この章では、リレーショナルXMLType
へ直接マッピングを使用するために構成する必要がある様々なコンポーネントについて説明します。
この章の内容は次のとおりです。
複数のマッピング・タイプに共通のTopLinkマッピング・オプションを構成する方法の詳細は、第121章「マッピングの構成」を参照してください。
TopLinkマッピングの作成方法の詳細は、第120章「マッピングの作成」を参照してください。
表30-1は、リレーショナルXMLType
へ直接マッピングの構成可能オプションを示します。
表30-1は、リレーショナルXMLType
へ直接マッピングの構成可能オプションを示します。
表30-1 リレーショナルXMLタイプへ直接マッピングの構成可能オプション
構成オプション | Oracle JDeveloper |
TopLink Workbench |
Java |
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データベース・フィールド(28.3項「データベース・フィールドの構成」を参照) |
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メソッドまたは直接フィールド・アクセス(121.6項「マッピング・レベルでのメソッドまたは直接フィールド・アクセスの構成」を参照) |
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読取り専用(121.2項「読取り専用マッピングの構成」を参照) |
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文書全体を読取り(30.2項「文書全体を読取りの構成」を参照) |
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マッピング・コメント(121.8項「マッピング・コメントの構成」を参照) |
例30-1は、JavaコードによるXMLType
へ直接マッピングの作成方法とディスクリプタへの追加方法を示します。
例30-1 XMLタイプへ直接マッピング
public void customize(ClassDescriptor descriptor) { DirectToXMLTypeMapping mapping = new DirectToXMLTypeMapping(); // configure mapping ... // add mapping to descriptor descriptor.addMapping(mapping); }
詳細は、次を参照してください。
XMLタイプをDocument Object Model(DOM)にマップする際、デフォルトでは、TopLinkはDOMのデータベース表現を使用します。これにより、データベースからのXMLデータの遅延ロードが可能になります。
ただし、完全なDOMを必要とする場合(または、データベース接続からの切断方法で利用できるDOMを必要とする場合)、「文書全体を読取り」オプションを使用して、データベースから完全なDOMを取得します。
このマッピングがXML文書全体を読み取るように指定するには、次の手順を実行します。
ナビゲータでマッピングを選択します。そのプロパティがエディタに表示されます。
「一般」をクリックします。「一般」タブが表示されます。
「文書全体を読取り」オプションを選択して、XML文書全体を読み取ります。このオプションを選択しない場合は、TopLinkに対して接続がオープンのままでデータベース値を読み取る必要があります。