リージョンのロックは、ユーザーがリージョンに対して実行できる操作のタイプを制限する方法です。この項では、リージョンをロックする効果と、ページ・リージョンとPortalテンプレート・リージョンのロックの方法について説明します。この項の内容は、次のとおりです。
ページ・リージョンをロックすると、ユーザーがページをパーソナライズするときには、リージョンへのコンテンツの追加、既存のコンテンツの非表示、表示、削除または移動ができません。ユーザーがページを編集するときには、コンテンツの追加、非表示、表示、削除および移動が今までどおりできます。
ページ・リージョンをロックするには、次の手順を実行します。
Oracle Portalにログインします。
「構築」タブをクリックして、前面に表示します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストから、該当するページを所有するページ・グループを選択します。
デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。
「レイアウトと外観」セクションの「ページ」で、リージョンをロックするページへのリンクをクリックします。
ページが編集モードで開きます。
ロックするリージョンの「リージョンの編集」アイコンをクリックします(図17-3)。
表示されるページで、「リージョン・コンテンツ」セクションに移動し、「このリージョンにコンテンツを含めることをユーザーに許可する」チェック・ボックスの選択を解除します。
「OK」をクリックして変更を保存し、ページに戻ります。
Portalテンプレート・リージョンをロックすると、ユーザーは、テンプレートに基づいたページでリージョン・コンテンツを変更できません(WebDAVを使用する場合は例外。注意を参照)。リージョンがロックされたテンプレートに基づいたページをユーザーが編集またはパーソナライズするときには、リージョンへのコンテンツの追加、既存のコンテンツの非表示、表示、削除または移動ができません。
Portalテンプレート・リージョンをロックするには、次の手順を実行します。
Oracle Portalにログインします。
「構築」タブをクリックして、前面に表示します。
「ページ・グループ」ポートレットの「作業場所」ドロップダウン・リストから、該当するPoralテンプレートを所有するページ・グループを選択します。
デフォルトでは、「ページ・グループ」ポートレットは「Portalビルダー」ページの「構築」タブにあります。
「レイアウトと外観」セクションの「Portalテンプレート」の下で、該当するテンプレートへのリンクをクリックします。
テンプレートが編集モードで開きます。
ロックするリージョンの「リージョンの編集」アイコンをクリックします(図17-4)。
表示されるページで、「リージョン・コンテンツ」セクションに移動し、「このリージョンにコンテンツを含めることをユーザーに許可する」チェック・ボックスの選択を解除します。
「OK」をクリックして変更を保存し、Portalテンプレートに戻ります。