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Oracle® Fusion Middleware Oracle FormsおよびReportsクイック・インストレーション・ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B56237-03
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Oracle® Fusion Middleware

Oracle FormsおよびReportsクイック・インストレーション・ガイド

11g リリース1(11.1.1)

B56237-03(原本部品番号:E12003-04)

2011年1月

このガイドでは、Oracle FormsおよびReportsのインストールおよび構成方法を説明します。

内容は次のとおりです。

1 インストールの概要

このマニュアルでは、Oracle FormsおよびReportsを、単一ホストにすべてデフォルト値を使用してインストールし構成する手順を説明します。Oracle HTTP ServerとForms and Reports Builderもインストールされます。図1は、この手順の結果でシステム上に作成されるトポロジを示しています。また、実行する必要のある特定のタスクの順番も示しています。


注意:

インストール・メディアには、Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererも含まれていますが、このドキュメントでは、Oracle FormsおよびReportsのインストールおよび構成についてのみ説明します。

Oracle PortalおよびDiscovererのインストールについては、Oracle Fusion Middleware Oracle Portal, Forms, Reports and Discovererインストレーション・ガイドを参照してください。


図1 インストールのトポロジとタスクの順番

インストールのトポロジとタスクの順番
「図1 インストール・トポロジと作業の順序」の説明

2 インストールの計画

この項には、Oracle FormsおよびReportsをインストールする前に読む必要がある重要な情報が含まれています。内容は次のとおりです。

2.1 システム環境の確認

この項では、システム環境がインストールの最小要件を満たしていることを確認するために役立つ情報を示します。

2.1.1 システム要件、動作保証、相互運用性および互換性の確認

インストールを始める前に、次のドキュメントを参照してください。

  • Oracle Fusion Middlewareのシステム要件と仕様

    http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-requirements-100147.html
    

    このドキュメントには、ハードウェアとソフトウェアの要件、最小ディスク領域とメモリー要件、データベース・スキーマ要件および必要なシステム・ライブラリ、パッケージまたはパッチに関連する情報が記載されています。

  • Oracle Fusion Middlewareでサポートされるシステム構成

    http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html
    

    このページには、現在または過去の製品リリースの動作保証に関する様々なドキュメントを示しています。Oracle Fusion Middleware 11gR1のシステム要件とサポートされているプラットフォームのドキュメントには、サポートされている32ビットおよび64ビットのオペレーティング・システム、データベース、Webサーバー、LDAPサーバー、アダプタ、IPv6、JDKおよびサード・パーティ製品に関連する動作保証情報が含まれています。

  • Oracle Fusion Middleware相互運用および互換性ガイド

    このドキュメントには、Oracle Fusion Middleware 11g製品をインストールまたはアップグレードするときに発生する可能性のある互換性および相互運用に関する問題が示されています。

2.1.2 32ビット・オペレーティング・システムへの32ビット・ソフトウェアのインストール

32ビット・バージョンの製品をインストールする場合は、Oracle Fusion Middleware 11gR1のシステム要件とサポートされているプラットフォームのドキュメント(Oracle Fusion Middlewareでサポートされているシステム構成のページで入手可能)で指定されていないかぎり、インストール先のシステムも、サポートされている32ビット・システムであることが必要です。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

2.1.3 64ビットJDKのOracle Fusion Middlewareサポート

ご使用の環境で64ビットJVMを使用する場合は、すべてのOracle Fusion Middlewareコンポーネントが64ビットJVMを使用するようにしてください。32ビットJVMを使用するコンポーネントと64ビットJVMを使用するコンポーネントを混在させることはできません。

詳細は、Oracle Fusion Middleware 11gR1のシステム要件とサポートされているプラットフォームのドキュメント(Oracle Fusion Middlewareでサポートされているシステム構成のページで入手可能)を参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

Oracle Fusion Middlewareコンポーネントを64ビットJVM環境で実行する場合は、WebLogic Serverが64ビットJDKとともにインストールされていることを確認してください。32ビットJVMサポートの場合は、使用プラットフォームの32ビットJVMサポート用に使用環境を構成する方法について、『Oracle Fusion Middlewareリリース・ノート』を参照してください。

2.2 Oracle WebLogic ServerのインストールとMiddlewareホームの作成

Oracle FormsおよびOracle Reportsには、システム上で稼働しているOracle WebLogic Serverが必要です。まだOracle WebLogic Serverがない場合は、この項の手順に従ってダウンロードおよびインストールしてください。

WebLogic Serverのインストールの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverインストレーション・ガイド』を参照してください。

2.2.1 WebLogic Serverインストーラのダウンロード

Oracle Technology Networkから、最新版のOracle WebLogic Serverインストーラをダウンロードします。

  1. Oracle Technology Networkの「Oracle WebLogic Serverダウンロード」ページに移動します。

    http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/wls-main-097127.html
    
  2. 「OTNライセンス契約書」をクリックし、ライセンス契約書を確認します。

  3. 「ライセンスに同意する」オプションを選択します。インストーラをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意しておく必要があります。

  4. 画面の指示に従って、現在のリリースで使用可能なインストーラにアクセスし、オペレーティング・システムに適したインストーラをダウンロードします。

32ビットの実行可能ファイルは、該当するJDKバージョンにバンドルされています。64ビットのインストーラを使用する場合は、ご使用のプラットフォームでサポートされているJDKを使用してインストーラを起動する必要があります。このJDKは、Oracle WebLogic Serverをインストールする前に、ご使用のシステムにインストールする必要があります。

ご使用のプラットフォームでサポートされているJDKについては、Oracle Fusion Middleware 11gR1のシステム要件とサポートされているプラットフォームのドキュメント(Oracle Fusion Middlewareでサポートされているシステム構成のページで入手可能)を参照してください。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.html

2.2.2 WebLogic Serverインストーラの起動

今ダウンロードしたインストーラを実行します。インストーラの実行に関する注意点:

  • インストーラを実行する前に、システムのDISPLAY環境変数を設定します。

  • JAVA_HOMEを、プラットフォームにインストールしたサポート対象のJDKのインストール場所に置き換えます。

  • 64ビットのOracle WebLogic Serverを64ビット・プラットフォームにインストールする場合は、32/64ビット・ハイブリッドJDK(HP-UXのHP JDKや、Solaris SPARCのSUN JDKなど)を使用する際の-d64フラグを使用します。

