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Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
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27.2 マトリックス・グループのデータ・モデルとレイアウトの作成

このレポートは単一問合せレポートであるため、レポート・ウィザードで簡単に作成できます。

レポート・ウィザードでデータ・モデルとレイアウトを作成するには:

  1. Reports Builderを起動します。すでに起動している場合は、「ファイル」→「新規」→「レポート」を選択します。

  2. 「ようこそ」ダイアログ・ボックスまたは「新規レポート」ダイアログ・ボックスで、「レポート・ウィザードを使う」を選択して「OK」をクリックします。

  3. 「ようこそ」ページが表示されたら、「次へ」をクリックします。

  4. 「レポート・タイプ」ページで、「ペーパー・レイアウトのみ作成」を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 「スタイル」ページでレポートの「タイトル」を入力し、「グループ別マトリックス」を選択して「次へ」をクリックします。

  6. 「データ・ソース」ページで、「SQL問合せ」をクリックし、「次へ」をクリックします。

  7. 「データ」ページの「データ・ソース定義」フィールドに次のSELECT文を入力します。

    SELECT TO_CHAR(HIREDATE, 'YY') YEAR, DEPTNO, JOB, SUM(SAL) 
    FROM EMP
    GROUP BY TO_CHAR(HIREDATE, 'YY'), DEPTNO, JOB
    

    注意:

    この問合せは、次のいずれかの方法で入力できます。
    • 提供されているテキスト・ファイルmatrixgroup_code.txtからコードをコピーして、「データ・ソース定義」フィールドに貼り付けます。

    • クエリー・ビルダー」をクリックして、コードを入力せずに問合せを作成します。

    • データ・ソース定義」フィールドにコードを入力します。


  8. 次へ」をクリックします。


    注意:

    データベースにまだ接続していない場合は、「クエリー・ビルダー」または「次へ」をクリックしたときに、データベースに接続するよう求められます。この例に該当するスキーマが含まれるデータベースに接続してください。第27.1項「この例の前提条件」に、この例のサンプル・スキーマの要件に関する説明があります。

  9. 「グループ」ページで、「使用可能フィールド」リストの「YEAR」をクリックし、「>」ボタンをクリックして、このフィールドを「マトリックス・グループ・フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  10. 「行」ページで、「使用可能フィールド」リストの「DEPTNO」をクリックし、「>」ボタンをクリックして、このフィールドを「マトリックス行フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  11. 「列」ページで、「使用可能フィールド」リストの「JOB」をクリックし、「>」ボタンをクリックして、このフィールドを「マトリックス列フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  12. 「セル」ページで、「使用可能フィールド」リストの「SUM_SAL」をクリックし、「>」ボタンをクリックして、このフィールドを「マトリックス・セル・フィールド」リストに移動し、「次へ」をクリックします。


    注意:

    このケースでは、問合せ自体がSUMファンクションを使用してサマリーを実行します。そのため、ここでは「合計」ボタンは使用しません。

  13. 「合計」ページで、「使用可能フィールド」リストの「SUM_SAL」をクリックし、「合計」をクリックして、このフィールドを「マトリックス合計」リストに移動し、「次へ」をクリックします。

  14. 「ラベル」ページで、SUM_SALのラベルを削除し、「次へt」をクリックします。

  15. 「テンプレート」ページで、「テンプレートなし」を選択し、「終了」をクリックして、ペーパー・デザイン・ビューにレポート出力を表示します。表示は次のようになります。

    図27-2 グループ上マトリックス・レポートのペーパー・デザイン・ビュー

    図27-2の説明は次にあります。
    「図27-2 グループ上マトリックス・レポートのペーパー・デザイン・ビュー」の説明

  16. レポートをmatrixgroup_<自分のイニシャル>.rdfという名前で保存します。