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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity Managerシステム管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1)
B62264-01
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18 Enterprise Managerを使用したOracle Identity Manager構成の管理

Oracle Identity Managerは構成ファイルをMDSに格納します。ほとんどの構成はMBeanとして公開されます。そのため、Enterprise Managerを使用して構成値を制御できます。次の各項で説明するように、場合によっては、ファイル一式をファイル・システムにエクスポートし、必要な変更を行い、それからリポジトリにインポートして戻す必要があります。

18.1 MBeanを使用した構成変更

Mbeanを使用して構成設定を変更するには:

  1. 管理サーバーと少なくとも1つのOracle Identity Manager管理対象サーバーが稼動している場合は、次の形式のURLを使用してEnterprise Managerにログインします。

    http://ADMINSTRATION_SERVER/em

  2. 「アイデンティティ」→「アクセス」「OIM」に移動します。右クリックして「システムMBeanブラウザ」に移動します。

  3. 「アプリケーション定義のMBeans」で、「oracle.iam」「アプリケーション:OIM」「XMLConfig」構成に移動します。

    すべての構成ファイルはこの場所に格納されています。

18.2 構成ファイルのエクスポートおよびインポート

構成ファイルをエクスポートまたはインポートするには:


関連項目:

エクスポートおよびインポートできる構成ファイルのリストは、Oracle Fusion Middleware Oracle Identity Manager開発者ガイドのMDSユーティリティとユーザー変更可能なメタデータ・ファイルに関する項を参照してください。

  1. 管理サーバーと少なくとも1つのOracle Identity Manager管理対象サーバーが稼動している場合は、次の形式のURLを使用してEnterprise Managerにログインします。

    http://ADMINSTRATION_SERVER/em

  2. 「アイデンティティ」→「アクセス」「OIM」に移動します。右クリックして「システムMBeanブラウザ」に移動します。

  3. 「アプリケーション定義のMBeans」で、「oracle.mds.lcm」「サーバー:oim_server1」「アプリケーション:OIM」「MDSAppRuntime」に移動します。

  4. 構成ファイルをエクスポートするには:

    1. 「操作」タブをクリックし、次にexportMetaDataをクリックします。

    2. toLocationフィールドに、 /tmpまたは別のディレクトリの名前を入力します。

    3. createSubDirにfalseを設定します。

    4. docsフィールドに、完全なファイル場所を要素として入力します。

    5. excludeAllCust、excludeBaseDocs、excludeExtendedMetadataselectに対してもfalseを選択します。次に「起動」をクリックします。

      これで、docsフィールドで指定されたファイルがtoLocationフィールドで指定されたディレクトリにエクスポートされます。

  5. 構成ファイルをインポートするには:

    1. importMetaDataをクリックします。

    2. fromLocationフィールドに、/tmpまたは構成ファイルを含むディレクトリの名前を入力します。

    3. createSubDirにfalseを選択します。

    4. docsフィールドに、完全なファイルの場所を要素として入力します。たとえば/db/oim-config.xmlのようにします。

    5. excludeAllCust、excludeBaseDocs、excludeExtendedMetadataselectに対してもfalseを選択します。次に「起動」をクリックします。

      これで、docsフィールドで指定されたファイルがtoLocation フィールドで指定されたMDSにインポートされます。