    JAVA_HOME/bin/java -version(または、32/64ビット・ハイブリッドJDKの場合はJAVA_HOME/bin/java -d64 -version)を実行し、JAVA_HOMEが64ビットJDKを参照するようにします。

32ビットLinuxオペレーティング・システムでインストーラを実行する場合:

./wls_1034_linux32.bin

32ビットWindowsオペレーティング・システムでインストーラを実行する場合:

wls_1034_win32.exe

64ビットUNIXオペレーティング・システムでインストーラを実行する場合:

JAVA_HOME/bin/java -jar wls_1034_generic.jar

または

JAVA_HOME/bin/java -d64 -jar wls_1034_generic.jar

64ビットWindowsオペレーティング・システムでインストーラを実行する場合:

JAVA_HOME\bin\java -jar wls_1034_generic.jar

2.2.3 WebLogic Serverインストールの画面と手順

次の手順に従って、WebLogic Serverをインストールします。

  1. 「ようこそ」画面

    「次へ」をクリックします。

  2. 「ミドルウェア・ホーム・ディレクトリの選択」画面

    「新しいミドルウェア・ホームを作成する」を選択します。

    新しいMiddlewareホーム・ディレクトリを作成する場所を指定します。システム上にすでにこのディレクトリが存在する場合は、ディレクトリが空である必要があります。システム上にまだこのディレクトリが存在しない場合は、ディレクトリが作成されます。


    注意:

    この場所を覚えておくかメモしておいてください。後でソフトウェアをインストールするときに必要になります。

    Middlewareホーム・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のMiddlewareホームおよびWebLogicホーム・ディレクトリに関する項を参照してください。

    「次へ」をクリックします。

  3. 「セキュリティ更新のための登録」画面

    製品およびセキュリティに関する最新の更新を受け取るかどうかを指定します。どちらも受け取らないように指定した場合は、次に進む前に、指定した内容の確認が求められます。

    「次へ」をクリックします。

  4. 「インストール・タイプの選択」画面

    「標準」を選択します。

    「次へ」をクリックします。

  5. 「製品インストール・ディレクトリの選択」画面

    WebLogic Serverホーム・ディレクトリ用の場所を指定します。

    WebLogicホーム・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のMiddlewareホームおよびWebLogicホーム・ディレクトリに関する項を参照してください。

    「次へ」をクリックします。

  6. ショートカットの場所の選択(Windowsのみ)

    Windowsシステムでインストールしている場合は、WindowsでOracle製品へのショートカットを作成する場所を指定するよう求められます。

    「次へ」をクリックします。

  7. 「インストール・サマリー」画面

    「次へ」をクリックします。

  8. 「インストールの進行状況」画面

    この画面で必要な操作はありません。インストールが完了すると、自動的に次の画面が表示されます。

  9. 「インストール完了」画面

    「Quickstartの実行」の選択を解除します。

    「完了」をクリックします。

2.3 Java Access Bridgeのインストールと構成(Windowsのみ)

Windowsマシンでインストールする場合は、第508条のアクセシビリティ標準に対応したJava Access Bridgeのインストールと構成ができるオプションがあります。このオプションは、第508条のアクセシビリティ機能を使用する場合のみ必要となります。

  1. Java Access Bridgeを次のURLからダウンロードします。

    http://java.sun.com/javase/technologies/accessibility/accessbridge/
    
  2. Java Access Bridgeをインストールします。

  3. インストール場所からaccess-bridge.jarjaccess-1_4.jarjre\lib\extディレクトリにコピーします。

  4. インストール場所からWindowsAccessBridge.dllJavaAccessBridge.dllおよびJAWTAccessBridge.dllファイルをjre\binディレクトリにコピーします。

  5. accessibility.propertiesファイルをjre\libディレクトリにコピーします。

Java Access Bridgeの詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のJava Access Bridgeのインストールおよび構成(Windowsのみ)に関する項を参照してください。

2.4 DHCPホストへのインストール

Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererをDHCPホストにインストールする場合は、この項の次に示す、ご使用のプラットフォーム用の構成手順に従う必要があります。

2.4.1 Linux x86プラットフォームの場合

Linux x86オペレーティング・システムの場合は、次のエントリが含まれるように/etc/hostsファイルを変更して、ホスト名がループバックIPアドレスに解決されるようにホストを構成します。

127.0.0.1 hostname.domainname hostname
127.0.0.1 localhost.localdomain localhost

変更したら、次のコマンドを入力して、ホスト名がループバックIPアドレスに解決されることを確認します。

/bin/ping hostname.domainname

2.4.2 Windows x86プラットフォームの場合

Windowsオペレーティング・システムでは、DHCPサーバーにループバック・アダプタをインストールします(2.4.3項「ループバック・アダプタのインストール(Windowsのみ)」を参照)。これによって、コンピュータにローカルIPアドレスが割り当てられます。

アダプタをインストールしたら、%SYSTEMROOT%/system32/drivers/etc/hostsファイルの中のlocalhostという行の直後に、次の形式で1行追加します。

IP_address   hostname.domainname   hostname

IP_addressを、ループバック・アダプタのローカルIPアドレスに置き換えます。

2.4.3 ループバック・アダプタのインストール(Windowsのみ)

Windows 2003またはWindows XPにループバック・アダプタをインストールするには、次の手順を実行します。

  1. Windowsの「コントロール パネル」を開きます。

    Windows 2003の場合: 「スタート」→「コントロール パネル」→「ハードウェアの追加」の順に選択します。

    Windows XPの場合: 「スタート」→「コントロール パネル」の順に選択し、「ハードウェアの追加」をダブルクリックします。

  2. 「ハードウェアの追加ウィザード」ウィンドウで「次へ」をクリックします。

  3. 「ハードウェアは接続されていますか?」ウィンドウで、「はい、ハードウェアを接続しています。」を選択し、「次へ」をクリックします。

  4. 「次のハードウェアは既にコンピュータ上にインストールされています。」ウィンドウで、「インストールされているハードウェア」のリストから「新しいハードウェア デバイスの追加」を選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 「ウィザードで、ほかのハードウェアをインストールできます。」ウィンドウで、「一覧から選択したハードウェアをインストールする (詳細)」を選択し、「次へ」をクリックします。

