェックアウトしてから、このワークフローを検証してリポジトリ内に戻す必要があります。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
すべての年のデータを表示するために「年」のダッシュボード・パラメータ(フィルタ)が空白(値なし)に設定されている場合は、前指標が含まれるレポートでエラーが発生します。
多くのダッシュボードではダッシュボード・パラメータが使用されており、ダッシュボード・パラメータ(フィルタ)の1つとしてカレンダー年が使用されています。ユーザーはこのカレンダー年のパラメータを単一の値(1年の場合)または複数の値(複数年の場合)に設定することも、どの値にも設定しないこともできます(フィルタを使用せずにすべての年のデータを表示する場合)。このパラメータ(フィルタ)が空白に設定されている(またはどの値も選択されていない)場合は、前指標(前年指標、前四半期指標、前月指標など)を使用し、レポート合計が含まれているレポートのいくつかではエラーが発生します。
対処方法
次のパラメータ文字列をOBI EE内のinstanceconfig.xmlファイルに追加します。この文字列は、instanceconfig.xml内の任意箇所のWebConfig要素の子として追加できます。
<ReportAggregateEnabled>true</ReportAggregateEnabled>
instanceconfig.xmlファイルの変更の詳細は、『Oracle Business Intelligence Presentation Services管理ガイド』のリリース10.1.3.2を参照してください。このドキュメントを入手するには、OTNのOracle BI EEライブラリで、「ドキュメント」タブの「管理」セクションにアクセスしてください(URL: http://download.oracle.com/docs/cd/E10415_01/doc/nav/portal_booklist.htm)。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
現在PeopleSoft GL Standard Budgetsには、実元帳のカレンダーとの関連は含まれていません。したがって、実元帳と予算元帳の間の比較はできません。この問題は、PeopleSoft GL Standard Budgetsの実際と予算の比較に限定されます。実元帳または予算元帳が独立して表示されるシナリオは影響を受けず、PeopleSoftのコミットメント制御予算からの実際と予算の比較もまったく影響を受けません。
対処方法
この問題への対処方法はありません。Oracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.6.1にアップグレードすることをお薦めします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
論理表ソースは、Dim - Asset Status、Dim - Service Request StatusおよびDim - Agreement Statusというディメンションに関して正しく設定されていません。Oracle Service Analyticsをインストールした後に、Oracle BI Administration toolを使用して、インストール済のOracleBIAnalyticsApps.rpdファイルに対して一貫性チェックを実行した場合は、次の警告が出力されます。
[39008] 論理ディメンション表Dim - Asset Statusに、いずれのファクト・ソースとも結合していないソースDim_W_STATUS_D_Asset_Statusが含まれています。
[39008] 論理ディメンション表Dim - Service Request Statusに、いずれのファクト・ソースとも結合していないソースDim_W_STATUS_D_Service_Requestが含まれています。
[39008] 論理ディメンション表Dim - Agreement Statusに、いずれのファクト・ソースとも結合していないソースDim_W_STATUS_D_Agreement_Statusが含まれています。
対処方法
Oracle BI Administration Toolで、Oracle BIリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
「ビジネス・モデルとマッピング」ペインを表示します。
Core論理モデルで、次の論理表を編集します。
ファクト - CRM - 契約項目
ファクト - CRM - 資産
ファクト - CRM - サービス・リクエスト
それぞれの論理表には、「ソース」タブで定義された1つ以上の論理表ソースがあります。
「ソース」タブで定義された各論理表ソースについて、次の手順を実行します。
論理表ソースをダブルクリックして、「論理表ソース - <Name>」ダイアログを表示します。
「コンテンツ」タブを表示します。
「集計内容」セクションで、次のディメンションを探して、各ディメンションについて「論理レベル」ドロップダウン・リストから「詳細」を選択します。
- Agreement Status
- Asset Status
- Service Request Status
グローバル一貫性チェックを実行して、警告がポストされないことを確認します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
次の手順を実行して、Oracle BI DACクライアントをWindows Vistaにインストールします。
Oracle BI DACインストーラを実行する前に、Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド・リリース7.9.6の、Informatica PowerCenter Client Toolsのインストール(Windows)に関する項に記載された手順に従って、Informatica PowerCenter Client Toolsをインストールします。
Oracle BI DACクライアントは、Informatica PowerCenterとの通信時にInformaticaのpmrepとpmcmdというコマンドライン・プログラムを使用します。Informatica PowerCenter Client Toolsをインストールすることで、pmrepの実行可能ファイルが提供されます。pmcmdの実行可能ファイルを取得するには、およびOracle BI DACインストーラ(後続の手順で実行)がインストール後の構成タスクを実行できるようにするには、Oracle BI DACクライアントをインストールするWindows Vistaマシン上でInformatica PowerCenter Servicesインストーラを実行する必要があります。InformaticaはWindows Vista上でPowerCenter Servicesをサポートしていないため、このInformatica PowerCenter Servicesのインストールは単なる形式的なインストールです。
Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド・リリース7.9.6の、Informatica PowerCenter Servicesのインストールに関する項の記載に従って、Informatica PowerCenter Services 8.6.0のインストーラを実行します。Informatica HotFix 4のインストールは不要です。
注意: Windows VistaへのPowerCenter Servicesのインストールは正常に完了しない可能性があります。次のようなエラーは無視してください。
"Use the error below and catalina.out and node.log in the server/tomcat/logs directory on the current machine to get more information. EXITCODE: S" Select Retry to continue the installation.
PowerCenter 8.6.0\server\binにあるpmcmd.exeファイルをPowerCenter 8.6.0\client\binにコピーします。
Oracle Business Intelligence Applicationsインストレーション・ガイド・リリース7.9.6の、DACインストーラを使用したDACのインストールに関する項に記載された手順に従って、Oracle BI DACインストーラを実行してDACクライアントをインストールします。
注意: Windows Vistaでは、Oracle Merant DriverはOracle BI DACインストーラによって正常にインストールされません。Microsoft ODBC Administratorを使用して、かわりにネイティブODBCドライバを使用したODBC接続を構成してください。Oracle BI DACクライアントを介してOracle Business Analytics Warehouseで表を作成する際は、このODBCを使用します。
対処方法
対象外です。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsには、Oracle Financial Analyticsのコンテンツを使用するいくつかの指標があります。たとえば、ファクト - サプライ・チェーン - 複合インベントリ内の「在庫回転」指標と「未処理在庫日数」指標は、Oracle Financial Analyticsの「売上原価」に依存します。
インストール時に、Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsオプションのみを選択した場合、抽出されたRPDは、Oracle Supply Chain and Order Management Analyticsの該当する指標をRPDメタデータ・ファイル内に保有していますが、RPD内には一貫性のないFinancial Analyticsメタデータ・コンテンツが存在しています。
この結果、Oracle BI Administration Tool内のRPDについて非一貫性エラーが発生します。
対処方法
この問題を回避するには、インストール時にSupply Chain and Order Management AnalyticsオプションとFinancial Analyticsオプションの両方を選択する必要があります。そうすることでRPDファイルの一貫性が確保されます。同様に、ETLについては、財務 - 売上原価というDACサブジェクト・エリアをそれらのETL実行計画に含めることで、要素テーブルW_GL_COGS_Fの内容が移入され、指標が正しく計算されるようにする必要があります。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
この項が該当するのは、ソース・システムがOracle eBusiness Suiteで、Oracle BI Applicationsリリース7.9.6にアップグレードする場合です。次の手順は、リリース7.9.6用のOracle Business Intelligence Applicationsアップグレード・ガイドに記載されているアップグレード手順を完了した後、アップグレード後の最初の増分ロードを実行する前に実行してください。
対処方法
Oracle BI DACクライアントで、Setup→Physical Data Sourcesにナビゲートします。
Oracle EBSソースの接続のレコードを選択します(ORA_11_5_10など)。
Refresh Datesタブで、FND_LOOKUP_VALUESという表に対するクエリーを実行します。
Refresh Date列で、日付エディタを開きます。
Nullボタンをクリックして、リフレッシュ日の値を削除します。
変更内容を保存します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
この問題は、Oracle EBSアダプタにのみ該当します。Oracle E-Business Suiteアプリケーションは、デフォルトではAPPSユーザーを介して各自のデータベース・オブジェクトにアクセスします。APPSユーザーは汎用アクセスを提供し、SOXコンプライアンスに違反できます。本番環境では、ETLがAPPS権限を利用することは一般に望ましくありません。
対処方法
Oracle BI Applicationsが抽出する元である選択されたEBSトランザクション表上のスキーマ所有権を扱うために、シノニムの選択権限とシノニムの作成権限を持つ新しいユーザーを作成します。ETLプロセスで使用されるソース表のリストを確認するには、次の手順を実行します。
DACにログインします。
アプリケーション・コンテナを選択します(Oracle 11.5.10など)。
Tablesタブを表示します。
Table TypeがSourceに設定された表に対するクエリーを実行します。
このクエリーによって返された各表について、右クリックしてOutput to fileを選択し、Output tableダイアログを表示して、Output Fileボックスに表示される表名を書き留めます(W_ETL_TABLE.txtなど)。
手順5で取得した表名を使用して、前述の新しいユーザーにCONNECT、RESOURCE、CREATE SYNONYMの各権限を付与するためのデータベース・スクリプトを作成します。次に、上の手順で作成されたすべての表のシノニムを作成して、作成されたシノニムに対して選択を許可します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
Oracle eBusiness Suite 11.5.10と組み合せてOracle Project Analyticsを実装するには、Oracle eBusiness Suite 11.5.10にFamily Pack M(11i.PJ_PF.M)を適用する必要があります。
