この付録では、OPSSのシステム・プロパティ(サーバー起動時にスイッチ-D
を使用して設定)および構成プロパティ(構成ファイルjps-config.xml
で要素<property>
および<extendedProperty>
を使用して設定)について次の各項で説明します。
サーバー・プロパティをプログラムによって管理するには、OPSS MBeansを使用します。詳細と例は、第E.2.3項「OPSS Mbeansを使用したプログラミング」を参照してください。
導入または変更したシステム・プロパティは、サーバーを再起動するまで有効になりません。システム・プロパティを設定するには、管理者はsetDomainEnv.sh
シェル・スクリプトを編集し、そのスクリプト内の環境変数EXTRA_JAVA_PROPERTIES
にプロパティを追加する必要があります。
表F-1は、OPSSで使用可能なJavaシステム・プロパティを示しています。
表F-1 OPSSで使用されるJavaシステム・プロパティ
名前 | 説明 |
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JpsAuth.checkPermissionメソッドがSubject.doAsブロック内で呼び出されたときにパーミッション・チェックが失敗すると、その失敗について通知します。 setting jps.auth.debugまたはjps.auth.debug.verboseだけでは、この場合に失敗の通知を受け取ることはできません。 オプション |
Javaセキュリティ・ポリシー・ファイルの場所を指定します。 |
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実行時およびデバッグのオーバーヘッドを軽減するJDK APIのAccessController.checkPermissionのコールの委任を有効または無効にします。 オプション 有効な値: デフォルト値なし |
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サーバーのロギング出力を制御します。デフォルト値はFALSEです。詳細は、第L.1.2.1項「jps.auth.debug」を参照してください。java.security.debugの説明も参照してください。 オプション |
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サーバーのロギング出力を制御します。デフォルト値はFALSEです。詳細は、第L.1.2.2項「jps.auth.debug.verbose」を参照してください。java.security.debugの説明も参照してください。 オプション |
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サブジェクトの保護ドメインのキャッシュを有効または無効にします。 オプション 有効な値: デフォルト値: |
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パーミッション・チェックのトリガー時にサブジェクトの保護ドメインの評価を有効または無効にします。 オプション 有効な値: デフォルト値: |
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WebLogic Serverにデプロイされているアプリケーションのポリシーおよび資格証明の移行を有効または無効にします。WebLogic Serverに対してのみ有効です。 アプリケーション・ファイルのweblogic-application.xmlにある特定のアプリケーション設定に関係なく、サーバーにデプロイされているすべてのアプリケーションについてアプリケーションのポリシーおよび資格証明の移行を無効にするにはTRUEに設定します。 オプション 有効な値: デフォルト値: |
混合モードを有効または無効にします。 混合モードを使用すると、Sun java.security.PolicyからOPSS Java PolicyProviderへの移行が容易になります。混合モードが有効になっている場合、OPSS Java Policy Providerでは、java.policyとsystem-jazn-data.xmlの両方のファイルから読取りが実行されます。 オプション 有効な値: デフォルト値: |
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ドメイン構成ファイル 必須 デフォルト値なし |
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コード・ソースURLのディレクトリへのパスを指定します。 オプション デフォルト値なし 例については、<url>を参照してください。 |
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コード・ソースURLの拡張を指定します。 オプション デフォルト値なし 例については、<url>を参照してください。 |
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指定した部分文字列を含むアプリケーション・ロール名をログに記録します。一致対象の部分文字列を指定しないと、すべてのアプリケーション・ロール名が記録されます。 オプション デフォルト値なし 使用例と詳細は、第L.1.2.3項「認可プロセスのデバッグ」を参照してください。 |
oracle.security.jps.log.for.permeffect |
指定した値に従って、付与された権限または拒否された権限をログに記録します。値を指定しないと、(付与または拒否にかかわらず)すべての権限が記録されます。 オプション デフォルト値なし 使用例と詳細は、第L.1.2.3項「認可プロセスのデバッグ」を参照してください。 |
oracle.security.jps.log.for.permclassname |
指定した名前に完全一致するパーミッション・クラス名をログに記録します。一致対象の名前を指定しないと、すべてのパーミッション・クラス名が記録されます。 オプション デフォルト値なし 使用例と詳細は、第L.1.2.3項「認可プロセスのデバッグ」を参照してください。 |
oracle.security.jps.log.for.permtarget.substring |
指定した部分文字列を含むパーミッション・ターゲット名をログに記録します。一致対象の部分文字列を指定しないと、すべてのパーミッション・ターゲットが記録されます。 オプション デフォルト値なし 使用例と詳細は、第L.1.2.3項「認可プロセスのデバッグ」を参照してください。 |
oracle.security.jps.log.for.enterprise.principalname |
指定した名前に完全一致するプリンシパル(エンタープライズ・ユーザーまたはエンタープライズ・ロール)名をログに記録します。一致対象の名前を指定しないと、すべてのプリンシパル名が記録されます。 オプション デフォルト値なし 使用例と詳細は、第L.1.2.3項「認可プロセスのデバッグ」を参照してください。 |
この項では、様々なインスタンスのプロパティについて説明します。この項の内容は次のとおりです。
次の各項では、ポリシー・ストアのプロパティについて説明します。
LDAPベースまたはDBベースのインスタンスで使用できるポリシー・ストア・プロバイダ・クラスは次のとおりです。
oracle.seurity.jps.internal.policystore.ldap.LdapPolicyStoreProvider
表F-2は、ポリシー・ストア・インスタンスのプロパティを示しています。このプロパティのリストは、使用可能なアプリケーションの種類に基づく3つのブロックで構成されています。
表F-2 ポリシー・ストアのプロパティ
名前 | 説明 |
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次の各プロパティは、J2EEとJ2SEの両方のアプリケーションで有効です。 |
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LDAPポリシー・ストアにアクセスするためのパスワード資格証明のキーで、CSFストアに格納されています。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 必須 デフォルト値なし 出荷時の値は |
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LDAPポリシー・ストアにアクセスするためのパスワード資格証明のマップで、CSFストアに格納されています。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 必須 デフォルト値: |