  6. 「次の一覧からインストールするハードウェアの種類を選択してください。」ウィンドウで、「ネットワーク アダプタ」を選択し、「次へ」をクリックします。

  7. 「ネットワーク アダプタの選択」ウィンドウで、次のように選択します。

    • 製造元:Microsoft

    • ネットワーク アダプタ: Microsoft Loopback Adapter

  8. 「次へ」をクリックします。

  9. 「ハードウェアをインストールする準備ができました。」ウィンドウで「次へ」をクリックします。

  10. 「ハードウェアの追加ウィザードの完了」ウィンドウで「完了」をクリックします。

  11. Windows 2003を使用している場合は、コンピュータを再起動します。

  12. デスクトップの「マイ ネットワーク」を右クリックして「プロパティ」を選択します。これにより、「ネットワーク接続」コントロール・パネルが表示されます。

  13. 今作成した接続を右クリックします。この接続は、通常「ローカル エリア接続 2」という名前になります。「プロパティ」を選択します。

  14. 「全般」タブで「インターネット プロトコル (TCP/IP)」を選択して、「プロパティ」をクリックします。

  15. 「プロパティ」ダイアログ・ボックスで「次の IP アドレスを使う」をクリックし、次の手順を実行します。

    1. IP アドレス: ループバック・アダプタのノンルータブルIPを入力します。Oracleは次のノンルータブル・アドレスをお薦めします。

      192.168.x.x (x is any value between 1 and 255)
      10.10.10.10
      
    2. サブネット マスク: 255.255.255.0と入力します。

    3. 入力した値を記録します。この手順の後のほうで必要になります。

    4. その他のフィールドはすべて空のままにします。

    5. 「OK」をクリックします。

  16. 「ローカル エリア接続 2のプロパティ」ダイアログ・ボックスで、「OK」をクリックします。

  17. 「ネットワーク接続」を閉じます。

  18. コンピュータを再起動します。

2.4.4 ループバック・アダプタの削除(Windowsのみ)

Windows 2003またはWindows XPのループバック・アダプタを削除するには、次の手順を実行します。

  1. システムのコントロール・パネルを起動します。

    Windows 2003の場合: 「スタート」→「コントロール パネル」→「システム」を選択します。

    Windows XPの場合: 「スタート」→「コントロール パネル」を選択してから、「システム」をダブルクリックします。

  2. 「ハードウェア」タブで、「デバイス マネージャ」をクリックします。

  3. 「デバイス マネージャ」ウィンドウで、「ネットワーク アダプタ」を展開します。「Microsoft Loopback Adapter」が表示されます。

  4. 「Microsoft Loopback Adapter」を右クリックして、「削除」を選択します。

  5. 「OK」をクリックします。

2.5 非ネットワーク・コンピュータでのインストール

Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererは、ネットワーク接続されていないコンピュータ(ラップトップなど)にインストールできます。ネットワーク接続されていないコンピュータは他のコンピュータにアクセスできないため、必要なコンポーネントをすべて、そのコンピュータにインストールする必要があります。

また、2.4項「DHCPホストへのインストール」の手順に従ってループバック・アダプタをインストールし、システム上のhostsファイルを変更する必要があります。

2.6 マルチホーム・コンピュータでのインストール

Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererは、マルチホーム・コンピュータにインストールできます。マルチホーム・コンピュータには複数のIPアドレスが関連付けられています。そのため、通常は複数のネットワーク・カードがコンピュータに搭載されています。各IPアドレスは1つのホスト名と関連付けられています。これに加え、各ホスト名に別名を設定できます。

インストーラは、/etc/hosts(UNIXオペレーティング・システムの場合)または%SYSTEMROOT%\system32\drivers\etc\hosts(Windowsオペレーティング・システムの場合)ファイルの最初のエントリから、完全修飾されたドメイン名を取得します。ファイルは次のようになります。

127.0.0.1 localhost.localdomain localhost
10.222.333.444 examplehost1.example.com examplehost1
20.222.333.444 examplehost2.example.com examplehost2

examplehost1.example.comが構成用に選択されています。

システム・コンポーネント固有のネットワーク構成は、各コンポーネントの構成ドキュメントを参照してください。

3 インストール・タイプ

インストーラでは、次の2つのインストール・タイプが提供されます。

「インストールと構成」オプションでは、Oracleホーム・ディレクトリに製品のバイナリ・ファイルがインストールされ、Oracleインスタンス・ディレクトリに作業用インスタンスが作成および構成されます。これが完了したら、製品の構成と管理を開始できます。

「ソフトウェアのインストール - 構成なし」オプションでは、ソフトウェア・バイナリがOracleホーム・ディレクトリにインストールされるのみです。その後、使用する前に、Oracleホームにあるbinディレクトリから構成ツールを手動で実行して、製品を構成する必要があります。このオプションは、1つの共有ディスクを共有する複数のソフトウェア・インスタンスを迅速に作成するときに使用できます。

Oracleホーム・ディレクトリおよびOracleインスタンス・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のOracle Fusion Middlewareのディレクトリ構造に関する項を参照してください。

4 Oracle FormsおよびReportsのインストール

この項では、「ソフトウェアのインストール - 構成なし」インストール・タイプを選択して、単一ホストにOracle FormsおよびReportsをインストール方法を示します。

4.1 ソフトウェアの入手

表1に、最新のOracle Fusion MiddlewareソフトウェアをダウンロードできるOracle Webサイトを示します。

表1 Oracle Fusion Middlewareソフトウェアをダウンロードできるサイト

Oracle Webサイト 用途と場所

Oracle Technology Network

開発者の場合は、Oracle Technology Network(OTN)に移動して、OTNの開発者ライセンス規約に合意したうえでOracleソフトウェアをダウンロードします。

http://www.oracle.com/technetwork/middleware/fusion-middleware/overview/index.html

詳細は、ダウンロードと動作保証についてのFAQのドキュメント(メインの「Middleware」ダウンロード・ページでFAQアイコンをクリックすると表示されます)を参照してください。

注意: Oracle Technology Networkには無償の登録が必要です。

My Oracle Support

Oracleと有効なサポート契約を結んでいるお客様が、ソフトウェア更新および修正をダウンロードする場合は、My Oracle Supportに移動します。

http://support.oracle.com/

ご使用のインストールに固有のパッチ・セット番号およびソフトウェアの保守に関する追加情報を入手するには、My Oracle SupportドキュメントID 1073776.1を参照してください。

