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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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25.2 単一問合せマトリックスの作成

データ・モデルに1つの問合せが含まれるマトリックス・レポートを作成できます。単一問合せデータ・モデルは一般に、複数問合せデータ・モデルよりもパフォーマンスが向上します。

この例のように、単一問合せレポートを作成する場合、レポート・ウィザードを使用して、データ・モデルとレイアウトを同時に作成できます。

データ・モデルとレイアウトを作成するには:

  1. Reports Builderを起動します。すでに起動している場合は、「ファイル」→「新規」→「レポート」を選択します。

  2. 「ようこそ」ダイアログ・ボックスまたは「新規レポート」ダイアログ・ボックスで、「レポート・ウィザードを使う」を選択して「OK」をクリックします。

  3. 「ようこそ」ページが表示されたら、「次へ」をクリックします。

  4. 「レポート・タイプ」ページで、「ペーパー・レイアウトのみ作成」を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 「スタイル」ページでレポートの「タイトル」を入力し、「マトリックス」を選択して「次へ」をクリックします。

  6. 「データ・ソース」ページで、「SQL問合せ」をクリックし、「次へ」をクリックします。

  7. 「データ」ページの「データ・ソース定義」フィールドに次のSELECT文を入力します。

    SELECT DEPTNO, JOB, SUM(SAL)
    FROM EMP
    GROUP BY DEPTNO, JOB
    ORDER BY DEPTNO, JOB
    

    注意:

    この問合せは、次のいずれかの方法で入力できます。
    • 提供されているテキスト・ファイルmatrix1qb_code.txtからコードをコピーして、「データ・ソース定義」フィールドに貼り付けます。

    • クエリー・ビルダー」をクリックして、コードを入力せずに問合せを作成します。

    • データ・ソース定義」フィールドにコードを入力します。


  8. 次へ」をクリックします。


    注意:

    データベースにまだ接続していない場合は、「クエリー・ビルダー」または「次へ」をクリックしたときに、データベースに接続するよう求められます。この例に該当するスキーマが含まれるデータベースに接続してください。第25.1項「この例の前提条件」に、この例のサンプル・スキーマの要件に関する説明があります。

  9. 「行」ページで、「DEPTNO」をクリックし、「>」ボタンをクリックしてこのフィールドを「マトリックス行フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  10. 「列」ページで、「JOB」をクリックし、「>」ボタンをクリックしてこのフィールドを「マトリックス列フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  11. 「セル」ページで、「SUM_SAL」をクリックし、「>」ボタンをクリックしてこのフィールドを「マトリックス・セル・フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。


    注意:

    このケースでは、問合せ自体がSUMファンクションを使用してサマリーを実行します。そのため、ここでは「合計」ボタンは使用しません。

  12. 「合計」ページで「次へ」をクリックします。

  13. 「ラベル」ページで、すべてのフィールドのラベルを削除し、「次へ」をクリックします。

  14. 「テンプレート」ページの「事前定義テンプレート」でBeigeを選択し、「終了」をクリックして、ペーパー・デザイン・ビューにレポート出力を表示します。表示は次のようになります。

    図25-2 マトリックス・レポートのペーパー・デザイン・ビュー

    図25-2の説明は次にあります。
    「図25-2 マトリックス・レポートのペーパー・デザイン・ビュー」の説明