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LDAPポリシー・ストア内のドメイン・ノードのRDN形式。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 必須 デフォルト値なし |
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LDAPポリシー・ストア内のルート・ノードのRDN形式。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 必須 デフォルト値なし |
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LDAPポリシー・ストアのURLです。形式は、 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアにのみ適用されます。 必須 デフォルト値なし |
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LDAPポリシー・ストアのタイプ。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 必須 デフォルト値なし 値の例: |
次のいずれかのチェックに合格しなかった場合に、例外のスローを制御します。
J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値: 有効な値: |
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次のプロパティは、J2EEアプリケーションでのみ有効です。 |
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JDBCデータ・ソース・インスタンスのJNDI名。 J2EEアプリケーションでのみ有効です。 DBストアにのみ適用されます。 必須 デフォルト値なし |
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再試行回数。 J2EEアプリケーションでのみ有効です。 DBストアにのみ適用されます。 オプション デフォルト値: 3 |
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次に再試行するまでの秒数。 J2EEアプリケーションでのみ有効です。 DBストアにのみ適用されます。 オプション デフォルト値: 15 |
次のプロパティは、J2SEアプリケーションでのみ有効です。 |
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bootstrapで指定されたユーザー名のかわりに使用する、クリアテキストによるプリンシパル名。使用はお薦めしません。 J2SEアプリケーションでのみ有効です。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値なし |
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bootstrapで指定されたパスワードのかわりに使用する、クリアテキストによるセキュリティ・プリンシパルのパスワード。使用はお薦めしません。 J2SEアプリケーションでのみ有効です。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値なし |
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JDBCドライバ。 J2SEアプリケーションでのみ有効です。 DBストアにのみ適用されます。 必須 デフォルト値なし 値の例: |
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JBDCのURL。 J2SEアプリケーションでのみ有効です。 DBストアにのみ適用されます。 必須 デフォルト値なし 値の例: |
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JDBC読取り接続プールで使用できる最小接続数。 J2SEアプリケーションでのみ有効です。 DBストアにのみ適用されます。 オプション デフォルト値: 5 |
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JDBC読取り接続プールで使用できる最大接続数。 J2SEアプリケーションでのみ有効です。 DBストアにのみ適用されます。 オプション デフォルト値: 20 |
例1
次のコードは、JavaEEアプリケーションで使用するLDAPベースのポリシー・ストア・インスタンスの構成を示しています。
<serviceInstance provider="ldap.policystore.provider" name="policystore.ldap"> <property value="OID" name="policystore.type"/> <property value="bootstrap" name="bootstrap.security.principal.key"/> <property value="cn=wls-jrfServer" name="oracle.security.jps.farm.name"/> <property value="cn=jpsTestNode" name="oracle.security.jps.ldap.root.name"/> <property value="ldap://stadk06.us.oracle.com:3060" name="ldap.url"/> <property value="STATIC" name="oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.type"/> <property value="FIFO" name="oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.strategy"/> <property value="1000" name="oracle.security.jps.policystore.rolemember.cache.size"/> <property value="true" name="oracle.security.jps.policystore.policy.lazy.load.enable"/> <property value="PERMISSION_FIFO" name="oracle.security.jps.policystore.policy.cache.strategy"/> <property value="1000" name="oracle.security.jps.policystore.policy.cache.size"/> <property value="true" name="oracle.security.jps.policystore.refresh.enable"/> <property value="43200000" name="oracle.security.jps.policystore.refresh.purge.timeout"/> <property value="600000" name="oracle.security.jps.ldap.policystore.refresh.interval"/> </serviceInstance>
例2
次のコードは、JavaSEアプリケーションで使用するLDAPベースのポリシー・ストア・インスタンスの構成を示しています。
<serviceInstance name="policystore.oid" provider="policy.oid"> <property value="OID" name="policystore.type"/> <property value="bootstrap" name="bootstrap.security.principal.key"/> <property name="ldap.url" value="ldap://sttt:3060"/> <property name="oracle.security.jps.ldap.root.name" value="cn=jpsNode"/> <property name="oracle.security.jps.farm.name" value="cn=domain1"/> </serviceInstance>
JavaSEアプリケーションの構成の追加サンプルは、第24.1.2項「LDAPベースのポリシー・ストアと資格証明ストアの構成」を参照してください。
例3
次の例は、JavaEEアプリケーションで使用するDBベースのストア(ランタイム・サービス・プロバイダのインスタンスを含む)の構成を示しています。