Oracle E-Delivery

Oracleソフトウェア・ライセンスを購入済で、そのライセンスに合意したうえでソフトウェアをダウンロードする場合、またはOracle Electronic Delivery Trial Licenseに合意したうえでOracleソフトウェアをダウンロードする場合は、Oracle E-Deliveryに移動します。

http://edelivery.oracle.com/

アーカイブ・ファイルをダウンロードした後、インストールを実行するマシン上の任意のディレクトリにアーカイブ・ファイルを解凍します。

4.2 インストーラの起動

インストーラを起動するには、アーカイブ・ファイルを解凍したディレクトリに移動し、Disk1ディレクトリに切り替えます。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

cd unpacked_archive_directory/Disk1
./runInstaller

注意:

rootユーザーでのインストーラの起動はサポートされていません。

Windowsオペレーティング・システムの場合:

cd unpacked_archive_directory\Disk1
setup.exe

場合によっては(たとえば、PA-RISCプロセッサを搭載したHP-UXシステムにインストールする場合などには)、システム上のJava Runtime Environment(JRE)について、その場所のフルパスをインストーラから要求されます。このような場合は、UNIXオペレーティング・システムの次の例に示すように、JREの場所を入力するプロンプトが表示されます。

Starting Oracle Universal Installer...
 
Checking if CPU speed is above 300 MHz.    Actual 2999 MHz    Passed
Checking Temp space: must be greater than 150 MB.   Actual 62101 MB    Passed
Checking swap space: must be greater than 500 MB.   Actual 4047 MB    Passed
Checking monitor: must be configured to display at least 256 colors.    Actual 256    Passed
Preparing to launch Oracle Universal Installer from /tmp/OraInstall2010-04-02_04-38-18PM. Please wait ...
Please specify JRE/JDK location ( Ex. /home/jre ), <location>/bin/java should exist :

Oracle WebLogic Serverをインストールした場合は(2.2項「Oracle WebLogic ServerのインストールとMiddlewareホームの作成」)、システムにJREがインストールされています。その場所(jreディレクトリの場所)を使用して、インストーラを開始できます。JREのデフォルトの場所は、MW_HOME/jdk160_21/jre(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME\jdk160_21\jre(Windowsオペレーティング・システムの場合)です(MW_HOMEはMiddlewareホーム・ディレクトリです)。

4.3 インストールの画面と手順

次の手順に従って、Oracle FormsおよびReportsをインストールします。

  1. 「ようこそ」画面

    「次へ」をクリックします。

  2. 「インストール・タイプの選択」画面

    「ソフトウェアのインストール - 構成なし」を選択します。

    「次へ」をクリックします。

  3. 「前提条件のチェック」画面

    「次へ」をクリックします。

  4. 「インストール場所の指定」画面

    次の場所に関する情報を指定します。

    • Oracle Middlewareホームの場所: WebLogic Serverがインストールされたディレクトリへの絶対パス。

    • Oracleホーム・ディレクトリ名: ソフトウェアのインストール先となるディレクトリ。

      • 既存のディレクトリを指定し、Oracleホームとして使用できます。指定するディレクトリは、空のディレクトリであることが必要です。

      • 新しいディレクトリの名前を指定できます。その場合は、Middlewareホーム内にそのディレクトリが作成されます。

    Middlewareホーム・ディレクトリおよびOracleホーム・ディレクトリの詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のOracle Fusion Middlewareのディレクトリ構造に関する項を参照してください。

    「次へ」をクリックします。

  5. 「セキュリティ更新の指定」画面

    最新の製品情報やセキュリティ更新を受け取る場合は、電子メール・アドレスを入力します。My Oracle Supportアカウントを持っており、このメカニズムを利用して更新を受け取る場合は、「セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取ります。」を選択し、アカウント・パスワードを入力します。

    セキュリティ更新に登録しない場合は、この画面のすべてのフィールドを空白のままにします。

    「次へ」をクリックします。

  6. 「インストール・サマリー」画面

    「インストール」をクリックします。

  7. 「インストールの進行状況」画面

    インストールが完全に終了したら、「次へ」をクリックします。

  8. 「インストール完了」画面

    「保存」をクリックして、この画面の概要情報を保存します。概要ファイルの名前と保存先を指定するよう求められます。

    「終了」をクリックします。

5 Oracle FormsおよびReportsインストールへのパッチ適用

次の手順では、Oracle FormsおよびReports用のパッチ・セット・インストーラを実行し、ソフトウェアにパッチを適用して最新バージョンにします。

5.1 パッチ・セット・インストーラのダウンロード

最新のソフトウェアをダウンロードできるサイトについては、4.1項「ソフトウェアの入手」を参照してください。Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscoverer用のパッチ・セット・インストーラをダウンロードしてください。

アーカイブ・ファイルをダウンロードした後、インストールを実行するマシン上の任意のディレクトリにアーカイブ・ファイルを解凍します。

5.2 パッチ・セット・インストーラの画面と手順

次の手順に従って、ソフトウェアにパッチを適用します。

  1. CD-ROMを挿入します。

  2. パッチ・セット・インストーラを起動します。


    注意:

    rootユーザーでのインストーラの起動はサポートされていません。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    ./runInstaller
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    setup.exe
    
  3. 「ようこそ」画面

    「次へ」をクリックします。

  4. 「前提条件のチェック」画面

    「次へ」をクリックします。

  5. 「インストール場所の指定」画面

    • Oracleミドルウェア・ホーム: 既存のMiddlewareホーム・ディレクトリを指定します。

    • Oracleホーム・ディレクトリ: 既存のORACLE_HOMEディレクトリを指定します。

    「次へ」をクリックします。

  6. 「セキュリティ更新の指定」画面

    最新の製品情報やセキュリティ更新を受け取る場合は、電子メール・アドレスを入力します。My Oracle Supportアカウントを持っており、このメカニズムを利用して更新を受け取る場合は、「セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取ります。」を選択し、アカウント・パスワードを入力します。

    Oracle Configuration Managerに登録しない場合は、この画面のすべてのフィールドを空白のままにします。構成の更新を受け取らないことを確認するように求められます。「はい」クリックして、選択を確定します。

