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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer管理者ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
E51906-01
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27 Discovererのサンプル・データEUL、データおよびワークブックのインストール

この章では、サンプル・データを使用できるように、Discovererのサンプル・データEUL、データおよびワークブックをインストールする方法を説明します。この手順によって、Video Tutorial Workbookもインストールされます。

この項では、次の項目について説明します。

27.1 サンプル・データを使用してDiscoverer Administratorの使用を開始するために必要なデータベース前提条件

Discoverer Administratorユーザーがサンプル・データを使用してDiscovererの使用を開始するには、データベースに次のものが必要です。

注意: Discoverer Administratorを最初に使用する際は、VIDEO5データベース・ユーザーが存在しない場合があります。VIDEO5データベース・ユーザーが存在しない場合は、サンプル・データのインストール時に作成できます(詳細は、「Discovererサンプル・データのインストール方法」を参照)。

27.2 Discovererのサンプル・データEUL、データおよびワークブックのインストール時に実行される処理

Discovererのサンプル・データEUL、データおよびワークブックをインストールすると、Discoverer Administratorによって次の処理が実行されます。

サンプル・データのインストール時の選択肢を次の図に示します。

図27-2 Discovererサンプル・データのインストール時の選択肢フロー・チャート

図27-2の説明は前後にあります。

27.3 サンプル・データのインストールに必要な権限

サンプル・データを現行のEULにインストールするには、Discoverer Administratorへの接続に使用するデータベース・ユーザーに、次のデータベース権限が必要となります。

ヒント: これらの権限をデータベース・ユーザーに付与するには、スクリプト<ORACLE_HOME>\discoverer\util\eulasm.sqlを実行します。

27.4 Discoverer Administratorに最初に接続するときに適用される条件

Discoverer Administratorに最初に接続するときは、次の条件が適用されます。

VIDEO5データベース・ユーザーが存在しない場合は作成し、VIDEO5テーブルにサンプル・データを移入すると、Discoverer Administratorの学習を開始できます。詳細は、「Discovererのサンプル・データEUL、データおよびワークブックのインストール時に実行される処理」を参照してください。

27.5 EULを作成する理由

次の作業を実行するには、EULを作成する必要があります(EULが存在しない場合)。

サンプル・データをEULにインストールすることで、そのEULへのアクセス権限を持つすべてのユーザーがサンプル・データを使用できるようになります。

27.6 Discovererのサンプル・データEUL、データおよびワークブックのインストール手順

Discovererのサンプル・データEUL、データおよびワークブックをインストールするには、次の手順に従います。

  1. プライベートEULを作成します(「サンプル・データ用のプライベートEULの作成方法」を参照)。

  2. 作成したプライベートEULにDiscovererサンプル・データをインストールします(「Discovererサンプル・データのインストール方法」を参照)。

  3. VIDEO5ユーザーに、サンプル・データEULへのアクセスに必要な権限があることを確認します(「VIDEO5データベース・ユーザーのサンプル・データEULに対するアクセス権限を付与する方法」を参照)。

27.7 サンプル・データ用のプライベートEULの作成方法

EULが存在しない場合は、EULを作成する必要があります。サンプル・データEULを作成するには、十分な権限を持つデータベース・ユーザーでDiscovererに接続し(詳細は、「サンプル・データのインストールに必要な権限」を参照)、新規データベース・ユーザーのEULを作成する必要があります。

サンプル・データEULを作成する手順は、次のとおりです。

  1. Windowsの「スタート」メニューから「プログラム」→「Oracle Business Intelligence Tools - <HOME_NAME>」→「Discoverer Administrator」を選択すると、「接続」ダイアログが表示されます。

    図27-3 「接続」ダイアログ

    図27-3の説明は前後にあります。
  2. 十分な権限を持つデータベース・ユーザー(DBAユーザーなど)のユーザー名を入力します。

    詳細は、「サンプル・データのインストールに必要な権限」を参照してください。

  3. パスワードを入力します。

    Oracleデータベースでは、パスワードの大文字と小文字が区別されます(Enterprise Editionリリース11.1以降の場合)。

  4. 「接続」フィールドで次のように指定します。

    • デフォルト・データベースにログインしている場合は、このフィールドを空白のままにします。

      Oracle Enterprise Editionデータベースでこの作業を行うには、tnsnames.oraファイルにエントリが必要です(詳細は、Discovererマネージャに問い合せてください)。