詳細は、『Oracle Business Intelligence Applicationsシステム要件およびサポートされるプラットフォーム』を参照してください。
対処方法
対象外です。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
Oracle BI Applicationsリリース7.9.6にアップグレードした後に、増分ETLプロセスを実行すると、次の索引のうち1つ以上を作成できなかったことを示すエラー・メッセージが表示されることがあります。
W_SRVREQ_F61
W_ASSET_F_F70
W_AGREEITEM_F_F27
W_MCAL_DAY_D_RB1
W_MCAL_DAY_D_RB2
W_MCAL_DAY_D_RB3
対処方法
これらの索引のいずれかのエラーが発生した場合は、上の索引すべてをデータ・ウェアハウス表から削除して、エラーが発生した箇所からETLプロセスを再開してください。
関連する問題として、第1.2.5.6項「アップグレード時に796_UPGRADE_POST_SCRIPT.sqlによって索引を削除できない」を参照してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
この問題は、JD EdwardsのアダプタSDE_JDEE1_90_Adaptorに影響を与えます。MCAL_PERIOD_NAMEパラメータには、会計期間(例: 2009R 1〜2009R 12)のかわりに誤って会計年度(例: 2009)が格納されており、このことが表W_MCAL_PERIOD_D内のデータに影響を与えます。この問題は、Oracle BI-EE Answers内またはダッシュボード内のデータ検索に影響を与えます。
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
増分ETLの実行時に、追加のレコードがW_AP_XACT_F表に挿入され、このことがエージングとAPの量に関連する指標に影響を与えます。
対処方法
Automated Release Updates(ARU)で提供されているパッチ11882715をインストールします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
増分ETLの実行時に、追加のレコードがW_AR_XACT_F表に挿入され、このことがエージングとAPの量に関連する指標に影響を与えます。
対処方法
Automated Release Updates(ARU)で提供されているパッチ11882715をインストールします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
複数のカレンダーをデプロイする場合は(Oracle Financial Analyticsなどを使用して)、次の初期化ブロックを有効にしておく必要があります。
EBSシングル・サインオン統合
EBSセキュリティ・コンテキスト
元帳
オペレーティング単位組織
これらの初期化ブロックはデフォルトでは有効になっていません。これらの初期化ブロックを有効にせずにデータをロードしようとすると、ダッシュボードにはデータが移入されず、BI Serverのログには初期化ブロック・エラーが示されることがあります(例: nQSError:43059)。
対処方法
前述の初期化ブロックを有効にするには:
Oracle BI Administration Toolで、Oracle BIリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
「管理」→「変数」を選択して、「変数マネージャ」を表示します。
左側のペインで、「セッション」→「初期化ブロック」を選択します。
前述の初期化ブロックのそれぞれについて、右側のペインで初期化ブロック名を右クリックし、「有効化」を選択します。
BI Serverを再起動します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
PSFTアダプタについて、OLTPデータソースのアプリケーション接続を定義する必要があります。
対処方法
Informatica PowerCenter Workflow Managerで、「Connections」→「Application」を選択して、「Application Connection Browser」ダイアログを表示します。
PeopleSoftトランザクション(OLTP)データベースごとに、1つの接続を作成する必要があります。
作成する各アプリケーション接続について、次の手順を実行します。
「New」をクリックして「Select Subtype」ダイアログ・ボックスを表示し、適切なデータベース・タイプを選択してから(例: PeopleSoft Oracle)、「OK」をクリックして「Connection Object Definition」ダイアログを表示します。
「Connection Object Definition」ダイアログを使用して、アプリケーション接続を定義します(名前の例: PSFT_9_0_HCM)。
選択するOLTP接続名は、DACで作成したOLTP接続の名前と一致する必要があります。
「OK」をクリックしてこれらの詳細を保存します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | はい | はい |
「学習コース」ディメンションと「学習活動」ディメンションのみを選択するレポートの作成時にエラーが発生します。論理SQLは次のとおりです。
SELECT "Learning Course and Activity"."Learning Course" saw_0, "Learning Course and Activity"."Learning Activity" saw_1 FROM "Human Resources - Learning Enrollment and Completion" ORDER BY saw_0, saw_1
エラー・コード: OPR4ONWY:U9IM8TAC:OI2DL65P 状態: HY000 コード: 10058. [NQODBC] [SQL_STATE: HY000] [nQSError: 10058] 一般的なエラーが発生しました。[nQSError: 14070] 論理列[学習コース]の論理表ソース・カバレッジが見つかりません。詳細レベル・キーが正しくマップされているか確認してください。(HY000) 実行されたSQL: SELECT "Learning Course and Activity"."Learning Course" saw_0, "Learning Course and Activity"."Learning Activity" saw_1 FROM "Human Resources - Learning Enrollment and Completion" ORDER BY saw_0, saw_1。「学習コースおよび活動」プレゼンテーション表は、学習登録ファクトを表示する際に使用される共通学習ディメンションの論理グループ化です。コース・ディメンションと活動ディメンションの間には論理関係は存在しないため、登録ファクトがない状態でこれら2つのディメンション間でデータを表示する方法はありません。
対処方法
学習コースで使用できる学習活動について報告するには、そのレポートに指標を含める必要があります。たとえば、「学習コース」、「学習活動」および「登録数」をそのレポートに含めます。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
会計カレンダーでは、グレゴリオ暦の月と四半期が会計年度の月と四半期にロールアップされます。Oracle HR Analyticsリリース7.9.6では、「時間」ディメンションで会計カレンダーをサポートしていません。ただし、「企業カレンダー」ディメンションを使用して、グレゴリオ暦を1つの会計カレンダーにロールアップすることができます。会計カレンダーを構成するために使用される「企業カレンダー」ディメンション表は、W_MCAL_DAY_D、W_MCAL_PERIOD_D、W_MCAL_MONTH_DおよびW_MCAL_YEAR_Dです。
対処方法
「企業カレンダー」ディメンションで会計カレンダーを有効にするには、Oracle BI Administration Toolを使用してリポジトリ(RPD)を次のように編集します。
「物理」レイヤーで、会計時間ディメンション・レベルとイベント要素テーブルの間の物理結合を定義します。
会計時間ディメンション・レベルの物理表は、W_MCAL_DAY_D、W_MCAL_PERIOD_D、W_MCAL_MONTH_DおよびW_MCAL_YEAR_Dです。たとえば、会計カレンダー日付上の結合をDim.MCAL_DAY_DT_WID = Fact.EVENT_DT_WIDとして定義します。
「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーで、会計時間ディメンションとイベント要素テーブルの間の論理結合を定義します。
たとえば、論理結合をFact_W_WRKFC_EVT_MONTH_F_Event_Day=Fiscal Day Detailとして定義します。
「プレゼンテーション」レイヤーで、会計時間ディメンションをいずれかの人的資源プレゼンテーション・フォルダにドラッグします(例: 「人的資源 - 採用」、「人的資源 - 人員プロファイル」)。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
Oracle Sales Analyticsのデプロイメントで、組織→部署名というディメンション列は、Siebelでのビジネス単位名である従業員の部署を参照しています。「Usage Accelerator 現在」および「Usage Accelerator 概要」という名前のUsage Acceleratorサブジェクト・エリアにあるWebカタログ・フォルダを参照してください。部署名はW_INT_ORG_D.BU_NAMEという物理列を指していますが、この列はOracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.5以降では廃止されました。
対処方法
この問題を回避するには、次の手順に従って、使用されているUAファクトにBU_WIDを追加します。
ETLで、次の手順を実行します。
一時表(W_UAEMP_TMPなど)を含む各ファクトをBU_WIDで拡張します。
これにより、UA内のすべてのファクトでBU準拠するように、W_INT_ORG_Dの新しい物理別名を作成できます(次のRPD手順を参照してください)。
現在WS_POSTN内にあるBU_IDが正しいことを確認します。
正しくない場合は、新しい列を追加します。
W_UAPOS_TMPをBU_WIDで拡張し、これをロードするためのマッピングを変更します。
W_UAPOS_TMPから各ファクトのBU_WIDに移入するように、関連するSILマッピングを変更します。
注意: 15個の要素テーブルと3つの一時表(WS_POSTN、W_UAEMP_TMP、W_UAPOS_TMP)について、新しい列BU_WIDで拡張を行う必要があります。次の操作も実行する必要があります。
- 上で示した一時表のデータを移入するマッピングを変更します。
- 新しい列であるBU_WIDのデータを取得するための、要素テーブルのデータ移入に関連するすべてのマッピングを変更します。
RPDで、次の手順を実行します。
「物理」レイヤーで、W_INT_ORG_Dの新しい物理別名を作成します。
「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーで、この別名からBUの新しい論理ディメンションを作成します。
新しいBU論理ディメンションの単純な階層を作成します。
BU_WIDによってファクトに(論理的および物理的に)結合します。
「プレゼンテーション」レイヤーで、新しいBU論理ディメンションからBU名を追加します。
プレゼンテーションの変更後にレポート(存在する場合)を更新します。
注意: Oracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.5より前のリリースからアップグレードする場合は、必要に応じて、ワークフロー作成などの適切な方法によって古いファクト・レコードを修正してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
Oracle Procurement and Spend Analyticsを実行しており、EBSソース・アプリケーションがOracle Database 9i上にある場合、SDE_ORA_PurchaseReceiptFact_fullというInformaticaワークフローの実行時に、DACでSQLエラーORA-00923が発生します。このマッピングではCONNECT_BY_ROOTというOracleデータベース関数を使用していますが、この関数はOracle Database 9iでは使用できません。
対処方法
次のいずれかを実行します。
EBSソースをOracle Database 10gにアップグレードします(可能な場合)。
CONNECT_BY_ROOTが含まれたSQLコードをREPLACE(SYS_CONNECT_BY_PATH (DECODE (LEVEL,1,TRANSACTION_DATE),'#'),'#') AS RECEIPT_ON_DTに置換します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
次のタスクは自動生成されないため、その後に示す手順に従ってJDEコンテナに手動で追加する必要があります。
財務 - 総勘定元帳サブジェクト・エリアについては、次の2つのタスクを追加します。
SDE_JDE_GL_Other_Fact
SDE_JDE_CodeDimension_UDC
財務 - 売上原価サブジェクト・エリアについては、次の2つのタスクを追加します。
SDE_JDE_GL_COGS_Fact
SDE_JDE_CodeDimension_UDC