    「次へ」をクリックします。

  7. 「インストール・サマリー」画面

    「インストール」をクリックします。

  8. 「インストールの進行状況」画面

    インストールが完全に終了したら、「次へ」をクリックします。

  9. 「インストール完了」画面

    「終了」をクリックします。

6 Oracle FormsおよびReportsの構成

この項では、インストールしてパッチを適用したOracle FormsおよびReportsの構成方法を説明します。

6.1 構成ツールの起動

構成ツールは、Oracleホームのbinディレクトリにあります。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

cd ORACLE_HOME/bin
./config.sh

Windowsオペレーティング・システムの場合:

cd ORACLE_HOME\bin
config.bat

注意:

Oracle FormsおよびReportsインストーラが実行中でないことを確認します(インストーラと構成ツールの同時実行はサポートされていません)。

6.2 構成ツールの画面と手順

次の手順に従って、Oracle FormsおよびReportsを構成します。

  1. 「ようこそ」画面

    「次へ」をクリックします。

  2. 「前提条件のチェック」画面

    「次へ」をクリックします。

  3. 「ドメインの選択」画面

    デフォルトでは、「ドメインの作成」オプションが選択されています。次の情報を指定して新しいドメインを作成します。

    • ユーザー名: ユーザー名を指定します。デフォルトのユーザー名は、weblogicです。

    • ユーザー・パスワード: ユーザー・パスワードを指定します。有効なパスワードは、長さが5から30文字で、英字で始まり、英数字、アンダースコア(_)、ドル記号($)またはシャープ記号(#)のみを使用し、数字を1つ以上含みます。

    • パスワードの確認: 同じユーザー・パスワードを再度入力します。

    • ドメイン名: 作成するドメインの名前を入力します。ドメイン名には、英数字、アンダースコア(_)またはハイフン(-)のみを含めることができます。

    「次へ」をクリックします。

  4. 「セキュリティ更新の指定」画面

    最新の製品情報やセキュリティ更新を受け取る場合は、電子メール・アドレスを入力します。My Oracle Supportアカウントを持っており、このメカニズムを利用して更新を受け取る場合は、「セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取ります。」を選択し、アカウント・パスワードを入力します。

    セキュリティ更新に登録しない場合は、この画面のすべてのフィールドを空白のままにします。

    「次へ」をクリックします。

  5. 「インストール場所の指定」画面

    次の場所に関する情報を指定します。

    • WebLogic Serverディレクトリ: WebLogic Serverディレクトリへの絶対パス。このディレクトリは、WebLogic Serverがインストールされた際に、自動的にMiddlewareホーム内に作成されています。デフォルトのディレクトリ名は、wlserver_10.3です。

    • Oracleインスタンスの場所: Oracleインスタンスの格納先となるディレクトリへの絶対パス。ここは、アプリケーションの構成ファイルが格納され、アプリケーション・プロセスが実行される場所です。ランタイム・コンポーネントは、この場所にのみ書込みを行います。

      このディレクトリは、Oracle Middlewareホーム・ディレクトリまたはOracleホーム・ディレクトリ内に格納される必要はありません。

    • Oracleインスタンス名: 一意のOracleインスタンス名を指定します。Oracleインスタンス名には、英数字およびアンダースコア(_)のみを含めることができます。英字(a-zまたはA-Z)で始まり、長さが4から30文字である必要があります。

    Fusion Middlewareのディレクトリ構造および用語の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のOracle Fusion Middlewareのディレクトリ構造に関する項を参照してください。

    「次へ」をクリックします。

  6. 「コンポーネントの構成」画面

    デフォルトでは、インストールされたすべてのコンポーネントが構成用に選択されています。

    「クラスタ」チェック・ボックスの選択を解除します。

    「次へ」をクリックします。

  7. 「ポートの構成」画面

    「自動でポートを構成」を選択します。

    「次へ」をクリックします。

  8. 「プロキシ詳細の指定」画面

    コンピュータがファイアウォールの内側にある場合は、プロキシ・サーバーを経由して送信HTTP接続をルーティングすることが必要な場合があります。インターネットに直接接続している場合や、ここでプロキシ・サーバーを構成しない場合は、「次へ」をクリックします。

    プロキシ・サーバーを構成するには、次の情報を指定します。

    • HTTPプロキシ・ホスト: プロキシ・サーバーのホスト名を入力します。

    • HTTPプロキシ・ポート: プロキシ・サーバーのポート番号を入力します。

    • プロキシを経由しないアドレス: プロキシ・サーバーを経由しないアドレスを入力します。複数のエントリを区切るにはカンマ(,)を使用します。ドメインは、アスタリスク(*)を使用してリストできます。たとえば、次のようになります。

      *.us.oracle.com,*.in.oracle.com
      
  9. 「アプリケーションOIDの指定」画面

    Oracle Portalでは、Oracle Internet Directoryがインストールされ、稼働している必要があります。このインストール・シナリオでは、Oracle Portalはインストールされいないため、「アプリケーション・レベル・アイデンティティ・ストアを使用」チェック・ボックスを選択します。

    「次へ」をクリックします。

  10. 「インストール・サマリー」画面

    「構成」をクリックします。

  11. 「構成の進行状況」画面

    構成が完全に終了したら、「次へ」をクリックします。

  12. 「インストール完了」画面

    概要情報の最後には、構成済のOracle HTTP ServerとOracle Web Cacheにアクセスするために必要なリンクを示す「アクセス可能なURL」というセクションがあります。この情報を保存すると、必要な際に、これらのページに簡単にアクセスできるようになります。

    「保存」をクリックして、この画面の概要情報を保存します。概要ファイルの名前と保存先を指定するよう求められます。

    「終了」をクリックします。

7 インストールの確認

インストーラと構成ウィザードの実行が正常に終了したら、次の手順を任意に組み合せて実行し、インストールのステータスを確認できます。

7.1 インストール・ログの確認

Oracleインベントリ・ディレクトリ内のlogsディレクトリに、インストール・ログ・ファイルがあることを確認します。UNIXオペレーティング・システムで、Oracleインベントリ・ディレクトリの場所がわからない場合は、ORACLE_HOME/oraInst.locファイルで確認できます。Windowsオペレーティング・システムの場合、インベントリ・ディレクトリのデフォルトの場所は、C:\Program Files\Oracle\Inventory\logsです。

