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Oracle® Fusion Middleware Oracle Identity Managerシステム管理者ガイド
11g リリース1 (11.1.1)
B62264-01
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7 サーバーの起動と停止

パスワード・ポリシーの作成や更新など、ほとんどのOracle Identity Manager機能の構成では、変更を有効にするためにサーバーを再起動する必要があります。この章では、Oracle WebLogic Serverを起動および停止するための手順について説明します。

管理対象WebLogic Serverのすべての起動および停止操作は、コマンド・プロンプトまたはOracle WebLogic Server管理コンソールかEnterprise Managerコントロールのいずれかから実行できます。次の項は参照用にのみ掲載しています。詳細は、Oracle WebLogic Server管理者ガイドを参照してください。


注意:

Oracle WebLogic Server管理コンソールまたはEnterprise Managerコントロールを使用してOracle Identity Manager WebLogic管理対象サーバーおよびSOA WebLogic管理対象サーバーを制御(起動または停止)するには、ノード・マネージャを実行していることが必要です。

すべての起動および停止操作は、コマンド・プロンプトまたはOracle WebLogic Server管理コンソールのいずれかから実行できます。


注意:

Oracle WebLogic Server管理コンソールから管理サーバー、管理対象サーバー、SOAサーバーおよびBPELサーバーを起動および停止できるようにするには、その前にノード・マネージャを実行している必要があります。

7.1 ノード・マネージャの構成

Oracle Identity ManagerおよびSOAサーバーをインストールして構成後、それをWebLogic管理コンソールまたはEnterprise Managerコントロールで使用するにはノード・マネージャを構成する必要があります。この構成は一度のみ行います。

ノード・マネージャを構成するには、nodemanager.propertiesファイルでStartScriptEnabled=trueを設定する必要があります。これを行うには、次のスクリプトを実行します。

UNIXの場合:

MIDDLEWARE_HOME/oracle_common/common/bin/setNMProps.sh

Microsoft Windowsの場合:

MIDDLEWARE_HOME\oracle_common\common\bin\setNMProps.cmd

7.2 ノード・マネージャの起動

ノード・マネージャを起動するには:

  1. WL_HOME/server/binに移動します。

  2. コマンド・プロンプトで、次のように入力します。

    ./startNodeManager

7.3 WebLogic管理サーバーの起動または停止

WebLogic管理サーバーを起動または停止するには:

  1. DOMAIN_HOME/binに移動します。


    注意:

    • Linuxインストールの場合、binフォルダには./startWebLogic.shのみで、startWebLogic.cmdはありません。

    • Microsoft Windowsインストールでは、binフォルダに./startWebLogic.shとstartWebLogic.cmdの両方があります。


  2. サーバーを起動するには、次のように入力します。

    UNIXの場合:

    ./startWebLogic.sh

    Microsoft Windowsの場合:

    startWebLogic.cmd

    サーバーを停止するには、次のように入力します。

    UNIXの場合:

    ./stopWebLogic.sh

    Microsoft Windowsの場合:

    stopWebLogic.cmd

7.4 WebLogic管理対象サーバーの起動または停止

この項の内容は次のとおりです。

7.4.1 コマンド・プロンプトを使用した管理対象サーバーの起動または停止

コマンド・プロンプトを使用して管理対象サーバーを起動または停止するには:

  1. DOMAIN_HOME/bin/ディレクトリに移動します。

  2. サーバーを起動するには、コマンド・プロンプトで次のように入力します。

    UNIXの場合:

    ./startManagedWebLogic.sh MANAGED_SERVER_NAME ADMIN_SERVER_URL

    例:

    startManagedWebLogic.sh oim_server1 http://mywlsadminhost.mycompany.com:7001

    startManagedWebLogic.sh soa_server1 http://mywlsadminhost.mycompany.com:7001

    Microsoft Windowsの場合:

    startManagedWebLogic.cmd MANAGED_SERVER_NAME ADMIN_SERVER_URL

    サーバーを停止するには、コマンド・プロンプトで次のように入力します。

    UNIXの場合:

    ./stopManagedWebLogic.sh MANAGED_SERVER_NAME ADMIN_SERVER_URL

    Microsoft Windowsの場合:

    stopManagedWebLogic.cmd MANAGED_SERVER_NAME ADMIN_SERVER_URL

    例:

    stopManagedWebLogic.cmd OIM_server1 http://mywlsadminhost.mycompany.com:7001

    stopManagedWebLogic.cmd soa_server1 http://mywlsadminhost.mycompany.com:7001

7.4.2 Oracle Enterprise Managerコンソールを使用した管理対象サーバーの起動または停止

Oracle Enterprise Managerコンソールを使用して管理対象サーバーを制御するには、コンピュータ上でノード・マネージャを実行している必要があります。

Oracle Enterprise Managerコンソールを使用して管理対象サーバーを起動または停止するには:

  1. Oracle Enterprise Managerコンソールにログインします。

  2. 「WebLogicドメイン」「ドメイン名」SERVER_NAMEに移動します。

  3. 右クリックし、「コントロール」に移動します。

  4. 「起動」をクリックして、サーバーを起動します。

    「停止」をクリックして、サーバーを停止します。

7.4.3 Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用したサーバーの起動または停止

Oracle WebLogic管理コンソールを使用してサーバーを起動または停止するには:

  1. Oracle WebLogic Server管理コンソールにログインします。

  2. 左ペインの「ドメイン構造」の下で、「環境」「サーバー」を選択します。

  3. 右ペインの「サーバーのサマリー」の下で、「コントロール」タブをクリックします。

  4. サーバー名を選択します。

  5. 「起動」をクリックして、サーバーを起動します。

    「停止」をクリックして、サーバーを停止します。