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Oracle® Coherenceスタート・ガイド
リリース3.6
B61369-01
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4 Coherenceのクラスタ化

Coherenceは、完全にクラスタ化されたアーキテクチャに基づいて構築されます。クラスタ化という用語は業界で頻繁に使用されているため、ここではまず、Coherenceがクラスタ化されるということの正確な意味について説明します。Coherenceは、サーバーに次の機能を持たせた会議室モデルを使用する、peer-to-peerのクラスタ・プロトコルをベースとしています。

会議室モデルを使用することには、次のような利点があります。

ここでは、障害が発生したサーバーに対する処理として、次の2つの用語を使用しています。

キャッシュ・サービスやグリッド・サービスなど、Coherenceのクラスタ・サービスはすべて、自動的かつ透過的なフェイルオーバーおよびフェイルバックを実行します。これらの機能はアプリケーションに対して透過的ですが、アプリケーションでは、クラスタ内のすべての入出力が通知されるようイベントにサインアップすることもできます。