財務 - 収益サブジェクト・エリアについては、次の2つのタスクを追加します。
SDE_JDE_GL_Revenue
SDE_JDE_CodeDimension_UDC
対処方法
DACで、Designペインを表示して、適切なJDEコンテナをドロップダウン・リストから選択します。
Subject Areasタブを表示します。
該当するサブジェクト・エリアを選択します(例: 財務 - 総勘定元帳)。
該当するサブジェクト・エリアは、前述のリストに示しています。
下部のペインで、Tasksタブを表示します。ここにそのサブジェクト・エリアの一部であるタスクのリストが表示されます。
Add/Removeボタンをクリックします。
ポップアップ・ウィンドウで、左側のペインから該当するタスクをハイライトし(例: SDE_JDE_GL_Other_Fact)、Addをクリックします。
該当するタスクは、前述のリストに示しています。
追加されたタスクは右側のペインに表示されます。
「OK」をクリックしてポップアップ・ウィンドウを閉じます。
新たに追加したタスクを選択して、Saveをクリックします。
上部のペインでSaveボタンをクリックします。
Assembleボタンをクリックします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
データ・ウェアハウス内のLOC_CURR_CODEとACCT_CURR_CODEは、NULL値に設定できないフィールドです。これらのフィールドに値が移入されていない場合は、データ・ウェアハウスへの挿入はできません。JD Edwards EnterpriseOneまたはJD Edwards Worldで複数通貨処理が無効になっている場合は、DACで$$DOC_CURR_CODEパラメータを使用中の基準通貨または自国通貨に設定する必要があります。DACでは、デフォルトでこのパラメータの値はNULLに設定されています。
対処方法
$$DOC_CURR_CODEパラメータを構成するには:
DACクライアントで、Designペインを表示して、適切なJDEコンテナをドロップダウン・リストから選択します。
Source System Parametersタブを表示します。
$$DOC_CURR_CODEパラメータが含まれた行を選択してから、Value列をダブルクリックします。
Enter Parameter Value画面で、NULLを使用中の基準通貨または自国通貨に置換します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
これは非Oracleデータベースに影響を与える既知の問題です。ターゲット・ウェアハウス・データベースがOracleでない場合、MEMBER TIER MOVEMENT AGGREGATIONのETLは正常に実行されずに、変換エラーが発生します。
対処方法
Informatica PowerCenter Designerで、Mapping Designerツールを使用してPLP_LoyMemberTierMovementQtrAggrマッピングを次のように変更します。
Microsoft SQL Serverデータベースの場合:
SQL_LoyMemberTierMove_AggというSQL変換を開いて、「SQL Settings」タブを表示します。
「Database Type」をMicrosoft SQL Serverに変更します。
「SQL Ports」タブを表示して、bitと示されたすべての列の「Native Type」データ型をvarcharに変更します。
DB2データベースの場合:
SQL_LoyMemberTierMove_AggというSQL変換を開いて、「SQL Settings」タブを表示します。
「Database Type」をDB2に変更します。
「SQL Ports」タブを表示して、charと示されたすべての列の「Native Type」データ型をvarcharに変更します。
Teradataデータベースの場合:
SQL_LoyMemberTierMove_AggというSQL変換を開いて、「SQL Settings」タブを表示します。
「Database Type」をTeraDataに変更します。
「SQL Ports」タブを表示して、charと示されたすべての列の「Native Type」データ型をvarcharに変更します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | いいえ | いいえ |
APサブジェクト・エリア内の「買掛債務回転日数」や、ARサブジェクト・エリア内の「売掛債権回転日数」などの指標が、それぞれ「サプライヤ口座」ディメンションまたは「顧客取引先」ディメンションによって分析されると正しく表示されません。
対処方法
BIリポジトリのRPDファイルに次の変更を加えるには:
Oracle BI Administration Toolで、Oracle BIリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーで、ファクト - FINS - 期間日数という論理表を開きます。「レベル」タブを表示します。
経過日数および累積経過日数の各指標について、次の手順を実行します。
指標をダブルクリックして、「論理列 - <Name>」ダイアログを表示します。
「レベル」タブを表示します。
「顧客取引先」と「サプライヤ口座」の各ディメンションについて、「論理レベル」の値を「すべて」に設定します。
変更内容を保存します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
部品表(BOM)展開を構成する場合、Oracle Business Intelligence Applications Informaticaユーザーのための構成ガイドの第6章には、DACを使用してBOM展開の詳細を構成するための手順が記載されていません。
対処方法
DACで、Designビューに移動して、カスタム・コンテナをドロップダウン・リストから選択します。
Tasksタブを表示して、SDE_ORA_BOMItemFactタスクに対するクエリーを実行します。
Parametersサブタブを表示して、Valueフィールドに適切な値を入力します。
各パラメータ名の前には$$を付加します。たとえば、BOM_OR_ENGは$$ BOM_OR_ENGに変更します。
変更内容を保存します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
この問題の影響を受けるのは、Teradataデータベースをターゲットとして、Siebelをソース・システムとして使用し、上に示されているOBIAリリース上でOracle Sales Analyticsを使用している場合です。
SDE_OptyStgFact内のFIND_AUDIT_VALUES変換が、Teradata ETLリポジトリ内で欠落しています。
対処方法
Informatica PowerCenter Designerにログオンして、Mapping Designerツールを開きます。
SDE_SBL_80_Adaptor_TDフォルダを開きます。
このフォルダからマッピングSDE_OptyStgFactを削除します(これはSDE_SBL_78_Adaptorフォルダからのショートカットです)。
SDE_SBL_80_Adaptor_TD内に、SDE_SBL_80_AdaptorフォルダからのマッピングSDE_OptyStgFactの新しいショートカットを作成し、その名前をSDE_OptyStgFactに変更します。
変更内容を保存し、Informatica PowerCenter Workflow Managerで対応するセッションをリフレッシュして、これらの変更内容を有効にします。
ストアド・プロシージャをソース・システムにデプロイするには、OracleBI\dwrep\Informatica\Stored_Procedure_Scriptsフォルダにナビゲートします。
データベース・プラットフォームに適したフォルダを開いて、FIND_AUDIT_VALUES.sqlファイル内のソース・コードをソース・システム・スキーマにコピーします。
ソース・システム・スキーマ内のストアド・プロシージャをコンパイルします。
注意: ストアド・プロシージャのデプロイについて支援が必要な場合は、データベース・リファレンス・ガイドを参照するか、データベース管理者に連絡してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | はい |
PeopleSoftは、GL_Accounting_Period_WIDを使用している売上前指標をサポートしていません。
対処方法
「プロジェクト売上」サブジェクト・エリアの「前基準」表に含まれている指標を使用するには、リポジトリ(RPD)内のこれらのファクトから「期間」上の外部キー結合を除去する必要があります。その後サーバーは、「日付」外部キーを使用して問題を解決します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | いいえ |
「プロジェクト資金」サブジェクト・エリアの「金額指標」表で、「売上金額」指標には、通貨の切替え時に誤った値が示されることがあります。
対処方法
「プロジェクト - 売上」サブジェクト・エリアの「ファクト - プロジェクト売上」表の「売上金額」指標を使用する必要があります。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
場合によっては、W_XACT_TYPE_D表内の有効ではなくなったレコードがデータ・ロード・プロセスによって無効化されていないことがあります。この問題が発生するのは、OLTP表内でEND_DATE_ACTIVE列の値がSYSDATEの値より小さい場合に、更新プロセスによってW_XACT_TYPE_D.ACTIVE_FLG列にYという誤った値が移入されたときです。この問題はダッシュボードに表示されるデータには影響を与えないため、対処は不要です。
対処方法
対象外です。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
取引通貨コードがGL通貨コードと異なる場合、W_PROJ_RETENTION_F表用にPeopleSoftから提供されたデータでは、プロジェクト維持帳消額について誤ったデータが示されます。
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
この問題は、EBS iRecruitmentにのみ該当します。この問題は、休暇ETLマッピングSDE_ORA_ABSENCEEVENT_FULLに該当します。このマッピングは、ソース修飾子内に、休暇の日数を時間数に変換するhri_bpl_utilization.convert_days_to_hours()というEBS iRecruitment関数へのAPIコールを備えています。このAPIはパフォーマンスが低く、このマッピング・パフォーマンスのETLロード・パフォーマンスが高まる可能性があります。ETLソース・アダプタ内でこのAPIコールhri_bpl_utilization.convert_days_to_hours()を使用することは必須ではありません。
対処方法
パフォーマンスを向上させるには、このAPIコールを削除して、休暇の日数に定数(1日当たり8時間など)を掛けることで時間数に変換します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
「学習」サブジェクト・エリア内のレポートで「学習コース」を「学習活動」と組み合せると、次のエラーが発生します。論理SQL: SELECT "Learning Course and Activity"."Learning Course" saw_0, "Learning Course and Activity"."Learning Activity" saw_1 FROM "Human Resources - Learning Enrollment and Completion" ORDER BY saw_0, saw_1 エラー: ODBCドライバによってエラー(SQLExecDirectW)が返されました。エラー・コード: OPR4ONWY:U9IM8TAC:OI2DL65P 状態: HY000 コード: 10058. [NQODBC] [SQL_STATE: HY000] [nQSError: 10058] 一般的なエラーが発生しました。[nQSError: 14070] 論理列[学習コース]の論理表ソース・カバレッジが見つかりません。詳細レベル・キーが正しくマップされているか確認してください。(HY000) 実行されたSQL: SELECT "Learning Course and Activity"."Learning Course" saw_0, "Learning Course and Activity"."Learning Activity" saw_1 FROM "Human Resources - Learning Enrollment and Completion" ORDER BY saw_0, saw_1。「学習コースおよび活動」プレゼンテーション表は、共通学習ディメンションの論理グループ化であり、これら2つの論理ディメンションの間に論理関係はありません。したがって、これら2つのディメンションは学習登録ファクトとともにのみ表示できます。
対処方法
学習コースと関連付けられた学習活動を報告するには、学習登録ファクト上の1つ以上の指標を、コース・ディメンションおよび活動ディメンションとともにレポートに含める必要があります。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
SIL_InternalOrganizationHierarchyは、削除マッピング内でDD_DELETEのかわりにDD_UPDATEを実行する更新戦略を備えています。増分ロード時に行を挿入するメイン・マッピング(DD_INSERTが含まれる)により、表内で重複データが生じ、レポートで問題が発生します。
対処方法
増分ETLの削除マッピング内でDD_UPDATEコマンドをDD_DELETEコマンドに置換します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