    • デフォルト・データベース以外のOracleデータベースにログインしている場合は、適切なTNS別名を指定します(詳細は、データベース管理者に問い合せてください)。

  5. 「接続」をクリックします。

    接続に使用したデータベース・ユーザーのEULが作成されているかどうかによって、Discoverer Administratorの動作が異なります。

    EULが存在しない場合は、「ここでEULを作成しますか。」というメッセージが表示されます。

  6. 「はい」をクリックすると、「EULマネージャ」ダイアログが表示されます。

    ヒント: 1つ以上のEULがすでに存在する場合は、ロード・ウィザードが表示されます。ロード・ウィザードで「取消」をクリックし、「ツール」→「EULマネージャ」を選択すると、「EULマネージャ」ダイアログが表示されます。

    図27-4 「EULマネージャ」ダイアログ

    図27-4の説明は前後にあります。
  7. 「新しいEULを作成」をクリックすると、「EUL作成ウィザード」ダイアログが表示されます。

    図27-5 「EUL作成ウィザード」ダイアログ

    図27-5の説明は前後にあります。

    このウィザードを使用して、EULおよび新規データベース・ユーザーを作成します。新規のEULおよびデータベース・ユーザーを作成してから、サンプル・データをVIDEO5ユーザーにインストールする必要があります。

  8. 「新規ユーザーを作成」オプションを選択します。

  9. 次のチェック・ボックスの選択を解除します。

    • 「PUBLICにEULアクセス権を付与」チェック・ボックス

    • 「新規EULはOracle Applicationsユーザー用のみ」チェック・ボックス

  10. 「ユーザー」フィールドに新規データベース・ユーザーの名前を入力します。

    新規データベース・ユーザーには任意の名前を使用できます。たとえば、「TUTEUL」と入力して特定のユーザーを識別できます。

  11. 「パスワード」フィールドと「パスワードの確認」フィールドの両方にパスワードを入力します。

    ヒント: 前の手順で入力したユーザー名を「パスワード」フィールドと「パスワードの確認」フィールドの両方で使用できます。

    Oracleデータベースでは、パスワードの大文字と小文字が区別されます(Enterprise Editionリリース11.1以降の場合)。

  12. EUL作成ウィザードに、次のようなオプションとチェック・ボックスの設定が表示されることを確認します。

    図27-6 「EUL作成ウィザード」ダイアログ

    図27-6の説明は前後にあります。
  13. 「次へ」をクリックすると、「EUL作成ウィザード: ステップ2」ダイアログが表示されます。

    図27-7 「EUL作成ウィザード:ステップ2」ダイアログ

    図27-7の説明は前後にあります。
  14. デフォルト表領域と一時表領域を選択します。

    たとえば、デフォルト表領域にUSRを選択し、一時表領域にTEMPを選択します。

    図27-8 「EUL作成ウィザード: ステップ2」ダイアログ

    図27-8の説明は前後にあります。
  15. 「終了」をクリックしてEULを作成します。

    進行状況バーが表示されます。

    Discoverer Administratorで新規EULが正常に作成されると、EULが正常に作成されたことを示すメッセージが表示されます。

  16. 「OK」をクリックします。

    最初にEULの作成が完了しました。ここで、サンプル・データをインストールする必要があります。

    図27-9 サンプル・データをインストールするかどうかを確認するダイアログ

    図27-9の説明は前後にあります。
  17. 「はい」をクリックすると、「サンプル・データのインストール」ダイアログが表示されます。

    図27-10 「サンプル・データのインストール」ダイアログ

    図27-10の説明は前後にあります。
  18. 次の項「Discovererサンプル・データのインストール方法」で説明する手順を完了します。

27.8 Discovererサンプル・データのインストール方法

サンプル・データ用のプライベートEULの作成後、そのプライベートEULにDiscovererサンプル・データをインストールできます(詳細は、「サンプル・データ用のプライベートEULの作成方法」を参照)。

