Oracle® Fusion Middleware Oracle Service Busインストレーション・ガイド 11g リリース1(11.1.1) B61431-02 |
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この付録では、Oracle Service Busのインストール時に発生する可能性のある一般的な問題の解決策について説明します。内容は次のとおりです。
インストール中にエラーが発生した場合は、次のように対処します。
最新の更新については、『Oracle Fusion Middlewareリリース・ノート for Linux x86』または『Oracle Fusion Middlewareリリース・ノート for Microsoft Windows (32-Bit)』(プラットフォームに依存)を参照してください。最新版のリリース・ノートは、Oracle Technology NetworkのOracle Fusion Middleware 11g リリース1(11.1.1)の「ドキュメント」ページから入手可能です。
http://www.oracle.com/technetwork/middleware/docs/middleware-093940.html
目的のリリースに対応するドキュメント・ライブラリの「ライブラリの表示」リンクをクリックします。ライブラリにリリース・ノートが表示されます。
システムの構成が動作保証されているものであることを確認します。Oracle Fusion Middlewareでサポートされているシステム構成のページで、 Oracle Fusion Middleware 11gR1でのシステム要件とサポートされているプラットフォームのドキュメントを参照してください。
http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.html
ご使用のシステムがシステム最小要件を満たしていることを確認します。システム要件と仕様に関するドキュメントを参照してください。
http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_requirements.htm
いずれかのインストール画面に間違った情報を入力した場合、「戻る」をクリックしてその画面に戻ります。
インストーラでファイルのコピーまたはリンクを実行しているときにエラーが発生した場合、次のように対処します。
エラーを記録し、インストール・ログ・ファイルを確認します。
失敗したインストールを削除します。
エラーの原因となった問題を修正します。
インストールをやり直します。
この項では、Oracle Service BusインストーラとOracle Fusion Middleware構成ウィザードの実行中に作成されるログ・ファイルについて説明します。ログ・ファイルには、インストールまたは構成において発生する問題のトラブルシューティングに役立つ情報が含まれます。
インストーラは、ログ・ファイルをOracle_Inventory_Location
/log
(UNIXオペレーティング・システム)またはOracle_Inventory_Location
\logs
(Windowsオペレーティング・システム)ディレクトリに書き込みます。UNIXシステムでOracle Inventoryディレクトリの場所がわからない場合は、OSB_ORACLE_HOME
/oraInst.loc
ファイルで確認できます。Windowsシステムでのインベントリ・ディレクトリのデフォルトの場所はC:\Program Files\Oracle\Inventory\logs
です。
次のインストール・ログ・ファイルがログ・ディレクトリに書き込まれます。
install
date-time-stamp
.log
これは、メインのログ・ファイルです。
install
date-time-stamp
.out
このログ・ファイルには、インストール時の出力ストリームとエラー・ストリームが含まれます。
installActions
date-time-stamp
.log
このファイルはインストーラGUIで内部情報を追跡するために使用されます。
installProfile
date-time-stamp
.log
このログ・ファイルには、全体的な統計(インストールにかかった時間や、構成、メモリーおよびCPUの詳細など)が含まれます。
oraInstall
date-time-stamp
.log
このログ・ファイルには、コピー・セッションの出力ストリームが含まれます。
-printtime
パラメータを指定してインストーラを起動すると、timeTaken
date-time-stamp
.log
およびtime
date-time-stamp
.log
ファイルが同じディレクトリに作成されます。
timeTaken
date-time-stamp
.log
このファイルには、画面間の移動にかかった時間の情報が含まれます(GUIインストールの場合のみ)。
time
date-time-stamp
.log
このファイルには、コピー・セッションに関する時間情報が含まれます。
-printmemory
パラメータを指定してインストーラを起動すると、memory
date-time-stamp
.log
ファイルが作成されます。このファイルには、コピー・セッションにおけるメモリー使用率の情報が含まれます。
構成セッションのログ・ファイルを作成するには、次に示すように-log
オプションを指定して構成ウィザードを起動します。
UNIXオペレーティング・システム:
% ./config.sh -log=log_filename
Windowsオペレーティング・システム:
G:\ config.cmd -log=log_filename
log_filename
に絶対パスを指定すると、その場所にログ・ファイルが作成されます。パスではなくファイル名のみを指定すると、ログ・ファイルはOSB_ORACLE_HOME
/common/bin
(UNIXオペレーティング・システム)またはOSB_ORACLE_HOME
\common\bin
(Windowsオペレーティング・システム)ディレクトリに作成されます。
この付録の情報で問題が解決できない場合は、http://support.oracle.com
にあるMy Oracle Support(旧MetaLink)で詳細情報を検索してください。
問題の解決策が見つからない場合は、サービス・リクエストをオープンしてください。