Siebel CRMからの製品調達のための一部のマッピングを実行する際に、W_PRODUCT_DH内に重複データが含まれていることがあります。
マッピングSIL_ProductCategoryDimension_Hierarchyは垂直固有のものです。SQLオーバーライド内のW_PRODUCT_Dへの結合には、PRODUCT.CURRENT_FLG='Y'という条件が欠落しています。これにより、重複データを製品表に入力することが可能になります。
対処方法
この問題を回避するには、次の手順に従って結合条件を追加する必要があります。
Informatica PowerCenter Designerで、SIL_Vert\Mappingsフォルダにナビゲートして、Mapping DesignerツールでマッピングSIL_ProductCategoryDimension_Hierarchyを開きます。
ソース修飾子SQ_W_PRODCAT_DSを編集して「Edit Transformations」ダイアログを表示し、「Properties」タブを表示します。
変換属性名Sql Queryを選択し、SQLオーバーライドを編集して次のように左外部結合条件をw_product_dに変更します。
W_PRODCAT_DS BASE LEFT OUTER JOIN W_PRODUCT_D PROD ON BASE.PROD_ID = PROD.INTEGRATION_ID AND PROD.CURRENT_FLG = 'Y'
これらの詳細を保存してチェックインします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
ステータスが処理中および不完全の請求について、承認日が1/1/1901と表示されます。
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
増分ETLが断続的に失敗します。ログには、W_XACT_TYPE_DS表で再帰的SQLレベルで発生したORA-00604: エラーについて示されます。
対処方法
Informatica Workflow Managerで、次のセッションについて「Target Load Type」を「Bulk」から「Normal」に変更します。
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_APDerive
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_ARDerive
SDE_ORA_TransactionTypeDimension_GLRevenueDerive
「Target load type」設定を探すには、Informatica Workflow Managerにログインして、「Session Properties」→「Mapping」→「Targets」を選択し、TARGET_TABLEを選択してから、「Properties」で「Target load type」設定を選択します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
JDE E1 AdapterによってW_COST_CENTER_D内のCOST_CENTER_NAME列がマッピングされないため、デフォルトのレポートのいくつかは正しくレンダリングされません。
対処方法
この問題を解決するには、論理レイヤー内の「コストセンター名」列にCOST_CENTER_DESC列をマップします。W_COST_CENTER_D表のCOST_CENTER_DESC列の値は、JDE E1 Adapterによって移入されます。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
レポートを作成するために「メンバー数」と「四半期」が選択されていて、特定の四半期のW_LOY_MEMBER_STATUS_HIST_F表内のユーザーについてステータス変更がない場合、そのメンバーはその四半期についてカウントされません。これは既知の問題であり、レポートで誤ったメンバー数が表示される原因となります(この特定の条件が満たされる場合のみ)。
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
Oracle Procurement and Spend Analyticsの購入サイクル明細サブジェクト・エリアで、CWP複合作業POについて、計算対象尺度の「期日前受領済みの割合 (%)」が正しく計算されません。このCWP指標では、「期日前受領済み額」、「期限内の受領済み額」、「期日後受領額」については正しい結果が示されず、PAYITEMS:ライン・タイプLUMPSUMおよびMILESTONEは、「期日前受領済みの割合 (%)」尺度を計算する上で考慮されません。
対処方法
次のクエリーを使用することでデータを取得できる場合は、現在のW_PURCH_CYCLE_LINE_F表のバックアップを作成します。
Create table w_purch_cycle_line_f1 as select * from w_purch_cycle_line_f
Informatica PowerCenter Designerで、SILOSフォルダにあるSIL_PurchaseCycleLinesFactマップを開きます。
メニューから「Versioning」を選択して、チェックアウトを実行し、必要なコメントを提供します。
SQ_W_PURCH_CYCLNS_ORA(ソース修飾子)を開いて、「Properties」タブを表示し、クエリー・ウィンドウを開きます。
ONTIME_QTYとONTIME_INDの間に、次の3つの新しい列定義を追加します。
SUM (CASE WHEN SCHLNS.DUE_ON_DT_WID > RECPTS.RECEIVED_ON_DT_WID THEN $$Hint_Tera_Pre_Cast RECPTS.RECEIVED_AMT $$Hint_Tera_Post_Cast ELSE 0 END) AS EARLY_AMT, SUM (CASE WHEN SCHLNS.DUE_ON_DT_WID < RECPTS.RECEIVED_ON_DT_WID THEN $$Hint_Tera_Pre_Cast RECPTS.RECEIVED_AMT $$Hint_Tera_Post_Cast ELSE 0 END) AS LATE_AMT, SUM (CASE WHEN SCHLNS.DUE_ON_DT_WID = RECPTS.RECEIVED_ON_DT_WID THEN $$Hint_Tera_Pre_Cast RECPTS.RECEIVED_AMT $$Hint_Tera_Post_Cast ELSE 0 END) AS ONTIME_AMT,
同様に、次の3つの列をRECEIPTS.ONTIME_QTYとRECEIPTS.ONTIME_INDの間の外部クエリーに追加します。
RECEIPTS.EARLY_AMT, RECEIPTS.LATE_AMT, RECEIPTS.ONTIME_AMT,
「OK」をクリックして変更内容を保存します。
これで、このソース修飾子には、ソースとしてのW_PURCH_RCPT_F.RECEIVED_AMTに一致するこれらの新しいポートについて、ONTIME_QTYとONTIME_INDの間に3つの新しい列が含まれます。
マッピングを保存します。
mplt_SIL_PurchaseCycleLineFact_ORAマップレットを開き、新しい列をEARLY_AMT、LATE_AMTおよびONTIME_AMTとしてINPUT変換に追加してから、「Apply」→「OK」をクリックします。
DATE_TRANS変換を編集して、ONTIME_AMT、EARLY_AMTおよびLATE_AMTにスクロールし、3つすべての列について「Input port」チェック・ボックスを選択します。
INPUT変換のEARLY_AMT、LATE_AMTおよびONTIME_AMTという入力列を「DATE_TRANS」のEARLY_AMT、LATE_AMTおよびONTIME_AMTにそれぞれマップします。
マップレットを保存します。
SIL_PurchaseCycleLinesFactマップに切り替えて、新たに作成したAMT列をソース修飾子からmplt_SIL_PurchaseCycleLineFact_ORAにドラッグ・アンド・ドロップします。
マッピングを保存して実行します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
これは既知の問題であり、Oracle Marketing Analytics内のセグメント・ツリー・フラグ値の設定に影響を与えます。このフラグは、選択されているのがセグメントなのかセグメント・ツリーなのかを特定するために使用します。ETLは、この問題の原因となっている次の式を使用しています。
IIF(ISNULL(PAR_CALL_LST_ID) AND SEGMENT_TYPE_I='Tree','Y,'N')
対処方法
セグメント・タイプをTreeのかわりにSegment_Treeという文字列と比較します。修正後の式は次のようになります。
IIF(SA_FLG_lv = 'N' AND TREE_FLG_lv ='N' AND PARENT_TYPE_I = 'Segment Tree', 'Y', 'N')
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
「マーケティング費用 (実績)」指標は、予測値にマッピングされているため、実際の費用を示しません。このフィールドをいずれかのレポートに追加しようとすると、実際額のかわりに予測額が表示されます。
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | はい | いいえ |
Teradataをソース・システムとして使用しているときに、いくつかのマッピングが数値オーバーフロー・エラーのために正常に動作しなくなります。Teradata ETLを処理するためのDACメタデータ内の表の長さと精度の定義は、データ・ウェアハウス・スキーマ定義と一貫性がなく、このことが原因で数値オーバーフロー問題が発生する可能性があります。
対処方法
数値オーバーフロー問題が発生した場合は、カスタムDACコンテナ内のDACメタデータに必要な変更を加え、データ・サイズを手動で大きくすることで、数値オーバーフローを回避してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | はい | いいえ |
SQL Server 2005ターゲット・データベースをウェアハウスとして使用しているときに、ロック問題が原因で、増分ロードでSIL_EmployeeDimension_SCDUpdateマップがハングします。
対処方法
ターゲット・データベースでコミット読取りスナップショット機能を有効にします。これにより、ロック問題が回避され、マップを完了できるようになります。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
Oracle HR Analyticsでは、要素テーブルに適用されたセキュリティ・フィルタを使用してユーザー・データ・アクセスを保護します。これらのセキュリティ・フィルタは、組織、管理者階層、企業グループなどの保護可能なディメンションによって、ユーザーのセキュリティ・プロファイルに基づいてデータのサブセットに対するユーザーのアクセスを制限します。デフォルトでは、「従業員」ディメンション自体は保護可能なディメンションではありません。したがって、ユーザーが、いずれかの保護可能なディメンションによって保護された指標を選択することなく「従業員」ディメンションを直接参照すると、そのユーザーのセキュリティ・アクセス権とは関係なく「従業員」ディメンション内のすべての人物が表示されます。ただし、ユーザーが1つ以上の指標を「従業員」ディメンションの属性に含めた場合、そのユーザーのデータ・セキュリティが適用されることに注目することが重要です。指標を「従業員」ディメンションと組み合せることで、「従業員」ディメンションと保護された要素テーブルの間の論理結合を通じて、「従業員」ディメンションが間接的に保護されます。
ただし、場合によっては、ユーザーが「従業員」ディメンションを直接参照する際に、自身のセキュリティ・アクセス権の範囲内の人物のみを表示できるようにするために、「従業員」ディメンションを保護することが必要になる可能性があります。ユーザーは、「従業員」ディメンションを保護することを実装時に決定できます。
対処方法
「従業員」ディメンションを保護する方法については、My Oracle Supportにアクセスして、OBIApps 7.9.6および7.9.6.1で「従業員」ディメンションを保護する方法に関する技術ノート(ドキュメントID: 948928.1)を参照してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
DIM - CUSTOMER"."HIERARCHY BASED LOGIN"はBIリポジトリRPDで正しく定義されていません。
対処方法
この問題への対処方法の詳細は、My Oracle Supportで提供されている技術ノート949432.1を参照してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
この問題は、すべてのソースOLTPおよびTeradataターゲット・ウェアハウス・データベースに影響を与えます。完全ETLまたは増分ETLを実行中に、Teradataをターゲット・データ・ウェアハウス・データベースとして使用して、タスクPLP_RecruitmentRequisitionAggregate_Load_Updateが正常に実行されません。Informaticaセッション・ログには次のエラー・メッセージが示されます。
FnName: Prepare -- [NCR][ODBC Teradata Driver][Teradata Database] Datatype Mismatch in THEN/ELSE expression.