7.2 ドメイン・サーバー・ログの確認

ドメイン・サーバー・ログを確認します。このファイルは、ドメイン・ホーム・ディレクトリ内のserversディレクトリにあります。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

DOMAIN_HOME/domain_name/servers/server_name

Windowsオペレーティング・システムの場合:

DOMAIN_HOME\domain_name\servers\server_name

7.3 OPMNのステータスの確認

インスタンス・ホームの場所にあるINSTANCE_HOME/binディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはINSTANCE_HOME\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)から、opmnctl statusコマンドを実行します。次に示すのは、UNIXオペレーティング・システムでの出力例です。

> ./opmnctl status

Processes in Instance: asinst_1
---------------------------------+--------------------+---------+---------
ias-component                    | process-type       |     pid | status  
---------------------------------+--------------------+---------+---------
emagent_asinst_1                 | EMAGENT            |   11849 | Alive   
wc1                              | WebCache-admin     |   11333 | Alive   
wc1                              | WebCache           |   11332 | Alive   
ohs1                             | OHS                |   11207 | Alive 

この情報には、このインストールに構成されているコンポーネントが表示されます。ステータスAliveは、コンポーネントが稼働しているという意味です。

opmnctl status -lコマンドを実行して、コンポーネントで使用されているポートのリストを取得することもできます。次に示すのは、UNIXオペレーティング・システムでの出力例です。

> ./opmnctl status -l

Processes in Instance: asinst_1
---------------------------------+--------------------+---------+----------+------------+----------+-----------+------
ias-component                    | process-type       |     pid | status   |        uid |  memused |    uptime | ports
---------------------------------+--------------------+---------+----------+------------+----------+-----------+------
emagent_asinst_1                 | EMAGENT            |   11849 | Alive    | 1133259606 |     4204 |   0:09:38 | N/A
wc1                              | WebCache-admin     |   11333 | Alive    | 1133259605 |    43736 |   0:15:35 | http_admin:8091
wc1                              | WebCache           |   11332 | Alive    | 1133259604 |    63940 |   0:15:35 | http_stat:8092,http_invalidation:8093,https_listen:8094,http_listen:8090
ohs1                             | OHS                |   11207 | Alive    | 1133259603 |    50744 |   0:15:43 | https:8889,https:8890,http:8888

7.4 ブラウザURLの確認

「インストール完了」画面には、表2に示すように、インストールして構成した製品へのアクセスに使用できるURLが表示されます。

表2 Oracle Portal、Forms、ReportsおよびDiscovererの製品URL

製品またはコンポーネント URL

管理サーバー・コンソール

http://host:port/console

Enterprise Managerコンソール

http://host:port/em

Enterprise Managerエージェント

http://host:port/emd/main

Oracle Forms

http://host:port/forms/frmservlet

Oracle Reports

http://host:port/reports/rwservlet


8 Oracle FormsおよびReportsの削除

Oracle FormsおよびReportsをシステムから削除するには、次の操作が必要です。

ソフトウェアを削除するときは、この項で説明する手順に必ず従ってください。ソフトウェアを手動で削除しようとすると、後で再度ソフトウェアをインストールする際に問題が発生する可能性があります。この項の手順に従うことで、ソフトウェアを適切に削除できます。

8.1 Oracle Fusion Middlewareの停止

Oracle Fusion Middlewareソフトウェアのコンポーネントを削除する前に、すべてのサーバーとプロセスを停止する必要があります。

  1. 次のopmnctlコマンドを使用して、すべてのシステム・コンポーネントを停止します。ORACLE_HOME環境変数が、Oracleホーム・ディレクトリに設定されていることを確認してください。

    opmnctl stopall
    
  2. WLSTを使用してすべてのJavaコンポーネントを停止します。

    stopApplication(appName)
    

    たとえば、Oracle Directory Integration Platform(DIP)を停止するには、次のコマンドを実行します。

    stopApplication("DIP")
    
  3. WebLogicの管理対象サーバーを停止します。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME/bin/stopManagedWeblogic.sh managed_server_nanme administration_server_url administration_server_username administration_server_password
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME\bin\stopManagedWeblogic.cmd managed_server_nanme administration_server_url administration_server_username administration_server_password
    

    次の書式を使用して、administration_server_urlを指定します。

    http://administration_server_host.administration_server_domain:administration_server_port
    
  4. WebLogic管理サーバーを停止します。


    注意:

    管理対象インスタンスを削除する場合は(8.2.2項「Oracleインスタンスの削除」を参照)、管理サーバーが稼働中のままになっている必要があります。管理対象インスタンスを削除した後で、管理サーバーを停止できます。

    UNIXオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME/bin/stopWeblogic.sh administration_server_url administration_server_username administration_server_password
    

    Windowsオペレーティング・システムの場合:

    DOMAIN_HOME\bin\stopWeblogic.cmd administration_server_url administration_server_username administration_server_password
    

    admin_urlは、次の書式を使用して指定します。

    http://administration_server_host.administration_server_domain:administration_server_port
    

Oracle Fusion Middlewareの起動と停止の詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のOracle Fusion Middlewareの起動と停止に関する項を参照してください。

サーバーの起動と停止の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebLogic Serverサーバーの起動と停止の管理』のサーバーの起動と停止に関する項を参照してください。

8.2 Oracle FormsおよびReportsの削除

Oracle FormsおよびReportsのアンインストーラには、次のソフトウェア削除オプションがあります。

  • Oracleホームのアンインストール

  • WebLogicドメインで管理されているASInstanceのアンインストール

  • 管理対象外ASInstanceのアンインストール

Oracle FormsおよびReportsを適切に削除するには、次の操作を順番に実行する必要があります。

この手順では、作成したWebLogicドメインは削除せず、Oracleホーム内のソフトウェアのみを削除します。

8.2.1 アンインストーラの起動

アンインストーラを起動するには、$ORACLE_HOME/oui/binディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはORACLE_HOME\oui\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)に移動し、アンインストーラを起動します。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

./runInstaller -deinstall

Windowsオペレーティング・システムの場合:

setup.exe -deinstall

Windowsオペレーティング・システムの場合は、「スタート」メニューから「プログラム」→「Oracle Forms 11g - Home1」→「Uninstall」の順に選択してアンインストーラを起動することもできます。