Discovererサンプル・データのインストール方法は、サンプル・データをいつインストールするかによって異なります。

  1. チュートリアル用ビジネスエリアを格納するEULの所有者でDiscoverer Administratorに接続します(詳細は「Discoverer Administratorの起動方法」を参照)。

    注意: サンプル・データをインストールするための十分な権限のあるデータベース・ユーザーとして接続するようにしてください(詳細は、「サンプル・データのインストールに必要な権限」を参照)。

    ロード・ウィザードが表示されます。

    図27-11 「ロード・ウィザード」ダイアログ

    図27-11の説明は前後にあります。
  2. 「取消」をクリックしてロード・ウィザードを終了します。

  3. 「ツール」→「EULマネージャ」を選択すると、「EULマネージャ」ダイアログが表示されます。

    図27-12 「EULマネージャ」ダイアログ

    図27-12の説明は前後にあります。
  4. 「サンプル・データのインストール」をクリックすると、「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ1」ダイアログが表示されます。

    図27-13 「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ1」ダイアログ

    図27-13の説明は前後にあります。

    「EUL」フィールドに表示されるEULに、チュートリアル用ビジネスエリアがインポートされます。

  5. 「次へ」をクリックすると、「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ2」ダイアログが表示されます。

    図27-14「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ2」ダイアログ

    図27-14の説明は前後にあります。
  6. 「パスワード」フィールドと「パスワードの確認」フィールドの両方に、VIDEO5と入力します。

    注意: サンプル・データを削除または再インストールする場合は、パスワードVIDEO5を使用します。

    注意: このパスワードとは異なるパスワードを使用することもできます。

  7. 「次へ」をクリックすると、「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ3」ダイアログが表示されます。このダイアログで、VIDEO5データベース・ユーザーのデフォルト表領域と一時表領域を指定します。

    図27-15 「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ3」ダイアログ

    図27-15の説明は前後にあります。

    注意: VIDEO5を新規データベース・ユーザーとして作成していない場合、「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ3」ダイアログは表示されません。

  8. デフォルト表領域と一時表領域を選択します。

    たとえば、デフォルト表領域にUSRを選択し、一時表領域にTMPを選択します。

    図27-16 「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ3」ダイアログ

    図27-16の説明は前後にあります。
  9. 「終了」をクリックすると、「進行状況」ダイアログが表示されます。

    \demoディレクトリにあるdemodata.sqlファイルを使用して、VIDEO5データベース・ユーザー・テ−ブルにデフォルト・データが移入され、\demoディレクトリにあるvidstr.eexファイルを使用して、新規EULにVideo Storesチュートリアル用ビジネスエリアがインポートされます。

    プロセスが完了すると、サンプル・データが正常にインストールされたことを示すダイアログが表示されます。

  10. 「OK」をクリックします。

    次のダイアログが表示されます。

    図27-17 EUL所有者で接続するかどうかを確認するダイアログ

    図27-17の説明は前後にあります。
  11. 「いいえ」をクリックすると、「EULマネージャ」ダイアログが表示されます。

    図27-18 「EULマネージャ」ダイアログ

    図27-18の説明は前後にあります。
  12. 「閉じる」をクリックして「EULマネージャ」ダイアログを閉じます。

これで、次の作業が完了しました。

この時点で、Discoverer Administratorは、ユーザーがDiscovererのサンプル・データを使用して学習を開始できるように適切に構成されました。

27.9 VIDEO5データベース・ユーザーのサンプル・データEULに対するアクセス権限を付与する方法

プライベートEULの作成とDiscovererサンプル・データのインストールが完了した後は、VIDEO5データベース・ユーザーがサンプル・データEULにアクセスできるようにする必要があります。VIDEO5データベース・ユーザーとしてDiscovererに接続しているDiscovererエンド・ユーザーは、サンプル・データ、EULおよびワークブックにアクセスできるようになります。

VIDEO5データベース・ユーザーがサンプル・データEULにアクセスできるようにする手順は、次のとおりです。

  1. 「サンプル・データ用のプライベートEULの作成方法」で作成したプライベート・サンプル・データEUL (TUTEUL)の所有者でDiscoverer Administratorに接続します。