対処方法
DAC実行計画が異常終了するまで待ちます。
次のSQLをターゲット・データベース(Teradata)で実行します。
UPDATE W_RCRTMNT_RQSTN_A_TMP2 FROM (SELECT A.JOB_RQSTN_WID JOIN_WID,A.EFFECTIVE_FROM_DT JOIN_DT,CASE WHEN MIN(B.EFFECTIVE_FROM_DT) IS NULL THEN CAST('3714-01-01 00:00:00' AS TIMESTAMP FORMAT 'YYYY-MM-DDBHH:MI:SS') ELSE CAST(MIN(B.EFFECTIVE_FROM_DT) AS TIMESTAMP FORMAT 'YYYY-MM-DDBHH:MI:SS') END EFFECTIVE_TO_DT FROM W_RCRTMNT_RQSTN_A_TMP2 A LEFT OUTER JOIN W_RCRTMNT_RQSTN_A_TMP2 B ON (A.JOB_RQSTN_WID= B.JOB_RQSTN_WID AND A.EFFECTIVE_FROM_DT < B.EFFECTIVE_FROM_DT) WHERE A.DATASOURCE_NUM_ID = 9 GROUP BY A.JOB_RQSTN_WID,A.EFFECTIVE_FROM_DT) C SET EFFECTIVE_TO_DT = C.EFFECTIVE_TO_DT WHERE JOB_RQSTN_WID = C.JOIN_WID AND EFFECTIVE_FROM_DT = C.JOIN_DT AND DATASOURCE_NUM_ID = 9
注意: このSQLでは2箇所でDATASOURCE_NUM_IDがハードコーディングされています(DATASOURCE_NUM_ID = 9)。このSQLを実行する前に、9という値を各自の環境で使用しているDATASOURCE_NUM_IDの実際の値に変更する必要があります。
正常に実行されなかったDACタスクを完了済として設定します。
実行計画を再開します(これにより直前の異常終了箇所から実行が再開されます)。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
この問題は、任意のターゲット・ウェアハウス・データベースを使用しているソースOLTPのOracle E-Business Suiteリリース11.5.10に該当します。Oracle E-Business Suiteリリース11.5.10に対して人的資源の増分ETLを実行しているときに、次のタスク(およびその結果としてタスク・グループ)が正常に実行されません。
タスク: SDE_ORA_WorkforceEventFact_Hdcnt
タスク: SDE_ORA_WorkforceEventFact_Asg
タスク: SDE_ORA_WorkforceEventFact_PrsnTyp
タスク: SDE_ORA_WorkforceEventFact_Salary
タスク: SDE_ORA_WorkforceEventFact_FTE
タスク: SDE_ORA_WorkforceEventFact_Perf
タスク・グループ: TASK_GROUP_Extract_WorkforceEventFact
対処方法
Informatica Workflow Managerを起動して、リポジトリにログオンし、SDE_ORA11510_Adaptorフォルダを開きます。
次の再利用可能なセッションをチェックアウトします。
SDE_ORA_WorkforceEventFact_Hdcnt
SDE_ORA_WorkforceEventFact_Asg
SDE_ORA_WorkforceEventFact_PrsnTyp
SDE_ORA_WorkforceEventFact_Salary
SDE_ORA_WorkforceEventFact_FTE
SDE_ORA_WorkforceEventFact_Perf
これらの各セッションについて、SQLオーバーライドを編集して次のコードを
TO_DATE('$$HR_WRKFC_EXTRACT_DATE','MM/DD/YYYY HH24:MI:SS')
次のコードに置換します。
$$HR_WRKFC_EXTRACT_DATE
これらのセッションを保存および検証してから、チェックインします。
ETLの実行を異常終了箇所から再開します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
Teradataをターゲット・データ・ウェアハウス・データベースとして使用して、増分ETLを実行中に、タスクPLP_RecruitmentRequisitionAggregate_Loadが正常に実行されません。Informaticaセッション・ログに示されるエラー・メッセージは次のとおりです: FnName: Prepare -- [NCR][ODBC Teradata Driver][Teradata Database] Syntax error: expected something between '(' and the 'SELECT' keyword.
対処方法
DAC実行計画が異常終了するまで待ちます。
次のSQLをターゲット・データベース(Teradata)で実行します。
UPDATE W_RCRTMNT_RQSTN_A FROM (SELECT A.JOB_RQSTN_WID JOIN_WID,A.EFFECTIVE_FROM_DT JOIN_DT,CASE WHEN MIN(B.EFFECTIVE_FROM_DT) IS NULL THEN CAST('3714-01-01 00:00:00' AS TIMESTAMP FORMAT 'YYYY-MM-DDBHH:MI:SS') ELSE CAST(MIN(B.EFFECTIVE_FROM_DT) AS TIMESTAMP FORMAT 'YYYY-MM-DDBHH:MI:SS') END EFFECTIVE_TO_DT FROM W_RCRTMNT_RQSTN_A A LEFT OUTER JOIN W_RCRTMNT_RQSTN_A B ON (A.JOB_RQSTN_WID= B.JOB_RQSTN_WID AND A.EFFECTIVE_FROM_DT < B.EFFECTIVE_FROM_DT) WHERE A.DATASOURCE_NUM_ID = 9 GROUP BY A.JOB_RQSTN_WID,A.EFFECTIVE_FROM_DT) C SET EFFECTIVE_TO_DT = C.EFFECTIVE_TO_DT WHERE JOB_RQSTN_WID = C.JOIN_WID AND EFFECTIVE_FROM_DT = C.JOIN_DT AND DATASOURCE_NUM_ID = 9 AND JOB_RQSTN_WID IN (SELECT DISTINCT JOB_RQSTN_WID FROM W_RCRTMNT_RQSTN_A_TMP1)
注意: このSQLでは2箇所でDATASOURCE_NUM_IDがハードコーディングされています(DATASOURCE_NUM_ID = 9)。このSQLを実行する前に、9という値を各自の環境で使用しているDATASOURCE_NUM_IDの実際の値に変更する必要があります。
正常に実行されなかったDACタスクを完了済として設定します。
実行計画を再開します(これにより直前の異常終了箇所から実行が再開されます)。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
この項が該当するのは、ETLのターゲット・データベースがTeradataである場合のみです。補助元帳配布レコードがOLTPデータソース内の複数のGL仕訳行にリンクされている場合、GRFDeriveマッピング(例: SDE_ORA_Stage_ARTransactionFact_GRFDerive)は次のエラーを返します。
Message: Database errors occurred: FnName: Execute -- [NCR][ODBC Teradata Driver][Teradata Database] Duplicate row error in EBSR1211.W_AR_XACT_GIU_FS.
次のマッピングが影響を受けます。
SDE_ORA_Stage_ARTransactionFact_GRFDerive
SDE_ORA_Stage_APTransactionFact_GRFDerive
SDE_ORA_Stage_GLCOGSFact_GRFDerive
SDE_ORA_Stage_GLRevenueFact_GRFDerive
このGIU_FS表には、POSTEDステータスで更新される補助元帳ファクト・レコードのINTEGRATION_IDが格納されています。この表を使用して補助元帳要素テーブルを更新するため、この表に重複レコードが含まれていても問題にはならず、Oracleデータ・ウェアハウスでエラーは発生しません。ただしTeradataデータベースでは、そのことにより重複行エラーが発生します。
対処方法
Informatica Designerを開いて、リポジトリに接続します。
SDE_ORAR12_Adapterフォルダを開きます。
GRFDeriveマッピング(例: SDE_ORA_Stage_ARTransactionFact_GRFDerive)を開きます。
「SQL Qualifier transformation」を開いて、次のようにDISTINCTキーワードを追加します。
SELECT DISTINCT W_STATUS_D.INTEGRATION_ID AS DOC_STATUS_ID, W_ORA_GL_LINKAGE_INFO_AR_TMP.DELETE_FLG, W_ORA_GL_LINKAGE_INFO_AR_TMP.POSTED_ON_DT, W_ORA_GL_LINKAGE_INFO_AR_TMP.INTEGRATION_ID, W_ORA_GL_LINKAGE_INFO_AR_TMP.DATASOURCE_NUM_ID FROM W_ORA_GL_LINKAGE_INFO_AR_TMP, ...