<jpsConfig> ... <propertySets> <!-- property set props.db.1 common to all DB services --> <propertySet name="props.db.1"> <property name="datasource.jndi.name" value="opssds"/> <property value="cn=farm" name="oracle.security.jps.farm.name"/> <property value="cn=jpsroot" name="oracle.security.jps.ldap.root.name"/> <property value="dsrc_lookup_key" name="bootstrap.security.principal.key"/> <property value="credential_map" name="bootstrap.security.principal.map"/> </propertySet> </propertySets> <serviceProviders> <serviceProvider class="oracle.security.jps.internal.policystore.ldap.LdapPolicyStoreProvider" type="POLICY_STORE" name="rdbms.policystore.provider" > <description>RDBMS based PolicyStore provider</description> </serviceProvider> <serviceProvider type="KEY_STORE" name="keystore.provider" class="oracle.security.jps.internal.keystore.KeyStoreProvider"> <description>PKI Based Keystore Provider</description> <property name="provider.property.name" value="owsm"/> </serviceProvider> <serviceProvider name="pdp.service.provider" type="PDP" class="oracle.security.jps.az.internal.runtime.provider.PDPServiceProvider"> <description>OPSS Runtime Service provider</description> </serviceProvider> </serviceProviders> <serviceInstances> <serviceInstance name="policystore.rdbms" provider="rdbms.policystore.provider"> <property value="DB_ORACLE" name="policystore.type"/> <propertySetRef ref = "props.db.1"/> <property name="session_expiration_sec" value="60"/> <property name="failover.retry.times" value="5"/> </serviceInstance> <serviceInstance name="credstore.rdbms" provider="rdbms.credstore.provider"> <propertySetRef ref = "props.db.1"/> </serviceInstance> <serviceInstance name="keystore.rdbms" provider="rdbms.keystore.provider"> <propertySetRef ref = "props.db.1"/> <property name="keystore.provider.type" value="db"/> </serviceInstance> <serviceInstance name="pdp.service" provider="pdp.service.provider"> <property name="sm_configuration_name" value="permissionSm"/> <property name="work_folder" value="../../tempdir/permissionSm-work"/> <property name="authorization_cache_enabled" value="true"/> <property name="role_cache_enabled" value="true"/> <property name="session_eviction_capacity" value="500"/> <property name="session_eviction_percentage" value="10"/> <property name="session_expiration_sec" value="60"/> <property name="failover.retry.times" value="5"/> <property name="failover.retry.interval" value="20"/> <property name="oracle.security.jps.policystore.purge.timeout", value="30000"/> <propertySetRef ref = "props.db.1"/> </serviceInstance> </serviceInstances> <jpsContexts default="default"> <jpsContext name="default"> <serviceInstanceRef ref="pdp.service"/> <serviceInstanceRef ref="policystore.rdbms"/> <serviceInstanceRef ref="credstore.rdbms"/> <serviceInstanceRef ref="keystore.rdbms"/> </jpsContext> </jpsContexts> ... </jpsConfig>
例4
次のコードは、JavaSEアプリケーションで使用するDBベースのポリシー・ストア・インスタンスの構成を示しています。
<serviceInstance name="policystore.rdbms" provider="policy.rdbms"> <property name="policystore.type" value="DB_ORACLE"/> <property name="jdbc.url" value="jdbc:oracle:thin:@sc.us.oracle.com:1722:orcl"/> <property name="jdbc.driver" value="oracle.jdbc.driver.OracleDriver"/> <property name="bootstrap.security.principal.key" value="bootstrap_DWgpEJgXwhDIoLYVZ2OWd4R8wOA=" /> <property name="oracle.security.jps.ldap.root.name" value="cn=jpsTestNode"/> <property name="oracle.security.jps.farm.name" value="cn=view_steph.atz"/> </serviceInstance>
JavaSEアプリケーションの構成の追加サンプルは、第24.1.3項「DBベースのOPSSセキュリティ・ストアの構成」を参照してください。
LDAPベースまたはDBベースのインタンスで使用できる実行時ポリシー・ストア・プロバイダ・クラスは、次のとおりです。
oracle.seurity.jps.az.internal.runtime.provider.PDPServiceProvider
表F-3は、ポリシー・ストア・インスタンスの実行時のプロパティを示しています。
表F-3 実行時のポリシー・ストアのプロパティ
名前 | 説明 |
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ロール・メンバーのキャッシュ・タイプ。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション 有効な値:
デフォルト値: |
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ロール・メンバーのキャッシュで使用する方針のタイプ。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション 有効な値:
デフォルト値: |