8.2.2 Oracleインスタンスの削除

Oracleホームを削除する前に、Oracleインスタンスをすべて削除する必要があります。

アンインストーラを起動したら(8.2.1項「アンインストーラの起動」)、次の手順に従って、インストールおよび構成の実行中(4項「Oracle FormsおよびReportsのインストール」)に作成されたOracleインスタンスを削除します。

  1. 「ようこそ」画面

    「次へ」をクリックします。

  2. 「アンインストール・タイプの選択」画面

    「WebLogicドメインで管理されているASInstanceのアンインストール」を選択します。

    「次へ」をクリックします。

  3. 「Weblogicドメインの詳細の指定」画面

    WebLogicドメインに接続するための資格証明を指定します。

    「次へ」をクリックして続行します。

  4. 「インスタンスまたはホームの選択」画面

    削除する管理対象Oracleインスタンスを選択します。

    「次へ」をクリックして続行します。

  5. 「削除サマリー」画面

    この画面上の情報が正しいことを確認します。

    「アンインストール」をクリックして続行します。

  6. 「アンインストールの進行状況」画面

    この画面には、削除の進捗状況およびステータスが表示されます。この画面で必要な操作はありません。削除が完了すると、アンインストーラによって自動的に次の画面が表示されます。

  7. 「アンインストール完了」画面

    「終了」をクリックします。

8.2.3 Oracleホームの削除

この項では、Oracleホームを削除する方法について説明します。アンインストーラは、アンインストーラが起動されたOracleホームを削除します。Oracleホームの削除を選択する前に、Oracleホームが既存のドメインによって使用されていないことを確認し、また、このOracleホームを使用しているすべての実行中のプロセスを停止してください。

アンインストーラを起動してから(8.2.1項「アンインストーラの起動」)、次の手順に従ってOracleホームを削除します。

  1. 「ようこそ」画面

    「次へ」をクリックします。

  2. 「アンインストール・タイプの選択」画面

    「Oracleホームのアンインストール」を選択します。

    「次へ」をクリックします。

  3. 「Oracleホームのアンインストール」画面

    削除するOracleホームを確認します。

    「アンインストール」をクリックして続行します。

    警告のダイアログ・ボックスが表示されます。「はい」をクリックして、アンインストールの続行とOracleホーム・ディレクトリの削除を確認します。

  4. 「アンインストールの進行状況」画面

    この画面には、削除の進捗状況およびステータスが表示されます。

    「終了」をクリックします。

  5. 「アンインストール完了」画面

    「終了」をクリックします。

  6. Windowsオペレーティング・システムでは、(警告のダイアログ・ボックスに「はい」で応答した場合でも)手動でOracleホーム・ディレクトリを削除します。

    たとえば、Oracleホーム・ディレクトリがC:\Oracle\Middleware\Home1の場合は、C:\Oracle\Middlewareディレクトリに移動し、Home1フォルダ上で右クリックして「削除」を選択します。

    アンインストーラを実行してOracle共通ホームを削除した後で、Windowsオペレーティング・システム上のOracle共通ホーム・ディレクトリを手動で削除する場合も、この手順を繰り返す必要があります。

8.2.4 Oracle共通ホームの削除

この項では、oracle_commonディレクトリを削除する方法について説明します。このディレクトリには、その他のOracleホーム・ディレクトリの場合と同様に、それ独自のアンインストーラがoui/binディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはoui\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)に含まれています。

開始する前に、次の手順を実行する必要があります。

  1. oracle_commonディレクトリを使用するプロセスをすべて停止します。

  2. すべてのOracleインスタンスを削除します(8.2.2項「Oracleインスタンスの削除」を参照)。

  3. Oracleホーム・ディレクトリを削除します(8.2.3項「Oracleホームの削除」を参照)。

アンインストーラを起動するには、MW_HOME/oracle_common/oui/binディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはMW_HOME\oracle_common\oui\binディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)に移動し、アンインストーラを起動します。

UNIXオペレーティング・システムでアンインストーラを起動する場合:

./runInstaller -deinstall

Windowsオペレーティング・システムでアンインストーラを起動する場合:

setup.exe -deinstall

アンインストーラの起動後は、8.2.3項「Oracleホームの削除」の手順に従ってOracle共通ホームを削除します。

8.3 Oracle WebLogic Serverの削除

この項では、Oracle WebLogic Serverをシステムから削除する方法を説明します。

8.3.1 WebLogic Serverアンインストーラの起動

WebLogicホームにあるuninstallディレクトリからアンインストーラを起動します。WebLogicホーム・ディレクトリの場所は、2.2項「Oracle WebLogic ServerのインストールとMiddlewareホームの作成」「製品インストール・ディレクトリの選択」画面で指定した場所です。

UNIXオペレーティング・システムの場合:

cd WebLogic_Home/uninstall
./uninstall.sh

Windowsオペレーティング・システムの場合:

cd WebLogic_Home\uninstall
uninstall.cmd

Windowsオペレーティング・システムの場合は、「スタート」メニューから「プログラム」→「Oracle WebLogic」→「Uninstall Oracle WebLogic」の順に選択してアンインストーラを起動することもできます。

8.3.2 WebLogic Serverの削除の画面と手順

次の手順に従って、Oracle WebLogic Serverを削除します。

  1. 「ようこそ」画面

    「次へ」をクリックします。

  2. 「コンポーネントの選択」画面

    デフォルトで、すべてのコンポーネントが選択されています。

    「次へ」をクリックします。

  3. 「WebLogic Platformをアンインストール中」画面

    「完了」をクリックします。

これが終了したら、Middlewareホーム・ディレクトリを手動で削除する必要があります。たとえば、UNIXオペレーティング・システム上のMiddlewareホーム・ディレクトリが/home/Oracle/Middlewareの場合は、次の手順を実行します。

> cd /home/Oracle
> rm -rf Middleware

Windowsオペレーティング・システムで、Middlewareホーム・ディレクトリがC:\Oracle\Middlewareの場合は、ファイル・マネージャ・ウィンドウを使用してC:\Oracleディレクトリに移動し、Middlewareフォルダ上で右クリックして「削除」を選択します。

8.4 Oracle JDeveloperの削除

システムにOracle JDeveloperをインストールした場合、システムからこのソフトウェアを削除する手順については、『Oracle Fusion Middleware Oracle JDeveloperインストレーション・ガイド』を参照してください。