「OK」をクリックしてSQLエディタを閉じます。
「OK」をクリックして「SQL Qualifier transformation」を閉じます。
マッピングを保存します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
ダッシュボード・ユーザーが、OLTPディメンション表HR_ORGANIZATION_INFORMATION内の組織について、ORG_INFORMATION2属性の値をYからNに変更した場合、W_INT_ORG_D表にデータを移入するETLプロセスは、PROJECT_ORG_FLG列がYに設定されていないレコードを返す可能性があります。これは正しくない結果であり、ユーザーがプロジェクト組織名に基づいてレポートをフィルタ処理したときにレポートからレコードが欠落する原因となる可能性があります。
対処方法
この問題を回避するには、Dim - Project Organizationディメンションの論理表ソース(LTS)コンテンツ・フィルタ条件を次の手順に従って削除します。
Oracle BI Administration Toolで、Oracle BIリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーで、次の手順を実行します。
\Core\フォルダ内のDim - Project Organizationという名前の論理表をダブルクリックして、「論理表 - <Name>」ダイアログを表示します。
「ソース」タブを表示します。
Dim_E_INT_ORG_D_Project_Organizationという名前のソースを編集して、「論理表ソース - <Name>」ダイアログを表示します。
「コンテンツ」タブを表示します。
「このWHERE句フィルタを使用して、返される行を制限します(WHEREを除く)」ボックスからテキストを削除します。
これらの詳細を保存します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | はい | いいえ |
この問題は、すべてのソース・システムOLTPおよびTeradataターゲット・ウェアハウス・データベースに影響を与えます。Teradataをターゲット・データ・ウェアハウス・データベースとして使用して、ETLを実行中に、タスクPLP_InventoryMonthlyBalanceが正常に実行されません。このタスクには、削除ステップとそれに続く表の移入ステップの2つのステップが含まれています。これらのステップは現在どちらもTeradataローダーを使用しています。W_INVENTORY_MONTHLY_BAL_F1(DELETE)をターゲットとするステップは、ODBCリレーショナルOLAPを使用するように変更される必要があります。
対処方法
Informatica PowerCenter Workflow Managerを開きます。
TeradataのPLPフォルダを開きます(PLP_TD)。
TeradataセッションPLP_InventoryMonthlyBalanceをチェックアウトして、Workflow Designerツールで開きます。
「Mapping」タブを表示して、W_INVENTORY_MONTHLY_BAL_F1という名前のターゲットを選択します。
「Writers」領域で、「Writers」フィールドの値をRelational Writerに変更します。
「Connections」領域で、「Value」フィールドの値を$DBConnection_OLAPに変更します。
保存してチェックインします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | はい | はい |
Microsoft SQL Serverでは表の行サイズに制限があります。SQL Serverデータベースは表の作成時には問題を報告しません。ただし、行データ・サイズが増大して8060を超えた場合は、次のようなエラーが報告されます: Microsoft OLE DB Provider for SQL Server: 1 行のサイズ 8077 が許容最大値 8060 を超えているので行を作成できません。
このエラーはデータの問題であり、表を小さくすると表の機能が制限されます。したがって、オラクル社の推奨する対処方法は、この表の環境と用途に基づいたカスタマイズとして扱われます。
対処方法
考えられる対処方法は次のとおりです。
データを格納する列のサイズを削減します。
ユーザーの実装内容に適した役割階層のレベルを削減します。
現行状態を示すCurrent_接頭辞を持つ未使用列および各役割の階層のAs is値を削除することで、表サイズを削減します。
注意: 上に示したどの変更においても、効果的なデータ・モデル変更を実装するにはETLをカスタマイズする必要があります。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
この問題は、Siebelソース・システムとともにOracle Sales Analyticsを使用しているユーザーに影響を与えます。
オーダー項目指標とともに見積り項目指標を使用しているレポートは(例: 共有フォルダ: 「売上」: 「顧客」: 「口座」 / 「見積りとオーダーの履歴」)、データ・セキュリティ制限のあるユーザーによってアクセスされると正常に機能しなくなります。
また、Oracle Sales Analytics内の次のサブジェクト・エリアから作成されたアドホック・レポートのうち、見積り項目ファクトが含まれているものは、データ・セキュリティの非実装が原因で正常に機能しなくなるか誤ったデータを表示します。
販売 - CRM 顧客概要
販売 - CRM 見積り
対処方法
Oracle BI Administration Toolで、Oracle BIリポジトリ・ファイルOracleBIAnalyticsApps.rpdを開きます。
「ビジネス・モデルとマッピング」レイヤーで、ビジネス・カタログ内のCoreフォルダを開いて、ファクト - CRM - 見積り項目にナビゲートします。
この論理ファクトをハイライトし、Dim - Position Security論理ディメンションも選択してから、右クリックして「ビジネス・モデル図」→「選択された表のみ」を選択します。
論理表ダイアグラムウィンドウに、選択された論理オブジェクトが表示されます。
Dim - Position Securityからファクト - CRM - 見積り項目への複合結合を作成します。
「OK」をクリックしてポップアップ・ウィンドウを閉じます。
論理要素テーブル、ファクト - CRM - 見積り項目でFact_W_QUOTEITEM_F(「ソース」の下)をダブルクリックして、「プロパティ」ダイアログを表示します。
「プロパティ」ダイアログで、「コンテンツ」ペインを表示します。
「ディメンション」リストから、セキュリティ・ディメンションを選択し、「論理レベル」をセキュリティ詳細に設定します。
論理要素テーブル、ファクト - CRM - 見積り項目内の他のソース(Fact_W_QUOTE_F、Fact_W_QUOTEITEM_F_Quarter_AgoおよびFact_W_QUOTEITEM_F_Year_Ago)について手順6〜8を繰り返します。
データフィルタを変更するには、「管理」→「セキュリティ」を選択して、「セキュリティ・マネージャ」を表示します。
左側のペインから「グループ」を選択します。
右側のペインで、プライマリ従業員/役割階層ベースのセキュリティグループをダブルクリックして、このグループのプロパティを開きます。
「権限」をクリックしてユーザー/グループの権限ダイアログを表示してから、「フィルタ」タブを表示します。
「追加」を選択して、新しいデータ・フィルタを作成し、ファクト – CRM – 見積り項目論理ファクトを選択します。
選択したら、この論理ファクトの新しいフィルタが作成されます。
ビジネス・モデル・フィルタCore."Dim - Position Security"."Hierarchy Based Column" = VALUEOF(NQ_SESSION."USER")を追加します。
「OK」をクリックしてウィンドウを閉じます。
RPDファイルを保存します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
Oracle Business Intelligence Enterprise Editionをリリース10.1.3.4.x以降にアップグレード済の場合は、以前のリリースも影響を受けます。
この問題は、Oracle Sales Analytics(Sales AnalyticsのUsage Acceleratorモジュールを含む)でデフォルトのレポートを使用しているユーザーに影響を与えます。
多くのデフォルト・レポートでは、「従業員名」列のデフォルト値として、「役割」ディメンションから取得されたログイン済ユーザーの氏名が使用されます。このことを実現するために、Oracle BI Answersレポート内の式ビルダーでCHOOSE関数が使用されます。ただし、いくつかの変更がOracle BI-EE 10.1.3.4.xで加えられたため、CHOOSE関数はログイン済ユーザーの名前を正しく取得できません。かわりに、どのレベルのユーザーについても最上位レベル従業員(CHOOSE文内の最初の列)の名前が表示されます。ただし、指標は正しく表示されます。影響を受けるレポートの例は次のとおりです。
共有フォルダ: 「売上」: 「パイプライン」: 「概要」/「上位の行き詰まり商談 (個人)」
共有フォルダ: 「売上」: 「パイプライン」: 「部下社員」/「パイプライン (部下社員別)」
対処方法
注意: この定義内のIndexCol関数は、HIER_LEVELの値に基づいて、階層ベース列をデフォルト値である「役割」表のいずれかの列にします。このため、HIER_LEVELの値が0の場合は、新しい列はデフォルトであるリスト内の最初の列のようになります。
レポートを開いて、「修正」をクリックします。
「基準」タブで、「氏名」列に移動して「fx」をクリックし、「列式の編集」ウィンドウを表示します。
既存の列式を次の列式に置換します。
INDEXCOL(VALUEOF(NQ_SESSION.HIER_LEVEL),Position."Current Top Employee Full Name", Position."Current Level 16 Employee Full Name", Position."Current Level 15 Employee Full Name", Position."Current Level 14 Employee Full Name", Position."Current Level 13 Employee Full Name", Position."Current Level 12 Employee Full Name",Position."Current Level 11 Employee Full Name", Position."Current Level 10 Employee Full Name", Position."Current Level 9 Employee Full Name", Position."Current Level 8 Employee Full Name", Position."Current Level 7 Employee Full Name", Position."Current Level 6 Employee Full Name", Position."Current Level 5 Employee Full Name", Position."Current Level 4 Employee Full Name", Position."Current Level 3 Employee Full Name", Position."Current Level 2 Employee Full Name", Position."Current Level 1 Employee Full Name", Position."Current Base Employee Full Name")
「OK」をクリックしてレポートを保存します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
この問題は、在庫日次残高ファクトを使用している、Oracle EBSと組み合せたData Warehouse Business Adapter for Oracleリリース7.9.6.1以前に該当します。SDE_ORA_InventoryDailyBalanceFactでは、平均費用計算組織ではなく標準費用計算組織の金額列のみが計算されます。したがって、金額列には平均費用計算に対するNULL値が表示されます。
対処方法
標準費用と平均費用の両方についてitem_costを計算するには、SAマップレットmplt_SA_ORA_InventoryDailyBalanceFactに次の変更を加えます。
W_STANDARD_COST_G表で、既存のルックアップLKP_STD_COSTに基づいてLKP_ITEM_COSTという名前の新しいルックアップを作成します。
新しいルックアップLKP_ITEM_COSTを編集して、このルックアップのSQLオーバーライドを次のクエリーに変更します。
SELECT NVL(W_STANDARD_COST_G.STD_COST, W_STANDARD_COST_G.MOVING_AVG_PRICE) as ITEM_COST, W_STANDARD_COST_G.INTEGRATION_ID as INTEGRATION_ID,W_STANDARD_COST_G.DATASOURCE_NUM_ID as DATASOURCE_NUM_ID, W_STANDARD_COST_G.EFFECTIVE_FROM_DT as EFFECTIVE_FROM_DT, W_STANDARD_COST_G.EFFECTIVE_TO_DT as EFFECTIVE_TO_DT FROM W_STANDARD_COST_G
ルックアップLKP_ITEM_COSTで、列名をSTD_COSTからITEM_COSTに変更します。
SAマップレットmplt_SA_ORA_InventoryDailyBalanceFactで、LKP_STD_COSTを新しいルックアップLKP_ITEM_COSTに置換します。
注意: 古いルックアップへのショートカットを削除して、新しいルックアップに置換します。
EXP_INV_BALANCEで、VAR_UNIT_LOC_STD_COST列の式を開いて変更します。変更前の式は次のとおりです。
:LKP.LKP_STD_COST(VAR_STD_COST_ID,INP_DATASOURCE_NUM_ID,SESSSTARTTIME)
変更後の式は次のとおりです。
:LKP.LKP_ITEM_COST(VAR_STD_COST_ID,INP_DATASOURCE_NUM_ID,SESSSTARTTIME)
マップレットmplt_SA_ORA_InventoryDailyBalanceFactを保存して、コードをチェックインします。
更新されたマップレットを使用してETLが再実行されると、標準費用計算組織と平均費用計算組織の両方について、すべての金額列に値が移入されます。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
DB2 9.1データベースを使用した完全ETLロード時に、切捨てタスクが正常に実行されません。この問題が発生すると、DACログ・ファイルに次のようなエラー・メッセージが生成されます。
Failed: SIEBTRUN ('@TABLEOWNER.W_QUOTE_MD') With error message: COM.ibm.db2.jdbc.DB2Exception: [IBM][CLI Driver][DB2/AIX64] SQL0668N Operation not allowed for reason code "3" on table "SIEBEL.W_QUOTE_MD".SQLSTATE=57016.