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メンバー・キャッシュに維持するロール数。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値: 1000。 |
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ポリシーの遅延ロードを有効または無効にします。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション 有効な値: デフォルト値: |
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パーミッションのキャッシュで使用する方針のタイプ。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション 有効な値:
デフォルト値: |
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パーミッション・キャッシュに維持するパーミッション数。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値: 1000。 |
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ポリシー・ストアのリフレッシュを有効または無効にします。このプロパティを設定した場合、 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション 有効な値: デフォルト値: |
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キャッシュのリフレッシュを有効または無効にします。このプロパティを設定した場合、 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション 有効な値: デフォルト値: |
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ポリシー・ストア・キャッシュを消去するまでの時間(ミリ秒)。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値は43200000(12時間)です。 |
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ポリシー・ストアで変更がポーリングされる間隔(ミリ秒単位)。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値: 600000 (10分)。 |
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パーミッションのキャッシュが無効になるまでのユーザーのパーミッションの数。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値: 50。 |
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ApplicationRoleメンバーシップ・キャッシュの作成方法を制御します。TRUEに設定した場合、キャッシュはサーバーの起動時に作成され、Falseの場合は、必要に応じて作成されます(遅延ロード)。 ユーザーおよびグループの数がアプリケーション・ロールの数を大きく上回っている場合はTRUEに設定します。それ以外の場合、つまりアプリケーション・ロールの数が非常に多い場合はFALSEに設定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション 有効な値: デフォルト値: |
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一時的な保存に使用するフォルダ。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 XMLストア、LDAPストアおよびDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値: システムの一時フォルダ。 |
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認可キャッシュを有効にするかどうかを指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 XMLストア、LDAPストアおよびDBストアに適用されます。 オプション 有効な値: デフォルト値: |
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削除容量に達したときに削除するセッションの比率。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 XMLストア、LDAPストアおよびDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値: 10 |
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維持する認可とロールのマッピング・セッションの最大数。最大数に達すると、古いセッションが削除され、必要になったときに再確立されます。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 XMLストア、LDAPストアおよびDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値: 500 |
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セッション・データをキャッシュする秒数。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 XMLストア、LDAPストアおよびDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値: 60 |
次のいずれかのチェックに合格しなかった場合に、例外のスローを制御します。
J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 オプション デフォルト値: 有効な値: |
表F-4は、資格証明ストア・インスタンスのプロパティを示しています。このプロパティのリストは、使用可能なアプリケーションの種類に基づく2つのブロックで構成されています。
表F-4 資格証明ストアのプロパティ
名前 | 説明 |
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次のプロパティは、J2EEアプリケーションでのみ有効です。 |
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LDAP資格証明ストアにアクセスするためのパスワード資格証明のキーで、CSFストアに格納されています。 J2EEアプリケーションでのみ有効です。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 必須 デフォルト値なし 出荷時の値は |
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LDAP資格証明ストアにアクセスするためのパスワード資格証明のマップで、CSFストアに格納されています。 J2EEアプリケーションでのみ有効です。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 必須 デフォルト値: |
次の各プロパティは、J2EEとJ2SEの両方のアプリケーションで有効です。 |
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LDAP資格証明ストア内のドメイン・ノードのRDN形式。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 必須 デフォルト値なし |
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LDAPポリシー・ストア内のルート・ノードのRDN形式。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアとDBストアに適用されます。 必須 デフォルト値なし |
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LDAP資格証明ストアのURLを J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 LDAPストアにのみ適用されます。 必須 デフォルト値なし |
次のコードは、J2EEアプリケーションの資格証明ストアの構成を示しています。