  2. 「ツール」→「セキュリティ」を選択すると、「セキュリティ」ダイアログが表示されます。

    次の警告ダイアログが表示されます。

    図27-19 警告ダイアログ

    図27-19の説明は前後にあります。
  3. 「はい」をクリックして、「セキュリティ」ダイアログの「ビジネスエリア -> ユーザー」タブを表示します。

    図27-20 「セキュリティ」ダイアログの「ビジネスエリア -> ユーザー」タブ

    図27-20の説明は前後にあります。

    「選択済ユーザー/ロール」リストにVIDEO5データベース・ユーザーが表示されていることを確認してください。

  4. 「選択済ユーザー/ロール」リストにVIDEO5データベース・ユーザーが表示されていない場合は、VIDEO5ユーザーを「選択可能なユーザー/ロール」リストから「選択済ユーザー/ロール」リストに移動します。

  5. 「OK」をクリックして詳細を保存し、「セキュリティ」ダイアログを閉じます。

  6. 「ツール」→「権限」を選択すると、「権限」ダイアログの「権限」タブが表示されます。

    図27-21 「権限」ダイアログの「権限」タブ

    図27-21の説明は前後にあります。
  7. 「選択」をクリックすると、「ユーザー/ロールの選択」ダイアログが表示されます。このダイアログで、作業権限を変更するユーザーまたはロールを検索して選択できます。

    図27-22 「ユーザー/ロールの選択」ダイアログ

    図27-22の説明は前後にあります。
  8. 「実行」をクリックします。

    「結果」リストに検索結果が表示されます。

  9. 「結果」リストからVIDEO5ユーザーを選択します。

  10. 「OK」をクリックすると、VIDEO5ユーザーについて、「権限」ダイアログの「権限」タブが表示されます。

    VIDEO5ユーザーには「DesktopとPlus権限」はありますが、「管理権限」はありません。

  11. 「管理権限」チェック・ボックスの選択を解除し、「DesktopとPlus権限」チェック・ボックスを選択します。

  12. 「DesktopとPlus権限」リストの「ワークブックのスケジュール設定」チェック・ボックスの選択を解除します。

    図27-23 「権限」ダイアログの「権限」タブ

    図27-23の説明は前後にあります。
  13. 「OK」をクリックして詳細を保存し、「権限」ダイアログを閉じます。

    これで、サンプル・データEUL、データおよびワークブックへのアクセスに必要な権限がVIDEO5データベース・ユーザーに付与されました。

27.10 チュートリアル用ビジネスエリアを別のEnd User Layerにインストールする方法

チュートリアル用ビジネスエリアを1つのEULにインストールした後、他のEULにもインストールできます(詳細は、「Discovererサンプル・データのインストール方法」を参照)。

ユーザーがチュートリアル用ビジネスエリアにアクセスできるようにする一方、サンプル・データを最初にインストールしたEULにはアクセスできないようにする場合は、1つ以上の代替EULにサンプル・データをインストールできます。これにより、各EUL所有者が各自のチュートリアル用ビジネスエリアを所有できます。異なるEULにサンプル・データをインストールするたびに、別のチュートリアル用ビジネスエリアがそのEULに作成されます。すべてのチュートリアル用ビジネスエリアがデータベース内の同じテーブル・セットのデータにアクセスします。データベース(つまり、VIDEO5データベース・ユーザーの表領域)に作成される各テーブルのバージョンは1つのみです。

チュートリアル用ビジネスエリアを別のEULにインストールする手順は、次のとおりです。

  1. サンプル・データをインストールするEULを所有するデータベース・ユーザーでDiscoverer Administratorに接続します(詳細は、「Discoverer Administratorの起動方法」を参照)。

    注意: サンプル・データをインストールするための十分な権限のあるデータベース・ユーザーとして接続するようにしてください(詳細は、「サンプル・データのインストールに必要な権限」を参照)。

    ロード・ウィザードが表示されます。

    図27-24 「ロード・ウィザード」ダイアログ

    図27-24の説明は前後にあります。
  2. 「取消」をクリックしてロード・ウィザードを終了します。

  3. 「ツール」→「EULマネージャ」を選択すると、「EULマネージャ」ダイアログが表示されます。

    図27-25 「EULマネージャ」ダイアログ

    図27-25の説明は前後にあります。
  4. 「サンプル・データのインストール」をクリックすると、「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ1」ダイアログが表示されます。