この問題は完全ロード時にのみ発生します。増分ロード時には表は切り捨てられないため、この問題は発生しません。
対処方法
この問題は「ロード保留状態の表」と表現され、コードの修正は不要です。表はその標準状態に戻される必要があります。その後は、ETLは問題なく実行されます。この対処方法はDBAのサポートを受けながら実行することをお薦めします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
購入契約では、MIN PRICEの計算で通貨換算が考慮に入れられないため、無効な値が出力されます。
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
販売注文明細ファクトの任意の指標とともにチャネルタイプを使用している場合、チャネルタイプはレポートで未指定として表示されます。これは、Fact_W_SALES_ORDER_LINE_FとDim_W_CHNL_TYPE_D_Salesが、CHNL_TYPE_WIDのかわりにCHNL_POINT_WIDを使用して誤って結合されているためです。
対処方法
Fact_W_SALES_ORDER_LINE_FとDim_W_CHNL_TYPE_D_Saleの間の物理結合条件は、CHNL_TYPE_WIDを基盤としている必要があります。この問題を修正するには、RPDの物理レイヤーのCHNL_TYPE_WID上でDim_W_CHNL_TYPE_D_SalesとFact_W_SALES_ORDER_LINE_Fを結合します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
W_PRODUCT_D表内の次の列は廃止されています。
Prod_HierX_Codes
Prod_HierX_Names
これらの廃止された列は、W_PROD_CAT_DH表内の次の列に置き換えられました。
LVLxANC_PRODCAT_ID
LxANC_PRODCAT_NAME
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
file_mcal_config_g.csvを使用して会計カレンダーを構成する場合、このファイル内には、基準日をMMYY形式(例: 1月31日は0131)で指定するためのREFERENCE_DATEという列があります。この列は、会計年度の終了日を制御します。会計年度の終了日は、REFERENCE_DATEで指定された日付±3日間の範囲に含まれます。たとえば、REFERENCE_DATEが1月31日の場合は、会計年度の終了日は次のカレンダー年の1月29日(REFERENCE_DATE - 3)から2月3日(REFERENCE_DATE + 3)の範囲に含まれている必要があります。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
PLP_GLBALANCEAGGRBYACCTSEGCODSにはパフォーマンス上の問題があります。
対処方法
次の手順に従ってこのセッションの新しい接続を作成します。
詳細は、Oracle Business Intelligence Applicationsリリース7.9.6のパフォーマンス推奨事項に関するノート870314.1を参照してください。
このセッションのソースの新しい接続を作成します。
接続環境SQLをクリックして、次のコマンドを入力します。
alter session set workarea_size_policy=manual;
alter session set sort_area_size=1000000000;
alter session set hash_area_size=2000000000;
注意: workarea_size_policyがすでにmanualである場合は、最初のコマンドを省略できます。
データベース・バージョンが10.2.0.4の場合は、次の追加のコマンドを含める必要があります。
alter session set "_GBY_HASH_AGGREGATION_ENABLED" = true;
Workflow Designerで、セッションPLP_GLBalanceAggrByAcctSegCodesを開きます(「Mapping」タブ→「Connections」を選択)。
新しい接続をSQ接続、マップレットおよび$Source接続値に割り当てます。
「OK」をクリックします。
セッションPLP_GLBalanceAggrByAcctSegCodesのオーバーライドSQLを次のように変更します。
Informatica Workflow Managerを開きます。
セッションPLP_GLBalanceAggrByAcctSegCodesをチェックアウトします。
「Mapping」タブで、オーバーライドSQLを次のように変更します(表W_GLACCT_SEG_CONFIG_TMPおよび関連する結合をオーバーライドSQLから削除します。集計セグメントの変更については次の手順を参照してください)。
Example – Use Segment 1 – 4 for Aggregate SELECT $$HINT1 W_GL_BALANCE_F.LEDGER_WID, W_GL_BALANCE_F.PROFIT_CENTER_WID, W_GL_BALANCE_F.COMPANY_ORG_WID, W_GL_BALANCE_F.BUSN_AREA_ORG_WID, W_GL_ACCOUNT_D.GROUP_ACCT_WID, W_GL_BALANCE_F.BALANCE_DT_WID, W_GL_BALANCE_F.BALANCE_TM_WID, W_GL_BALANCE_F.TREASURY_SYMBOL_WID, W_GL_BALANCE_F.MCAL_CAL_WID, W_GL_BALANCE_F.DB_CR_IND, SUM(W_GL_BALANCE_F.BALANCE_ACCT_AMT) BALANCE_ACCT_AMT, SUM(W_GL_BALANCE_F.BALANCE_LOC_AMT) BALANCE_LOC_AMT, SUM(W_GL_BALANCE_F.BALANCE_GLOBAL1_AMT) BALANCE_GLOBAL1_AMT, SUM(W_GL_BALANCE_F.BALANCE_GLOBAL2_AMT) BALANCE_GLOBAL2_AMT, SUM(W_GL_BALANCE_F.BALANCE_GLOBAL3_AMT) BALANCE_GLOBAL3_AMT, SUM(W_GL_BALANCE_F.ACTIVITY_ACCT_AMT) ACTIVITY_ACCT_AMT, SUM(W_GL_BALANCE_F.ACTIVITY_LOC_AMT) ACTIVITY_LOC_AMT, SUM(W_GL_BALANCE_F.ACTIVITY_GLOBAL1_AMT) ACTIVITY_GLOBAL1_AMT, SUM(W_GL_BALANCE_F.ACTIVITY_GLOBAL2_AMT) ACTIVITY_GLOBAL2_AMT, SUM(W_GL_BALANCE_F.ACTIVITY_GLOBAL3_AMT) ACTIVITY_GLOBAL3_AMT, W_GL_BALANCE_F.ACCT_CURR_CODE, W_GL_BALANCE_F.LOC_CURR_CODE, W_GL_BALANCE_F.DATASOURCE_NUM_ID, W_GL_BALANCE_F.TENANT_ID, W_GL_BALANCE_F.TRANSLATED_FLAG, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG1_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG1_ATTRIB, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG2_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG2_ATTRIB, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG3_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG3_ATTRIB, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG4_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG4_ATTRIB, NULL, --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG5_CODE, NULL, --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG5_ATTRIB, NULL, --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG6_CODE, NULL --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG6_ATTRIB FROM W_GL_BALANCE_F, (SELECT /*+ USE_HASH(W_GLACCT_GRPACCT_TMP, W_GL_ACCOUNT_D)*/ W_GLACCT_GRPACCT_TMP.GROUP_ACCT_WID, W_GL_ACCOUNT_D.* FROM W_GL_ACCOUNT_D W_GL_ACCOUNT_D, W_GLACCT_GRPACCT_TMP W_GLACCT_GRPACCT_TMP WHERE W_GL_ACCOUNT_D.ROW_WID = W_GLACCT_GRPACCT_TMP.GL_ACCOUNT_WID) W_GL_ACCOUNT_D WHERE 1 = 1 AND W_GL_BALANCE_F.GL_ACCOUNT_WID = W_GL_ACCOUNT_D.ROW_WID GROUP BY W_GL_BALANCE_F.LEDGER_WID, W_GL_BALANCE_F.PROFIT_CENTER_WID, W_GL_BALANCE_F.COMPANY_ORG_WID, W_GL_BALANCE_F.BUSN_AREA_ORG_WID, W_GL_ACCOUNT_D.GROUP_ACCT_WID, W_GL_BALANCE_F.BALANCE_DT_WID, W_GL_BALANCE_F.BALANCE_TM_WID, W_GL_BALANCE_F.TREASURY_SYMBOL_WID, W_GL_BALANCE_F.MCAL_CAL_WID, W_GL_BALANCE_F.DB_CR_IND, W_GL_BALANCE_F.ACCT_CURR_CODE, W_GL_BALANCE_F.LOC_CURR_CODE, W_GL_BALANCE_F.DATASOURCE_NUM_ID, W_GL_BALANCE_F.TENANT_ID, W_GL_BALANCE_F.X_CUSTOM, W_GL_BALANCE_F.TRANSLATED_FLAG, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG1_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG1_ATTRIB, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG2_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG2_ATTRIB, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG3_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG3_ATTRIB, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG4_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG4_ATTRIB, NULL, --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG5_CODE, NULL, --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG5_ATTRIB, NULL, --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG6_CODE, NULL --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG6_ATTRIB --
SQL内の選択およびグループ化の対象で集計に使用されていない列をNULL値を持つ列に置き換えます。
