Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Discoverer Plusユーザーズ・ガイド 11gリリース1 (11.1.1) E51907-01 |
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分析関数
行のグループに基づいて集計値を計算します。行のグループはウィンドウと呼ばれ、分析句により定義されます。集計関数とは異なり、各行に対して1つの値が返されます。たとえば、ランク付け関数を作成する場合、各行にランク値を作成します。
Oracleの分析関数の詳細は、『Oracle Database SQLリファレンス』または『Oracle Databaseデータ・ウェアハウス・ガイド』を参照してください。
条件
ワークシート上に表示するデータの選択を可能にするワークシート・アイテム。条件を使用して不要なデータを排除すると、分析するデータのみに集中できます。たとえば、1月のデータのみを表示するように条件を使用できます。
ページ・アイテム
ワークシートの上部の「ページ・アイテム」領域にあるフィルタ処理アイテム。ページ・アイテムを使用すると、一度に1領域の情報を調べることができます。たとえば、「Month」アイテムが「ページ・アイテム」領域にある場合は、「ページ・アイテム」ドロップダウン・リストから「Jan」を選択して1月のレポートを生成し、「Feb」を選択して2月のレポートを生成できます。
パラメータ
ワークシートの分析に使用する動的な入力値をDiscovererエンド・ユーザーが指定できるようにするワークブック・アイテム。入力値は通常、次の目的に使用します。
ワークシートのフィルタ処理に使用する条件に入力値を提供します。たとえば、ワークブックまたはワークシートを開いたりリフレッシュするときに、このパラメータを使用して、「どの月を分析しますか」と最初にワークシート・ユーザーに質問します。たとえば、ワークシート・ユーザーは1月のみの月間データを表示するように選択できます。
計算への入力を提供します。たとえば、ワークシート・ユーザーが入力要求に対して値「3」を入力すると、その値が使用され、バンディング関数を含む事前定義の計算によって、データが3つのバンドに分割されます。
クエリー
分析対象のデータを取得するためにDiscovererがデータベースに対して行う質問。
ワークシートを開くたびに、または新規ワークシートを作成するたびに、Discovererはクエリーを会社のデータベースに送信します。たとえば、「先月の製品Aの売上はどうだったか」という質問などがあります。
注意: クエリーは、データベースが理解可能なStructured Query Language (SQL)で作成されます。データベースと通信するために、ユーザーがSQLを理解する必要はありません。かわりにDiscovererがSQLのクエリーを作成します。
ワークブック
ワークブックとは、Discovererファイルのことです。このワークブックには、データベースから取り出したデータを表示するワークシートが含まれています。
表計算アプリケーション(Microsoft Excelなど)を使い慣れている場合は、ワークブックを表計算ファイルと考えてください。