    図27-26 「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ1」ダイアログ

    図27-26の説明は前後にあります。

    「EUL」フィールドに表示されるEULに、チュートリアル用ビジネスエリアがインポートされます。

  5. 「次へ」をクリックすると、「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ2」ダイアログが表示されます。

    図27-27「サンプル・データ・インストール・ウィザード: ステップ2」ダイアログ

    図27-27の説明は前後にあります。
  6. 「パスワード」フィールドに、VIDEO5と入力します。

    注意: VIDEO5データベース・ユーザーに対して指定した任意のパスワードを入力できます。

  7. 「終了」をクリックします。

    「進行状況」ダイアログが表示されます。

    \demoディレクトリにあるvidstr.eexファイルを使用して、Video Storesチュートリアル用ビジネスエリアがEULにインポートされます。

    プロセスが完了すると、サンプル・データが正常にインストールされたことを示すダイアログが表示されます。

  8. 「OK」をクリックします。

    「EULマネージャ」ダイアログが表示されます。

    図27-28 「EULマネージャ」ダイアログ

    図27-28の説明は前後にあります。
  9. 「閉じる」をクリックして「EULマネージャ」ダイアログを閉じます。

現行のEULにチュートリアル用ビジネスエリアのコピーが1つ作成されます。EULにチュートリアル用ビジネスエリアのコピーを複数作成するには、前述の手順を繰り返します。

注意: チュートリアル用ビジネスエリアのすべてのコピーがデータベース内の同じテーブル・セットのデータにアクセスします。

27.11 チュートリアル用ビジネスエリア、テーブルおよびデータを削除する方法

サンプル・データを削除すると、次の内容が削除されます。

次の点に注意してください。

サンプル・データを削除する手順は、次のとおりです。

  1. チュートリアル用ビジネスエリアを削除するEULを所有するデータベース・ユーザーでDiscoverer Administratorに接続します。

    ロード・ウィザードが表示されます。

    図27-29 「ロード・ウィザード」ダイアログ

    図27-29の説明は前後にあります。
  2. 「取消」をクリックしてロード・ウィザードを終了します。

  3. 「ツール」→「EULマネージャ」を選択すると、「EULマネージャ」ダイアログが表示されます。

    図27-30 「EULマネージャ」ダイアログ

    図27-30の説明は前後にあります。
  4. 「サンプル・データを削除」をクリックすると、「サンプル・データ削除ウィザード: ステップ1」ダイアログが表示されます。

    図27-31 「サンプル・データ削除ウィザード: ステップ1」ダイアログ

    図27-31の説明は前後にあります。

    「EUL」フィールドに名前が指定されたEULからチュートリアル用ビジネスエリアが削除されます。

    EUL名が正しくない場合は、「取消」をクリックし、チュートリアル用ビジネスエリアを削除するEULの所有者でDiscoverer Administratorに接続しなおします。

  5. 「次へ」をクリックすると、「サンプル・データ削除ウィザード: ステップ2」ダイアログが表示されます。

    図27-32「サンプル・データ削除ウィザード: ステップ2」ダイアログ

    図27-32の説明は前後にあります。
  6. VIDEO5データベース・ユーザーの「パスワード」フィールドに、VIDEO5と入力します。

    あるいは、最初にサンプル・データをインストールしたとき(VIDEO5データベース・ユーザーを作成したとき)に指定した任意のパスワードを入力できます。

  7. 「終了」をクリックします。

    サンプル・データの削除によってデータベースからサンプル・データとテーブルが削除され、現行EULからチュートリアル用ビジネスエリアが削除されることを示す警告が表示されます。

  8. 「はい」をクリックすると、チュートリアル用ビジネスエリアとデータベース・テーブルが削除されます。

27.12 サンプル・データの再インストール方法

以前に削除したサンプル・データを再インストールする場合は、「チュートリアル用ビジネスエリアを別のEnd User Layerにインストールする方法」の手順に従ってください。