8.5 プログラム・グループの削除(Windowsのみ)

Windowsオペレーティング・システムの場合は、Start Menu\Programsフォルダからプログラム・グループを手動で削除することも必要です。たとえば、C:\Documents and Settings\All Users\Start Menu\Programsから次のものを削除します(ご使用のシステム上ではフォルダ名およびプログラム・グループ名が異なる可能性があります)。

  • Oracle Fusion Middleware 11.1.1.4.0

  • Oracle Forms 11g - Home1

  • Oracle WebLogic

8.6 システムの再起動(Windowsのみ)

Windowsオペレーティング・システムの場合は、すべてのプログラムの削除が完了した後でコンピュータを再起動して、適切なクリーンアップが確実に行われるようにする必要があります。

9 その他のリソース

詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle Portal, Forms, Reports and Discovererインストレーション・ガイドを参照してください(http://www.oracle.com/technetwork/middleware/docs/middleware-093940.htmlのOracle Fusion Middleware 11gリリース1(11.1.1)のドキュメント・ページから入手可能です)。

印刷されたドキュメントは、オラクル社の担当者またはOracle Store(http://oraclestore.oracle.com)からご購入いただけます。

リリース・ノート、インストール・ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関連ドキュメントは、Oracle Technology Network(OTN Japan)から無償でダウンロードできます。登録は、http://www.oracle.com/technology/global/jp/membership/index.htmlから無償で行えます。

すでにOTNのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/

9.1 Oracleサポート・サービス

Oracle製品サポートをご購入いただいた場合、Oracleサポート・サービスにお問い合せいただけます。Oracleサポート・サービスには、電話による技術サポート、バージョンの更新、各種サービスへのアクセスが含まれています。電話サポートには、年中無休で24時間いつでも、お問い合せいただけます。アメリカ国内の場合は、製品サポート(+1-800-223-1711)までお問い合せください。

お電話でのお問い合せの際は、CSI(CPU Support Identifier)番号をご用意ください。CSI番号は、Oracleサポート・サービスでお客様を特定するキーとなりますので、お客様の記録としてCSI番号を保管しておいてください。Oracle Storeは、お客様の注文を処理する際に、CSI番号を電子メールでお客様に送付します。CSI番号をお持ちでない場合で、アメリカ国内のお客様の場合は、注文に関する詳細情報を提供するオンラインのOrder Trackerにアクセスしてお客様のCSI番号を調べることができます。Oracle Storeへ移動して、上部のナビゲーション・バーの上にある「Order Tracker」をクリックします。

アメリカ国外のOracleサポート・サービス拠点については、それぞれの国のサポート・センターにサポートへのアクセス方法をお問い合せください。お客様の国のサポート・センターをお探しの場合は、http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.htmlのサポートWebセンターにアクセスしてください。

サポートWebセンターでは、次のようなOracleサポート・サービスに関する情報を入手できます。

  • 連絡先情報

  • 電子サービスへのアクセス手順

  • 役に立つWebサイト

  • サポート・リソース

  • Oracleサポート・ポートフォリオ

  • Oracleサポート・サービス・ニュース

Oracle製品サポートを利用すると、Oracleサポート・サービスのプレミアWebサポートを提供する、My Oracle Support(旧OracleMetaLink)へ24時間いつでもアクセスできます。My Oracle Supportでは、インストール支援、製品ドキュメント、技術ソリューションのナレッジ・ベースへのアクセスが提供されます。

Oracle製品に関する質問をすると、オラクル社のテクニカル・サポート・アナリストや他のOracleユーザーから回答を得ることができるテクニカル・フォーラムがあります。質問と回答は、すべてのユーザーに役立てるためにそのまま掲載されます。

My Oracle Supportのオプションには次のものが含まれます。

  • テクニカル・アシスタンス・リクエスト(TAR)へのアクセス

  • パッチのダウンロード

  • バグ・データベースへの問合せによるアクセス

  • 製品ライフサイクルに関する情報

My Oracle Supportにはhttp://support.oracle.comからアクセスできます。

9.2 バージョンの更新

現在サポートされているライセンスを所有していない場合、Oracle Store(http://oraclestore.oracle.com)からOracle製品の最新バージョンを購入できます。

現在サポートされているライセンスを所有している場合は、My Oracle SupportのiTAR機能を使用して、バージョン更新の送付に関する緊急でないリクエストを発行できます。iTARタイプをU.S. Client Relations/Non-Technical Requestとしてログに記録する必要があります。

アメリカ国内の場合は、Client Relationsに電話してバージョン更新の送付を申請できます。バージョン更新をご希望の際は、Client Relationsのアナリストに次の情報をお伝えください。

  • CSI番号

  • 連絡先情報

  • プラットフォーム

  • 製品名

  • お届け先住所

  • 製品のバージョン番号

アメリカ国外の場合は、それぞれの地域のOracleサポート・センターに連絡してください。

9.3 プレミア・サービス

オンサイト・サポート、OracleGOLD、リモート・サービスおよびアップグレード・パッケージを含むプレミアム・サービスの詳細は、http://www.oracle.com/lang/jp/support/index.htmlのサポートWebセンターを参照してください。

アメリカ国内の場合は、+1-800-833-3536のSupport Salesの担当者にお問い合せいただくことも可能です。

9.4 クイック・リファレンス

その他の情報に簡単にアクセスするには、表3を参照してください。

表3 その他の情報とリソースへのリンク

お客様の要望 お問合せ先またはWebサイト

追加の製品、フルアクセス用ライセンス、バージョンの更新、英語版ドキュメントの購入

http://oraclestore.oracle.com

開発者用の技術リソースへのアクセス

http://www.oracle.com/technology/global/jp/index.html

インストールに関するドキュメントへのアクセス

http://www.oracle.com/technology/documentation/

テクニカル・サポートに関する情報へのアクセス

http://www.oracle.com/support

アメリカ国外のOracleサポート・センターの検索

http://www.oracle.com/support

アメリカ国外のOracleオフィスの検索

http://www.oracle.com/global

アメリカ国内のClient Relationsへの連絡

1-800-223-1711

アメリカ国内の営業担当者への連絡

+1-800-ORACLE-1

アメリカ国内の技術サポートへのTTYアクセスの検索

1-800-446-2398


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