<serviceInstance provider="ldap.credentialstore.provider" name="credstore.ldap"> <property value="bootstrap" name="bootstrap.security.principal.key"/> <property value="cn=wls-jrfServer" name="oracle.security.jps.farm.name"/> <property value="cn=jpsTestNode" name="oracle.security.jps.ldap.root.name"/> <property value="ldap://stttt.us.oracle.com:3060" name="ldap.url"/> </serviceInstance>
表F-5は、LDAPベースのアイデンティティ・ストア・インスタンスのプロパティを示しています。拡張プロパティはその旨明示しています。それぞれのプロパティに対応する、ユーザーおよびロールAPIのプロパティも示しています。
表F-5 LDAPベースのアイデンティティ・ストアのプロパティ
次のコード例は、J2SEアプリケーションに使用するLDAPベースのアイデンティティ・ストアの構成を示しています。
<serviceInstance name="idstore.ldap" provider="idstore.ldap.provider"> <property name="idstore.type" value="OID"/> <property name="security.principal.alias" value="MAP_NAME"/> <property name="security.principal.key" value="KEY_NAME"/> <property name="ldap.url" value="ldap://stadk06:3060"/> <extendedProperty> <name>user.search.bases</name> <values> <value>cn=users,dc=us,dc=oracle,dc=com</value> </values> </extendedProperty> <extendedProperty> <name>group.search.bases</name> <values> <value>cn=groups,dc=us,dc=oracle,dc=com</value> </values> </extendedProperty> </serviceInstance>
表F-6は、あらゆるサービス・インスタンスで指定できる、LDAPベースのストアの汎用的なプロパティを示しています。
LDAPベースのアイデンティティ・ストアのサービス・インスタンスの場合は、ユーザーおよびロールAPIでJNDI接続ファクトリを使用するときに接続プールのプロパティが必ず選択されるように、アイデンティティ・ストアのサービス・インスタンスで次のプロパティを指定する必要があります。
<property name="INITIAL_CONTEXT_FACTORY" value="com.sun.jndi.ldap.LdapCtxFactory"/>
表F-6 LDAPの汎用的なプロパティ
名前 | 説明 |
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JNDI接続プールが使用するLDAP接続のタイプを指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション 値: デフォルト値: |
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LDAP接続プールの最大接続数を指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション 値の例: 30 |
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LDAP接続プールの最小接続数を指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション 値の例: 5 |
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LDAP接続に使用するプロトコルを指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション 値: デフォルト値: |
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使用する接続プールを指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション 値: デフォルト値: |
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アイドル接続がプールにとどまっていられるミリ秒数を指定します。タイムアウト後に接続が閉じられ、プールから削除されます。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション デフォルト値: 300000 (5分) |
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LDAP接続に問題がある場合の、最大再試行回数を指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション 値の例: 5 |
次のコードは、いくつかのプロパティの構成を示しています。
<jpsConfig ... > ... <!-- common properties used by all LDAPs --> <property name="oracle.security.jps.farm.name" value="cn=OracleFarmContainer"/> <property name="oracle.security.jps.ldap.root.name" value="cn=OracleJpsContainer"/> <property name="oracle.security.jps.ldap.max.retry" value="5"/> ... </jpsConfig>
表F-7は、ファイルベース、LDAPベースまたはDBベースの匿名ユーザー、匿名ロールおよび認証ロールの構成に使用できるプロパティを示しています。
表F-7 匿名ロールと認証ロールのプロパティ
名前 | 説明 |
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匿名ロールの説明を指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション デフォルト値なし |
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匿名ロールのプリンシパル名を指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション デフォルト値: |
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匿名ロールの名前を指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション デフォルト値: |
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匿名ユーザーのプリンシパル名を指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション デフォルト値: |
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認証ロールの説明を指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション デフォルト値なし |
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認証ユーザー・ロールのプリンシパル名を指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション デフォルト値: |
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認証ロールの名前を指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション デフォルト値: |
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ユーザーの認証後にサブジェクトから匿名ロールを削除する必要があるかどうかを指定します。 J2EEおよびJ2SEのアプリケーションで有効。 オプション 有効な値: デフォルト値: |