12 JMXの管理
この項では、Oracle CEP Visualizerを使用して実行可能な通常のJMXタスクを説明します。次のトピックが含まれます。
詳細は、9.3項「JMXの管理」を参照してください。
12.1 JMX構成の表示
Oracle CEP Visualizerを使用すると、JMX構成を表示できます。
12.1.1 JMX構成を表示する方法
Oracle CEP Visualizerを使用すると、選択されたOracle CEPサーバーのJMX構成を表示できます。
JMX構成を表示するには:
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左ペインで、「ドメイン」>「サーバー」ノードをクリックします。ここで、「ドメイン」はOracle CEPドメイン名を示し、「サーバー」はサーバー・インスタンス名を示します。
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右ペインで「JMX」タブをクリックします。
図12-1で示すように「JMX」タブが表示されます。
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以下のJMXプロパティが表に表示されます。
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jndi-service-name
: JMXサーバーが自身のオブジェクトをバインドするJNDIサービスの名前
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rmi-service-name
: JMXサーバーが呼出しを受信するために登録するRMIサービスの名前
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rmi-jrmp-port
: RMI JRMP JMXリクエストをリスニングするポート。
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rmi-registry-port
: RMIRegistryを開始するポート
注意:
Oracle CEPではJRMPプロトコルはサポートされていません。Oracle CEP JMXクライアントはrmi-jrmp-port 、rmi-registry-port のいずれのプロパティも使用しません。かわりに、JMXクライアントは、Oracle CEP JMXサーバーへのローカル・アクセスとリモート・アクセスのどちらの場合にも、よりセキュアなMSAプロトコルを使用する必要があります。localhost 上またはリモート・ホスト上で動作しているOracle CEP JMXサーバーに接続する際には、必ずJMX URLservice:jmx:msarmi:// HOST-NAME : PORT /jndi/jmxconnector を使用することで、常にMSAコネクタが使用されるようにする必要があります(ここで、HOST-NAME はlocalhost 、リモート・ホスト名のいずれか、PORT はOracle CEPサーバーのJNDIポートです)。詳細は、『Oracle Complex Event Processing管理者ガイド』のOracle CEP JMXサーバーへのアクセスに関する項を参照してください。 |
12.2 JMX構成の編集
Oracle CEP Visualizerでは、Oracle CEPサーバーのJMX構成のみ表示できます。構成を変更するには、サーバーのconfig.xml
ファイルを手動で更新する必要があります。
詳細は、『Oracle Complex Event Processing管理者ガイド』のOracle CEP用のJMXの構成に関する項を参照してください。