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Oracle Fusion Middleware Oracle TopLink開発者ガイド
11gリリース1(11.1.1)
B56246-01
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11 TopLinkアプリケーションのデプロイ

この章では、様々なタイプのTopLinkアプリケーションについてのデプロイ情報について説明します。

この章の内容は次のとおりです。

詳細は、次を参照してください。

11.1 Javaアプリケーションのデプロイ

JARファイルを作成し(10.1項「Javaアプリケーションのパッケージ化」を参照)、クラスパスに配置します。

クライアント・アプリケーションからのTopLinkへのアクセスに関する詳細は、第90章「実行時のセッションの取得と使用」を参照してください。

11.2 JavaServer Pagesおよびサーブレットのデプロイ

WARファイルとJARファイル(10.2項「JavaServer Pagesおよびサーブレット・アプリケーションのパッケージ化」を参照)を作成した後、それらのファイルからデプロイ用のEARファイルを作成します。EARをJSPサーブレット・サーバーにデプロイするには、EARを既知のディレクトリにコピーします。サーバー固有のデプロイ・ツールの使用が必要な場合もあります。詳細は、サーバーのドキュメントを参照してください。

クライアント・アプリケーションからのTopLinkへのアクセスに関する詳細は、90.3.2項「代替クラス・ローダーによるsessions.xmlからのセッションのロード方法」を参照してください。

11.3 セッションBeanアプリケーションのデプロイ

WARファイルとJARファイル(10.3項「セッションBeanアプリケーションのパッケージ化」を参照)を作成した後、それらのファイルからデプロイ用のEARファイルを作成します。EARファイルをJava EEサーバーにデプロイするには、EARを通常使用されているディレクトリにコピーします。サーバー固有のデプロイ・ツールの使用が必要な場合もあります。詳細は、サーバーのドキュメントを参照してください。

クライアント・アプリケーションからのTopLinkへのアクセスに関する詳細は、90.3.2項「代替クラス・ローダーによるsessions.xmlからのセッションのロード方法」を参照してください。

オプションとして、11.7項「EJBのホット・デプロイの実行」も検討できます。

11.4 JPAアプリケーションのデプロイ

JPAアプリケーションをパッケージ化した後、選択したアプリケーション・サーバーにこのアプリケーションをデプロイします。

詳細は、『EclipseLink Developer's Guide』の「Deploying an EclipseLink JPA Application」(http://wiki.eclipse.org/Packaging_and_Deploying_EclipseLink_JPA_Applications_%28ELUG%29#Deploying_an_EclipseLink_JPA_Application)を参照してください。

11.5 CMPアプリケーションのデプロイ

WARファイルとJARファイル(10.6項「CMPアプリケーションのパッケージ化」を参照)を作成した後、それらのファイルからデプロイ用のEARファイルを作成します。EARファイルをJava EEサーバーにデプロイするには、EARを通常使用されているディレクトリにコピーします。サーバー固有のデプロイ・ツールの使用が必要な場合もあります。詳細は、サーバーのドキュメントを参照してください。

この項では、OC4JへのCMPアプリケーションのデプロイ方法について説明します。

サーバー固有の構成に関する詳細は、第8章「TopLinkとアプリケーション・サーバーの統合」を参照してください。

オプションとして、11.7項「EJBのホット・デプロイの実行」も検討できます。

11.5.1 OC4JへのCMPアプリケーションのデプロイ方法

詳細は、『Oracle Fusion Middleware Administrator's Guide』を参照してください。

CMPアプリケーションをOC4Jへデプロイすると、次の処理が行われます。

  • OC4Jにより、Beanとその関連インタフェースに対して、部分的なEJB準拠チェックが実行されます。

  • OC4Jにより、セキュリティとトランザクションを管理する内部OC4Jクラスに加えて、Beanへのクライアント・アクセスを可能にするRMIスタブおよびスケルトンが作成されます。

  • TopLinkにより、Beanの具象サブクラスとEJBファインダ・メソッドの実装が作成されます。

11.6 BMPアプリケーションのデプロイ

WARファイルとJARファイルを作成した後、それらのファイルからデプロイ用のEARファイルを作成します。EARファイルをJava EEサーバーにデプロイするには、EARを通常使用されているディレクトリにコピーします。サーバー固有のデプロイ・ツールの使用が必要な場合もあります。詳細は、サーバーのドキュメントを参照してください。

サーバー固有の構成に関する詳細は、第8章「TopLinkとアプリケーション・サーバーの統合」を参照してください。

オプションとして、11.7項「EJBのホット・デプロイの実行」も検討できます。

11.7 EJBのホット・デプロイの実行

多くのJava EEコンテナは、ホット・デプロイをサポートしています。これは、稼働中のサーバーへのEJBのデプロイを可能にする機能です。ホット・デプロイを使用すると、次のことを実行できます。

クライアントが、デプロイされていないBeanインスタンス、または再デプロイされたBeanインスタンスにアクセスしようとすると、デプロイ例外が発生します。クライアント・アプリケーションでは、例外を捕捉して処理する必要があります。

EJBのホット・デプロイを構成する方法は、デプロイしているJava EEアプリケーションのタイプに依存します。

ホット・デプロイの詳細は、Java EEコンテナのドキュメントを参照してください。

11.7.1 CMPアプリケーションでのホット・デプロイの実行方法

CMPアプリケーションでホット・デプロイを利用する際は、次の点に注意してください。

  • 同じEJB JARファイル内のすべての関連Bean(共通のTopLinkプロジェクトを共有するすべてのBean)をデプロイする必要があります。TopLinkでは、デプロイがプロジェクト・レベルで把握されるため、一部ではなくすべてのプロジェクトBeanをデプロイして、プロジェクト全体での一貫性を維持します。

  • Beanを再デプロイすると、そのTopLinkプロジェクトは自動的にリセットされます。その結果、オブジェクト・キャッシュがすべてフラッシュされ、プロジェクトに関連するアクティブ・オブジェクト・トランザクションがロールバックされます。

11.7.2 POJOアプリケーションでのホット・デプロイの実行方法

POJOアプリケーションでホット・デプロイを利用する際は、SessionManagerメソッドgetSessionを該当する引数付きで使用して、TopLinkセッションをリフレッシュする必要があります(90.3.6項「クラス・ローダー変更時のセッションのリフレッシュ方法」を参照)。

このSessionManagerメソッドを使用しないでホット・デプロイ(またはホット再デプロイ)を行う場合、セッションの破棄またはリフレッシュは、アプリケーションで行う必要があります。