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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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17 データベース値を使用したヘッダー付レポートの作成

この章では、データベースに問い合せた値を使用するヘッダー付きのレポートについて学習します。この章の手順に従うと、図17-1に示すレポート出力を生成できます。

図17-1 ヘッダーにデータベース値が含まれるグループ左レポートの出力

図17-1の説明は次にあります。
「図17-1 ヘッダーにデータベース値が含まれるグループ左レポートの出力」の説明

概要

このサンプル・レポートでは、各ページの最初と最後の部門番号がページ・ヘッダーに表示されます。

レイアウト

このレポートでは、1つの問合せと2つのグループを使用します。また、ヘッダー・フィールドの値入力用に、サマリー列を2つ作成します。各ページのフィールド値を一意に設定するには、最初ファンクションと最後ファンクションを使って値を計算します。最初ファンクションは、グループ、ページまたはレポートに選択した最初のデータベース値を返し、最後ファンクションはグループ、ページまたはレポートに選択した最後のデータベース値を返します。

レイアウト

このレポートでは、デフォルトのグループ左書式をそのまま使用します。

使用例

この例では、従業員データを部門別に表示および集計するレポートを作成します。レポートを読みやすくするために、各ページにヘッダーを追加して、ページに表示される部門がどこかを示します。

このサンプル・レポートの作成過程では、次を行います。

データベース値を使用したヘッダー付レポートのサンプルを表示するには、サンプル・フォルダheadingdbを開き、Oracle Reportsのサンプルheadingdb.rdfを開きます。アクセス方法の詳細は、「はじめに」の「サンプル・レポートへのアクセス」を参照してください。