ヘッダーをスキップ
Oracle Fusion Middleware Oracle Portalユーザーズ・ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B61383-01
  ドキュメント・ライブラリへ
ライブラリ
製品リストへ
製品
目次
目次
索引
索引

戻る
戻る
 
次へ
次へ
 

2.5 Oracle Portalページ編集ツールへのアクセス

Oracle Portalにログインしており、ページに対して「コンテンツの管理」以上の権限を持っている場合、ページ上部の「編集」リンクをクリックすることにより、編集モードでページを表示できます。編集モードでは、ページ・プロパティを設定することや、ページのポートレットおよびアイテムを追加、変更または削除することができます。ページの編集中は、図2-10に示すツールバーがページ上部に表示されます。

図2-10 編集モード・ツールバー

編集モード・ツールバー
「図2-10 編集モード・ツールバー」の説明

編集モードでページ・コンテンツに加えた変更は、すべてのユーザーに表示されます。変更を自分にのみ表示する場合は、ページをパーソナライズしてください。2.3項「ページのパーソナライズ」を参照してください。

Oracle Portalには、「グラフィカル」、「レイアウト」、「リスト」、「保留中のアイテム: プレビュー」、「モバイル・プレビュー」など、複数の異なる編集モードがあります。特定のモードでページを編集するには、ツールバーの適切なリンクをクリックします。

ページ・グループ管理者は、ページ・グループの設定時に、ユーザーが使用できる編集モードを決定します。4.4項「ページ・グループのページ編集モードの構成」を参照してください。

この項には次の項目があります。

2.5.1 ページ編集ツールへのアクセス

ページを編集モードで表示するには、次の手順を実行します。

  1. ページに移動します。


    注意:

    対象のページが表示されない場合は、そのページに対する適切なアクセス権限を持っていない可能性があります。アクセスできるように、ページ・グループ管理者に確認してください。

  2. 「編集」をクリックして編集モードに切り替えます。

    「編集」はこのリンクのデフォルト名です。このリンクに対してページ設計者が別の名前を定義している場合もあります。

  3. 次のいずれかの処理を実行します。

    • 別の編集モードに変更するには、「ビューの編集」リンク(「グラフィカル」、「レイアウト」または「リスト」)をクリックします。

    • モバイル・デバイスでどのようにページが表示されるかを参照するには、「モバイル: プレビュー」をクリックします。

    • 下書きアイテムまたは承認待ちアイテムを確認するには、「保留中のアイテム: プレビュー」をクリックします。

      このリンクが使用できない場合、「承認と通知」がこのページ・グループで無効になっています。5.4項「承認の設定」を参照してください。

    編集モードが使用できない場合は、ページ・グループ管理者に問い合せてください。ページ・グループ管理者は、ページ・グループ・プロパティの「構成」タブの「編集モード」設定を使用して、使用可能な編集モードを決定できます。4.4項「ページ・グループのページ編集モードの構成」を参照してください。


注意:

様々な編集モードを切り替えると、ページにあるポートレットの現在の状態が保持されません。

2.5.2 ページ・ポートレット編集ツールへのアクセス

ページ・コンテンツが、ページ・ポートレットを通じて公開されることがあります。このような場合には、ポートレット自体で編集モードに切り替えることにより、コンテンツを編集できます。この機能を使用できる場合は、図2-11のようにポートレット・ヘッダーに「編集」リンクが表示されます。

図2-11 ページ・ポートレットの「編集」リンク

図2-11の説明が続きます
「図2-11 ページ・ポートレットの「編集」リンク」の説明

編集モードに切り替えるには、「編集」リンクをクリックします。ページ・ポートレットの編集モードでは、使用できない編集ツールもありますが、コンテンツの公開に必要なツールには、すべてこのモードでアクセスできます(図2-12を参照)。

図2-12 編集モードのページ・ポートレット

図2-12の説明が続きます
「図2-12 編集モードのページ・ポートレット」の説明

ページ・ポートレットには、簡易版の編集モードが用意されています。一部のコンテンツ作成者は、フル・ページ編集モードよりもこのモードの方が適している可能性があります。ページ設計者は、ページ・ポートレットの「デフォルトの編集」モード(図2-13を参照)を使用して、ページ・ポートレットに表示するリージョンを選択することや、「編集」リンクの表示と非表示を切り替えることができます。これにより、ページ設計者は、公開する必要のあるコンテンツを含むリージョンのサブセットを選択できる一方で、ポートレットとしてページを公開する際に通常は関係のないリージョン(ナビゲーション・バー、バナー、その他のページ修飾など)を非表示にできます。

「保留中のアイテム: プレビュー」編集モードは、ページ・ポートレットでは使用できないため、ページ・ポートレットを通じて参照した場合、保留中のアイテムはページに表示されません。保留中のアイテムの進行状況を追跡するには、「承認ステータス」ポートレットをページ・ポートレットと同じページに配置します。こうすることで、通常であればページ・ポートレットに表示されないすべてのアイテムが、承認または公開されるまで「承認ステータス」ポートレットに表示されます。

図2-13 ページ・ポートレットの「デフォルトの編集」ページ

図2-13の説明が続きます
「図2-13 ページ・ポートレットの「デフォルトの編集」ページ」の説明


注意:

「編集」リンクは、ページ・ポートレット上のコンテンツの編集を承認されているユーザー(ポートレットとして公開されるページに対して「承認付きアイテムの管理」以上の権限を持つユーザー)にのみ表示されます。