Oracle Coherenceは、クラスタ化されたJ2EEアプリケーションおよびアプリケーション・サーバーを対象とする、JCache準拠のインメモリー・キャッシュおよびデータ管理ソリューションです。Coherenceを使用すると、クラスタ内のデータを単一のサーバー上と同じように簡単に共有および管理できます。このことは、クラスタ全体の並行処理制御を使用してデータの更新を調整し、最大級のパフォーマンスを発揮するクラスタ化プロトコルを使用してクラスタ全体にデータ変更をレプリケートおよび分配し、データ変更の通知を要求したすべてのサーバーに配信することによって実現されます。開発者は、標準的なJavaコレクションAPIを使用してCoherenceの機能を利用し、データにアクセスして変更できます。また、標準のJavaBeanイベント・モデルを使用してデータ変更の通知を受信できます。
このマニュアルは、CoherenceをEclipseLink Essentials、HibernateおよびSpringと統合するソフトウェア開発者およびアーキテクトを対象としています。
オラクル社は、オラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを、障害のあるお客様を含むすべてのお客様にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/
を参照してください。
ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて
スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかしJAWSは括弧だけの行を読まない場合があります。
外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて
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Oracleサポートへのアクセス
オラクル社のお客様は、My Oracle Supportを経由して電子的なサポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/support/contact.html
にアクセスしてください。また、聴覚に障害があるお客様は、http://www.oracle.com/accessibility/support.html
にアクセスしてください。
Oracle Coherenceの詳細は、Oracle Coherenceリリース3.6ドキュメント・セットの次のドキュメントを参照してください。
『Oracle Coherenceスタート・ガイド』
『Oracle Coherence開発者ガイド』
『Oracle Coherenceクライアント・ガイド』
『Oracle Coherenceチュートリアル』
『Oracle Coherence*Webユーザーズ・ガイド』
このマニュアルでは次の表記規則を使用します。
規則 | 意味 |
---|---|
太字 | 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。 |
イタリック体 | イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。 |
固定幅フォント |
固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。 |