ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61376-01
  ドキュメント・ライブラリへ
ライブラリ
製品リストへ
製品
目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

8.5 ペーパー・レイアウト・ビューを使用した空白の追加

ペーパー・デザイン・ビューを下方向にスクロールすると、2番目の問合せQ_Empのフィールド・ラベルが、1番目の問合せQ_Deptフィールドの真下に位置しているのがわかります。真下どころか、2つの問合せのフィールドは互いに接触しそうなほど接近した位置にあります。このレポートでは、Q_Empに属するすべてのレイアウト・オブジェクトを下方向へ移動して、2つのレイアウト間に空白を設けます。

レイアウト間に空白を作成するには:

  1. 「レポート・エディタ」ウィンドウを移動してサイズを変更し、オブジェクト・ナビゲータとの同時操作が容易になるようにします。

  2. 「レポート・エディタ」ウィンドウのツールバーで「ペーパー・レイアウト」ボタンをクリックして、ペーパー・レイアウト・ビューを表示します。

  3. オブジェクト・ナビゲータで、「ペーパー・レイアウト」ノード、「メイン・セクション」ノード、「ボディ」ノードの順に開きます。

  4. 枠「M_G_LAST_NAME_GRPFR」をクリックします。この枠が、ペーパー・レイアウト・ビューでも選択されていることがわかります。

  5. レポート・エディタのタイトル・バーをクリックして、アクティブなウィンドウにします。

  6. [↓]キーを何回か押して、枠とその全オブジェクトを下方向へ約0.25インチ(0.5 cm)移動します。

    M_G_LAST_NAME_GRPFRのみでなく、そこに含まれているすべてのレイアウト・オブジェクトも移動したのがわかります。ここで、ペーパー・レイアウト・ビューのデフォルト・モードである制限モードを利用します。制限モードをオンにすると、オブジェクトを親オブジェクトの外部に移動することも、親オブジェクトの後方に配置することもできなくなります。こうした状況下では、レイアウトは無効になり、出力は生成されなくなります。

    オブジェクトを親の外に移動する操作自体が無効になる場合もあります。この操作が必要なときは、ツールバーの「制限オフ」ボタンをクリックして、制限モードをオフにします。

    図8-5 2つのレイアウトに空白が追加された状態のペーパー・レイアウト・ビュー

    図8-5の説明は次にあります
    「図8-5 2つのレイアウトに空白が追加された状態のペーパー・レイアウト・ビュー」の説明

  7. レポートをmasterb_<自分のイニシャル>.rdfという名前で保存します。

  8. ツールバーの「ペーパー・デザイン」ボタンをクリックし、出力をもう一度プレビューします。2つのレイアウト間にスペースが加わったことがわかります。