たとえば、seg1、2、3および4のみを使用する場合は(参考: file_glacct_segment_config_ora.csv)、次のようにSQLを変更してseg5と6にNULLを使用します。
W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG1_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG1_ATTRIB, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG2_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG2_ATTRIB, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG3_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG3_ATTRIB, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG4_CODE, W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG4_ATTRIB, NULL, --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG5_CODE, NULL, --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG5_ATTRIB, NULL, --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG6_CODE, NULL --W_GL_ACCOUNT_D.ACCOUNT_SEG6_ATTRIB
$$HINT1を次の値に置換します。
A) /*+ OPT_PARAM('_GBY_HASH_AGGREGATION_ENABLED', 'true') USE_HASH(W_GL_BALANCE_F, W_GL_ACCOUNT_D) */ Use the following parallel hint when further improvement is needed. B) /*+ OPT_PARAM('_GBY_HASH_AGGREGATION_ENABLED', 'true') USE_HASH(W_GL_BALANCE_F, W_GL_ACCOUNT_D) PARALLEL(W_GL_BALANCE_F, 4) */
このセッションを保存してチェックインします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
「財務」→「利益率」→P&Lの損益(四半期)レポートと損益(年初来)レポート内の「その他営業経費」明細項目を計算するためのロジックには、団体口座のOTHER_OPER_EXP(その他営業経費)で定義されている経費が欠落しています。これらの明細項目と団体口座がどちらも「その他営業経費」という名前であることから、これらの名前が混同されないようにするために、OTHER_OPER_EXPという団体口座には新しい名前(その他の営業経費)が関連付けられています。
対処方法
Metalinkの技術ノート1102695.1を参照してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
この問題は、Financial Analyticsとともに使用されているOracle eBusiness Suite 11iアダプタにのみ該当します。現在チャージバック・トランザクションは売掛金経過レポートに含まれていません。この問題は、11iのユーザーにのみ該当します。この問題は、チャージバックがINVOICEサブタイプ・コードとしてマークされているR12アダプタでは正しく処理されています。
対処方法
Metalinkの技術ノート1094045.1を参照してください。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
この問題は、Financial Analyticsを実装することなくProcurement and Spend Analyticsを実装しているOracle BI Applicationsのユーザーにのみ該当します。
Procurement and Spend Analyticsの「サプライヤ実績 – サプライヤ買掛金トランザクション」サブジェクト・エリアの一部であった「買掛債務回転日数」指標と「買掛金回転率」指標を正しく機能させるためには、Financial Analyticsの追加のサブジェクト・エリアを実装する必要があります。
このパッケージング上の問題を解決するために、これらの指標とその関連レポートはProcurement and Spend Analyticsリリース7.9.6.2から削除されました。旧バージョンのProcurement and Spend Analyticsを単独で実装している場合は、次の対処方法で示す手順を実行する必要があります。
対処方法
メタデータ・リポジトリ・ファイル(RPD)を次のように変更します。
「買掛債務回転日数」指標と「買掛金回転率」指標を「サプライヤ実績 – サプライヤ買掛金トランザクション」サブジェクト・エリア(「ファクト - サプライヤ買掛金トランザクション」プレゼンテーション表)から削除します。
Presentation Catalog(Webcat)を次のように変更します。
「サプライヤ実績」ダッシュボードの「概要」ページを編集して、「買掛債務回転日数」を「サプライヤ実績指標 – 2」レポート内のKPIリストから削除します。
「サプライヤ実績」ダッシュボードの「概要」ページを編集して、このページから「サプライヤ支払満期日数トレンド」レポートを削除します。
「サプライヤ実績」ダッシュボードの「トレンド」ページを編集して、「DPO トレンド」レポートとその下のガイド付きナビゲーションを削除します。
「サプライヤ実績」ダッシュボードの「サプライヤ支払い」ページを編集して、このページから「サプライヤ支払満期日数トレンド」レポートを削除します。
オプション手順 - これらの変更したダッシュボード・ページ上のレポートを並べ替えて、見やすいページ・レイアウトにすることもできます。
Answersで「サプライヤ支払回数の上位 10 件」レポートを編集して、「買掛金回転率」列を「基準」タブから削除します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | いいえ |
DDL_OLTP.ctlファイルを実行して新しいスキーマ定義をSiebel OLTPデータベースにインポートする際に、そのデータベース内に1つ以上のオブジェクトがすでに存在していることを示すエラー・メッセージが表示されることがあります。
対処方法
このエラーを解決するには、DDLimpコマンドでDDLimp Merge引数(/M Y)を使用します。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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いいえ | いいえ | はい |
DB2上の日付列のデータ型不一致が原因で、SDE_PSFT_GLJournals_Extract_Fullが正常に実行されません。ソース・データベースがDB2である場合、SDE_PSFT_GLJournals_Extract_Fullは次のエラーを返します。
The data types of the operands for the operation ">=" are not compatible or comparable. SQLSTATE=42818
PS_JRNL_HEADER.JOURNAL_DATEのデータ型は日付型です。$$INITIAL_EXTRACT_DATEパラメータはタイムスタンプを返します。したがって、次の条件はデータ型の不一致が原因で満たされません。
S_JRNL_HEADER.JOURNAL_DATE >= $$INITIAL_EXTRACT_DATE.
対処方法
技術ノート1086676.1を参照してください。
DACでSDE_PSFT_GLJournals_Extractタスクに次のタスク・レベル・パラメータを追加します。
[タスク・レベル・パラメータ(新規)]
Static:
Date: Jan 1, 1970 12:00:00 AM
Variable @DAC_ETL_START_TIME
SQL: Null
Function: SQL Syntax (Date Only)
Format: Null
Connection Type: @DAC_SOURCE_DBTYPE
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | はい |
ソース・データベースがDB2の場合、次のエラーが発生して、SIL_GLAccountDimension_HierarchyUpdateタスクは正常に実行されません。
"[IBM][CLI Driver][DB2/AIX64] SQL0911N The current transaction has been rolled back because of a deadlock or timeout. Reason code "68". SQLSTATE=40001"
対処方法
次の手順に従って、セッション・ワークフローの「Properties」タブで「Commit Interval」を1に変更します。
Informatica Workflow Managerを開きます。
SILOSフォルダを開きます。
セッションSIL_GLAccountDimension_HierarchyUpdateを開きます。
「Properties」タブにナビゲートします。
「Commit Interval」パラメータの値を1に設定します。
このセッションを保存してチェックインします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
SCDマッピングSIL_HouseholdDimension_SCDUpdate_Fullは、レコードを更新するかわりに誤って挿入します。
対処方法
Informatica Designerで、SIL_VERTフォルダにナビゲートします。
タスクSIL_HouseholdDimension_SCDUpdate_Fullを探します。
このタスクを編集して、Treat Source Rows ofパラメータの値をInsertからUpdateに変更します。
このセッションを保存してチェックインします。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
---|---|---|
はい | はい | はい |
DACは、PMCMコマンドライン・インタフェースを使用してInformaticaと通信します。パラメータ・ファイル内のパラメータをInformaticaに渡すための–lpfスイッチは、断続的に機能しなくなります。
対処方法
この問題への対処方法はありません。
リリース7.9.6に該当 | リリース7.9.6.1に該当 | リリース7.9.6.2に該当 |
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はい | はい | はい |
採用指標「補充までの時間 (日数)」では、人材募集の開始から確定までに経過した日数が計算されます。計算式は次のとおりです。
sum(W_RCRTMNT_EVENT_F.RQSTN_OPEN_TO_RQSTN_CLOSE_DAYS) / nullif(count(distinct W_RCRTMNT_EVENT_F.JOB_RQSTN_WID), 0)
分母は、すべての人材募集ではなく確定した人材募集である必要があります。
対処方法
この問題を回避するには、Oracle BI Enterprise Editionのリポジトリ・ファイル(OracleBIAnalyticsApps.rpd)に次の変更を適用します。
既存のリポジトリ・ファイルをバックアップします。
リポジトリ・ファイルで、ファクト - HR - 採用イベント情報という論理要素テーブルを確認します。
「補充までの時間 (日数)」という論理列を探します。
この論理列をダブルクリックして、次のように式を変更します。
変更前:
Core."Fact - HR - Recruitment Event Information"."Time To Fill (Days) - Internal" / Core."Fact - HR - Recruitment Event Information"."Job Requisitions Count"
変更後:
Core."Fact - HR - Recruitment Event Information"."Time To Fill (Days) - Internal" / Core."Fact - HR - Recruitment Event Information"."Job Requisitions Closed"